川の道フットレース

2017年5月20日 (土)

川の道ハーフ完走記6(暁の日本海ゴール編)

川の道ハーフ254kmの完走記その6(242.6kmから254.2kmゴールまで)
ハーフとは言え、よく考えたら自己2番目に長い距離のレースもいよいよ終盤。
ランナー密度が薄く誰にも会わない中、川の道フットレースを堪能しながらゴール目指します。

●不気味な自撮り(2:42)
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CP24大野大橋(242.6km)までたどり着いたことで、ゴールへの確信をもって、思わず自撮りしたんだと思います。
かずさんもそれなりにがんばったということでお許しください。(笑)

このあと、ゴールまではお腹がもたないけれど、カップラーメン食べる時間も惜しいので、コンビニに入って、いろいろ物色して、悩んだ挙句、最終的にサンドイッチを選択して、購入して、食べながら進みました。

私の特性上、疲労して食欲が落ちても、食べることはできるし、それが楽しみになるので、エネルギー切れにならずに助かります。(笑)

●道の駅(3:14)
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かつて車中3連泊した思い出の地に昨年同様ついつい写真撮ってしまいます。

確かこのあたりから堤防に出るはずとキョロキョロするも、地図の見間違いでした。

●↑発見!(3:26)
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やっと↑矢印を発見。前回は朝になっていたのと、爆走により、すでに細かい記憶がなくなっていて、迷いました。

●なんとか橋(3:33)
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やっと、念願の堤防に出ました。まっくらです。

●ラウンドワン(3:37)
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信濃川対岸のゴール「ホンマ健康ランド」の背後にそびえたっていてライトアップされてるラウンドワンです。
ここからが長いんですよね。
とりあえずゴールから離れるように河口の日本海、川の道岬を目指します。(約3km)

●ライトアップ?(3:57)
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ただの街灯に照らされた葉桜でしたが、きれいなので思わず写真撮りました。(笑)

●暁(4:00)
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日の出までまだだいぶあるはずだが、東の空が色づいてきた。

●川の道岬(4:05)
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誰もいない・・・(笑)

●CP25川の道岬(250.5km)4:07
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とりあえず自撮りです。疲れているのですっかり顎が上がっています。(笑)

●暁の日本海
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良い感じでしょ!
本物はもっと静寂で美しかったですよ。
2回しか川の道岬に来てませんが、この時間が最高なのでは?と思っちゃいました。
寂しいけど(笑)

いよいよラスト、ゴールのホンマ健康ランドに向けて、走ります。

●信濃川河口右岸(4:23)
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水門近くまで来ました。
あまり早く電話して、待たせるのも悪いだろうと思って、ここまで走ってきましたが、あまり直前過ぎても混乱するだろうから、ここで大会本部にゴール間近の旨、連絡しました。
「川の道岬から半分くらいの水門まで来たので、あと15分くらいでゴールします」と

●ゴール遠景(4:29)
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ゴールのホンマ健康ランドが見えました。

●夜明け間近(4:31)
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ゴールまで残り1キロちょっと、自然とペースが早くなります。

●右折誘導スタッフ(4:37)
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16時間ぶりに大会スタッフに会いました。(笑)
こんな時間に誘導ありがとうございます。m(__)m
写真のブレのとおり、結構なスピードでゴール目指して爆走しました。

●ゴール遠景(4:37)
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ゴールでフィニッシュテープを用意して待っていただいているスタッフを写したのですが、完全ブレブレですいません。

●ゴール!(254.2km)4:38
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川の道ハーフ254.2km、永久ゼッケンを付けて、無事完走しました。
去年のフルのゴール時の写真とほぼ同じポーズではないか。
疲れると思考力もなくなり、素が出ちゃうようだ。(笑)

正式タイムはこちら

●記念撮影
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特別に横断幕前で写真撮っていただきました。

大会関係者や私設エイドのみなさま、今回も大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。m(__)m

●完走証と完走賞
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千曲川-信濃川ステージ254kmの完走証と完走賞のソックスをいただきました。

記録:41時間38分28秒
総合順位:10位/69人中
男子順位:9位/60人中

妄想スタート編で告白した、野望の3位入賞にはほど遠い結果となりましたが、完走できたので、満足です。

目標の38時間以内完走も成し遂げられず、タイム的には不満足でしたが、負け惜しみを言わせていただければ、天候などの条件が違うとはいえ、過去の大会では優勝タイムなんですよね。(笑)

今回の優勝タイムは、33時間40分で史上2番目のタイム。
3位は35時間ちょうどで、3位としては過去最速タイム。

天候は快晴でしたが、その分、暑かった訳で、それで史上最高レベルのタイムとはさすがでございます。

ハーフの話はこれくらいにして、フルの話をさせていただくと、ゴール後に気になってきたのは、バカロード師匠のこと。

つまり、無事時間内完走できるのだろうか?ということ。根性も暑さも強いド変態だが、少し不安になってきたのだ。

根性が常人とは違うので這ってでも必ずゴールはするだろうが、200km以上手前であの状態だったので、時間内完走は厳しいのではないか?というのが根性無しの私レベルの発想でした。

結局、バカロード師匠は時間切れ1分ちょっと前に、最終ランナーとして、無事完走されました。

このあたりは、さすがでございます、バカロード師匠様

むしろ、フル2回完走しながら、その2回が132時間の制限時間2分前であるというのは、本当に偶然なのか、ひょっとして狙っていたのではないか?というのが、私の疑念でもありましたが、そうではないことは、師匠からいただいたコメントで証明されました。

お師匠様、少しでも疑ってすいませんでした。m(__)m

無事のご回復をお祈り申し上げます。

というわけで、川の道フットレース、後半ハーフの完走記はこれにて終了いたします。

御拝読いただき、ありがとうございました。

どこかの大会でお会いしたら、是非ともお声掛けいただければ幸いです。

2017年5月19日 (金)

川の道ハーフ完走記5(長い長い国道8号線編)

川の道ハーフ254kmの完走記その5(183kmから242.6kmまで)
休まないで爆走すると決めていた新潟でしたが、暑さに負けて、2時間昼寝してしまいました。そんな弱い自分をしっかり受け止めながら、ゴール目指して、人生再出発です。

●昼寝したベンチ(15:51)
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これが2時間昼寝したベンチです。
奥行きが40センチも無い細いゴザ敷のベンチで、右肩から右腕ははみ出てしまい、ゆえに満足には寝られませんでした。都合10回くらいは目が覚めて、腕を組み直したりしてましたね。(笑)
それから川の道コースの歩道上に設置してあり、何人かのランナーの視線を感じました。(笑)

●ハーフ429番
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すぐにその視線を感じたランナーのひとりに追いつきました。
この暑いのに走っている根性に称賛ですね。
カメ作戦を止めて、休んだおかげで復活した私がそのまま最終的に先着したようです。

●跨線橋上のフルランナー
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300番台の選手が、私の殺気を感じてか、振り返ったところです。
どうも私は未熟者のようですね(笑)

