ウルトラマラソン

2021年6月17日 (木)

君津ウルトラマラソンの順位・完走率

先月開催された君津ウルトラマラソン(距離57km)の記録が公開されていました。
→君津ウルトラマラソン完走報告はこちら
一般公道での大会で順位を競うレースではないので、ゼッケン順にタイムが掲載されているだけでしたが、気になりましたので勝手にタイムを順番に並び替えてみました。
その結果、出走者数は298人で完走者は291人と判明
なので、完走率は97.65%
ウルトラマラソンで、この完走率は異常に高いですね。(ハーフマラソン並みですね。)
僕の勝手な推測ですが、大ボス鹿野山への上りが歩きとなって、結果的に良い脚休めになるからか・・・
それから完走タイムで一番多かったのは7時間台で97人(完走者の33.3%)でした。

順位 タイム
1 4:38:51
2 4:41:41
3 4:48:47
4 4:52:13
5 4:54:41
6 4:55:56 4時間台6人
7 5:01:22
8 5:02:16
9 5:05:23
10 5:08:19
11 5:08:22
12 5:12:44
13 5:16:30
14 5:19:49
15 5:20:51
16 5:21:37
17 5:22:09
18 5:23:03
19 5:24:11
20 5:24:53
21 5:25:10
22 5:25:41
23 5:34:48
24 5:38:12
25 5:38:48
26 5:39:39
27 5:40:59
28 5:42:09
29 5:43:15
30 5:45:08
31 5:45:54
32 5:48:10
33 5:49:54
34 5:51:24
35 5:52:08
36 5:54:11
37 5:55:28
38 5:55:51
39 5:56:22
40 5:57:15
41 5:59:04
42 5:59:27
43 5:59:29  5時間台37人
44 6:01:23
45 6:01:40
46 6:02:34
47 6:03:14
48 6:03:36
49 6:03:55
50 6:04:39
51 6:06:10
52 6:08:28
53 6:10:36
54 6:11:25
55 6:13:52
56 6:14:30
57 6:14:56
58 6:15:51
59 6:17:41
60 6:17:51
61 6:18:10
62 6:19:33
63 6:20:26
64 6:21:58
65 6:22:35
66 6:27:15
67 6:27:55
68 6:28:08
69 6:30:05
70 6:31:30
71 6:34:45
72 6:35:46
73 6:38:47
74 6:39:16
75 6:39:31
76 6:40:18
77 6:40:23
78 6:40:36
79 6:41:43
80 6:43:18
81 6:45:18
82 6:45:30
83 6:45:51
84 6:47:10
85 6:47:23
86 6:47:54
87 6:49:14
88 6:49:37
89 6:49:46
90 6:50:30
91 6:51:05
92 6:51:43
93 6:51:51
94 6:51:57
95 6:52:00
96 6:52:31
97 6:53:27
98 6:53:32
99 6:54:18
100 6:55:23
101 6:56:00
102 6:57:11
103 6:58:05
104 6:58:15
105 6:58:21
106 6:58:24
107 6:58:37
108 6:58:41
109 6:59:26
110 6:59:36
111 6:59:53  6時間台68人
112 7:00:29
113 7:00:31
114 7:01:53
115 7:02:09
116 7:02:43
117 7:03:48
118 7:03:55
119 7:06:13
120 7:06:58
121 7:07:27
122 7:07:35
123 7:07:37
124 7:07:41
125 7:08:55
126 7:10:20
127 7:10:21
128 7:10:28
129 7:11:46
130 7:12:41
131 7:12:58
132 7:14:26
133 7:14:35
134 7:14:57
135 7:15:27
136 7:16:53
137 7:17:57
138 7:18:48
139 7:19:25
140 7:21:00
141 7:21:35
142 7:21:45
143 7:21:48
144 7:22:21
145 7:22:38
146 7:22:39
147 7:23:01
148 7:23:22
149 7:23:34
150 7:23:37
151 7:24:56
152 7:25:11
153 7:25:20
154 7:26:25
155 7:27:00
156 7:27:35
157 7:27:47
158 7:27:49
159 7:28:23
160 7:29:01
161 7:29:14
162 7:29:18
163 7:29:38
164 7:30:21
165 7:31:48
166 7:31:51
167 7:34:40
168 7:35:02
169 7:35:51
170 7:36:20
171 7:37:11
172 7:37:39
173 7:38:38
174 7:39:53
175 7:42:59
176 7:43:20
177 7:43:20
178 7:43:31
179 7:43:35
180 7:44:58
181 7:45:15
182 7:45:51
183 7:46:57
184 7:47:45
185 7:47:51
186 7:47:52
187 7:48:28
188 7:48:33
189 7:50:09
190 7:50:28
191 7:51:13
192 7:52:48
193 7:53:12
194 7:53:17
195 7:53:36
196 7:53:52
197 7:53:58
198 7:55:34
199 7:55:45
200 7:56:18
201 7:56:24
202 7:56:33
203 7:56:57
204 7:57:15
205 7:57:33
206 7:58:33
207 7:59:01
208 7:59:51  7時間台97人
209 8:00:21
210 8:00:37
211 8:00:58
212 8:01:01
213 8:01:02
214 8:01:11
215 8:01:59
216 8:01:59
217 8:02:14
218 8:02:37
219 8:03:31
220 8:04:00
221 8:04:29
222 8:04:30
223 8:04:59
224 8:05:23
225 8:05:31
226 8:05:31
227 8:06:27
228 8:06:32
229 8:06:47
230 8:08:54
231 8:08:58
232 8:10:06
233 8:12:50
234 8:12:51
235 8:16:12
236 8:16:47
237 8:18:18
238 8:20:24
239 8:22:34
240 8:24:04
241 8:25:19
242 8:25:27
243 8:26:09
244 8:27:41
245 8:27:52
246 8:28:47
247 8:28:53
248 8:29:33
249 8:29:52
250 8:30:48
251 8:31:05
252 8:31:11
253 8:32:00
254 8:33:05
255 8:33:41
256 8:33:57
257 8:38:13
258 8:39:45
259 8:46:11
260 8:47:51
261 8:50:27
262 8:51:12
263 8:56:27
264 8:58:24
265 8:59:40  8時間57人
266 9:00:49
267 9:00:49
268 9:00:49
269 9:01:40
270 9:03:01
271 9:05:10
272 9:05:10
273 9:12:53
274 9:12:54
275 9:13:47
276 9:13:47
277 9:19:58
278 9:20:19
279 9:20:19
280 9:23:53
281 9:26:32
282 9:30:43
283 9:33:06
284 9:37:15
285 9:37:39
286 9:38:35
287 9:38:39
288 9:39:13
289 9:42:25
290 9:42:47
291 9:42:51  9時間26人
292 DNF
293 DNF
294 DNF
295 DNF
296 DNF
297 DNF
298 DNF  DNF7人

完走率 97.65%

追記:
 ちなみに僕の順位は37位で、予想通りでした。

2021年5月 9日 (日)

君津ウルトラマラソン完走報告

苦節3年の君津ウルトラマラソンが無事開催され、出場し、なんとか完走しましたのでご報告いたします。

本大会は、2019年10月は台風被害で中止、2020年5月は新型コロナ第一波で中止、そして2021年もコロナ第4波で厳しい展開でしたが、なんとか3年越しの悲願の開催ができました。関係者の諦めない気持ち、折れない心にまずは敬意を表します。ありがとうございました。

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君津ウルトラマラソンのリーフレット
「折れないまち君津」を駆け抜けよう!は主催者の心意気ですね。
それから大会アンバサダーは僕のランニングクラブの主催者です。コース上で3回もお会いすることができました。

Kimitsu_map
コースはこのとおり、内陸部が奥広くなっている君津市内を周回する57kmです。(スタート直後の折り返しが省略されたので56kmくらいになったかも)

前日受付もありますが、当日3時10分に起床し、3時40分出発。ところが誓約書等を忘れているのに気が付き、一度自宅にUターン。3時50分に再出発し、高速を使わず国道16号線を一路南下。早朝なので空いており、4時45分に君津駅前の市営駐車場に到着。駅のロータリーのシャトルバスに並んで、5時過ぎにバスは出発し、5時13分に受付会場に到着。

検温し、参加賞のTシャツや荷物預け用のビニール袋をもらうタイミングで今回の出場に大変お世話になった主催者のおひとりのSさんにお会いできた。少しお話しできましたがお忙しいので肝心の用は達せずお別れした。荷物預け場所兼着替え会場の体育館に入場するまえに、飲食禁止なので朝食のおにぎりを外で食べました。

新型コロナウイルス感染症対策でマスクの着用、手指消毒の徹底、屋内滞在時間の管理等、やれることは全部やられているって感じでした。

朝早いこともあり肌寒く感じていたので、ギリギリまで体育館に居た。

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スタート地点は日本製鉄東日本製鉄所君津グランド。ふかふかの広大な芝生のある素敵なグランドでした。

今日の装備とウエアリングですが、スパルタスロンで使用した改良型ウエストポーチに350CCのボトルをマイコップ替わりにしました。
上は半そでハーフジップシャツで、下は短タイツにランパン、シューズはイダテンでした。

