ニュージーランド

2020年5月20日 (水)

ニュージーランド家族旅行記2019-20 序章

我が家にとってニュージーランドという国は特別な国である。

まず私にとって、最多の海外渡航国(過去3回)である。かつて添乗員であった妻にとっても、最多の海外渡航国(過去10回くらい)である。

そして、二人が出会ったのも1994年のニュージーランド、翌年の新婚旅行もニュージーランド、そして1998年から99年にかけての年末年始の海外旅行先もニュージーランドでした。 

その後、子供が3人になる中、いつかは家族全員でニュージーランド旅行と思い続けながらも、彼らの成長を育むことに忙しくて、長い月日が経ってしまっていました。

2019年4月に超多忙な役職に異動となり、ランニングの大会には出られないと思って嘆いていたところ、カレンダーを見ると、年末年始が9連休でなぜか年末年始は割と暇になりそう。しかも来年4月には長男坊が社会人になる、これはラストチャンスと夏前に思い切ってキャンセルの効かない格安航空券を予約した次第です。

その後は業務多忙の中、準備はまったく進められず、それでも過去のニュージーランド旅行の成功体験、それは現地で宿を探して泊まるという若き頃の放浪旅の延長でいけるのではないかと考えていて、それでも一応今回は家族5人旅でもあるので、やっと仕事が落ち着いてきた出発1週間前からレンタカーや宿を取り始めると、行きたいところの宿(山や湖の近く)は軒並み予約が取れないという信じられない事態でしたが、それでもそれを楽しみつつ、なんとか大都市宿泊の旅程を組んで出発しました。

今回も家族5人での珍道中となりましたが、それも良き思い出ということで、ここにその記録を記していきたいと決めた次第です。

長い長い旅行記になるかとは思いますが、拝読していただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

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ニュージーランドといえば羊さん。

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ニュージーランドの恩師に家族でアポなし訪問も嫌な顔もせず迎えてくれました。

それでは、ニュージーランド家族旅行記2019-20の始まりです。

2020年5月16日 (土)

ニュージーランド旅行記1999(10 北島オークランド・帰国編)

ヒクランギ山登山を終え、家族と合流し、出国の地、NZ最大の都市オークランドに向け出発します。

【イーストランド地方 1999.1.1】

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この記事のスタートは右上のEast Capeから西に進みます。主な立ち寄り先は、地名の上に赤線を引いております。
中央やや下にニュージーランド全図を挿入しております。

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East Cape(イーストケープ(東岬))から南方向を写す(14:00)

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イーストケープ(東岬)灯台 ここは文字通りNZ最東端の岬。日本でいえば北海道の納沙布岬ですね。

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イーストケープの牧場 柵も何もなく、放し飼いの馬に、興味はあるが近づけない長男坊の図

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イーストケープの牧場 羊さんたちが木陰で休んでいるのが印象的でついパチリ。

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イーストケープ付近の海岸(14:30)

この後、WHAKATANE(ファカタネ)という町で宿泊

【1999.1.2】

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(10:00)ファカタネ ナウマイ モーテルにてオーナーと

出発してオークランドに向かう通りすがりに大きなキウイの看板を見つけて、立ち寄ることに

TE PUKE Kiwifruit Country というテーマパーク?巨大観光農園?でした。 

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園内周遊はキウイフルーツの形をした客車を何の変哲もない大型トラクターが引くというものでした。ニュージーランドらしくて良いです。(笑)(11:30)

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本場のキウイフルーツの摘み取りました。(11:45)

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巨大オブジェと

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タウランガ大橋料金所 初めての有料道路で珍しくてパチリ(14:10)

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スイカの直売を見つけて食べました。美味しかったです。(タウランガ市境 14:35)

オークランドに宿泊

【1999.1.3】

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オークランド ウエストヘブンハーバー さすがCity of Sail(帆の街)(11:40)
後ろに見えるとんがったタワーは最近できたばかりに「オークランドスカイタワー(高さ300m)」

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ハーバーブリッジ

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ロイヤル ニュージーランド ヨット団体 のエンブレム(11:45)
一応、会社のヨット部所属なんで(笑)
実は、ヨットの世界最高峰のレースの優勝国に贈られる「アメリカズカップ」がここに展示してあると聞いて立ち寄ったのですが、正月休み?休日休み?らしい。
なので、エンブレムだけ撮って帰りました。

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スカイタワー展望台のガラス床

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スカイタワー屋外展望台 靴は壊れたのでビーサンです。

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ABACO SPA MOTEL 5号室 オークランド在住の妻の友人、古川ピーが訪ねてきてくれて

【1999.1.4】

ついに帰国の日が来ました。あとは日本に無事帰国するだけです。

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オークランド クィーンストリート

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オークランド国際空港内のマックにて

以上、21年前の第1回ニュージーランド家族旅行記、やっと完結しました。ありがとうございました!