●あしの塩(17:01)
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黒いタイツに白い跡がついていますが、汗に含まれていた塩の結晶です。
あまり汗をかかない、特に下半身でこのような塩の結晶が出たのは初めてです。
それほどの暑さだったということでしょう。

この脚を見ながら、復活を期して、カップラーメンでなく、まだ暑かったので、冷やし中華(川の道の道中で一番高かった食事480円)を食べました。

何人かのランナーに抜かれましたね。

●増水した川(17:10)
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昨年も同じ写真撮った気がします。(笑)

●じゃぱん鍼灸りらく院
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去年はマッサージ受けたくても営業していなかったのに、今年は連休中なのに営業してました。
まだ脚は前に出てたので、立ち寄らず先に進みました。

●フル187番
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私と1番違いの永久ゼッケンの選手。
いったん離されましたが、どこかで追いついて、少し話をしました。
去年、燕三条のネットカフェで休憩して復活し爆走できたとのことで、今年も同じようにするとおっしゃてました。
魅力的な作戦でしたが、ハーフの身としては、そんなに休む訳も行かず、エールを送って、先行しました。

●ハーフ455番ほか(17:35)
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その先にフル109番、さらにその先にフル187番
長岡市街に入って、急にランナー密度が上がりました。
会わない時には1,2時間誰とも会わないことがあるのに、不思議なものです。

●CP22長岡駅交差点(192km)17:40
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この区間14.6kmに5時間かかりました。(たくさん歩いたし、2時間昼寝してたので)

●五十六まつり
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一応、解説すると、長岡出身の山本五十六(やまもといそろく)元帥を忍ぶお祭りの幟です。真珠湾攻撃などを指揮した連合艦隊司令長官です。どんな祭りなんだろう?

●河井継之助被弾の地
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これまた長岡市が誇る維新の傑物、河井継之助が幕末に新政府軍と戦って被弾したという銘板です。先を急いでいたので、じっくり読まなかったけれど、そんなことが書いてあるはずです。(笑)それにしても昨年はここを通ったけど、気が付かなかったなあと思ったら、話ながら並走していたことを思い出しました。

このあと長岡中心街を抜けたところで、夜間装備の準備のため停止し、あと右足の人差し指が痛いのが気になって、靴を脱いで確かめました。

大きな水ぶくれができていたので、ゼッケンを止めている安全ピンを4か所くらいブスブスと水ぶくれに刺して、穴を開けて、中の水を抜きました。

かなり大きな水ぶくれだったので、外皮が分離した神経過敏な内皮が大きくて、痛みが半端なかったです。

バンドエイドとテーピングできつめに巻いて、涙目になりながら、進みました。

●新潟平野の夕焼け(18:55)
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水を張った田んぼが鏡面のように美しく夕陽を反射していました。
今回の川の道で印象深い風景の一つです。

●三条の街?(19:52)
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明るい街にたどり着いて、嬉しくなって撮った写真だと思います。(笑)

●懐かしいバス待合所(20:17)
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国道の向こう側に見える小さな建物が昨年、力尽きて、1時間半休んだバス待合所です。
ちょー懐かしいとともに、なんだか力が湧いてきました。(笑)

●CP23三条大橋(214.5km)21:35
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去年は18度で寒くて震えていましたが、今年は15度でも走れているので寒くなかったですね。
この区間は22.5kmを4時間弱とだいぶスピードが落ちてますね。

ここは復活のカップラーメンしかないぞ!

●ラブホ(22:58)
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コンビニは無くて、ラブホあり

●やっとローソン発見(23:21)
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やっと復活のカップラーメンを食べれました。
ちなみにここまで、カロリーメイトでしのいでました。
食べたら便意を催したのでトイレをお借りすると衝撃の展開が・・・。
いまどき珍しい和式トイレでした。Σ(゚д゚lll)ガーン
さくら道での悪夢(和式トイレで筋肉痙攣事件)がよみがえりましたが、背に腹は代えられず、慎重に処理しました。(笑)

●貸し切り道路(0:37)
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幹線道路ひとり占め状態

●例の分岐(0:38)
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新道なのでちょっと遠回りなんですよね。

●半月(1:09)
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半月がとても綺麗でした。大きな田んぼにも写り込んでいたし

●CP24大野大橋(242.6km)2:41
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約5時間で28.1km通過。歩いたけど、それ以上に結構走った気がしたが、大したスピードになっていなかったようです。(笑)

いずれにせよ、残り11.6kmだ。

なんとか夜が明ける前にゴールできそうだ。

でも、真っ暗な日本海も楽しみが無いな、どうしよう・・・

次>川の道ハーフ完走記6

前<川の道ハーフ完走記4

参考:川の道ハーフ完走の軌跡

2017年5月18日 (木)

川の道ハーフ完走記4(灼熱の新潟失速編)

川の道ハーフ254kmの完走記その4
さあ、いよいよすがすがしい朝にレストポイントを出発し、新潟県に入ります。しかし、やがて暑さと疲労で力を失っていくのでした。

●CP19旧三箇小学校(6:19)133.2km
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2時間の滞在予定でしたが、結局2時間40分あまりの滞在となりました。
まわりのいびきで良く眠れませんでしたが、本日中の到着を目指して爆走する気で出発しました。

●新潟の原風景
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新潟といえども狭隘地には、こんな棚田みたいのが残っているのですね。

●越後三山
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遠くに白い山が見えました。何の確証もありませんが、新潟の高い山と言えば越後三山なので、北から駒ケ岳、中ノ岳、八海山かな?
ともかくきれいな景色を見れて、おいしい空気を吸って、出発です。

●信濃川上流方向
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●信濃川下流方向
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●厳しい上り坂
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先は長いので無理せず歩いて進みました。
レストポイントである旧三箇小学校に向かう何人ものランナーとエール交換しました。
すれ違い区間って、元気出ますよね。

●ハーフ450番台
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朝になると、私ばかりか、みんな元気になるのだから不思議ですね。

●十日町市突入(06:44)
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まだ7時前なのにすでに暑いです。どうなることやら・・・

●フル146番
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いつもミニ―マウスの衣装で走られている方です。
こうした大会で何度抜きつ抜かれつをしたことか・・・。(結構、レベルが近いのだと思います。)
一応、知らない方に説明しますが、男性の方です。
歳の方は、これまた私に近い、ひょっとすると先輩かもしれません。

●ハーフ416番(左)、437番(右)06:54
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スピード充分な元気のある2人のランナーに抜かれました。
今、ここで調べてみると、あらびっくり
437番さんは35時間台で3位、416番さんは38時間台で7位でした。
抜かれるときに感じた、元気さの違いを思い返すと、ある意味納得の結果ですが、逆に言うと、ここから頑張りを見せられれば、そこまで行けたということですね。
「若さって素晴らしい!」と褒めながら、自分の不甲斐なさを隠すのでした。(笑)

●フル104番
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ハーフの私は、この後、彼を抜かしましたが、わずかな傾斜の上り坂ですが、この頃になると、それがかなりきついのです。

●十日町商店街(08:18)
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この街は、去年と変わらない紅白横断幕でした。
ちょうどこの時期に何かお祭りがあるのか?いつもこのような状態なのか?わかっていませんが、さすがにまだ店が開いていないこの時間、人通りは少なかったです。(笑)

●(09:39)
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ランナーとの遭遇なく、一間経過しての写真のようです。
この写真を撮影した動機は何だったんだろう?もはや思い出せません。

●信濃川(09:44)
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久しぶりの信濃川のお姿です。川の道って気がします。

●CP20魚沼橋(162.1km)10:15
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28.9kmに3時間56分かかりました。時速7キロは堅持したかったので、それは何とか達成できて、満足している自分がいましたね。
それにしても暑いし、水がなくなりそうで、コンビニの出現を待ち焦がれながらの走りになっていました。

●(10:34)
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信濃川と越後三山のはずですが、なんだかよく分からない写真ですわ。
暑くて、思考力がなくなってたかな?