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(06:02)30人ずつのウェーブスタートということで、厚かましくも最初のスタートに紛れ込みました。
ピストルでスタートだったのですが、故障なのか何度火薬を交換しても鳴らず、最後は3分遅れで旗合図でのスタートになりました。
第1回大会ならではのエピソードですね。

スタートして、陸上トラックをほぼ一周したのち、芝生を大回りしてグランドを出て、会場スタッフの大声援を受け、すぐに敷地から一般道に出た。当初は右折でしたが、コース省略で左折となり、(おそらく1kmは短くなったと思われるが)、内房線の線路に向かって進んだ。先頭ランナーが跨線橋の階段を上らず右折してコースミスを起こして、階段に戻ってきたのと階段前で鉢合わせし、すでに100mくらいトップから遅れていた僕はここで一気に3位に浮上した(笑)

線路を越え、小糸川右岸沿いの歩道を上流に向かって進み、その後、川を渡ってひたすら君津内陸部に向かって進んでいった。
やがて、館山自動車道をくぐり、周東中学校付近では大会アンバサダーの応援を受け、写真も撮っていただきました。

Kimitsu20210508
(07:30)撮っていただいた写真(減速して歩いています(笑))

この後、かずさグリーンラインを東上し、すれ違い区間である登坂(県道33号線君津平川線)に左折して入った。
すぐに先頭のランナーとすれ違い、僕はすれ違うランナーを数えながら、まだ元気だったので歩かず走って登って行った。

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(07:54)だいぶ登ったところで、かずさアカデミアパークのオブジェが出てきました。なんか懐かしかったです。

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(07:56)20km地点はかずさアカデミアパーク内。要所要所に進行方向や距離表示のペットボトルが置かれていました。風にも強いし、邪魔にもならず、撤去もしやすく経済的でよい方法だと思いました。
 この後すぐに折り返し地点になり、すれ違ったランナーは28人だったので、僕は29位だと判明した。第一ウェーブスタートは30人なのでとりあえず良しとしよう。(笑)

 すれ違い区間の復路は下りなのでかっ飛ばしながら、出会うランナーとエール交換しながら進んだ。
第4・5エイドが設置されたセブンイレブン君津根本店のある大きな交差点で左折し、すれ違い区間は終了。県道92号線で鴨川方向に進みます。

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(08:18)君津の内陸部のこの辺りはおそらく通ったことがなくて、案外と広い平地が内陸部まであるんだなあと新鮮な気持ちで進みました。(県道92号線君津鴨川線)

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(09:06)30km過ぎて鹿野山への激坂上りが始まりました(県道93号線久留里鹿野山湊線)。4km続くと聞いたので、僕はすぐに歩き始めましたが、この辺りの順位の選手は当然のように走っており、かなり抜かれました。(笑)
 なお歩道のないこの道には左側通行を促すため点々と白いテープで貼られており、主催者の安全に対する意識の高さに安心しました。しかし、大会終了後に全部剥がすのは大変だろうな。

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(09:36)綺麗な景色だなあとパチリ。すぐに展望台が出てきて、有名な鹿野山九十九谷と知りました。

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(09:43)第7エイド(鹿野山ビューホテル駐車場)に到着。最高地点で標高359m(僕のGPS計測値)でした。この先、2キロ弱でマザー牧場です。ほぼ歩きだったことで、ペースはキロ6分23秒まで悪化。順位も50位と言われ、6時間切りは絶望的な展開になりました。
この後は、平地に向けて緩やかな下り。重力に任せて、駆け下りました。この下りは日陰も多く最高でした!

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(10:13)下りの途中に京都嵐山を思わせる竹林の径(とても短いけれど)も駆け抜けました。

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平地に降りると、大人気ラーメン店の大ちゃんラーメンがコース沿いにありました。撮影タイミングはゴール後に食べに行った13時過ぎで、この時も前の道を何人ものランナーが走っておりました。(名物のとんしおラーメン、強烈でした。ぜひ一度食べてみてください。)

平地に降りても、何とか走れていたので、6時間切りの目標に再挑戦することにした。おそらく56kmのはずだからと、GPS時計を見ながら逆算して進みました。残り4キロを切って小糸川から市街を進み始めたところで、スパートをかけました。(このちょっと前に46位と言われました。)
途中登りで抜いていったランナーを一人ずつ追い越して進みました。その中のお一人はまだ余力十分でこのあとプチデッドヒートになりました。君津高校を過ぎたところで、主催者のSさんの誘導、さらにはアンバサダーさんの応援もあり、6時間切り達成に向け、がぜんスパートに力が入りました。

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グラウンドに入って、一周でゴールだと思ってラストスパートかけたら、もう一周と誘導され、思わず後続ランナーを確認しました。(笑)
すでに力を使い果たして、最後はダラダラになりましたが、なんとか5時間台で無事にゴールできました。

記録証発行の際に、女子登録だったことが判明し、修正に少し時間がかかりました。女子で発行してもらってもよかったのに(笑)

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記録:5時間55分28秒 順位は不明(40位くらい?) 
GPS記録 距離:55.78km 平均ペース:キロ6分22秒 累積標高差818m 最高標高359m
友達に報告すると27秒遅かったらよかったのにって言われました。確かに!

最後にたけのこご飯と肉団子のお弁当にペットボトル飲料、さらに贅沢ガリガリ君をいただきました。

快晴で9時を過ぎてからは相当に暑くなりましたが、エイドも充実しており、風も適度にあって、走り切れました。

初めての君津ウルトラでしたが、献身的なスタッフに、美しい田園風景、鹿野山への登りなどとても印象深いコースでした。
本大会開催に尽力されました関係者の皆様、コロナ禍の中、本当にありがとうございました。

追記
 気になる順位や完走率はこちら→君津ウルトラマラソンの順位と完走率

2020年10月16日 (金)

浜名湖一周エンジョイマラニック100km完走報告

2020 第9回 ぐるっと浜名湖一周エンジョイマラニック100kmに参加しましたのでご報告します。

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22:31 受付の様子 新型コロナ対策で、消毒・検温・ソーシャルディスタンスにマスク必須で、必要最小限の小声で受付しました。

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22:51 スタート地点 受け付け終わったら各自勝手にスタートです。新型コロナ禍での新しい大会スタイルですね。(笑)
それにしても馴染みのない場所での深夜の一人スタートは心細かったです。
案の定、最初から道迷い連発しました。(笑)
そしたら3kmくらいの地点で、生きのよい、地図を見ないで走る地元らしき若者に抜かれたので、付いて行くことにしました。
キロ5分30秒くらいのかなり速いペースでしたが、地図見て迷うというストレスから逃れたくて、頑張ってくっついていきました。
坂道で一度追いついたので話をすると、湖西市で勤務している若者で、今大会は二回目とのことで、やはり地元みたいなもので道は知っているとのことでした。
トレランのやるとのことで、トレランの話をしながら走っていると、27kmくらいのところで、もう疲れたのでお先にどうぞ、道は突き当りを右に行って、その先で左に進むとエイドですと教えてもらい、先行しました。

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01:49 第1エイド(29km地点) トップで到着し、歓待されました。うどん美味しかったです。ミサンガもいただき装着しました。
予想より早くついて慌てさせてしまいましたが、スタッフの皆さん、ありがとうございました。

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01:54 大人気のマリオ青年。マリオの扮装していたのには気が付かず、さっきまで一緒に追走並走してました。(笑)

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02:31 路上にたくさんいたカニ 大潮だったのか、湖畔の道にたくさんカニがいました。避けて走りましたが、落ち葉がある道では、判別が難しく、何匹か踏んでしまった感触があります。カニさん、ごめんなさい。

基本、浜名湖湖畔の自転車道を走りましたが、ときどき一般道とか住宅街を走り、何度も道迷いしましたが、致命的なコースアウトは免れました。

橋を渡る際に地図を見たら、気賀関所に立ち寄ることに気が付き、警察署の前を通って行きました。ショートカットするところでした。(笑)

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04:21 50kmの中間地点表示 プリンス岬をぐるっと回ったら、遭遇しました。なかなか出てきてくれなくて、嬉しかったです!

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05:13 第2エイド(57km地点)なんとかトップのまま到着。稲荷と巻きずしがあり、美味しかったです。写真は暗いですが、夜明け近く空がだいぶ明るくなってきました。暗い中、準備していただいたお二人の男性スタッフ、ありがとうございました。

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05:25 夜明けの浜名湖(猪鼻湖)は感動的に美しかったです。立ち止まって何枚も写真撮りました。

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05:34 湖畔の高級リゾート 外国かと思うほどの成金趣味の建物が連なって建ってました。

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05:45 浜名湖唯一の島、礫島(つぶてしま) そして釣り人がめちゃくちゃ多かったです。

この後、松並木の湖畔を北上しました。

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06:33 夜が明けて、おはようございます。現在トップです!とラインを打っている最中の67km過ぎでランナーに抜かれました。しばらくは懸命についていくも、走力の差は歴然でした。

脚は止まりそうになりましたが、亡き友の闘病の苦しみに比べたら、何てことないと思い、走り続けられました。天国から背中を押してくれてありがとう!

