独り言のページ

かずさんの独り言というか、妄想録ですかな。

 

あまり真剣に読まないように・・・

 

「東京随想2009」   (2010/01/31)

 

「妄想暴言録」 (2005くらい)

 

「プロジェクト離脱のあいさつ」 (2010/12/28)

 

郁ちゃん録(2020)

 

人生最高の友

 何でも語り合ってきた人生最高の友がいる。その友無しの人生なんて考えられない。

 しかし、その友はいま、がん闘病中である。
 発覚したときはステージⅣb、これ以上悪い状態はない状態だった。
 その話を聞いたとき、涙が止まらなかった。

 絶対に諦めないと宣言して臨んだ最高レベルのがん専門病院での治療は、化学療法、放射線+化学療法、化学療法と続いていたが、今年の3月末で治療が止まった。

 体調的に化学療法ができなくなったのだ。

 しばらく様子を見ていたが、5月に緩和ケアに移行した。その話を聞いたときは、発覚時以上にショックだった。

 コロナで面会制限がある中、できる限り面会を続けてきたが、会うたびに体調悪化と体重低下は顕著だった。

 素人目にも悪液質という病態であることは明らかだった。

 悪液質を何とかならないかとネット検索したが、妙案は何も出てなかった。

 むしろ服用している薬などから衝撃の事実が分かっただけであった。やはり悪液質であり、こう書いてあった。

 「悪液質が生じてからの生存期間は、平均すると1カ月弱」

 彼女の運命はあまりに無常だ。
 しかししかし、人生最高の友よ、いつものように諦めないで頑張ってほしい!
 私もとにかく神に祈り続けるから(2020.06.23)

2020.8.5(水)

大切な人がとうとう逝ってしまった。

職場の打合せの10分前に訃報が届いた。

心は落ち着かず、涙目になりながら、打合せに必死で集中した。

打合せが終わって、ラインをもう一度見返してみる。

既読は亡くなった日の翌日までついている。家族が見たのだろう。

その前は、亡くなった日の夕方に既読となった。そのときが本人が読んだ最後だったのだろうか?

最後に送られてきたメッセージは、亡くなる前日の19時18分のものだ。

「グレートフィニッシャーですね!」

死の間際にまで、力を振り絞って私のマラソン完走を称えるメッセージを送ってくれたのだ。

最後の最後まで、自分のことより相手のことを思いやることをやり切ったんだね。

すごいね。本当に尊敬するよ。

ありがとう。

どうか安らかにお眠りください。

【その後の独り言】

訃報を聞いて傷心の帰路、録音していた最後の電話での会話を聞きなおしてみた。
4分余りの通話だ。それは亡くなる4日前だ。
冒頭から息苦しさを感じさせる力のない少し高めの声だ。それにすぐ気づき、「息苦しいの?」と聞いている。「ちょっとね。」と答えてくれたが、本当は相当に苦しいのだろう。
「酸素吸入はマスク?鼻から?」なんて、そんなこと聞いて何になるんだということを聞いていた。馬鹿だな俺は。
その後も、「明日から(訪問入浴で)お風呂だっけ?」と尋ねると、そうだと答え、今日はいろんな人が来て大変だったとのことで、明日以降のヘルパーさんの関係での打ち合わせがあったらしかった。「少しは食べてるの?点滴?」と尋ねると、「今日は忙しくて食べられなかった」と言ってた。
何を話せばよいのか分からなくて、焦りながら、最近は恐らく苦しさからラインの返信も途切れ途切れになっていることから、一方的に送り付けている形となっているラインが気になって「ラインは(一方的に送り付ける)同じような感じで良いんだよね?」なんて、聞くと、「変な写真とか送らないで!」と言われ、「分かったよ!」って、ほんと何やってんだか・・・
会話は全体的には、私は彼女が返答してくれるたびに、それが私はうれしくて「ありがとう」と伝え、彼女は思うにならない状態に「ごめんね」を何度もいう会話パターンだった。体がつらくてラインもできず、相手、つまり私の期待に応えられないことを謝っているのだろうが、ほんと、彼女らしくて、涙が出てきた。
時間が経過するほど息苦しさはひどくなる様子を感じたので、こちらから「じゃあ、そろそろ切るね。もし体調がよかったらまた電話してね。ラインも送るね」「わかったよ」「いつもごめんね、ありがとうね」「ありがとう、ごめんね」「じゃあね」「じゃあね、はーい」で、最後となった電話は終わっていた。
熱望しながら、なんとも情けない会話になってしまったのであるが、これからもきっと何度も聞きなおしてしまうだろう。
だって、これより後に二人での会話はもうないのだから(2020.8.5)


10年間、ほぼ毎日、ライン(最初の5年はメール)をしていた相手がいなくなった。
天国に行ってしまった。
特に病魔に侵されてからは、常時ラインを気にする日常だったのだが、それも訃報が届いた昨日から無くなったのだが、昨日は何度も何度ももう返事は来ない、それどころか既読にもならないラインを開けては見てしまった。
今は空虚でとても悲しい。これからどんな日常が待っているのだろうか。(2020.8.6)