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年5月14日 (木)

ニュージーランド旅行記1999(9 北島ヒクランギ山登山編)

その日の日の出を世界で一番早く見られる山といわれる「ヒクランギ山」に1999年の世界一早い初日の出を見に登りました。

【1998.12.31】

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ヒクランギ山は地図の赤いラインの黒点のところです。ニュージーランド全図は左上に表記しております。

さて、初日の出を見るためには、前日の大晦日から登山することになります。
ガイドブックによると往復9時間とのことですので、暗くなる前にある程度の高さまで登るため、大晦日の午後に登山口となるパキヒロマ牧場に向かいました。場所は上の地図では、RAUKUMARA RANGEのEの右下あたりです。

話を戻すと、ここで衝撃の事実に遭遇しました。
なんと、道路から川を渡って牧場に向かうための橋が流失してました。
看板を読むと数カ月前に流されたとのこと

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写真の親子も途方に暮れていました。中央に橋の残骸が残っているのがわかるかと思います。(道路状に見える轍は、大型の四駆が通ってできたと思われる河原の上の仮の道です。)
さてどうしたものかとうじうじ思案していると、
「行ける、行ける。じゃあね!」と家族に降ろされて、出発せざるを得なくなりました。(笑)

まずはできるだけ浅瀬を探して、歩いて川を渡る(徒渉する)ことにしました。NZの田舎の川なので写真のとおり堤防なんぞなくて、川幅は大きく、よって河原は巨大で渇水した川は何本にも分かれて流れています。シューズを濡らしたくなくて、2,3回、脱いでは渡るを繰り返しました。浅瀬でもひざ下ぐらいで、流れもそこそこ早くて、人生初といってよい徒渉はなかなか厳しい徒渉となりました。

渡ると牧場内のダート道を進みます。ここは私有地なのですが、登山者には解放されるとのことで、今朝、牧場マネージャーのスカーレット・ポイさんに電話で連絡しておきました。(通じたかは微妙でしたが(笑))。牧場内の羊が逃げないように閉めてあるゲートを何か所か抜け、進んでいきました。

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9番ゲートを越えて、だいぶ霧が出てきました。ちょっと休憩です。ちなみに後ろの山はヒクランギ山ではありません。(17:30)

牧場を過ぎると、やがて、枯れ木だらけの道なき湿地帯になりました。
比較的固いところで2,3センチくらい、平均で5センチくらい、外れると底なしに沈み込みそうな湿地帯でした。
そのため、靴はドロドロのずぶ濡れになり、最初の徒渉時に脱いだ意味がなかったです。(笑)

というわけで大晦日の登りは、ルートはどこか?外れてないか?に関心が向いていたせいか、上の写真2枚しかありません。

地元山岳クラブの避難小屋を過ぎ、枯れ木だらけのものすごい壁をジグザグに登ると20時45分で、暗くなってきたので、稜線のルートから少し外れた平地に幕営(テント張り)しました。レトルトのカレーライスを食べて、明日の準備して9時50分には寝はじめました。

すぐに、大勢の騒がしい話し声が聞こえてきました。200mくらい直下の避難小屋で宴会になっているようでした。

【1999.1.1】

0時になると、ハッピーニューイヤーと大歓声が聞こえ始め、その後しばらくすると、テント脇をガヤガヤと大人数が通過していきました。

残りは1時間半で登れるはずまだ早すぎだろうと3時半までうとうとしながら寝袋から出られなかった。

4時前に出発。地元の先発隊は影も形もない。月光と星空の下、見事な雲海を見ながら稜線を進んだ。今考えてもものすごい感動的な景色で、なぜ止まって写真を撮らなかったのか?と当時相当後悔したことを思い出した。その絶景の中、少し欠けたお月さんとヘッドライトの明かりで進むもやがて月は見えなくなると、当時の豆電球のヘッドライトでは視力の悪い私は、低木樹林帯の中の判然としないルートでもあり、木製ポール(丸太に黄色ペンキ)を見つけられなくなってきた。日の出の時間も迫る中、勘に頼って進むもルートではないところを進んでいる感じしかない中、戻っていては日の出に間に合わないと前進していった。

そうこうしていると、空が白んできた。ヒクランギ山の姿がうっすら見えてきて、山頂から初日の出を待ちながら騒いでいる声が聞こえるので、ともかくその方向に向かって進むことにした。

やがて樹林がなくなり、小石が積もったザレた谷を登っていくと傾斜はきつくなる一方で、完全にルートから外れていることを自覚するとともに、小石もなくなる急傾斜の岩場に代わり、一歩ずつ、どこに足を置きどの岩に手をかけるかを考えながらなので、進むのにかなり時間がかかってきた。

そのうち、初日の出を喜んでいるかのような「アーメン」とか「ジーザスクライスト」とかの歓声(お祈り?)が聞こえてきた。

あー、初日の出には間に合わなかったんだと認識し、少し冷静になることができた。そして滑落しないようにギリギリの態勢の中、カメラを取り出した。

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(6:00)ヒクランギ山頂直下100mくらいの絶壁で停滞した場所から北方向を写したもの。少し冷静になって写真だと、進んできた方向を振り向くとピンク色の朝焼けと雲海という絶景に、年が明けて初めて、カメラを取り出して写しました。

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(6:00)山頂方向から向かって右、つまり西方向を見たところ。地平線が右上がりということで、写真写り以上に傾斜がきつい場所で停滞していたわかると思います。そして草花が生えていることが曲者で、つまり固い岩場ではない、踏ん張ると崩れる砂地のある岩場ということで、しがみつくのも厳しい場所なのでした。
しかしながら、真上はオーバーハングで私の技量的には、左右どちらかに展開するしかなさそうだが、右は非常に厳しい状況だ。