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07:56 第3エイド(79km地点) まだ準備さなかでしたが、歓待していただけました。剥いていただいたリンゴ一個を丸々いただきました。ありがとうございました。2番手とのことでした。なんとか12時間を切りたくて、休憩も短めにリスタートしました。確か4人いらっしゃたスタッフの皆さん、ありがとうございました。

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08:14 ヤマハマリーナ 浜名湖ってマリンスポーツのメッカなんですね。とにかくクルーザーも漁船もいっぱい見ました。

疲労が強く、しかも暑くなってきて、スピードは上がらない中、12時間切りを目指し、キロ6分台にスピードを上げて走り続けました。

街中に入ると、信号や地下道が頻出し、ペース悪化するも、新居関所を通過し、海湖館まで走り、新弁天島、弁天島と懸命に走り続けました。

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10:46 ゴールしました。記録11時間55分と目標の12時間切りは何とか達成!そして、2着でした。

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10:47 マイスマホで順光でも記念撮影してもらいました。

この後、記録表を記入し提出しました。

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今日のシューズはミズノのエンペラー、第1エイドでもらったミサンガを結んで走りぬきました。

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参加賞はうなぎパイと三ケ日ミカン

20201011gpst
GPS計測結果です。緑マークがスタート、赤マークがゴールで、反時計回りです。
なお、スタートから2.4km未計測でしたので、繋がってません。
速度的に、左側(終盤)が薄い色となっており、はっきりと速度低下が認められますが、ゴール間近になると、少し色が濃くなってスピードアップしているのが分かりますね。
三つの濃い小さな青色は3つのエイドです。
また時々表れている小さな青い部分や緑色は迷って迷走している形跡です。
それにしても、浜名湖の複雑な湖岸をほぼトレースしているのがよく分かりますね。

2020年3月 1日 (日)

小江戸大江戸マラニック、幻の1位(笑)

超長距離マラソンが好きと自認している私にとって、その超長距離マラソンのシーズン初めのレースはここ5年、この小江戸大江戸マラニックが通例となっている。

今年も御多分に漏れず、1月の勝田全国マラソン、2月の別府大分マラソンとフルマラソンと短めのレースが続いての、206kmの本大会参加となりました。

昨年、3回目にして悲願の完走したものの、師匠で永遠のライバルとしているバカロードさんには最後ぶっちぎられた苦い思い出を払しょくするべく、リベンジを誓っていましたが、新型コロナウイルス対応などで練習不足に陥り、完走できるだろうか?の状況でした。

レース前日の21日の金曜日は、早々に会社を後にし、8時前には準備も終えて、お風呂に入ろうとして、大事件が発生しました。

着替え中に胸ポケットからスマホが落ち、脱衣場のフローリングに落下したのですが、これまで何度もあった日常的な落下事故であったのですが、なんと電源が落ちてしまいました。

とりあえず風呂に入って、出てみるも、電源が入らず、再起動ができず、まさかのスマホ破損が判明。

小江戸大江小戸マラニックの規則ではスマホ携帯が義務付けられていますが、それを無視してスマホなしで走るか?と一瞬考えましたが、30時間、しかも徹夜で走ることを考えると、スマホなしは厳しいなと判断し、近所の電器屋にスマホを買いに行きました。

大型家電店ながら、平日の9時ちょっと前の閉店直前の店内はガラガラで、お客も店員も見当たらない状況ながら、シムフリー端末を見つけ、それが今使っているメーカーと同じで、しかもそこそこ安い(2万円以下)ので、どんなスマホかわからない中、明日の小江戸大江戸に必要だからと購入しました。

購入後は、シムフリーなので、家でスマホの設定に勤しみましたが、結局この再設定に2時間強かかり、睡眠7時間半確保の予定が、睡眠5時間での出発となりました。

最寄駅の始発では、川越市駅到着は7時30分になることから、車で2つほど先の駅まで向かい、少し早い電車に乗って、7時10分に川越市駅に到着し、7時半には無事に受付到着。急いで準備して、8時3分に準備完了し、いつものように最後尾スタートで8時10分過ぎにスタート。

序盤は同じように最後尾付近でスタートした同じ会社のW君と並走・会話しながら進み。田んぼ道に入って、キロ6分を切るスピードにアップし、進んだ。

去年は34kmから歩き始めてしまったトラウマを払拭すべく、最初から飛ばして進むと34kmは余裕で通過。キロ6分を切るペースで進み、18時川越到着の目標も達成かと思っていると、50kmから一気に足が前に出なくなった。

それでも第3エイドの浄恩寺(51.8km地点)に何とかたどり着き、給食給水。

あるランナーがエイド近くの東武東上線の鉢形駅に向かうのを見て、気持ちがぐっとそちらに流れるものの、エイドに出てすぐにそこに向かうのはちょっと抵抗があり、とりあえずコースに沿って進むことにした。

しかしながら、足は前に出ず、歩くことになって、気持ちもどんどん後ろ向きになり、55kmまで進んで、東武東上線の男衾駅に向けて左折して、レース終了することにした。

大江戸ナイトランに初参加するGさんから熱烈な応援を受けながらの不甲斐ないリタイアに心が痛んだが、心は折れてしまった。

30分に1本しかない東武東上線であるが、運が良いのか5分足らずの待ちで電車に乗れて、小川町で池袋行きに乗り継いで、16時前に川越市駅に到着。

川越の蓮繋寺に戻って、リタイア申告。その結果が以下の通り。

2020koedooedo
スタッフさんが間違えて計測したのか、川越1位通過表示が出てました。幻の1位ですね。(笑)

帰路、一応55キロ走ってお腹が空いたので、ラーメンにしようか?肉にしようかと悩んだ挙句、空いているハンバーグ屋に入ってハンバーグを食べました。ビール飲みたかったのですが、なんとこのステーキ屋さん、ソフトドリンクしかないというびっくりな展開でした。

6時過ぎには千葉に自宅について、空しい3連休を過ごすことになりました。

あー、小江戸大江戸マラニック200kmはこれで1完走3リタイア。根性なしの私には苦手な大会のようですが、来年は必ずリベンジします。

2019年5月17日 (金)

柴又100Kの大会概要やレース戦略など

いよいよ初めてとなる柴又100Kというウルトラマラソンが2日後です。
なんにせよ初めての大会は初めてというだけで楽しみですが、一応、いつものようにまとめてみましたので、ご披露します。(笑)

【大会概要】
大会名 柴又100K ~東京‐埼玉‐茨城の道~
日時 令和元年5月19日(日)スタート06:30
会場 柴又公園(東京都葛飾区)
主催者  柴又100K ~東京‐埼玉‐茨城の道~ 実行委員会
連絡先  090-3230-6864

【レース概要】
カテゴリー ウルトラマラソン(距離100㎞(公認))
累積標高差 不明
参加人数 2500人
制限時間 14時間(20:30まで)
関門(7) ①19.2㎞ 10:21
②38.8㎞ 13:05
③47.2㎞ 14:18
④61.8㎞ 16:19
⑤80.6㎞ 18:57
⑥90.9㎞ 20:23
⑦GOAL 21:40"
エイド 39か所(約2.5㎞毎)
スタート時間 ウエーブスタート(登録の部は6時30分)
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【レース戦略】
今回のテーマ 「12時間走」
・暑いが突っ走る
・後半は耐えて歩かず走り続ける
想定タイム 10時間45分(18:15)
   20度 25度
30㎞  2:50 3:00
42㎞  3:55  4:15
50㎞  4:45  5:20
70㎞  7:05  7:45
90㎞  9:35 10:25
Goal 10:45 11:45

天気傾向 2018年 最高26.3度 最低20.2度 2017年 最高26.3度 最低14.5度

【ウエア装備】
ウェア上 ハーフジップ、白アームカバー
ウエア下 ランパン、ゲイター、Tabioソックス
シューズ on cloud
アクセサリ バイザー、グローブ、GPS腕時計
ポッケ ハンカチ、スマホ、サプリ、塩キャラメル

【ひと言】
柴又100Kは初めてなので楽しみで仕方ないのであるが、連戦であることや気温が高いことなどかなり厳しい不安要因も存在している。
連戦の疲労は仕事が忙しかったこともあり(故にトレニックワールド完走記をブログにアップできず)、現時点では抜け切れていないのであるが、あと2回寝られることを考えると十分走れる状態には戻ると楽観視している。
気温が高いことは、当然に不安要因ではあるが、スパルタスロンの完走をはじめ、酷暑の大会を数多く経験し、それらをことごとく乗り越えてきたので、記録はともかく完走にはたどり着くのではないか。

というと万全のように聞こえるが、個人的には少し不安な部分もある。

1つは、前のレースで珍しく躓いて転倒した際に左肩を強打したのであるが、それが原因なのか、かなり左肩が痛い状態である。疲労回復により脚などの筋肉痛が軽減する中で、左肩痛の痛みが相対的に大きくなってきており、その痛みに耐えきれず、執務中も10分に一回くらい、左肩を回している状況です。
走る際に大きなストレスになりそうで、何より初めて痛めた個所なので不安ですね。