この後、登った先にコンビニ(小千谷のデイリーヤマザキ)があって、買い物しているおばさんから「どこまで行くの?」なんて会話したのを覚えています。

あまりの暑さに、去年フルランナーさんが実行したと聞いたロックアイスでの冷却作戦を実行しました。

●ロックアイス
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1.1kgと結構な量があって、まずは中から大きいロックアイスを取り出して、タイツの中の左右の太ももに押し込んだ。
残りは付いているチャックで封をして、体温中枢があるという首の後ろを効果的に冷やすため首の後ろから背中にかけて、押し込んだ。
安定感はいまいちだったが、それで炎天下の中を走りだした。
今考えれば、タオルで巻いて、装着するのが良いと思います。

少し溶けたら、チャックを開けて、氷水でのどを潤して、中から冷やした。

ロックアイスはなかなか溶けないというのは本当で、最初のうちはなかなか氷水ができなかったですね。冷たい氷水が飲めなくて、イラつきました。

首を冷やすと、血液も冷えて、効果的に体を冷やせた気にはなりましたが、いかんせん、不安定な固定での1.1kgは重かったです。

全体として、効果があったかどうかは微妙かもでしたね。

そんな訳で、ロックアイスの首への固定が最重要課題となった私は、2時間写真撮ってませんでした。(笑)

●12:25
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CP20和田邸手前の新コースからの新潟らしい田んぼの風景

●12:35
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この長い直線の先にCP20和田邸はありました。

●CP20和田邸(192.0km)12:38
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和田のおじさんは不在で、女性スタッフ1名で、のこり3名のランナーは爆睡中でした。(笑)
スタッフから奥に寝る場所があると案内されましたが、今回は爆走すると決めていたので、ご辞退して、5分ほどの休憩の後、出発前に、水を被って、そしたら和田のおじさんが戻ってこられて、厚くお礼申しあげて、出発しました。

●越の大橋の魚道(13:09)
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去年も同じ写真撮ってましたが、今年も撮ってしまいました。趣向は変わらないみたいです。(笑)

●信濃川(13:10)
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堰き止められた信濃川の川幅、でかいです。
渡り終わったところが公園になっていて、そこの東屋にベンチがあって、一瞬休もうかと思いましたが、弱気を振り払って、水をたっぷり被って、進みだしました。

しかし、この後、灼熱地獄はさらに強まって、恐らくは熱中症気味になって、まったく走れない状況に陥りました。

国道を進みながら、どこか寝られる場所、ベンチはないかと、探していましたが、一向に見つけられず、さっきの公園で休めばよかったと後悔しながら進んでいました。

●バス待合所(13:50)
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コンビニもなく、しかも、ロックアイスが無くなったちょうどそのときに、休むのにうってつけのバス待合所に遭遇。

躊躇なくバス待合所のベンチで横になって、休むことにしました。

次>川の道ハーフ完走記5(暁の日本海ゴール編)

前<川の道ハーフ完走記3(夜間走行編) 

参考:川の道ハーフ完走の軌跡

2017年5月17日 (水)

川の道ハーフ完走記3(夜間走行編)

川の道ハーフ254kmの完走記その3(71.2kmから133.2kmまで)
いよいよ夜間走行区間に入りました。目が悪いので暗いのは苦手なのですが、涼しくなって、周りが見えないので余計なことを考えなくなって、なんだかんだで、いつの間にか先に進んでしまうので好きなんです。(笑)

●CP17浅野交差点通過(19:01)

最後のコンビニで、5,6人のフルランナーが休憩していたが、麦茶だけ勝って、先行しました。写真無し

●上信越道(19:26)
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3日後に金沢帰省のため、このトンネル通りました。(笑)

国道117号線を進み、何人かのフルランナーを抜かしました。(写真無し)

その後、無人の国道を淡々と進むと、昨年は昼間に通った旧道に入るべく、適当に右折したら、うまい具合に旧道に進むことができました。

ちなみになぜ旧道を進んだかといえば、高低差が少ないと思ったからです。
新たに整備された新道(バイパス)は歩道が整備され、その点は走りやすいのですが、山越えで100m登ることになるので、回避した次第です。

●川の道旧道(20:09)
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新道ができたせいで、交通量激減、しかも真っ暗な道となっていました。
右側にうっすらガードレールが見えるのが分かるでしょうか?

●工場の灯り(20:13)
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千曲川の向こう側に大きな工場が明るく操業してました。
写真には写っていませんが、大河千曲川のかすかにその光を反射している川面がとても美しかったです。

●旧道を照らすヘッドライト(20:16)
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人家はもちろん、街灯すらほとんどなく真っ暗な旧道を自分のヘッドライトで足元だけ照らして進みました。

●橋(20:26)
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千曲川にかかる橋がライトアップされ綺麗でした。

●飯山市内気温13度(20:56)
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だいぶ涼しくなってきましたが、まだ走れているので、大丈夫でした。

●CP18飯山駅()21:06
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駅舎がとても新しくてきれいな飯山駅に到着です。
だいぶスピードは落ちましたが、当初の目標タイムからまだ数分遅れでの到達となりました。それにしても、ランナーの姿が見当たらない。

●飯山旧市街(21:15)
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趣のある街道の雰囲気のあるとおりですが、この時間、まったくお店は開いていませんでしたね。

このあと、道の駅前を通過し、最後のひとつ前のコンビニ(セブンイレブン)に到着すると、復活を期して、またカップラーメンいただきました。

もちろん、汁まで全部いただいて、このコンビニが30キロもない新潟との県境を進みました。

●閉店しているデイリー(23:18)
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昨年は昼間に通ったので、開店していて、買い物できましたが、この時間は残念ながら閉店してました。

この後、千曲川右岸から左岸に渡ったところで、「そう言えば、昨年、このあたりにジミーエイドがあったよなあ、お腹空いてきたし、休みたいなあ」と思いながら走っていたのですが、それらしい場所に設置されていなくて、「あー、今年は無いんだ」と思って、携帯してきた食料(一本満足バー)を食べながら走った。

●スノーシェッドの灯り(0:21)
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千曲川対岸のスノーシェッドから漏れる灯りです。

●白鳥大橋(0:40)
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橋やトンネルでは灯りが点いていて、少しだけ明るい気持ちになりますね。

●ハーフランナー(0:44)
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結構なスピードで抜かされました。
その元気、少し分けてほしいです。(笑)

●この先エイド(0:52)
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諦めかけたころに私設エイドの案内発見!
嬉しかったです。さっきまで、一本満足バー食べてたけど(笑)

●私設エイド(1:00)
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この真っ暗で人気のない寒い場所にエイドを設置していただき、ありがたい限りですし、本当に助かりました。
おにぎりとタケノコ味噌汁をいただきました。極旨でしたね。
後続ランナーさんも到着したので、席を立って、前に進みました。

●トンネルシャドウ
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去年もここで、ランニングマンシャドウとかいって、写真撮った気がします(笑)

●ハーフランナー405番(1:29)
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みなさん、羨ましいほど元気です。最終順位は9位の方でした。

●ハーフランナー番号不明(1:29)
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立て続けに抜かれました。女性ランナーだっけかな?