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(6:00)左、つまり東方向を写したところ。これも地平線が傾いていることから、写真の見た目より傾斜が厳しいところです。
そもそも水平に写せないほど、停滞している場所自体が狭くて厳しい場所なのです。

ここまで厳しい傾斜の岩場を何度も乗り越えてきて、ついに万策尽きたところで、もはや降りることも厳しい中、左右を何度も見比べて長考して、左の先にある岩場ならそのまま頂上まで登れそうだと、左に展開することに決めました。

今の岩場と展開したい左の岩場の間には、写真上では黒くてよく見えないと思いますが、ザレ場(小石)の沢があり、急傾斜で少しの力で崩れ落ちるザレ場を一気にかけ渡った。もちろん大量の落石を発生させたのだが、ルート外だし、仕方ない。なんとか左の崖の草をつかむことができ、滑落することなく岩場に取り付けた。

むろん、ここの岩場の傾斜も素人には厳しく、しかも非常にもろい岩場で、しっかり根を張った草をつかみ、堅めのしっかりした岩に足をかけながら、苦戦しながらもなんとか登って行けた。正直助かったと思いながら進んだ。

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(6:35)ヒクランギ北峰 悪戦苦闘の末、北に進んだことで、広い岩場の北峰に登頂成功。日の出はとっくの昔でしたが、今ここにいることに大満足!

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(6:35)北峰から南峰を望む さきほどまでたくさん人がいたはずだが、もはや無人、標識が立っているし、あっちの方が高そうだ。

ルートらしきもののない稜線上を進むが、先ほどまでの苦闘に比べれば楽勝の岩場でした。(笑)

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(6:55)ヒクランギ南峰(標高1,752m)最高地点登頂成功!
後ろに見えるのが北峰。あの壁を自力でよく登れたね。(笑)

★ブロッケン現象写真★
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(7:00)吹きあがってくる雲に自分の影 右の薄い影は三角標識 さらに丸い虹
珍しいブロッケン現象に出くわすとは、何たる幸運!後にも先にもこの1っ回きりです。

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(7:00)山頂から北東方向 竜か怪物のように見える雲です。

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山頂から東方向 だいぶ日も上がっていますね。

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山頂から西方向 進んできた方向です。

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忘れたけど右手から日が差しているから、これは北方向か?

この後、正規ルートで安全に下山。

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下山途中に北西方向を写したもの。登山中には見ることのなかった絶景です。見られてよかった。

そして、あっという間に岩場から平場について、そこは小さな池のあるところで、休憩するには絶好のポイント。先に休んでいる登山者からコーヒーブレイクを勧められ、コーヒーをマグカップにいただきました。喉も乾いていて、まじ旨かったです。

そこでは、私が迷い込んだ北東壁ルートを進む登山者を皆が注目していた。英語、フランス語、スペイン語で、複数の登山者が「危険だから戻れ」と叫んでいた。

そのうち、私に対し、あれは日本人じゃないか?日本語で叫んでくれとのことで、「おーい!おーい!聞こえますか?聞こえますか?」と人生でも出したこともないような大声で呼びかけるも反応なし。「日本人じゃなさそうだ」と皆に伝えた瞬間、登山者が急傾斜の沢で転落し、滑落発生。みなが「アッ!」と叫んだ。

すぐにリュックだけはずれ、登山者は10mくらいで停止し、すぐに立ち上がったが、リュックは100m以上滑落した感じ。

ざわつく見ていた登山者は、安否確認の声をあげるので、私も「大丈夫ですか?」と何回か叫ぶもやはり反応なく(聞こえてないのかもしれない)、とりあえず滑落した登山者もリュックを拾いに降りているようで無事だし、家族との待ち合わせ時間もあるので、下山を再開した。

ものの15分で、テントが見えてきた。

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(8:20)草原地帯はこのわずかなくぼみがルートで、これを初めてでわずかな月光とヘッドライトで進むのは、目の悪い私には無謀でしたね。道理で何度も道を見失い、最後は絶壁になったし(笑)
先に見える紫のテントが私のテントです。

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(8:25)テント前で自撮り 地図で確認すると標高は1430mぐらいか テント畳んで撤収。
そういえば、昨夜ごそごそとテント周りになにかいましたね。夜行性の鳥か、ポッサムだったのか?