もう1つは、前のレースは激下りが売り物のトレランレースで、下りは得意と頑張ったため、足の指がシューズ内で押しつぶされるなど、大きな負荷がかかり、その結果、すべての指が腫れて痛いことです。特に左足中指は、大きく腫れあがって、爪が浮いている状態で、何もしていない状態ですらかなり痛いくらいで、これが走るとなるとさらなる強い痛みやさらなる腫れを誘発する恐れが高く、大きなストレスになりそうで、気になるところです。

というようなことを愚図愚図と書きましたが、DNSとかは全く考えておらず、それどころか、夢見るがごとく、ひそかにあまり出したことがない10時間台を狙っております。
(過去の100㎞ウルトラでは、9時間台3回、10時間台1回、11時間台2回、12時間台1回、13時間台1回)

それでは、見ず知らずの方を含め、参考方々、どうか私への応援のほうもよろしくお願いいたします。

2019年5月 8日 (水)

2019年のレース(平成31年のレース結果および令和元年のレース予定)

今さらでございますが、バカロード師匠のご要望にお応えして、2019年、つまり平成31年のレース結果と令和元年のレース予定について、ブログ記事にします。

≪レース結果≫
●第67回勝田全国マラソン(1月27日、天候:晴れ)ゼッケン2643
 距離42.195km タイム3時間46分42秒(ネット) 男子順位3227位 50代男子864位
 ※別大出場に向けてのチャレンジ第2弾でサブ3.5を狙うも25kmで減速、30kmで撃沈
  体調不良(喉痛)に走り込み不足もサザコーヒーのために出場した。(笑)
http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-024b.html

◆小江戸大江戸マラニック204km(2月23・24日、天候:晴れ北風強し)ゼッケン2333
 距離204.2km タイム28時間32分23秒(ネット) 総合順位39位/出走408人 完走率65.9%(完走269人/出走408人)
 ※3年連続三度目の出場にして初めて完走しました。川越通過は過去最悪タイムでしたが、今回は完走にこだわり、執念を切らさなかったことで完走できました。
  後日談としてボランティアの方が大会翌日に事件で亡くなられたのが大変ショックでした。
http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/204km91km-7ada.html

●古河はなももマラソン42.195km(3月10日、天候:晴れ曇り)ゼッケン3186
 距離42.195km タイム3時間29分37秒(ネット) 3時間31分15秒(グロス) 男子順位1714位
 ※3時間半切りに絶対の執念を持って臨むもグロスでは切れず。
  天気は絶好、コースは平たんですれ違い区間が多く、記録の出る大会でした。
http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-9e79.html

●佐倉朝日健康マラソン(3月24日、天候:曇り)
 距離42.195km タイム3時間29分25秒(ネット) 3時間29分43秒(グロス) 総合順位928位
 ※珍しく会社の同僚8名と参加しました。後半失速するも3時間半切りを何とか達成し、楽しく宴会できました。
http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-455e.html

×UTMF2019(ウルトラトレイル・マウントフジ)(4月26-28日、天候:雨のち雪)
 距離165km A4精進湖リタイア(78km)
 ※7年ぶりの出走に、ワクワクで、昨年からのコース変更で、渋滞はないだろうと師匠と一緒に最後尾スタート
  ところが、雨のぬかるみで4か所で大渋滞。その時間ロスを計算し忘れて、中間エイド精進湖でシューズ交換などで1時間費やし、A5に間に合わなくなってのリタイア。
 http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-6141e3.html


≪レース予定≫
★第4回トレニックワールド 100mile & 100km in 彩の国(5月11・12日)

◆柴又ウルトラマラソン100㎞(5月19日)

☆信越五岳トレイルレース100マイル(9月中旬)5月中旬エントリー

□神宮外苑24時間チャレンジ(11月中旬?)5月下旬エントリー?

☆Fun Trails 100km(11月下旬?)未エントリー

 

【ひと言】
今年のメインレースは、四国おおもりオールナイトマラニックにするか、UTMFにするかで悩んだ末、もろもろの事情でUTMFとさせていただいたのであるが、そのレースで痛恨のミスでのリタイアというふがいない結果となってしまった。

まだエントリーしていないが、秋の信越五岳の100マイルレースに照準を合わせて、今一度奮起していきたい!

また、バカロード師匠とのバトルを期待して、神宮外苑24時間チャレンジももう一度挑戦してみたいところです。

何はともかく、今週末のトレニックワールド、UTMFのリベンジや令和初のレースということもあり、頑張って完走したいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

●トレニックワールドの高低図
2019tranic0 


【参加できなかった未練たらたらのレース】
◇さくら道国際ネイチャーラン250km(4月20・21日)※資格試験と重なり辞退
◇四国一周マラニック(4月27日‐5月6日)※10連休を全てレースに使うわけもいかず辞退
☆WESTERN STATES 100-MILE ENDURANCE RUN(6月29・30日)※抽選の結果はずれ
◇富士山頂往復マラニック(8月上旬)※抽選の結果はずれ
☆グラン・レイド・レユニオン(GRR)(10月下旬)※4月に職場が変わり、出場不可能と決断

2019年2月28日 (木)

小江戸大江戸マラニック204km完走記後編(大江戸113km編)

三度目の挑戦でやっと完走できた小江戸大江戸マラニック204kmの完走記録です。
後半部分となる大江戸コース113km編です。

●大江戸コースGPS計測軌跡
Ws000049
後半113km部分にあたる大江戸コースのGPSの軌跡です。
Gが後半スタートとゴールにあたる川越の蓮馨寺(れんけいじ)です。
これまた反時計回りに進みました。
コーヒーカップマークはエイドです。

●川越(19:28)
2019koe23

座ることなくボトルにめいっぱいの給水とパンを口にくわえてすぐに出発した。というと休まずに凄いなと思われるかもしれないが、実は自分の車を停めている駐車場に向かったのであった。

向かう途中、観光客用の綺麗な公衆トイレに入り、用を足した。シャワートイレに大満足!

その後、駐車場に向かい、車の中に入った。時間をかけないよう作業は決めてあった。

1 夕食(菓子パン+缶ココア)の携帯

2 携帯食料(カロリーメイト等)の補充

3 自家製粉飴ジェルの補充

4 シューズの交換(エンペラー→on cloud)

5 股尻ずれケア

シューズを代えると足が生き返った。むくみつつあった足にゆるゆるの「on cloud」が気持ちよかった。また、シャワートイレでワセリンも落ちてしまったのであるが、ここで股尻ずれケアができて、後半戦も心置きなく頑張れる気持ちになれた。(笑)

準備万端と思って外に出ると、かなり寒かったので、急遽、長袖シャツを1枚、ザックに詰め込んで、出発した。

川越市街は歩きながら、菓子パンを左手、缶ココア(冷たい)を右手に、一気に食しながら歩いて通過。休憩後であることと気温低下により寒さで体が震えてきた。

ちょうど食べ終わるころランナー集団に抜かされたので、急いで食べ終えてこちらも走り始める。

遥か前方で光るランナーの点滅を頼りに、不案内な川越市街をなんとかうまく抜けることができ、国道254号線の川越街道に出ることができた。

体調今一つの上に、休憩が短かったため、私の走るスピードは出ないなか、休憩十分なランナーは総じてスピードが速く、川越街道では抜かれまくりの状況で進む展開となった。

●川越街道(21:14)
2019koe24
昨年、リタイアした地点はどこだっけかなあ?と思いながら、ここでは?と思って撮ったものですが、間違えていました。

前回リタイアしたのは、ここら辺から4kmくらい歩いて、街路樹などの植栽が不規則に設置されていて、それを警告する点滅等が設置されている洒落た歩道の先でした。

ここでも、僅かな傾斜の上りでも、歩いて休息しつつ、平坦や下り坂、信号手前では走るというパターンで進みました。(信号手前は、直前で信号が変わるのが嫌で、少し気合を入れて走りました。(笑))

●板橋区(23:10)
2019koe25
長男のアパート前を通過しました。
前回、何時ころ通過するからゼリー飲料持って来い!と事前連絡していたのですが、結局その手前でリタイアしたので、今回は大会参加自体も連絡せず。

川越街道のコースとは反対側の北側(上り車線側)にあることや、連絡なしでアパートによるのも大人気ないので、そのまま通過しました。(笑)

●不動産屋(23:11)
2019koe26
川越街道の南側(下り車線側)のコース上にある長男のアパートを管理している不動産屋の前も通過

都内に入り、やたらと信号が多くなり、信号で立ち止まる回数が数分に1回となるも、疲労も強くなり、信号待ちではストレッチや縁石に座って休憩するなど、有効活用できて、気にならなくなりましたね。

●自衛隊駐屯地(23:27)
2019koe27
第一師団司令部ほかだそうです。日夜、お勤めご苦労様です。

それにしてもこの川越街道の上りは長い。エイド間の距離は約37km。5時間半で走破したく、歩いては走るを繰り返し、フル装備の私は一度もコンビニに寄らずに、成願寺エイドを目指しました。

途中で何人かのランナーにあと何キロでしょうか?と尋ねられましたが、GPS腕時計の計測結果からかなり正確な距離を教えると、「まだそんなにあるんですか?」というようなリアクションが多かったですね。(笑)