最後のラインでのやり取りは、地獄の夏マラソンの完走報告のやり取りになった。
亡くなる前日だ。
相当に苦しいはずだが、そんなことはおくびにも出さず、それでも今読み直すと、もうすぐ寿命が尽きるのを覚悟してのコメントの後、ランナー同士の自然な会話になっていた。
私の完走を称えるだけでなく、記録を見て、サブ4達成に気づくあたり、ランナー同士ならでは通なやりとりになっていた。
そして、最後のコメントは完走賞の写真を見ての感想だ。
「グレードフィニッシャーですね!」
グレートがグレードになっているのはよくある誤選択だが、最後まで相手の事を第一に考えてのコメントを貫いていた。
相手のことを第一に考える郁ちゃんらしさを最後の最後、本当に最期まで貫き通したんだなあと改めて思った。
すごい女性で、尊敬できる女性でした。
ありがとう。本当にありがとう。そして安らかに(2020.8.6)


もう新しいラインは来るはずもないのだが、夜、寝る前にラインを見ると、火曜日から最後の水曜日(昨日)の未読が既読に変わっていた。
家族が見たのか、と思うと寝るのをやめて、読み直し始めた。(笑)
変な会話をしているんじゃないかと思っていたが、案外まともな会話になっていた。ずいぶんなれなれしい奴だなあとは思うだろうし、郁ちゃんも普段の会話と違うと思うかもしれないと思ったし、明後日の葬式のときに何か言われるかもなんて思ったりもしたが、もはやどうすることもできない。なるようにしかならない。
逆スクロールしながら、送った写真や動画を見て、懐かしみつつ、あなたの息吹を感じることができた。
最期が近いと覚悟をしていたので、受容しつつあるのか、あるいはまだ実感が伴っていないのか、よくわからないが、思ったよりは悲しみや空虚さに支配されていない感じである。涙は出るが、冷静さもあって、やはり俺は冷たい男なのかとも思ったりしながら、2時間余りの過去回想に思いっきり浸れて、眠りについた。(2020.8.7昨晩を回想して)


今朝の出勤時はいつもの音楽でなく、過去の電話での通話録音を聞いてみた。
7月13日、16日、23日、30日のものだ。
改めて自分の会話力のなさ、相手を労わったり、気遣う配慮のなさが歴然だった。
これを素直な会話、あまり気を使わなくてよい楽な会話と評価してくれていたと思いたい。もちろんそれは彼女の優しさであるのだが。
私は電話を切りたくなくて、彼女も決して自分からは切りたいそぶりも見せない優しさの中で、間延びした会話が続くのであるが、最後となった30日のは、息苦しさに配慮して早く切ってあげようという私なりの配慮は垣間見えたが、内容は取り留めのないものであった。
なんだか、改めて聞いていて情けないのではあるが、その普通さが貴重だったのではないかと思いたい。
看護介護を受ける身になって、彼女自身の生き様であった優しさや気遣いを発露する機会がどんどん失われていく中で、このとりとめのない電話しかできない薄っぺらい相手(私)に対し、もはや会話ぐらいしか優しさを発揮できる状況下で、私の会話力のなさこそが、ひょっとすると彼女にとって救いの機会となったのであれば、意義のあったことだと思いたい。(自分の力のなさを結果往来的に自画自賛していて情けないのであるが)
自分の会話力のなさが彼女の優しさを引きだたせているのかも?ということを発見したような気がした今朝の通勤でした。
本当のところは、本人に聞いてみたかったな(泣笑)(2020.8.7)

依存していたことを痛切に感じる。今まで気が付かなかったけれど、急になくなると、今まで簡単に得られていた共感やその逆の批判を得られず、落ち着かないのだ。だからこれに書き綴っているのかもね。(2020.8.7)

そういう意味では、両者とも同じ程度に依存しあっていたということか。お互いに自由人で自立してたから、変な共依存関係ではなかったと思うけど(2020.8.7)

いつか終わりが来る。わかっていたけど、気持ちは追いつかない。(2020.8.7)

共依存とならなかったのは、お互いにお互いをリスペクトしていたからだと思う。
それってなかなか起きえない奇跡のようなことなんだと思い始めた。(2020.8.7)

明日の告別式は一人で静かに参列するつもりだったのが、栗芝さん、森さん、さらに福田まで来ることが事前にわかったよ。俺はどうしたら良いのかい、郁ちゃんよ(2020.8.7)

郁ちゃんに直接つぶやきたくて、ラインにメッセージ送っちゃいました。
あなたとの会話はやっぱり止められそうにないよ。
でも既読になったら家族が見ているってことなんだよなあ・・・(笑)(2020.8.7)

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