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(9:00)印象的な枯れ木地帯。赤い屋根はギズボーンカヌー&トランピングクラブハット。テントが2張り残ってますね。昨晩は地元の数十人がここで大騒ぎしながら新年を迎えてました。
 それにしてもこの直登の急斜面ぶりはすごいですね。
 ここの下りを降りる際にまた新たなトラブル発生!
 1993年に会社を退職し、ニュージーランドに旅立つにあたって、仲良しの友達から退職祝いでもらった黄色のトレッキングシューズの底が急傾斜で踏ん張ることで半分ほど剥がれました。

 靴ひもを底に回して、一体化を図って、ゆっくりと降りました。

 そのあとは、例の湿地帯ですが、天気が良いせいか、また慣れたせいか、最大の要因は地元の人の歩いたふみ跡があったせいで、はまることなく、うまく進めました。

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(10:00)やっと見えたヒクランギ山全景です。(昨日はガスっていたので)
山頂への登山ルートは裏側を巻くコースで、私が迷い込んだのは真正面の絶壁でした。(笑)
テントを張ったのは右の小ピーク付近ですね。

この後もひたすら牧場を下っていきます。

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ルート内はこのとおり牧場です。(この辺りは牛)

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(11:10)この辺りは馬

約束の集合時間は11時で焦るものの、暑し、靴底は剥がれて、うまく歩けないしで、時間がかかりました。

牧場主らが住まう宿舎辺りでは、大きな牧羊犬数頭に激しく追い立てられ、かなり怖かったです。ヒクランギ山登山で最大のピンチはここでしたね。

なんとか逃げ延びて、橋が流された川を渡りながら思ったことは、「雨が降って増水していたら俺はどうなっていたんだろうか…」(笑)

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(11:45)45分遅れで家族と再会。靴が壊れたことを話すと、写真撮ろうとのことで

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わかりにくいですが、底が抜けたところから手の指を出して、記念撮影。

以上が、世界で一番早い日の出が見られる山、ヒクランギ登山記録でした。

 

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年5月13日 (水)

ニュージーランド旅行記1998(8 北島ロトルア、ギズボーン編)

南島を離れ、北島のロトルアに向かい、家族団らん旅行をしながら、世界一早い日の出を見れる山に向けて、東に進みます。

【クライストチャーチ空港】1998.12.29

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(10:30)空港内のクリスマスデコレーションの前で

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トンガリロ国立公園上空通過(12:15)
この中の有名なトレッキングコース、トンガリロクロッシングをいつか歩いてみたいです。

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ロトルア(Rotorua)に到着。上の図では左中ほどの赤線を引いたところです。

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ロトルア空港到着(12:30)

たぶん、この後、空港でレンタカーを借りて、観光に出発! 

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ロトルア ワイマング地熱帯 WAIMANGU VOLCANIC VALLEYの前にて(15:30)

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INFERNO CRATER(インフェルノ火口)前(15:50)

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WARBRICK TERRACE

写真はないけれど、この後、ロトマハナ湖ボートクルーズにみんなで乗った。私のお目当てはピンクテラス(秋芳洞の千枚皿のような景観)だったのだが、1886年のタラウエラ大噴火で消滅したことをその面影すらない景色を見せながらのボート内の英語ガイドと船内写真で知った。(笑)
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こんなすごい景色が残ってたらもっと宣伝するよな。(笑)

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ロトルア ガバメントガーデン(18:20)

今日の宿は、新婚旅行時にも泊まったRose Court Motelに泊まった。

【ロトルア観光・ギズボーン宿泊】1998.12.30

Wai-O-Tapu という別府の地獄めぐりみたいな場所に行きました。ちなみにロトルアは別府と姉妹都市になっています。

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レディノックスゲイシャー(10:40)
いわゆる間欠泉です。これが見たくて、入場時にスタッフに「何時に噴出があるのか?あるいは何分おきに噴出するのか?」
と尋ねると「Nobody knows!(誰も知らないよ)」と言われたのが思い出です。
長男坊がビビってますね。

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シャンパンプール前(11:40)

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黄緑色の火口湖、このほかに泥温泉もありました。

ロトルア湖畔(13:10)
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長男坊が鳥に餌をあげようとしてますね。かわいい(笑)

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確かランチしました。

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次は黒鳥さんに餌をあげに行きます。

とりあえず湖に落ちないように監視してました。

この後、東に向かって移動し、ギズボーンに着きました。

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ギズボーンの夕日(21:00)どこか南の島見たいでしょ

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本日の宿にはキッチンが付いてなくて、登山用のガスバーナーなどで夕陽を見ながら調理と夕食しました。
調理といっても、レトルトのカレーとごはんなどですがね。

宿:Beachcomber Motel

【1998.12.31】

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ギズボーンビーチコンバーモーテル 凄いぞ長男、見事なトランポリン!(9:40)

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英語の勉強中 ギズボーン郊外(11:40)

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トラガベイ(13:00)遠浅のビーチに600mも突き出た桟橋が、とても不思議な景観です。

15:20頃にヒクランギ山の登山口にあたるパキヒロマ牧場前にて別れて、私は登山、妻子はこのエリア唯一のホテル、TE PUIA HOT SPRING HOTELに泊まった。→ヒクランギ登山編はこちら

【1999.1.1】

新年明けましておめでとうございます。

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ニュージーランド北島の最東端エリアは、人口密度もかなり低いうえに観光地もないようで、この付近の宿はここしか見つけられませんでした。なので12月31日の宿泊予約が取れるか心配でしたが、無事取れました。

この後、ヒクランギ登山を終えたかずさんを迎えに来てくれました。ありがたいですね。

 

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年5月 8日 (金)

ニュージーランド旅行記1998(7 南島クライストチャーチ観光編)

久しぶりに家族が合流して、クライストチャーチ滞在最終日(1998.12.28)の記録です。

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(14:00)アーサーズパス クライストチャーチ北西180kmくらいの郊外を通り越した国立公園の山の中です。(笑)

