休日自主出勤していると知人から、アンジェラ・アキのコンサートチケットが余っているとの話が舞い込み、仕事は明日以降にすることにして、急遽コンサートに向かった。
まさに桜満開の花見ごろ、千葉県文化会館に向かうがてら、花見の名所の隣接する千葉市郷土博物館(通称:千葉城)のある亥鼻公園(いのはなこうえん)を散策した。
桜は散りつつあったが、土曜ということもあり、花見客でにぎわっていた。
さて、コンサートは、「手紙 拝啓十五の君へ」などで知られるアンジェラ・アキさんの最後の全国ツアーの初日でした。最後と言ったのは、彼女はコンサート後、アメリカの音楽学校に留学するからです。お母さんでありながら、さらなる高みを目指しての留学という選択する姿勢には恐れ入ります。
席は、2階の桟敷席でした。
関西系の徳島弁か岡山弁のしゃべりは、ハーフの風貌と相まって、とても不思議な魅力が醸し出されますね。
また、彼女のマネージャーは千葉出身らしく、前回の全国ツアーも初日は千葉県文化会館だったようで、定番のようですね。マネージャーさんのお母さんも臨席しており、手を振って応えていたのが印象的でした。
基本的に、彼女のピアノまたはギターに、ベースとドラムというシンプルなバンド構成でした。
名曲「手紙 拝啓十五の君へ」はアンコール後に、弾き語りでとてもよかったです。
コンサートの楽曲は以下のとおり
告白
Again
輝く人
Every Woman's Songs
Kiss Me Good-Bye
心の戦士
始まりのバラード
TODAY
孤独のカケラ
モラルの葬式
Rain
愛のうた
This Love
サクラ色
夢の終り 愛の始まり
MUSIC
手紙-拝啓十五の君へ-
HOME
たしかに
また千葉から始まった全国ツアーの概要は以下のとおりです。
アンジェラ・アキ Concert Tour 2014 TAPESTRY OF SONGS-THE BEST OF ANGERA AKI
アンジェラ・アキのすべてが詰まったベストアルバムから、史上最高の選曲でお届けする最大規模の全国ツアー!!
10年間に渡る軌跡の、集大成となるライブです。(公式サイトからの引用)
全国ツアーの日程と会場
4/5(土) 千葉 千葉県文化会館
4/6(日) 栃木 栃木県総合文化センターメインホール
4/12(土) 埼玉 鴻巣市文化センター
4/13(日) 群馬 渋川市民会館
4/19(土) 神奈川 相模女子大学グリーンホール
4/20(日) 茨城 日立市民会館
4/24(木) 沖縄 浦添市てだこホール
4/27(日) 宮崎 宮崎市民文化ホール※
4/29(祝・火) 佐賀 佐賀市文化会館 大ホール
4/30(水) 熊本 市民会館崇城大学ホール
5/9(金) 北海道 旭川市民文化会館 大ホール
5/10(土) 北海道 札幌市民ホール
5/12(月) 北海道 中標津町総合文化会館 大ホール「しるべっとホール」※
5/15(木) 和歌山 紀南文化会館 大ホール※
5/17(土) 滋賀 守山市民ホール 大ホール※
5/18(日) 兵庫 たつの市総合文化会館
5/20(火) 愛知 刈谷市総合文化センター 大ホール
5/24(土) 新潟 新潟テルサ
5/30(金) 福島 いわき芸術文化交流館アリオス大ホール
6/1(日) 山形 やまぎんホール(山形県県民会館) ※
6/3(火) 静岡 三島市民文化会館 大ホール
6/7(土) 徳島 鳴門市文化会館 ※
6/8(日) 愛媛 西予市宇和文化会館 ※
6/14(土) 鳥取 米子コンベンションセンター
6/15(日) 岡山 岡山シンフォニーホール
6/19(木) 三重 三重県総合文化センター 大ホール
6/21(土) 岐阜 多治見市文化会館 大ホール ※
6/22(日) 長野 長野県伊那文化会館
6/26(木) 宮城 仙台サンプラザホール ※
6/28(土) 青森 八戸市公会堂 大ホール
6/29(日) 秋田 秋田県民会館
7/5(土) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール ※
7/6(日) 大阪 オリックス劇場
7/10(木) 岐阜 高山市民文化会館 大ホール
7/12(土) 福井 越前市文化センター
7/13(日) 石川 金沢 本多の森ホール ※
7/19(土) 福岡 福岡サンパレス ※