●気温8度(1:39)
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表示として見た最低気温でしたね。風が無くて、それほど寒い感じはしませんでした。

この後は、中間地点のレストポイントに向けて、ひたすら粘りの走りでした。

どこかで休憩されたランナーに再度抜かされたり、あるいは、左折ポイントがわからず立ち止っているランナーに、「まだ数キロ先だし、表示があるはず」とアドバイスしたりしながら、上り坂以外は、何とか走って進みました。

●左折ポイント到着(3:17)
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ハーフ中間地点への左折ポイントです。やったね。

●CP19旧三箇小学校(133.2km)
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前の古い民宿の鹿渡館に比べると、近代的できれいなレストポイントになりました。(笑)

お風呂がなくて、シャワーのみなのが残念ですが、ハーフの私は、すぐに食事をいただきました。

食事は相変わらず美味しかったです。私はいつもの「カレーライスシチュー」をいただきました。ご飯を真ん中に、左にカレー、右にシチューの組合わせです。

食事が終わったら、歯磨きして、2階にある仮眠室に行きました。

●仮眠室
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外観は完全に教室でしたが、中は布団が敷いてあって、完全に寝る場所になってました。
早速横になって、順位を確認すると10位でした。

さあ、寝ようと思い、目をつむりましたが、ものすごいイビキの選手がおられて、正直寝付くのに相当な時間がかかりましたね。

次>川の道ハーフ完走記4

前<川の道ハーフ完走記2

参考:川の道ハーフ完走の軌跡

2017年5月16日 (火)

川の道ハーフ完走記2(フルランナーの背中編)

川の道ハーフ254kmの完走記その2

バカロード師匠と離れて、いよいよ善光寺詣とフルランナーの背中を押す旅に出ます。

●フル210番(15:48)
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昨年、私と同じように完走された永久ゼッケン210番さんです。
女性から飲み物などを貰っていました。羨ましい(笑)

●304番の女将さん(15:51)
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追い越して、写真を撮るのを忘れてて、振り向いて撮りました。
女将さんの居酒屋に入ったことは無いのですが、女将さんであることは知っております(笑)

●地下通路のランナー2名(番号不詳)15:52
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●フルランナー2名(15:59)
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わざわざ真ん中に通路を空けていただきました。

●善光寺への登り坂(16:37)
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去年は気が付かなったのですが、善光寺に向かう道は、結構な傾斜の坂でした。
歩きだしそうになりましたが、まだ序盤だと言い聞かせて、走って登り切りました。
いやあ、きつかった。街路樹の満開の花に癒されましたね。

●善光寺参道とフルランナー(番号不詳)16:46
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昨年は早朝5時に詣でたので、人はいませんでしたが、今回はまだ陽のある夕方。
参拝者多かったです。

●善光寺山門
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でかいですね。

●善光寺本堂
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●CP16善光寺(55.7km)16:52
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後半ハーフ254kmのすべてのランナーの道中の安全と完走を祈願して、255円奉納しました。(4円ちょうどがなかったもので(笑))

●私設エイド(善光寺参道入口)16:57
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美味しいパイナップルをいただきました。
いったんここで、ハーフ425番を抜き返しました。

●フル313番(右はハーフ425番)17:23
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●休憩中のフルランナー(番号不詳)
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靴脱いで何やら作業中でしたが、320kmも走っていれば、足痛いに決まってますよね。

●気温表示
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点滅で写ってないでやんの(笑)
何度だったかは記憶ありません。

●3人のフルランナー(2番、51番、307番)17:51
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まだ元気に走っておりました。スピードの差があったので抜かしましたが、左の女性ランナーのエスコート役もされていて、さすがベテラン完走ランナーさんたちです。

●フル217番(17:55)
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このあたりから、かなり疲労感が出てきて、今にも歩きだしそうな感じでしたが、フルランナーに見られるとまだ彼らの5分の1くらしか走っていないハーフランナーは頑張って走るしかありませんでしたね。(笑)

●フル123番(18:04)
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81番の瀬田晃さんの永久ゼッケンを背負って日本海を目指しているフルランナーさん。
その重い使命を自ら担って、それを実現される方は本当に尊敬に値します。
私にはとてもできそうにありません。

ちなみにこの123番さんは私が千葉県在住ということ知っていたようで、このあと少し並走しながら、お話させていただきました。

今、話を思い出しましたが、私は自己中なことに、次のコンビニの位置を聞いてましたね。まったく、自分のことしか考えていない。(笑)

コンビニがあと3か所あるという貴重な情報を貰って、元気よく、彼を振り切って進みました。その節はありがとうございました。m(__)m

●フル97番、フル300番台(18:06)
Dsc03273
疲れているであろうに、こんな幅の広い歩道の端っこを歩かれている姿勢に川の道ランナーの素晴らしさを垣間見ました。私なんぞは、爪の垢を煎じて飲まないといけないですね。(笑)

このあと、コンビニが出現し、初めてのカップラーメンを食べた。

コンビニの外で食べていましたが、先ほど抜かした何人ものランナーが通りすぎました。
ひょっとするとハーフのランナーもいたかもしれません。

汁まで完食し、カロリーのみならず、塩分も十分補給できて、体も温まって、復活することができました。

ヘッドライトを腰に装着し、アンダーウエアを2枚着込んで、出発しました。

●夕闇迫る信州盆地(18:57)
Dsc03287_2
大きな河原の向こうに山脈。昨年はまだ昼間に写真撮ったのですが、夕闇の感じもまた良いですね。

●CP17浅野交差点(ハーフ71.2km)19:01
Dsc03291
気温は16度。これから山道に入るし、まだまだ気温が下がっていきます。
これまで多くの背中を見て、抜かしていったフルランナーが、これから出くわす、寒さと眠気という2つの苦闘の始まりの夜でもあるのです。

一方の私は、疲労困憊ながらもハーフでまだ70kmしか走っていないので、きっとまだ走り続けられるだろうという楽観さで、まあ何とかなるだろうって、感じで進むのでした。

次>川の道ハーフ完走記3(夜間走行編)