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(14:50)ピアソン湖 とても好きな場所で、これで10回目くらいか・・・

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(15:00)いつものベンチで家族写真

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(15:30頃)
ピアソン湖畔。クライストチャーチ近郊のアーサーズパス手前にある個人的に大好きな場所です。
新婚旅行時にも立ち寄り、手作りケーキでミニ結婚式的なこともしましたし、我が家には、この風景を描いた小さな絵も飾ってありますが、お店が一つもない、ただの湖です。(笑)

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(19:00)妻のホストマザーだったルース宅にて、新婚さんを交えてのカレーパーティー

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(21:00)クライストチャーチ三回目にして、はじめてのトラム(路面電車)に乗車
 運転士さんと一緒に写真なんて、今ではとても無理かと・・・

 今日も一日、ハードスケジュールでした。(笑)

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年5月 7日 (木)

ニュージーランド旅行記1998(6 クライストチャーチ母子滞在編)

かずさんがミルフォードトラックにトレッキングに行っている間、妻子がクライストチャーチ滞在を楽しんでいた様子です。
2歳1か月の長男坊の写真ばかりですが・・・

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(1998.12.22)クライストチャーチ空港近くの公園

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(1998.12.22)クライストチャーチ空港近くの公園

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(1998.12.22)クライストチャーチの妻のホストマザーだったルースの実家にて
ルースの甥っ子アンディと長男坊

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(1998.12.23)ルース宅にて アンディと 

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(1998.12.25)ルース実家にて

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(1998.12.25)今日はクリスマス。すっかり仲良しとなったアンディと

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(1998.12.26)クライストチャーチの栗林さん宅(結婚式のコーディネータ)

4日前の結婚式で初めて会ったばかりの人から誘われ、お宅にお邪魔するということは、私にはできない芸当です。

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栗林さん宅前にて

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(1998.12.27)クライストチャーチ ナーリ宅にて
 

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(1998.12.27)ナーリ宅にてナーリと
ナーリさんは、結婚式の新婦淑子さんのホストマザー。これまた結婚式で初めて会ったご婦人であるが、こうして誘われてお宅訪問している。
私がミルフォードトラックでトレッキングしている間にこれだけ充実したクライストチャーチ滞在を現地で成し遂げていることは素晴らしいと言わざるを得ず、本当に感謝しかありません。

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(1998.12.27)クライストチャーチ アートセンター

 

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年5月 6日 (水)

ニュージーランド旅行記1998(5 遊覧飛行&パラグライダー編)

念願のミルフォードトラックトレッキングを終えて、一度はクィーンズタウンに戻るも、もう一度ミルフォードトラックを見たくて、急遽遊覧飛行に申し込み、向こうで少し時間があるので自身2度目のミルフォードサウンドクルーズを楽しみ、帰路も遊覧飛行、さらにクイーンズタウン観光して、妻子の待つクライストチャーチに戻りました。

1998.12.27

【遊覧飛行(往路)】
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(10:15)セスナ機でのミルフォードサウンド往復の遊覧飛行に乗りました。観光客は10人くらいで、一人客だった私は、操縦席の隣という特等席に座れました。
パイロットがどこか見たいところは?と聞くので、ある日本人男性は氷河を見たいというと却下されてました。
私は臆せず、サザーランド滝が見たい伝えると、「OK!、復路で」となりました。

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白砂に青い川、緑の森林のコントラストが綺麗でした。晴れていれば最高でしたね。

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(10:30)サザンアルプスと名付けられるのも納得の大景観です。

往路はこれといった見どころなく、復路に期待です。

【ミルフォードサウンドクルーズ】

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ミルフォードサウンドというフィヨルドです。氷河で削られた谷に海水が入り込んだ入江のことです。
フィヨルドといえば北欧ノルウェーが有名ですが、ニュージーランドはその次に有名なんです。
左のとんがった山はマイターピークといって標高は1600mを超えています。海岸から突き出た山としては、世界一だそうです。

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スターリン滝。
クルーズ船でしか見ることができない、フィヨルドに直接落ちる滝です。
船を崖ぎりぎりまで寄せるのが売りで、デッキの乗客はズブ濡れです。
2回目だったこともあり、クルーズの写真はこれ一枚。

【遊覧飛行(復路)】
ミルフォードサウンド滞在わずか2時間半でクイーンズタウンに戻ります。

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マッキノン峠遠望(13:15)

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サザーランド滝とクイル湖(13:15)
湖から滴っているような漫画みたいな見事な滝ですよね。
上空から滝の全景が見られて幸せでした。

あえて言わしてもらえれば、若いパイロットは操縦に自信がないのか、遊覧飛行なのに、対象物とものすごく距離を離れて飛行してました。
安全ではありますが、迫力には欠けましたね。(湖の上から垂直降下とかして欲しかったなあ(笑))

【クイーンズタウン パラグライダー編】

クイーンズタウンに帰ってきて、乗り換えのクライストチャーチ行きの飛行機まで2時間余りあるので、クイーンズタウンの展望台として有名なリマーカブル山に登ることにしました。