一方、こちらは調子が悪いながら、歩きより走る時間が長くなり、多少ですが復調してきました。

一方、他のランナーは眠いとか言っているランナーが多く、こちらも辛いながらも、我ながら、夜間走は得意なんだなあと思いながら進んでいました。(笑)

やがて山手通りにぶち当たり、比較的新しくて幅が広くて明るい歩道を南下となりましたが、これで成願寺エイドまで残り6キロでした。

●都心部GPS計測軌跡拡大図
Ws000050
都心部の軌跡を拡大したものです。
左上から侵入し、最初のコーヒーカップは成願寺エイド(128km地点)
都庁を巡り、明治神宮の南側を通り、表参道・六本木と華やかな街並みを通り、港区の東京タワーから一路北上して、こあしすエイド(144km地点)。
そこから一度皇居を一周し、日本橋・両国を経由し、東京スカイツリー直下のおしなりエイド(156km地点)から西に進み始め、浅草寺を抜け、駒込方面に抜けました。

アップダウンの多い山手通りですが、そろそろエイドなので、上りも我慢して走りました。

やがて山手通りの歩道に何人かのスタッフが待っていて、彼らの拍手に迎えられながら、成願寺エイドに到着しました。

●たこ焼き屋さん(01:01)
2019koe28
成願寺のエイドは地下1階にあり、階段を下りるとその突き当りでたこ焼きを焼いているスタッフがいました。

そのお顔を拝顔すると、なんと、K内さんでした。

K内さんとは、2013年のスパルタスロン挑戦のときに、このブログを経由してのお付き合いなのですが、同じ愛媛県出身でとても、いろいろと気にかけていただいてました。

過去2年連続で、成願寺エイドにたどり着けず、鹿肉カレーを賞味することができなく、大変申し訳なかったのですが、ついにたどり着けて、幸せでした。

「たこ焼き、もう最後じゃけん。間におうて良かった」とのことで、間に合ってよかったです。

●鹿肉カレー(01:03)
2019koe30
鹿肉ステーキを先につまんだ後に、鹿肉カレーをよそってもらい、空いている奥の方の席に陣取り、いただきました。最高に美味しいカレーライスでした。お代わりしようかと思っていると

●たこ焼き(01:04)
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最後のたこ焼きを奥の席に私のところまで、持ってきていただきました。
まさに出来立て熱々のたこ焼きで口の中を火傷しそうでしたが、激うまでした。

案外たこ焼きのボリュームがあり、お腹いっぱいで走れなくなりそうで、鹿肉カレーのお代わりはやめました。

●成願寺エイドの様子(01:05)
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まだ大江戸ナイトラン組が到着していないものの、そこそこのランナーがいました。
次のエイドまで16kmということで、ボトルに3分の2程度、水を入れて、出発しました。

★★★★★★★★★★

哀悼(大森信也さん)
2019koe33t
今回の小江戸大江戸マラニックと関連する悲惨な大事件が起きたので、それについてお伝えします。

◆児童養護問題、改善に注力=死亡の大森施設長-児童養護施設襲撃(2/25(月) 20:44配信 時事通信)

 元入所者の男に刺され死亡した児童養護施設「若草寮」施設長の大森信也さん(46)は、児童養護問題の改善に向け熱心に取り組んでいた。

 「積極的に子供と関わろうとしていた。いまだに信じられない」。突然の悲報に知人は言葉を失った。

 20年来の付き合いという全国児童養護問題研究会の武藤素明会長(66)によると、大森さんは、施設の福祉向上や子供の待遇改善などについて研究成果を積極的に発表していた。発表内容は専門誌にまとめられ、大森さんはその編集も担当した。

 「自分の施設以外にも関心を持ち、一緒になって改善に努めていた」といい、調査研究で協力したり、東京都への予算要求を調整したりと、各施設が置かれている現状の底上げに注力していた。「真面目で仕事熱心。正義感の強い人だった」と武藤さんは振り返った。

 今月上旬に開かれた研修会で会った際も普段と変わらず、トラブルを抱えているようには見えなかった。「まだ受け止められない」。武藤さんは動揺した様子で話した。(以上、時事通信からの引用)

 事件で被害にあわれた大森施設長さんとは、このエイドでボランティアをされていて、私の場合、鹿肉カレーをよそっていただいたのが、大森さんでないかと思っております。(スタッフの名札を見てないけど、上の写真の彼の前に立つお姿は、写真で見る大森さんとよく似ているので)

 そのとき私は、他のボランティアさんと同じように、感謝・労いの言葉程度の会話をしたと思うのですが、その程度の接触であったとしても、このような理不尽な事件に巻き込まれて、お亡くなりになったことに、同じランナーの一人として、慟哭を禁じえなかった。

 完走記にふさわしくない話とは思いますが、実際に起きた事件であるし、私自身とても衝撃を受けた事件なので、彼の献身的な一つの証左という意味でも写真とともに記述させていただきました。

 大森さんの無念さを思い、改めてお悔やみを申し上げます。そして、小江戸大江戸マラニック当日のボランティア活動、誠にありがとうございました。このことは一生忘れません。

★★★★★★★★★★

成願寺エイドでおいしい食事を終えるとすぐに旅立ちました。

ここからは都心をやや複雑にめぐるコースとなります。気弱な私は、すぐに先行するランナーについて行こうとし、体調を押して、抜かしていくランナーの背中を追う形で進みました。

都心では、コース走破の証拠として、5か所の写真を撮る必要があります。
①東京都庁第一庁舎石板
②六本木ヒルズの岩のオブジェ
③東京タワー直下のゆるきゃら
④浅草寺本堂
⑤鳥越神社石柱
の以上5点です。

●第1写真ポイント:東京都庁第一庁舎石板(01:26)
2019koe34
真夜中にランナーが都庁第一庁舎を撮るのでなく、ただの石板を撮るという不思議な状況でしたね。(笑)

一緒に撮影した元気なランナーに付いて、山手通りを南下しますが、上りは元気に走れないものの、地図を見たくないので、必死に付いて走りました。

富ヶ谷交差点を左折し、明治神宮外苑の南端を通ります。明治神宮から子供たちが何人かの大人に連れられて歩道を大群で歩いていました。こんな寒い真夜中に不思議でしたね。

明治神宮外苑南端の激上りは、躊躇なく歩いて、前方のランナーを見失いました。

そして、ここではトイレに行きたくなって、トイレを探すにも、コンビニもなくて、やがて原宿に入るとコンビニが出現するも、2軒ともトイレがなくて、そのまま表参道に入ると、綺麗な公衆トイレを見つけて、一息つけました。

この辺りは、華やかなブティックが連なり、いくつかのお店は営業していて、人通りがあって、さすが大都会東京だという感じのところを、かなり場違いなランナーが走るというシュールな構図でしたね。(笑)

青山墓地の裏を通り、西麻布の交差点を渡って左折して、マクドナルドと上島珈琲の間を右折すると、第2写真ポイントに到着しました。

●第2写真ポイント:六本木ヒルズの岩のオブジェ(02:39)
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だいぶ明るく加工してこの程度で、オリジナルは真っ暗な写真でした。(笑)

●スターバックス(02:42)
2019koe36
午前2時42分ですが、かなりお客さんが入っていました。すごいですね。

●大江戸ランナー(02:50)
2019koe37
22時に川越をスタートした大江戸ナイトランのランナーに抜かれました。
彼らは50km、こちらは140kmと、しかも彼は大江戸トップランナーということで、スピード差は歴然でした。

●大江戸ランナー(02:50)
2019koe38
それでも大都会東京の信号はすぐに変わるので、信号待ちが生じて、いったん追いつきました。(左が大江戸ランナー、右は同じ204kmランナー)

私が「何時に出られました?」と尋ねると
彼が「10時でした」と答え、
私が「早いですね」と感心すると
彼は「朝から走っているんですよね、凄いですね」と絶妙の問答となりました。

この後信号が変わると、すぐに後ろ姿は見えなくなりました。

ゆっくり走って、国道1号線と交差する赤羽橋交差点で国道1号線を超えて増上寺の裏手を北上すると、すぐに左折して東京タワーになりました。

●第3写真ポイント:ノッポン兄弟(03:02)
2019koe39
かなり暗いので腰ライトを照射して撮影しました。なのでフラッシュと違い、丸くしか光が当たっていません。

撮影してすぐにコースに戻ると、私設エイドがありましたが、食料十分な私は、あと少しのこあしすエイドに向けて、すぐに出発しましたが、陸橋で立ち往生。後続ランナーを待って、内堀通り(都道301号線)の東側歩道を通って北上しました。

真夜中の大都会といえども、さすがに人通りはないものの、街灯に照らされ、車も行き交い、地元千葉とは違う、非日常な感じでした。

何人ものランナーに抜かされ、東側の歩道から皇居の内堀側に信号の関係で、渡ることができずに外側を走っていると、いつの間にか右折交差点を通り過ぎて、竹橋近くのこあしすエイドに最後はコースを逆送して到着しました。(笑)