前<川の道ハーフ完走記1(妄想スタート編) 

参考:川の道ハーフ完走の軌跡

2017年5月14日 (日)

川の道ハーフ完走記1(妄想スタート編)

川の道ハーフ254kmの完走記その1
スタート前の勘違い妄想と小諸からのスタート、さらにはバカロード師匠に追いつくところまでです。

●バカロード師匠とのツーショット(3日15:35)
Dsc03173

今回の完走記は、これまでの客観冷静な大会報告ではなくて、みなさまにはあまり役立たない、ちょっと私の妄想を前面に出した内容でお届けします。(笑)
なので、お気に召さない方は、どうぞこの場あるいは途中からでもご自由に退出してください。m(__)m

昨年川の道フルを完走し、大感動を頂いたにもかかわらず、今回は川の道フットレースの後半ハーフに出場したわけであるが、フルを回避した最大の理由は、長く休めそうにないということであったが、本当に理由は、フルで攻めて完走すると次は確実に体が壊れるという恐怖から回避したのであった。
その上で、後半ハーフに出場する動機としては、昨年のフルで満足に走れなかった長野県と新潟県をかっ飛ばし、フルランナーを激励しながら追い抜くことで、背中を押す風となりたいというようなことを、大会参加では表明していた。

その結果、後半ハーフでのエントリーが確定し、大会参加資料が送られ、参加者メッセージに載った自分のコメントに格好いいと思い、さらには永久ゼッケン番号が記載されていたことに満足感いっぱいで酔いしれていたのが参加資料を4月に自宅で受け取った時でした。

その後、参加資料に掲載されている過去のランナーの成績一覧、フル520kmであれば完走者全員の氏名、順位、タイム、ハーフでは上位3名の氏名、順位、タイムが載っており、今年は後半ハーフということで、ハーフの記録を眺めていたら、ムクムクと自分の心の中で、野心というか欲望が頭をもたげてきたのである。

そのよこしまな考えとは、2013年に完走したスパルタスロン246kmでの走りを再現できれば、一覧表の記載される3位入賞も可能なのではないか?というものである。

今なお、私はウルトラマラソンの最難関の大会はスパルタスロンだと思っているのであるが、その最難関コースで私が出した33時間31分というのが、250kmクラスの超ウルトラマラソンにおける私のベストタイムなのである。ちなみに、250kmクラスの超ウルトラマラソンの完走記録としては、スパルタスロンのほかには、さくら道国際ネイチャーラン250kmでの34時間39分、萩往還マラニック250kmでの44時間40分、そして今回の川の道後半ハーフ254kmの41時間38分がある。

参考までにそれぞれ完走記はこちらから

スパルタスロン完走記

●さくら道国際ネイチャーラン完走記

●萩往還マラニック250km完踏記

いずれの完走記を読んでいただいても分かることであるが、フルマラソンでサブ3.5レベルであり、1000mを全力で走っても4分を切れない足が速いとは言えない私にとって、レース・大会に参加したときの目標としては、完走や自己記録は狙っても、順位、特に上位入賞など狙ったことは今までなかった。

それが分相応であると思っていたというよりも、そんなことを考える意味がなかったから狙ったことがなかったということである。

ところが、今回は大会参加者向け資料にハーフ3位までの全記録が掲載されており、その記録では優勝者は概ね36時間前後、3位入賞者は38時間前後であり、大会によっては40時間超であったことから、これは3位入賞も狙えるのではないか?と思ってしまったのである。

このタイムであるが、250kmクラスのウルトラマラソンの優勝タイムとしては、極めて低調なのである。(世界のトップランナーが集まるスパルタスロンの優勝タイムは24時間前後、さくら道国際ネイチャーランでは25時間前後、萩往還マラニックでは28時間前後)
その要因を私は「有力選手は、川の道フルか同日開催中の萩往還マラニックに出場していて、選手層が薄いのではないか?」と想定した。

その間隙を縫って、5年前のスパルタスロン並みの快走を見せれば、3位入賞も可能なのではないのかと

この野望を胸に秘めて、珍しくホテルに前泊(お金も時間もない私は、たいがい当日未明に千葉の自宅を出発か、あまり眠れない車中泊が普通)までして、体調を整えて、当日のスタート会場に向かった。

小諸に向かう小海線では、川の道ランナーから声をかけられた。FBで見知っていたY村さんだった。

小諸キャッスルホテルの駐車場で着替えて、できるだけコンビニには寄らないために、食料及び水を多めに携帯する作戦としつつ、余計な荷物を少なくするため、トレラン時の最強ヘッドライトコンビはロードでは必要ないと判断して、ヘッドライトは一つと小さめのハンドライト一つの組み合わせにし、中間地点までは走りきれると判断して、防寒着は、長袖シャツと軽量ウインドブレーカーの2つに限定した。

●ハーフ開会式
Dsc02989
なかなか準備が終わらず、ランナー側に並べませんでした(笑)

スタート直前には、今回のハーフの優勝候補と私が目しているしぶしぶさんに初対面ながら挨拶して、そのすぐ後ろに並ぶような形でスタートライン前方に並んだ。

●スタート直後の最初の信号待ち
Dsc02995
Dsc02998

定刻通り午前11時にスタートし、すぐにしぶしぶさんが飛び出す形となって、自分は2番手集団に付いて行く形となった。

●ハーフ2番手集団
Dsc03013
2番手集団は自分を除くと400番台のゼッケンばかりで、これはつまりフルでの完走がないランナー又は今回初めてのランナーであるということであるのだが、何事にも楽観的というか上から目線の私は、まあ、経験不足でどこかでブレーキがかかるだろうくらいにしか考えいなかった。(笑)

ここは少し揺さぶる意味も含めて、少し体が温まったところで、キロ5分を切らない程度にペースを上げると、特に誰もついてこなくて、2番手集団から抜け出す展開となった。

しめしめと思うものの、気温19度の中、これまでの失速パターンを踏襲しないよう、抑え目の走りをしていると、10キロしないうちに、1人のランナーに抜かれた。比較的まっすぐな国道18号線なので、ペースを上げずに3番手として前のランナーを追っていたが、信号待ちなどでずるずると差がついて、いつの間にか姿が見えなくなった。

●3番手に落ちたところ(11:45)
Dsc03030
ハーフ458番ランナーさんに8キロぐらいの地点で抜かされました。ただし、最終順位的にはどこかで抜かし返したようです。

●上田市突入(12:04)
Dsc03036

●気温20度(12:15)
Dsc03058
20度って、普通に過ごしていても、ちょっと汗ばみますが、走っているとかなり暑いのです。

上田市街の手前で、またランナー(番号忘れました)に抜かれたが、今度は信号待ちで離されないよう、後ろをくっついて走ったが、上田駅前で離された。

●上田駅前交差点(12:36)
Dsc03069

その直後に、さらにランナー(450番)さんに追いつかれ、前回はまったく走れなかった上田駅前から上田城大手門に向けての登り坂を一緒に走って登って行ったが、CP14の上田城大手門エイドの手前の水飲み場で水被りしているうちに抜かされ、エイドには5位到着となってしまった。