4人乗りのゴンドラ+最近できたばかりのアクティビティ「リュージュ」のセット券を購入して、ゴンドラに乗り込むと、当然自分一人だと思っていたのですが、大きな荷物を持った外国人男性(向こうから見れば私が外国人ですが(笑))が乗り込んできました。

ゴンドラ内は微妙な雰囲気になったと自分は感じたのですが、向こうは気にせずに携帯電話をしていたが、少し怒声も飛び交いう微妙な会話。大きな声なので狭いゴンドラ内で聞かざるを得なかったのだが、どうやら彼は観光客相手のパラグライダーで、いまから山の上に戻るところだったのだが、お客さんが急遽キャンセルになったらしく、それならゴンドラに乗らなかったのにというような内容だった。

すでにクイーンズタウンの宿に空港までのピックアップバスが来るまで45分を切る展開だったが、パラグライダーにも乗ってみたくなって、電話が終わった彼に話しかけてみた。

「パラグライダーに私も乗れるか?いくらですか?」彼は「ちょうどキャンセルが出たから大丈夫だ!」との想定通りな展開
しかし時間が限られている私は「あと45分で街に降りて空港行きのバス乗らないといけないが間に合うか?」と尋ねると「30分もかからないから大丈夫」とのことで、交渉成立して、彼は急いで携帯電話で誰かに連絡し、山のてっぺんの離陸地点に二人で向かった。

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(14:35)離陸地点
操縦者にぶら下がる感じのタンデムでフライトになります。

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(14:45)クイーンズタウン上空フライト開始

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(14:45)クイーンズタウン上空フライト中

フライトしているときに、操縦者のカメラで自撮りしてもらって、恐らく5000円くらい払って、日本に後日送ってもらうことにしました。
今ならスマホで即伝送なのでしょうが、21年前は、渡された封筒に自分の日本の住所を書いて渡して、現像プリントしたのちに郵送という仕組みでした。
楽しみにして待っていると、一カ月後くらいに、その封筒が届いたのですが、開けてみると、別人が写っていました。
恐らく中国人(香港人)が写っていて、取り違えたんだと思います。

差出人に間違っている、送り返したのですが、再送されることはありませんでした。ちょっと残念な出来事でした。

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(15:05)クイーンズタウン ターナーロッジ前
 とてもフレンドリーで親切だったヘイゼルおばちゃんです。空港行きの乗り合いタクシーの乗車前に振り向いての撮影

 この後、クイーンズタウンからクライストチャーチへの飛行機に搭乗

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(16:00)アスパイアリング山(標高3,033m)NZのマッターホルンと呼ばれる美しい秀峰
余談ながら、1994年にNZに語学短期留学した時の学校名がAspiring Language Institute でした。

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(16:20)マウントクック(3,724m)
NZの最高峰。マオリ語でアオラキと呼ばれるNZを象徴する山です。

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(16:30)私の頭の上に特徴的なマウントクックが少し顔を出しているので、マウントクック空港だと思われます。
21年が経って、なんでここにいたのか?記憶がありません。(笑)
トランジットかな・・・

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(16:50)マウントクック

6日間にわたる単独行動はいったんこれにて終了です。(笑)

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年5月 5日 (火)

ニュージーランド旅行記1998(4 ミルフォードトラック後編)

いよいよハイライトのサザーランド滝です。1998.12.25

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(12:40)ついに憧れのサザーランド滝の先端が見えました。ニュージーランド最大の落差の滝、世界でも5番目と称される豪快な滝です。
ここからぐんぐん下っていきます。

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(13:00)予想外に高い標高で滝の音が聞こえてきたと思ったら、落差世界5位のサザーランド滝の前に、豪快な別の滝が出現。
この後も下りながら樹林帯を進むので、滝の姿は全く見えません。

結構歩かされたのちに、また水の音が少し聞こえてきました。

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(15:00)樹林の切れ目からいきなりサザーランド滝の全貌が見えました。ちょっと感動的です。
落差580m

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滝つぼ近くからしか画角の狭いマイカメラでは、全貌を写すにはより近づくしかありませんでした。
その結果がこのド迫力の写真です。

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サザーランド滝の三段目と私の自撮りです。
完全にびしょ濡れになりましたが、天気も良く暑くてちょうどよいくらいでした。

実は予習不足でこの滝の上に登れる道があることを知りませんでした。すっかり満足して先に進んでしまいました。

滝の上の景色は、世界中の多くの人が知っている絶景なのです。お見せしましょう。

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Windows10のスタートアップの綺麗な風景画像で最初に表示される風景です。
これがサザーランド滝の水源であるクイル湖です。画面正面の切れ目から、絵に描いたようにすとんと滝になっているのです。
しかも落差580mなのです。
いやあ、目前までたどり着きながらこの絶景を見損ねたとは、今これを書きながら少し後悔が生じました。(笑)

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(16:10)先に進むと川を渡り、河原の向こう側に出て、おそらくはミルフォードトラック上、ここがサザーランド滝の最後の見納めと思われるところで写真撮りました。

この後すぐに3日目の宿であるダンプリング小屋に着きました。写真もなく何をしたかも忘れましたが、夕食を自炊し、外国人の誰かからちびっとワインをもらったりしながら、少しくらいは話をして、マイシュラフで寝たんだと思います。