●こあしすエイド(03:44)144.1km地点
2019koe40
整骨院さん協力によるエイドで、ボランティアスタッフは看護師さんのコスプレでした。
まずは好きな椅子に座らされて、飲み物や食事のオーダーを聞かれ、温麺とカフェオレを頼むと席まで持ってきてくれました。有り難いです。エイドを発つときにイチゴをいただいて、すぐに出発しました。

出るとすぐに皇居に戻り、1周します。

●皇居(04:08)
2019koe41
私の数年前の記憶では、1m幅もないほど狭かった乾門辺りの歩道が改修工事中で、広くなって工事用のフェンスが設置されていて、皇居のコースなのかわからなくなり、近くのランナーと地図を見ながら協議して進みましたが、半蔵門まで来て、皇居一周コースを確信してとったのが上の写真です。

左の暗いところが皇居、右が歩道、真ん中が堀で、堀の水面に正面奥のビル群の明かりがいくつか反射しておりました。

緩やかな下りということで、それなりに走って進むも、まだまだ元気な大江戸ランナーなどに抜かれて進みました。

便意が激しくなったのですが、大手町や東京駅周辺ではコンビニを見つけられず、見つけても都会なのでトイレが使用できず、苦悩していると、日本橋で公衆トイレを発見し、一休みしました。

トイレから出て、地図を読み込んでいると、後ろから来たベテンランランナーさん(確かゼッケン2050番)から、「おしなりエイドまで道わかりますから、付いて来てください」との有り難い申し出があり、遠慮なくついていきました。

2050番ということは、バカロードさんの2045番に近く、昨年30時間を切った記録で完走されたはずなので、「昨年と比べて、タイムはどうですか?」と尋ねると少し早いとのこと。「このままいけば30時間切れますよ」とのことで、大いに元気をいただいた。

室町三丁目を右折し、千葉につながる国道14号線を東上していると、両国橋を超えた。
すぐに左折して、総武線両国駅の高架をくぐり、右手に国技館を見ながら通り過ぎ、横綱町公園の脇を通っていると、これまで何度も遭遇した女性二人の応援をもらって、蔵前橋通り(都道315号)を右折して、しばらく直進となった。

もう少しでエイドだと思うと、自然とスピードが上がり、追走から先行する形となって、「しばらく直進して、大平2丁目で左折ですよ」とのアドバイスをいただいた直後、交差点の信号待ちを後続のランナーを引き離す形となって、単独で進むことになった。

だいぶ夜の明け始めた信号と段差の多い狭い歩道を進んでいると、大平2丁目交差点が出現し、左折した。

左折すると、正面にドーンと東京スカイツリーが見えた。

●東京スカイツリー(05:38)
2019koe42t
ひたすら東京スカイツリーに向かって進みます。
東京スカイツリーにだいぶ近づいたところで、誘導に従って右折すると、すぐそこにおしなりエイドがありました。

●おしなりエイド(05:43)
2019koe43
お休み処 おしなりくんの家」に設置されたエイドです。
夜明け前と一番寒く眠い時間帯のせいか、多くのランナーが座って休んでいました。
空いている椅子に座り、温かいスープをいただき、ミニおにぎりを5,6個、一気に食べました。あとキウイフルーツも数切れいただき、先ほどまで先導していただいたランナーさんが座られたところで、「自分、走るの遅いので、先に出ます!」と挨拶して、またすぐに出発しました。

出発したものの、道不案内でどうしようかと思っていると、すぐに直後に出発されたランナーさんに尋ねると、わかりますよとのことで、付いていくことにした。

●夜明け前の東京スカイツリー(05:51)
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●荒川(05:58)
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言問橋から南を写したところ。大都会ですが、夜明けの静寂さがありますね。

●浅草寺裏側(06:06)
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●第4写真ポイント:浅草寺本堂(06:07)
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●浅草寺宝蔵門(06:08)
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●仲見世通り(06:09)
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直進しないで右折して進みます。

この辺りは、大江戸ランナー1名加わって、3人で進みました。一番私が遅かったのですが、信号待ちで追いつくというパターンで集団を維持してました。(笑)

●第5写真ポイント:鳥越神社石柱(06:26)
2019koe50
最後の写真ポイントを終え、蔵前橋通りを西上する中で、3人はそれぞれが遅れ始めて、バラバラになりました。

その後、秋葉原を通過し、サッカーミュージアム入口という交差点(サッカーミュージアムはどの建物かわからず(笑))で、本郷通り(国道17号線)に合流して進みます。

●東京大学赤門(06:55)
2019koe51
国道17号線を北上して進みます。赤門前には私設エイドがありましたが、立ち止まらずに進みました。

その後、国道17号線を外れ、本郷通りを駒込方面に進み、旧古河庭園前を通過し、六石坂を上って下りると、都電荒川線も通る王子駅前に到着。

そこで大事件発生!ポケットに収めていた地図がなくなっていることが判明。

戻る気力なく、また、4年前に一度試走したことがあるので、そのまま先に進むことにした。

しかしすぐに王子駅からの道が不安になり、主催者からいただいたコース説明文を取り出し、進むべき道を確認すると「北本通り」となっており、間違っていないことを確認するとともに、スマホのナビで赤羽駅をマークして進むことにした。

ここで、ちょうど大江戸ランナー(女性)に抜かれたので、付いていこうとすると、すぐにコンビニに入っていった。仕方なく、また一人でスマホの画面を見ながら、進むことにした。

不安気に環状7号線を左折すると、さきほどの女性ランナーが反対側の歩道を走っていた。これは引き離されてはならないと、頑張って走った。新幹線の高架をくぐり、右折して、東北本線と埼京線の間の道を進み、赤羽駅に出ると、私設エイド出現。ここで先ほどの女性ランナーは休止されたので、エイドの人に進むべき道を確認して、また一人旅に。

なんとなく記憶のあるトンネル脇の階段を上がって、赤羽台団地の中を通って、進んでいると前方にランナー出現でその背中を追っていくと、北赤羽駅手前で追いつき、エールを送りあって、追い抜く形で進む。これまた記憶のある高架脇の道を進み、浮間公園前を通って、志村橋保育園前を通過すると記憶のある印象的なビル前を通過し、新日鉄住金製鉄所前を進み、船渡大橋を渡るとスタッフがいて、9時から開設される高島平エイドに誘導するスタッフを見つけ、一安心して、高島平エイドに到着した。

●高島平エイド(09:12)
2019koe52
コンソメスープをいただきながら、地図を所望すると持ってきていただいた。これで一安心。
ホットカフェオレをオーダーし、炭水化物がなかったので、手持ちのカロリーメイトを座って食して、今度こそ地図は落とさないぞと誓って、すぐに出発した。

地図を手に入れ安心したのか、便意を催したので、最後のコンビニの手前のコンビニで休憩した。

高島平を抜けて、3年前の川の道のときに家族が応援に来てくれた堤防の階段を乗り越え、荒川河川敷に降りると、晴天の日曜日らしく少年野球や草野球の観戦・応援で盛り上がってている中を、淡々と走り続けた。

今日は陽も出て、かなり暖かくなって、汗も出る中、河川敷で登り勾配がなくなって、ポリシー的に歩くに歩けず、ひたすら走り続けることになったが、その結果、歩き始めたランナーを抜かす形になり、後はとにかく、時速7キロを維持して、29時間切りを目指して進んだ。

いやになるほど河川敷を走らされていたら、前方に見覚えのある黄色のシャツのランナーの歩く姿が見えてきた。

●バカロードさん(10:32)187km地点
2019koe53
バカロードさんに追いついた。川の道で追いついた時もそうなのだが、相変わらず殺気を感じるのが早く、すぐに振り向いてきた。

「29時間切りを目指しているので、お先に!」と言って、そそくさと抜かして進む。

しめしめと思って抜かしたのだが、1分もしないうちに、抜き返された。(笑)

「長いこと歩いているから、脚残っているんで」とのことで、今度はこちらが追走する形で秋ヶ瀬エイドを目指すことになった。

向こうは回復、こちらはロングスパートで疲労による差は歴然で、少しずづ引き離されて、100m差でバカロードさんの背中越しに最後のエイドが見えてきた。

●秋ヶ瀬エイド(10:49)189.9km地点
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最後のエイドとなる秋ヶ瀬エイドでバカロードさんは休むだろうと思っていたら、給水しただけで先発。こちらもはなから給水して出発するつもりだったので、同じように急いで出発するが、写真を撮るのを忘れていたので、出発後、振り向いて上の写真を撮った。結果的に差は縮まらず。

すぐに河川敷から堤防を上がる坂道に入るが、向こうは快調に走っているので、こちらも仕方なく走って駆け上がった。

向こうはうまい具合に青信号で横断するも、こちらが到着するころには赤信号となり、停滞。

青信号で渡るとさらに差が開いた感じ。200m差くらいで川越バイパスを右折。残り13kmとなり、完走は見えたが、29時間を切れるのか?バカロードさんより先着できるのか?