●上田城内(12:41)
Dsc03070

●CP14上田城前(12:43)
Dsc03077
実質、後半ハーフ、最初で最後のエイドに5番手で到着。
4番目到着の450番さんがファンキーなポーズ取ってくれました。
彼は初出場で、最終的に4位。
私の勝負できる相手ではございませんでしたね。(笑)

この暑いのに、このペースで走りきれるのか?私は無理だとの判断で、ペースを上げずにたんたんと進んだ。

●8分後にはこれだけの差に
Dsc03082_2
450番さんの巡航スピードは速すぎでした。

●(13:12)
Dsc03094

●(13:42)
Dsc03098
やっぱりあのきれいな三角錐の山、気になりますわ(笑)

●ハーフ437番(手前)、450番(先頭)
Dsc03104
さらに二人のランナーに抜かれましたが、一人は先ほどまで遥か先行されていた450番さんでした。このお二人、最終順位は3位と4位ということで、道中何度もデッドヒートされていたんでしょうね。

●ガリガリ君(13:58)
Dsc03119
久しぶりのコンビニ出現に本レース初めて立ち寄って、思わずガリガリ君を買っちゃいました。この冷たい食感、最高です。もちろん、走りながら食べました。(笑)

●ハーフ452番(14:12)
Dsc03124
「かずさんですね。」と声かけられました。
いつもブログを読まれているとのこと、ブログやっていた甲斐があったと思う瞬間ですね。
昨年、和田邸でボランティアされていてお会いしたことがあったそうです。
その和田邸の記事内容に誤りがあるとのありがたいご指摘をいただきました。
その節はどうもありがとうございました。
「和田邸では長居されますか?」と尋ねると「順位次第では(笑)」とのことでした。
表彰台レベルの走りをされていましたが、確か最終的には、その和田邸でリタイアされていました。どこかを故障でもされたのかもしれませんね。

この場で抜かれて、ハーフでの私の順位は7位でしょうかね。

●初めのフルランナー(98番)のお背中(14:31)
Dsc03131
明らかに右に傾げて歩いているフルランナーに追いつきました。
小諸から約35km、東京からだと300kmに達しようかという地点でした。

こうして、早くもフルのランナーを抜かすことになった。

ハーフスタート前の説明では、5時間前に最後のフルのランナーが小諸キャッスルホテルを出発したと聞いていたのだが、20キロ余りで追いつくとは予想外であった。すでにこのタイムとなっているフルのランナーは満足に走れる状態ではなくて、まだゴールまで200キロ以上もあるという苦難の道のりに対し、最後まで健闘を祈りつつ、声掛けして抜かしていった。

●フル300番台(14:45)
Dsc03132
番号不明ながら300番台の暫定ゼッケン

●フル145番(14:48)
Dsc03137
連続して追い抜きました。フルの最後方集団でしょうか。

●フル21番
Dsc03142
満身創痍なのが体からにじみ出ておりましたが、前に進む闘志は燃え滾っておられました。さすがです。

●新潟まで221km(15:01)
Dsc03145
まだまだゴールまでとてつもない距離が残っています。
車で運転してても一般道を選択しない距離ですね。(笑)

●CP15篠ノ井橋(ハーフ42.6km地点)15:08
Dsc03148
ほぼフルマラソンの距離を一般道でリュック背負って、4時間8分とは、まずまずですね。
それにしても、すでに7位とは、皮算用が甘かったか(笑)

●ハーフ425番(15:25)
Dsc03166_2
スピードは圧倒的に彼の方が速かったのですが、休まない私との間で、中間地点まで、何度も抜きつ抜かれつしました。

そうして、ハーフのランナーにも抜かれて、8位になったところで、前方にバンダナを頭に巻いて、疲労困憊で進んでいるフルのランナーを発見!

バカロード師匠の後ろ姿であると確信した私は、抜かしていったハーフのランナーを追走する形でバカロード師匠に近づいて行った。

前のランナーがバカロード師匠に一声かけて抜かしていった。足音を消して、私は近づいたのだが、そこは未熟者らしく、あふれだす殺気?を消すことができず、バカロードし師匠が振り向いてきた。

●振り向いたバカロード師匠(15:35)小諸から47kmくらい
Dsc03169

仕方ないので、殺意を感じさせない笑顔で、バカロード師匠に手を振りながら追いついて、声をかけました。

「お疲れ様です、バカロード師匠。追いつきましたよ。」

「うあっ、かずさん、はやいな。善光寺まで持たなかったか・・・」

「調子はどうですか?白潟選手のゼッケン背負っているから責任重大ですね。」

「足が痛くて、走れないんですよ。でも、絶対に完走しますよ!」

というような会話をし、一緒に記念撮影して、バカロード師匠の健闘を祈りつつ、先行させていただいた。

●バカロード師匠との2ショット
Dsc03173

こうして、川の道ハーフの一つのミッションである、「バカロード師匠に追い付く」を達成し、大いに満足したのであったが、一方で、あまりに早い追い付きに、師匠のこれからの困難が想像された。

なにせ、まだ新潟のゴールまで210kmくらい残っているのだから。

次>川の道ハーフ完走記2(フルランナーの背中編)

参考:川の道ハーフ完走の軌跡

2017年5月11日 (木)

川の道ハーフ完走の軌跡

なかなか写真付き完走記録を書く時間がないので、先に備忘録的にタイムや記録面での整理と箇条書きのポイントを掲載します。(わかる人には分かる内容ですが、川の道を知らない人には、さっぱりな内容ですいません。)

川の道ハーフ完走記はこちら

●ラップタイム一覧
Ws000088s
昨年のフルに比べると、実に寂しいハーフの公式ラップ記録です。(笑)
スタートから旧三箇小学校までは、そこそこ走れましたが、その後は、かなりのブレーキに。
今年のフルの優勝者の平均時速が同じ6.1km/hだったのは、情けないというより、頑張ったって感じですね。(笑)
あと、最後和田邸からゴールまではそれなりに走ったはずですが、昨年苦しんだフルの記録とそれほど差が付いていない・・・。
去年のフルはなんだかんだいって、最後まで走れていたんだなあ

●GPS走行軌跡

●GPS高低軌跡
Ws000089

●GPSラップタイム前半
Ws000090_2
CP15までは、キロ6分程度のハイペースを維持
その後、日中はキロ8分程度に低下しつつも、夜に入ってキロ7分半に戻し、最後のアップダウンのある長丁場ではバテて、キロ8分半と何とか粘って、133kmを16時間半で中間地点の旧三箇小学校に到着できた。
その時点での順位は、10位。さすが、全国から集まってきた猛者たちである。

●GPSラップタイム後半
Ws000091_2
下が2016年のフルでのラップタイム
Ws000094
コンスタントに走った今回のハーフの方が、全体としてはタイムが当然に良いのであるが、昨年のフルの最後の2つは大爆走したのが、ラップタイム上からも明白である。