【ミルフォードトラックトレッキング4日目】1998.12.26

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(9:00)今日が最終日ながら距離は最長、しかもボートの時間は午後2時なので、実は時間との闘いでもあります。
この後は、ミルフォードサウンドに流れるアーサー川に沿って下ります。

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マッケイ滝、小さいけれど澄んだ水に苔むした色味、さらに美しい造形といい、とても印象深い滝でした。(9:25)

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澄んだ緑色のアーサー川。最終日は距離はあるものの、ほぼ平坦なトレイルをアーサー川沿いに下るコースでかなり楽なのです。

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(11:30)ジャイアントゲート ボート出発まで残り2時間半で残りの行程は徒歩1時間半。
なので、皆さん余裕で最後の昼食を楽しんでおります。
こちらを向いてくれているのは、道中仲良くなったニュージーランド在住の韓国人の方です。 

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ジャイアントゲート滝。これまた良い味だしている小瀑布です。水は氷河から流れ出ているせいか、ものすごく冷たいです。

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エイダ湖

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エイダ湖。特徴的な木と景色です。

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最終盤の美しい散歩道を手をつないで歩く夫婦トランパー

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フィヨルドっぽい深い谷がすぐそこに見えてきました。
長かったミルフォードトラックももうすぐ終点です。

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カヤックと遭遇。トレッキング関係者以外の人間に4日ぶりに遭遇しました。

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(13:30)サンドフライポイント(終点)
船を待っている間に今回の個人ツアーの日本人二人で記念に写真撮りました。
習志野空てい団出身を辞めた若者で、自衛隊のエリート隊員らしくものすごい健脚で、道中は常に先行して進んでおり、一方の自分は体調不良もあり後塵を拝しており、小屋内を除いて、ほとんど一緒に行動することはありませんでした。(確か彼はサザーランド滝の上まで登ったはずです。)

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(14:10)ミルフォードサウンドに向かうボート。我ながら満足げな表情してますね。

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(15:00)ミルフォードサウンドの桟橋に到着。4日間一緒でなんとなくチームのような感じになってきた個人参加ツアーのトレッカーとここでお別れになりました。なお、みんなが並んでいるのは、リュックが下ろされるのを待っているからでした。

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ミルフォードサウンド(16:00)

この後、バスに乗って、クイーンズタウンに戻りました。

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年5月 3日 (日)

ニュージーランド旅行記1998(3 ミルフォードトラック中編)

ミルフォードトラックのトレッキングの中盤編(3日目前半)です。ハイライトの一つ、マッキノン峠越えです。

【ミルフォードトラック 3日目】1998.12.25

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(9:00)ミンタロ小屋出発直後
風邪気味だったのでここまで足取りも重かったのですが、二晩たくさん寝たおかげで、体調もほぼ回復。
すでに定位置と化した、かなり遅めの小屋出発で、振り向くと絶景と同じ個人参加の登山者のいい感じの写真が取れました。

このあと、マッキノン峠に向けて一気に高度を稼ぎます。

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(10:20)峠の稜線が見えてきました。望遠なので、谷の向こう側の岩山がいい感じです。

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稜線に出て、谷底を覗くと昨夜の宿であるミンタロ湖とミンタロ小屋付近が見えました。標高差700mの一気の登りでした。暑くて荷物が多くて、きつかったです。

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池塘と谷向こうの雪をかぶる岩峰

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マッキノン峠のモニュメントが見えてきました。

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後方の山を含んでのマッキノン峠モニュメント(10:30)

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マッキノン峠のモニュメント

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同じ構図のまま、モニュメントとかずさん

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DANGERの標識とこの後ろは1,000mクラスの断崖絶壁です。

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モニュメントから離れると後続の登山者が到着

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今日はクリスマス。子供たちからわざと遅れて両親がサンタ帽をかぶっての登場に子供達も大喜びしてました。
粋ですね。(ちなみにガイド付きツアーの方々で、我々と違い小さなリュックで事足りて軽装なんです。)

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ちょっと日本では見ることのできない岩と谷の山脈です。

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豪快なカール地形

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上の写真を撮ったところに後続の登山者が到着。いい感じなのでパチリ

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同じような写真が続きますが、絶景なのでお許しを

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岩、雪、そして緑が何とも言えない景観です。

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マッキノン峠を下り始めますが、振り向いてパチリ

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どこまでも続くフィヨルド。スゲー

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マッキノン峠もはるか後方に

本日のもう一つのハイライト、ニュージーランド最大の滝、サザーランド滝までもう少しです。

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

2020年4月23日 (木)

ニュージーランド旅行記1998(2 ミルフォードトラック前編)

世界一美しい散歩道と呼ばれるミルフォードトラックの3泊4日のトレッキングの記録です。

22日(火)11:15 クライストチャーチからAIR NEW ZEALANDでクイーンズタウンへ飛びました。

ミルフォードトラックは「世界一美しい散歩道」と呼ばれるニュージーランドはもちろん、世界的に有名なトレッキングコースで、世界遺産内にあることもあり、入場許可が必要で、しかも1日の許可人数は80人と狭き門です。