川越バイパスに入ると、バカロードさんの背中はあっという間に小さくなり、やがて見えなくなった。(あとで聞くとキロ5分台のラストスパートをかけたそうだ。かずさんのラストスパートが怖いからとのこと。私もずいぶんと高く買いかぶられたものだ(笑))

●tsuneさん(11:29)
2019koe55
川越バイパスの13kmは、233kmの部の折り返し区間でもあり、タフな233kmランナーとすれ違うことになります。tsuneさんと会えるかな?と思っていたら、ものすごいスピードで向こうから走って来ました。スマホを向けると、猛スピードながら笑顔とピースサインで答えていただいての1枚。TJARランナーのタフさは、けた違いと感じた瞬間でした。

●川越市街7km(11:43)
2019koe56
川越パイパスですが、直線的で景色が変わり映えしない実に単調なコースです。親切なことに川越市街までの残り距離が1kmごとに表示してあります。私は良い目標になりましたが、ほかのランナーは進まない感を抱くようで嫌がってましたね。確かのこの区間を歩いていると、単調さと苦しさで嫌になるでしょうね。

秋ヶ瀬エイドから1時間で8.1km進んだので、残り6.2kmは1時間以内なら29時間切りが達成だと計算しながら走っていました。序盤の35kmから歩いた身としては、まずまずだと思いつつ、この区間は平らなので歩くに歩けなくて、後半は特にしんどかったです。

秋ヶ瀬エイドで給水しかしなかったので、この区間は持参の自家製粉飴水を最初の1時間は15分ごとに、後半は10分ごとに補給し、エネルギー切れにならないよう補充しました。

バイパスから川越市街に入ると暑さも最高潮ながら、残りわずかだと思うと、足に力も入り、水をがぶがぶ飲みながら進んでいると、ちらほら応援も受けつつ、最後の200mになって、足をあげてのラストスパートに入り、蓮馨寺に飛び込みました。

●ゴール(12:40)
2019koe57
緑のフィニッシュゲート手前の電子計測ポイントに手首をタッチし、何度も聞いたピッという電子音を聞いて、小江戸大江戸マラニック204kmの完走を成しえました。

すぐに建物内で、写真ポイント5か所の写真の確認をしてもらい、スタッフの労いを受けながら、完走症を受け取りました。

建物を出て、フィニッシュゲート脇に座っているバカロードさんの隣に座って、しばし歓談した。最後のエイドでは30秒遅れだったのに、14.3kmの最後の区間で15分差も開いていた。

「あっという間に見えなくなりましたね。」と尋ねると

「一緒にゆっくりゴール目指そうと思っていたら、抜かされたので火が付いたから。足残ってたし、キロ5分近くでラストスパートした。かずさんのラストスパート怖いし。」とのこと、さすが暴走王バカロード師匠でした。

小江戸で1時間も差をつけられて、最後は15分差に縮めたのでよしとしますかね。

●完走証
2019koe58
28時間32分23秒でした。

●電子計測結果一覧
2019koedoresult
いつものように最後尾スタートして、暴走して後方からまくるパターンながら、調子は今一つで、吉見(21.2km地点)は66位程度(キロ6分10秒ペース)。パワーのない私は強い北風に負けて、早々にtsuneさんやバカロードさんなどの顔なじみランナーに抜かれ、手島(32.7km地点)前ですでに失速状況(キロ6分47秒ペース)。相変わらずエイドでの休みは短めで出発するも35km過ぎから早くも歩き始めた。

早くも完走への赤信号点滅。しかし人間不思議なものでピンチになるほど闘志が湧くもの。早歩きのランナーに抜かれたことで彼を追って無理にでも少しずつ走って、36時間での完走可能な時速6kmを堅持することに苦しいながら務めた。浄恩寺エイド(51.8km地点)は抜かれまくったとおり133位に落ちている。(キロ8分13秒ペース、時速7.3km)
とりあえずリタイアするほどではなかったので、先に進む。アップダウンのある254号線であるが、アップでは迷いなく休み歩きができ、また強い北風に背中を押してももらい、体力回復ができて、ダウンでは一応走ることもでき、唐子エイド(72km地点)に到着した。(キロ7分55秒ペース、時速7.6km)

昨年、回復のため施術してもらった整体は今回は時間短縮のため省略し、すぐにスタート。フラットで単調な夜間の区間であるが、歩きと前傾走りで凌いで、なんとか川越(91.3km地点)に到着。(キロ7分45秒ペース、時速7.7km)

川越ではどうしても休憩時間が長くなってしまいましたが、長い長い川越街道(約37km)を信号も多くなって、歩いて、走って、そして止まるを繰り返し、河内さんの鹿肉カレー食べたさに粘って、5時間半で成願寺エイド(128km地点)に到着しました。(キロ9分6秒ペース、時速6.6km)

都心部はルートが不案内であり、しかも信号も多くなり、立ち止まる回数が増え、スピード低下は否めなかったが、淡々と進むことができた。皇居前で少しロストして大回りをしてしまったが、こあしすエイド(144.1km地点)に到着した。(キロ9分56秒、時速6km)

真夜中の皇居一周は良い思い出であり、またベテランランナーとの並走は楽しく、腹痛でトイレ休憩が増えた点を除けば、思いのほか早く、おしなりエイド(156.1km)に到着した。(キロ10分ペース、時速6km)

夜明け前の東京スカイツリー、浅草寺は印象深く、途中で地図を失い、迷走しかけたピンチもあったが、何とか高島平エイドにたどり着いた。そこで、地図をもらい、今度はなくさないよう気を付けて、日が出て暑くなった荒川河川敷を一応、歩いていない程度のスロージョグで進んでいるとバカロードさんを見つけ、追走する形で最後の秋ヶ瀬エイド(189.9km)に到着した。(キロ9分3秒ペース、時速6.6km)

ラストスパートしたバカロードさんについていけず、単独走で29時間切りだけを目標に、最後の区間を耐えて進み、蓮馨寺(204.2km)にゴールした。(キロ7分45秒ペース、時速7.7km)

コース全体では、キロ8分23秒ペース、時速7.2kmでした。

調子が悪かった割に、休憩を割愛することで、時速7km以上のスパルタスロン完走ペースという、そこそこのペースで走り切れましたね。その点は、良かったです。

小江戸大江戸マラニック204km完走記前編(小江戸91km編)

三度目の挑戦でやっと完走できた小江戸大江戸マラニック204kmの完走記録です。
まずは前半部分となる小江戸コース91km編です。

今回は、デジカメを携帯しないでスマホだけで、全体的に写真は少ないです。特に4度目となる小江戸コースは、写真もコメントもかなり少な目です。(笑)

●小江戸コースGPS計測軌跡
Ws000048
前半91km部分にあたる小江戸コースのGPSの軌跡です。
Gがスタートと中間地点にあたる川越の蓮馨寺(れんけいじ)です。
そこから反時計回りに北上し、寄居から南下して、川越に戻りました。
コーヒーカップマークはエイドです。

●スタート3分前(07:57)
2019koe03
相変わらず寒い間を待つのが嫌で、スタート3分前のギリギリにスタート地点に到着。

●スタート(08:00)
2019koe04
2台のタッチ式の電子計測器に各ランナーが触れてのスタートなので、処理能力的には1秒間に1人くらいというウルトラマラソンならではの緩さで始まります。

スタートする約550人の8割方スタートして空いてきたのでスタート地点に近づくと、懇意にしているtsuneさんとかバカロードさんと遭遇。

最後尾スタートを目指すも、最後尾はtsuneさん、2番目がバカロードさん、3番目が私と最後尾争いに負けてのスタートになりました。(笑)

川越の古い街並みの中を数百メートルを大勢のランナーが駆け抜け、すぐに右折して街並みを外れて東に進みます。

田園地帯になると左折して農道を北上します。

●5キロ付近の農道(08:39)
2019koe05
を北上しているところ。黄色のランナーはバカロードさん。
腕時計でペース確認しないで自然体で進んでいると、序盤なのにスピードが上がらない展開。今日は調子が悪そうだなあと思いつつ、まだまだ楽観して進んでいました。

●荒川の堤防(09:36)
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に入ったら、北風が急に強くなりました。

●堤防上のランナー(09:46)
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一つ内側の堤防に進む際に後ろを振り返ると堤防上をランナーが一列に走るきれいなシルエットが見えたので、パチリ

●桜堤(09:51)
2019koe08
桜百選にも選ばれている桜堤を走り抜けます。もちろん桜は咲いていませんが(笑)

●川幅日本一(10:09)
2019koe09
もう見飽きたマークですが、ついつい立ち止まって写真撮りました。
今回は近くのランナーさんと並んで撮りました。

●吉見エイド(10:18)21.2km地点
2019koe10
ミニクリームパンをパクついて、すぐに出発しました。

●tsuneさん(10:58)
2019koe11
233kmの部のtsuneさんに追いつかれ、少し話をして、先行していただきました。
強い向かい北風ですが、さすがTJARランナーらしく力強い走りでした。