●GPS記録一覧
Ws000092s
距離は、主催者254.2kmとの誤差、わずか200m。コンビニとか寄っていたことを考えるとぴったりに近いですね。
コースタイムは、レストポイントで中断していた時間(2時間45分)が割り引かれ、ゴール後6分経過して終了させた追加分が入ってのタイム。
それにしても、累積上昇、つまり上りが1258mもあるとは、どうりでタイムが落ちるわけだ。

●レース概況ポイント
・スタート直前に優勝候補のしぶしぶさんに挨拶
・予想通りしぶしぶさんの独走
・とりあえず暴走しない程度に2位追走
・コンビニに寄らず、走り続けるも、すぐに3位転落し、4位にて最初のエイドの上田城に到着
・フルの最後尾ランナーを追い抜く
・長野市内で早くもバカロードさんを追い抜く
・425番ランナーとのデッドヒートの始まり
・冷凍ジュースを首に装着して冷却
・観光客でにぎわう善光寺参り
・すっかりペースが落ちての忍耐の走り
・有り難いことにブログの間違い指摘される。(後日、修正済み)
・浅野交差点前でカップラーメンを食べてかなり復活
・飯山手前の分岐で懐かしい旧道選択
・ほとんど交通量がない旧道
・結局ほぼ想定通りの時間に飯山駅到着だが、脚は売り切れ気味
・飯山駅後も粘って走って最後のコンビニのひとつ前のセブンイレブンで復活を期してのカップラーメン
・アップダウンが続き、走りはあまり復活せず、期待は私設エイド
・諦めた頃に私設エイド出現。筍の味噌汁が美味
・その後、まだまだ元気のよいハーフランナーに抜かされるが、左折ポイントに迷っていたので、まだまだ先と教える。
・なんとか最後まで歩かずに左折ポイント到着
・鹿渡館から150m先に新しいレストポイント(旧三箇小学校)に10位で到着

・シャワーを浴びず、すぐに食事して、仮眠所に
・仮眠所は快適なれど、大いびきに眠れず
・すっかり明るくなった2時間後に何とか起きた
・食事してすぐに出発

・足取りは重く、すぐに二人に抜かされる。
・暑くなる前に復活のカップラーメン作戦発動
・小千谷で水切れ寸前
・思ったより暑くて、1キロのロックアイスを首に巻いて進む。
・和田邸に到着。和田さんに挨拶して、5分の休憩で出発
・真昼の暑さにノックダウン気味、出発を後悔
・耐えきれずバス停ベンチで2時間休憩、ただし満足に眠れず
・3時50分からレース復帰するも、まだまだ暑く、調子出ず、歩き中心
・フルのランナーにも抜かれる始末
・復活を期して、カップラーメンに飽きたので、冷やし中華を食べる。
・長岡手前でランナー密度上昇
・長岡過ぎて、暗くなる前に痛みを覚えた右足人差し指を確認して、びっくり。その場でマメ処置
・痛みを感じながら、痛いがゆえに走ることができ始める。
・夜になり涼しくなって、あの直線道路をひたすら耐えて、だんだんと歩くより走る距離が伸びてくる。
・CP24を通過して、サンドイッチを食べて、ロングスロースパート
・誰もいない後ろを振り返りながら、進む
・堤防はとにかく長かった。
・誰もいない川の道岬は美しかった。
・最後はかなり明るくなったゴールのホンマ健康ランドに到着

・安くなる5時まで待って、風呂に入る。
・仮眠室に向うも、これまたイビキで眠れそうにないので、チェックアウトして新潟駅に向かう
・舘山代表に「来年はフルで」と約束の挨拶をして、スタッフに挨拶して、タクシーで後にする。
・6時56分新潟発の新幹線でも思ったように眠れず東京着
・電車を乗り継いで、10時30分の自宅到着
・ブログに結果速報を掲載して、以降、爆睡

・バカロード師匠の最終ランナーでの完走に感激したが、少し疑惑あり
・やっぱり川の道はフルで出ないと満足できない。(ハーフはつまらない)

2017年5月 5日 (金)

川の道フットレース完走結果速報

ゴールデンウィークの中盤は、全国的に晴天に恵まれ、絶好の行楽シーズンであったかと思われます。

私が参加した川の道フットレースですが、30日に東京をスタートしたフル、つまり520kmの部の方は、1日の昼頃、暴風雨に見舞われ、トップランナーでは最も標高の高いぶどう峠あたりであったらしく、大変だったようですが、それを除けば、全般的に天気は良かったようです。

私が3日から参加した川の道フットレースの後半ハーフの部は、最初から最後まで快晴に恵まれ、天気は最高でした。

川の道レース記録速報サイトはこちら

川の道フルの全体のレースのご報告ですが、ここ2年連続して2位となっていたS藤選手が、序盤はスローペースで中盤から優勝争いをするといういつもの展開でなく、今回は序盤からトップ独走されていて、公式サイトの結果速報を眺めていた私をはじめとする多くの川の道フットレースファンの身からすると、「これは凄いことが起きるのでは?」とますます公式サイトと本人から投稿されるFBに目が釘付けとなってしまいました。

(私なんかは、後半ハーフに出るのだから、いい加減、結果速報眺めているより、自分の準備した方が良いと思うのであるが、最も凄いのは、トップを走っているS藤選手自らが、結構な頻度でレースの状況をFB投稿されることである。私なんかは、走っているときにそんな余裕はまったく無い。)

最終的に、S藤選手は、300キロ過ぎあたりから、走れなくなったようで、優勝争いから脱落し、昨年の覇者であり、今回も前回同様、ずっと2位追走していたM選手が、最終的には独走での優勝をされました。

記録は84時間7分と、昨年とほぼ同等、正確には少し遅いタイムだったようです。

これだけ暑い中、昨年同様のタイムを出されるとは、さすがチャンピオンさんです。
2連覇での優勝おめでとうございます。

さて、私の結果の方ですが、最高の天気の下、栄誉ある永久ゼッケンをいただいて、初めての出場となった私は、楽しく大爆走する意気込みを語りながら、思ったほどの大爆走はできないながらも、何とか完走することができました。

●完走証と完走賞
Dsc03638t
永久ゼッケンでの完走証、格別です。

今回の暑さは、まだ2回しか経験していない私が語るのもおこがましいですが、半端なかったと思います。

スタート直後は、2番手集団から一度は飛び出したものの、暑さで足が前に出なくなって、ずるずると後退する結果で、中間地点の旧三箇小学校に到着。

最低限の2時間休憩で出発するつもりでしたが、2時間45分程度の滞在となり、すでに陽が上って暑い中でのレースになって、ぐんぐん下って、ますます暑さが増す中、昼過ぎからは、恐らくは熱中症気味に陥って、まったくごけない展開になって、日陰で2時間横になって、暑さをやり過ごす展開となりました。

少し涼しくなった、夕方からコース復帰するも、まだ暑さが残る夕方は走れず、日が落ちて涼しくなってから、やっと走れる展開となって、昨年やり残した新潟大爆走は、小爆走程度ながら、実現することができて、夜明け直前の曙光が幻想的な川の道岬で日本海を眺めることができてのゴールとなりました。