友人の結婚式が決まって、FAXで急ぎ予約をしたのですが、23日出発の26日までの入場許可しか取れませんでした。

このため、ニュージーランドでのクリスマスは夫婦親子別々となりましたが、それを許してくれた妻に感謝です。

クイーンズタウン空港から乗り合いバスで街に向かい、予約していたTURNER LODGE(ターナーロッジ)にチェックインした。

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(1998.12.22 22:00頃)クイーンズタウンの夜景

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(1998.12.22 16:00頃)ショットオーバージェット
クイーンズタウンで時間があったので、乗ったみたい。すっかり忘れてましたが、証拠写真があるから乗ったみたい。(笑)

いよいよここから「世界一美しい散歩道」ミルフォードトラックの3泊4日のトレッキングのスタートです。

Milfordtrackmap1
ミルフォードトラックのコース図です。 下から上、つまり北上するコースです。
マッキノン峠(標高1073m)が恐らく最高峰です。

予約確認書には、出発日の12月23日(水)の11時までに、Te Anau(テアナウ)にあるFiordland National Park Visitor Centreで宿泊チケットを受け取れと書いてありましたので、クイーンズタウン7時50分出発のテアナウ10時5分到着のバスに乗ってテアナウに向かいました。

すぐにビジターセンターに向かい、すでに多くのトランパー(ニュージーランドではトレッキングをする人のことをトレッカーと呼ばずトランパーと呼ぶ)がビジターセンター前にいました。(写真を撮った記憶がありますが、どこかにいってしまいました。(笑))

13時15分にセルフパーティ組の40人(もう一つはガイド付きパーティ40人)の大部分がバスに乗って、船着き場のあるテアナウダウンズまで向かいました。

【ミルフォードトラック第1日目】

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(1998.12.23 13:55)テアナウダウンズ船着き場
ミルフォードトラックの出発地点には道路がつながっておらず、ボートで行くことになります。
1日80人の入場制限ですが、40人ずつに分かれております。
ガイド付きツアー40人と個人参加40人です。ツアーはベッドメイク・シャワー付きコテージに食事付きですが、個人参加は全食料・シュラフ持参による自炊で、荷物はどうしても大きくなります。
実はこの写真、カメラのキャップを落として、桟橋から浜辺に降りて、シャッターを切ったという奇跡の写真なのです。
おそらくこの構図の写真は世界に存在しないのではないか?
というわけで、個人的にかなり気にっている写真です。(笑)

船内は40人中、アジア系は私を含め3人といったところで、他は白人だらけでした。

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(1998.12.23 15:15頃)
グレイハウスワーフに到着。ここの写真を撮りたくて、待って、だけど三脚は背中にあるので、誰かに頼んで撮ってもらったようです。
標識にはグレイドハウス20分、クリントンハット1時間30分と書いてあります。
グレイドハウスはガイド付き食事付きのツアー用のホテルのような山小屋で、クリントンハットは自炊用の山小屋で、私はもちろん後者です。
初日の歩きはたったこれだけなんです。

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(1998.12.23 16:00頃)クリントン川

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(1998.12.23 17:00頃)クリントンハット内
みなさん、上を確保されていて、余った下の段になりました。
ここで、思い出したのですが、実は風邪を引いていて、かなり体調が悪かったです。
そんな顔してるでしょ!

【ミルフォードトラック第2日目】

たくさん寝ましたが、まだ喉は痛く、体調はいまひとつ。遅めの起床、遅めの台所での料理、遅めの出発です。

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水没林は、なぜか絵になりますね。

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パラダイスダックの親子

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特徴的な緑色の川。澄んでいるいるので、微生物の色ではないと思うのですが

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魚、たぶんトラウト(鱒)がいました。

出発して30分で休憩用の東屋に到着。

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KEA(キーア)というニュージーランド固有のオウムの一種
いたずら好きで、山小屋の外に濡れた靴などを乾かそうと置いておくと持っていかれるので外に出さないようにと注意書きがありました。
なかなか堂々と東屋で休憩する我々の前に来ていたので、パチリでした。

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ニュージーランドの高山植物?

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(1998.12.24 10:30)Hidden Lake(隠れ湖?)

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Bus Stop から見上げた絶壁。なぜバス停と名付けられたか。大雨だと濁流が流れて、渡れなくなって待たされるかららしい。
年中偏西風に乗った湿った空気が山肌にあたって、年中雨(冬は雪)が降る地域なのですが、私のトレッキング4日間は、ほぼ快晴という山小屋であったレンジャーが何度も「あなたたちはラッキーだ」と言われるほどの幸運にめぐり逢うことができました。
ちなみに南半球の12月下旬は、日本では6月下旬。やっと雪が見えました。

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推測ですが標高1200m以上には雪が残っているようです。

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その残雪を水源に絶壁に滝ができていました。

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ミンタロ湖。緑色の不思議な湖というより沼です。

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2日目の宿であるミンタロ小屋にリュックを置いて散歩に来ての自撮りです。
少し傾いているのはご愛敬(笑)

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外国人と同じようにミンタロ小屋の外で涼んでいたら鳥さんがやってきました。夜行性なのは飛べない鳥の証拠。

体調も天候も悪い中での出立でしたが、体調も天気は回復傾向で、後半が楽しみです。

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

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