●バカロードさん(11:02)
2019koe13
なんと、早くも宿敵バカロードさんに追いつかれました。

北風で失速苦闘している私をしり目に、後ろ姿はぐんぐん遠くなりました。

●手島エイド(11:36)32.7km地点
2019koe14
いつものように稲荷ずしをパクついたらすぐに出発しました。

エイドから2キロも走ると、ついに足が止まり、歩き始めてしまいました。

すると後ろから歩きで抜かしてきた昨年完走したランナーさんから、「さっき走って抜かされた時に、左足をかばっているように見えましたが、大丈夫ですか?」と声をかけられました。

「大丈夫だと思います」と答えながらも、振り返ってみると、確かに左足裏に少し痛みを感じていたので、自然とかばうような走りになっていたかもと思いました。

さて、まだ35kmくらいで、走れなくなって、リタイアが頭をもたげました。とりあえず次のエイドまでは進むしかないとして、だらだらと進んでいました。

だらだらと歩きなが、このペースだと完走はできるだろうか?と計算すると、時速6kmだとちょっと完走は難しそうで、時速7kmで耐えれば、休憩時間を入れても、何とか36時間以内の完走はできそうだと算出できました。

その方のゼッケンを忘れてしまいましたが、ものすごく早い歩き、パワーウォーク(時速7kmくらいの感じ)で進まれており、先ほどの計算を踏まえ、とにかく彼を目標にして、歩きながら時々走ることにしました。

歩いていると100mくらいすぐに離されて、スロージョグで数分走って、彼のすぐ後ろに追いつくということを、二十回くらい続けて進みましたが、走っている相当な数のランナーには抜かされ続けました。

●作業中(13:16)
2019koe15
クレーンで作業する人を釣って、おそらくこの巨木の大きな枝を切り落とす作業をしているんだと思います。

この先で、パワーウォークのランナーさんが走り出して、私の勝手ストーカー作戦は潰えました。(笑)

それでもGPS腕時計を見ながら、1kmを8分で進むべく、歩きの途中に、走りを入れながら、進んでいました。

●道の駅花園(13:55)
2019koe16

●荒川(14:09)
2019koe17
寄居大橋から望む大河荒川です。

●浄恩寺エイド(14:17)51.8km地点
2019koe18
歩きと走りでなんとかエイドにたどり着きました。
このエイドの名物、生クリーム&フルーツサンドを座っていただきました。

少し元気が出てのと、51km過ぎて川越まで残り40kmを切ったので、ここではリタイアしないで、先に進むことにしました。

●北風効果(14:30)
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ここまで北西に進む中で、北風をまともに受ける展開で、サンバイザーを前後ろ逆にしていたので、髪の毛がかなり乱れてました。

川越に戻る展開になって、南東に進んでいると自分の影が左側にあって、その髪が逆立っている影だったので、スマホで自撮りしてみました。すると最初の1枚は、逆光で真っ暗だったので、進行方向から180度振り返って、日が当たる方向で2枚目の写真を撮りました。

向きが違うのは日の当たり方でわかると思いますが、風でなびく髪の毛の方向も切り替わっているのがなんとも面白くて、ここに掲載しました。

ここからは、強い追い風となって、でもそれはあまり感じないながら、アップダウンの多いこの区間を、上りは確実に歩きつつ、平坦または下り部分は遅いながらもスロージョグで凌いで、時速7kmを維持し続けていたら、日没前に上唐子エイドに到着しました。

●唐子エイド(17:03)72km地点
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昨年は苦しさから逃れるように、マッサージをするなどここで大休憩したものの、回復は一時的で、結局時間ロスが大きかったことを反省し、今回はトイレ、うどん、給水、ウエア&ライト装着の必要最低限の12分程度の滞在で出発しました。急いでいたので、エイドの写真を撮り忘れ、エイドを出て、横断歩道を渡ったところで振り向いて写真を撮ったものです。

うどんのおかげか、風が追い風となったおかげか、歩く時間より走っている時間の方が長くなり、また他のランナーも疲れてきたのか、抜かされるより、抜かすことの方が大きくなった感じで、とにかく川越までの91kmを12時間、川越から東京往復の大江戸コース113kmを17時間なら30時間も切れるのでは?という皮算用をしながら、耐える走りに徹しました。

それでもスピードは出ていないので、走っているランナーには、抜かされ、インターの手前では5人くらいのランナー集団に抜かれつつ、その集団を追走する感じで走り続け、最後の川越市内は、信号で追いついたあるランナーに先導をしてもらいながら、暗くなった川越市街を走り抜けて、中間地点よりだいぶ手前ではありますが、なんとなく中間地点のような気持となれる川越の蓮馨寺に予想より早いく到着しました。

●川越 蓮馨寺(19:28)91.3km地点
2019koe23

過去最悪の川越到着タイムとなりましたが、3年連続リタイアという屈辱からは逃れたく、そのためにはとにかくこの川越を早めにリスタートすべきと考え、給水とミニクリームパンを食したらすぐに出発しました。

次>:小江戸大江戸マラニック204km完走記後編(大江戸113km編)に続く

2019年2月26日 (火)

小江戸大江戸マラニック完走GPS記録

小江戸大江戸マラニック204kmを完走し、マイGPS腕時計(MZ-500)で記録データを収集できましたので、備忘録がてらご報告するものです。

●GPS計測記録一覧
Ws000053
距離は205.926kmと主催者発表より1.7kmほど長くなっていますが、計測機器の違いやエイドでうろついたりでの計測誤差の範囲でしょう。
コースタイムは、ゴール後、完走証をいただいてから計測終了したので2分30秒あまり長くなっています。
累積標高差は2000mを超えておりますが、これは機器計測時の暴走による過大な記録になってます。(後ほどご説明します。)

●小江戸コースGPS計測軌跡
Ws000048
前半91km部分にあたる小江戸コースのGPSの軌跡です。
Gがスタートと中間地点にあたる川越の蓮馨寺(れんけいじ)です。
そこから反時計回りに北上し、寄居から南下して、川越に戻りました。
コーヒーカップマークはエイドです。

●大江戸コースGPS計測軌跡
Ws000049
後半113km部分にあたる大江戸コースのGPSの軌跡です。
Gが後半スタートとゴールにあたる川越の蓮馨寺(れんけいじ)です。
これまた反時計回りに進みました。
コーヒーカップマークはエイドです。

●都心部GPS計測軌跡拡大図
Ws000050
都心部の軌跡を拡大したものです。
左上から侵入し、最初のコーヒーカップは成願寺エイド(128km地点)
都庁を巡り、明治神宮の南側を通り、表参道・六本木と華やかな街並みを通り、港区の東京タワーから一路北上して、こあしすエイド(144km地点)。
そこから一度皇居を一周し、日本橋・両国を経由し、東京スカイツリー直下のおしなりエイド(156km地点)から西に進み始め、浅草寺を抜け、駒込方面に抜けました。

●GPS計測高低図
Ws000052
前半は3年前の小江戸コースを走った時と同じ高低図になっていることから125km地点ぐらいまでは、まずまず正確な計測ができていたと思われますが、そこから先は
残念なことに標高測定が明らかに暴走したようです。
特に175kmを過ぎてからは、標高0m地帯であるに関わらず150mを超えた後、マイナス100m近くになってます。ちょうどこのころに-85mと表示された腕時計を見て、「死海か?いや死海は-400mだから、バッドウォーター(アメリカ)か?」と海抜0m以下の著名な地名を心の中でつぶやいてました。恐らく私の体温と湿気で標高計測が一時的に狂ったのでしょう。

という訳で、小江戸大江戸マラニック204km全体での累積標高差が判明しなかったことが今回のとても残念な点です。

こうなれば来年リベンジだ!

2019年2月25日 (月)

小江戸大江戸マラニック完走率

P_20190224_125116

第9回小江戸大江戸マラニック大会の完走率を独自調査しましたので、お知らせします。

●小江戸マラニック91km

出走者 79人

完走者 62人

完走率 78.5%(H30:81.82%)

●大江戸ナイトラン113km

出走者 182人

完走者 136人

完走率 74.7%(H30:72.84%)

●小江戸大江戸マラニック204㎞

出走者 408人

完走者 269人

完走率 65.9%(H30:62.82%)

●小江戸大江戸マラニック233㎞

完走者 26人

出走者 62人

完走率 41.9%(H30:50%)

【ひと言】
完走率の高低は見事に距離の長短の順になってますね。

昨年と比較すると、小江戸と233㎞は悪くなっています。

大江戸と小江戸大江戸は良くなっています。

参加ランナーは違いますが、それなりの数のランナーが参加されているので、平均するとランナーのレベルは概ね同じくらいと考えると、完走率に大きな影響を与える要因は、当日の天候が考えられます。

今回の天候ですが、スタート時には雨は止みましたが、猛烈な北風で小江戸の前半はかなり厳しかったですね。

自分はこの北風に完全にやられました。

夜からは、高気圧が居座ってくれて、寒いながらも晴天の好天で天候は安定してました。

その結果、大江戸ナイトランは完走率が上がったものと思います。

233㎞の部を除けば、制限時間はかなり緩い大会ですが、完走率はなかなか厳しい大会であることを物語っていますね。

冬場なので寒いし、日が短いのでことさら寒くなる夜が長くなるのが完走を妨げる厳しい要因でしょうか?(私は夜を走るのは得意なのでよくわかりませんが(笑))

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