●夜明け前の川の道岬
Dsc03597_2
このタイミングでこの美しい日本海を眺めることができたのは、私だけでした。(前日に早いタイムのフルのランナーさんが誰かいたかも)

●ゴール後の記念撮影
Dsc03632
特別にマイカメラで撮影していただきました。

熱中症気味の後遺症は大きくて、眠いのに眠れないはどの疲労感(うまく説明できないのですが、気持ち悪くて眠れないのです。)で、こうして、ブログ記事をアップしている次第ですが、何が言いたいかといえば、今年の川の道は、とにかく暑かった。

最終日の5日の新潟平野はさらに暑くなっていて、、制限時間に追われる多くのランナーは、この灼熱地獄の中、休むこともままならずに、苦闘の歩みを進めていることと思いますが、とにかく自分ができる範囲で諦めずに、前に進んで、栄光のゴールテープを切っていただきたいところです。

川の道ランナーの皆さん、そして大会スタッフの皆さん、最後までがんばってください!

ありがとうございました。m(__)m

川の道ハーフ完走記はこちら

2017年5月 2日 (火)

川の道ハーフに向けての意気込み

いよいよ明日から川の道フットレースの後半ハーフが始まる。

今回は、昨年のフルでは、満足に走れなかった川の道後半部分を疾走するべく、エントリーした次第である。
などと、偉そうに言っているが、フル520kmは、私には荷が重すぎるので、回避したという要素も相当に大きいのであるが(笑)

職場でもそわそわしているのが見え見えで、そうなると、ランニングに興味の無い、同僚、上司、部下なども「また、どこか走るのですか?」と訊いてくれる。

こちらは「川の道ハーフです。」と答えるのであるが、私が長い距離しか走らないことを知っている人達は、「ハーフ?って何キロ?」とほぼ確実に疑念を持って訊き返してくる。

それに対して、私は「254キロ」と聞かれた以上、答えるのであるが、みな、一応に驚き、呆れるリアクションをしてくれる。

ハーフなのに254kmって、やはり尋常でないというか、常識はずれの、変態度が高いよなあ(笑)

スタートは長野県小諸市で、3日の午前11時スタート、ゴールは新潟県新潟市で制限時間は58時間である。
長野県では千曲川、新潟県では信濃川と呼ばれる、日本一長い大河に沿ったロードをひたすら走る。
途中、川から離れて、善光寺参りがあるのだが、今回は完走の願掛けで、254円を奉納しようと思っていたが、今、小諸に向かう、新幹線車中で、小銭が上手く揃うか、心配になってきた。なにせ、ろくな準備してこなかったから(笑)

さて、今回のレースであるが、とにかく、最後まで走り続けたい。苦手な上りも、ほとんどないコースであり、恐らくは前方に520kmの道中でもがき苦しむフルのランナーを見つけることは容易であろうし、彼らの奮闘に勇気をいただいて、進み続けていきたいところだ。

なかでもバカロード師匠を見つけた場合、忍び足走りで追いつき、エア跳び膝蹴りでもして、追い抜かそうかなと思っている。(笑)

そうそう、忘れていました。

川の道ハーフ記録速報(途中経過時間順位等)はこちらからです。

スタートとゴールを除くと計測ポイントが2か所しかなくて、CP19まではスタートから16時間以上、CP21まではスタートから24時間以上かかるはずなので、気が向いたら確認してみてください。

なので、フルの記録速報の方が、面白いと思います。(人数も多く、計測ポイントも多いので)→川の道レース記録速報(途中経過時間順位等)

そろそろ新幹線が佐久平に到着するようですので、ここらで無駄話を止めて、終わりにします。

それでは、ハーフですが、それなりに長い、川の道ハーフを思う存分楽しんできます。

2017年4月29日 (土)

永久ゼッケンという栄誉をいただきました。

本日、第13回日本横断 川の道フットレースの開会式に参加してきました。

Dsc02958

写真のとおり私のゼッケンは186番でした。

この186番ですが、今後の本大会において、私の固有のゼッケン番号となったところです。

昨年、川の道フットレース520km、通称川の道フル、ワンステージ制では日本最長のウルトラマラソン(フットレース)において完走し、これまでの大会通算で186番目の完走者になったことから、完走者のみに与えられる栄誉の固有ゼッケンをいただくこことなったのです。

→川の道フットレース完走記はコチラ

固有とは、つまり仮に私が出場しなくても、他の人はこの186番を使うことはない、永久ゼッケンなのです。

これまで、いろいろなマラソン、ウルトラ、トレランの大会に出場し、完走者として、栄誉を称えていただきました。

一般的なのは、完走メダルでしょうか。

距離が長く、一般的に完走が難しい大会においては、完走者の栄誉をより称えようと趣向を凝らした、特別なものをいただいてきました。

例えば、国内最難関のウルトラである「さくら道国際ネイチャーラン」においては、完走者がいただける記録証が紙ではなくて、ヒノキの一枚板に彫り込まれた、それはそれは素晴らしい記録証がいただけます。(あまりに素晴らしいので、我が家では玄関に置き物代わりに飾られております。)
Dsc09929t

世界的に有名なウルトラマラソンであり、さくら道以上に難関のスパルタスロンにおいては、記録証はもちろん、完走メダル、ゴール直後に、完走メダルを掛けていただき、頭には古代オリンピックでの勝者に贈られた月桂冠を戴き、女神さまから聖水を飲ませていただきました。
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トレランにおいては、日本山岳耐久レース、通称ハセツネでは、完走者には完走Tシャツが贈られ、これを着ていることがちょっとした自慢でしたね。

また国内最高かつ最長トレランのUTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)では、本場UTMBを倣って、完走者にはベストが贈られます。これを着て、完走直後に闊歩するのが、格好いいところです。私は第1回のUTMFは完走でき、それを行えましたが、2年前に初参加したUTMBでは、9割方、完走ベストを手に入れたと思っていたのですが、残り7キロ弱の最後の関門で時間切れとなる悲劇を味わいました。なので、UTMBの完走ベストを着ることが、今の私の人生の目標でもあります。
Imgp9919

話がだいぶそれましたが、こうした完走者のみが手にできる品々を私は手に入れたから、満足しているというわけではありませんが、私の限られた資源(時間やお金)を考えると、新しいレースに出ることを選択してしまう、つまる一度の完走で終わってしまうことが多い私ですが、この永久ゼッケンの場合は、これを付けて、走りたいと強く思うというか、熱望すらしてしまいましたね。

ミーハーと言われようが、こんな嬉しいゼッケンはありませんね。

というわけで、今回は、このゼッケンで、川の道ハーフを走ります。

これまでの多くの川の道完走者が培って、守ってこられた、川の道ランナーと大会の栄誉に恥じない、そして、この川の道という唯一無二の大会を支える大会関係者の熱い思いや期待に応え、そして感謝の念をきちんと伝えられるように、昨年は、満足に走れなかった、長野県と新潟県を疾走して、表していきたいと思います。

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