7/20(日) 鹿児島 宝山ホール(鹿児島県文化センター)
7/26(土) 広島 広島文化学園HBGホール(旧広島厚生年金会館)
7/27(日) 山口 周南市文化会館
7/29(火) 愛知 愛知県芸術劇場 大ホール
8/1(金) 大阪 フェスティバルホール
8/2(土) 大阪 フェスティバルホール
8/4(月) 東京 日本武道館
※印は立見ありの公演となります。
四半世紀に渡たり年末に興行されてきた特徴的な演劇が今年で終わるに当たり、観劇して感激してきました。(笑)
●会場:こどもの城 青山円形劇場
●日程:2013年 12月 6日(金) 〜 26日(木)
◆出演:
【役者】高泉淳子 山本光洋 本多愛也 中山祐一朗
【音楽家】中西俊博(violin) クリス・シルバースタイン(bass) 竹中俊二(guitar) 林正樹(piano)
【演出】吉澤耕一 【台本】高泉淳子 【音楽監督】中西俊博
【日替わりゲスト】 池田鉄洋 篠井英介 春風亭昇太 ROLLY(50音順)
■概要
青山円形劇場の完全円形オープンスペースで360度どの角度からでも楽しめるという特色を生かした演劇である。
クリスマスの夜のフレンチレストラン「ア・ラ・カルト」を舞台に、訪れた客達が繰り広げるドラマを、単品料理(a la carte)に例えて描いたオムニバス形式の物語である。
【役者】の白井晃、高泉淳子、陰山泰(2009年まで)が様々なキャラクターを演じ、バイオリニスト中西俊博を音楽監督として迎え、【音楽家】の生演奏と共に芝居が進行される。
フレンチレストランの開店から閉店までを舞台に、男と女の恋愛や家族にまつわる情景のショート・ショートを単品料理に例え、各エピソードをコース料理の提供順に準えて綴る。「役者と音楽家の…」というサブタイトル通り、ミュージシャンもレストラン専属のバンドとしてこの芝居の重要な役割を占める。
劇中で繰り広げられるエピソードの中には馴染みのキャラクターが来店し、お馴染みのやり取りをコメディータッチを交えて繰り広げたり、ショータイムと呼ばれるコーナーにて、各出演者がそれぞれ意外な一面を見せるキャラクターに化けての登場とシャンソン、JAZZ、POPS、ダンスなどを織り交ぜ舞台に華やかさを添える場面などもあり、この舞台の一番の呼び所となっている。
2010年には「ア・ラ・カルト2」としてリニューアルオープンした。 この「ア・ラ・カルト2」では、当初からのメンバーであった白井晃、陰山泰は08年の20周年公演をもって卒業という形となり、新たにパントマイマー山本光洋、本多愛也の二名の役者を得て、新装開店となった。 2013年、青山円形劇場の閉館に伴い25周年で終了となる。(以上wikipediaからの引用)
【ひと言】
舞台はほとんど観ることがないのであるが、この舞台は最高の舞台の一つだと思っている。
その理由は、演劇としての役者の名演技やストーリーの面白さはもちろんのこと、上質の音楽、おいしいお酒と料理の数々、さらに劇とは無関係な学園祭のようなハチャメチャなショータイム、それらが円形劇場という珍しい舞台のうえで、客席と役者との間が極めて近接した状況で味わえるからだ。さらに幕間ではワインが振る舞われるという楽しみまであるのである。
こんなにいろいろな楽しみを与えてくれる演劇は他に類を見ないと思われる。
さすがに25周年を迎え、パワフルさは陰りが出てきた感はあるものの、限られたパターンに凝縮された味わい深さは一層濃厚になり、それはまさにクセになるほどであり、今回で終わりになるのは何ともさみしい限りである。
変わることを拒む気持ちが生じているのは、ひとえに時代は流れ、年を重ねてきたということの裏返しでもあるところなのだろう。
惜しむ気持ちばかりが出てきてしまうのであるが、いちおう大人でもあるので、今まで毎年年末に素敵な舞台をありがとうございましたと感謝で締めくくりたい。ブラボー!
千葉市緑区あすみが丘東にある「ホキ美術館」に併設してあるイタリアンレストランが「はなう」です。
東京・西麻布「アルポルト」の片岡護シェフプロデュースのイタリアンレストランです。美術館の1階(感覚的には2階ですが)にあり、昭和の森を眺めながら本格的なイタリア料理とワインを堪能できます。
↑オブジェの左側が美術館本館の先端部分、右側が昭和の森の木々です。
↑美術館が見えます。左端に鑑賞中の方の下半身が見えますでしょ。
↑シンプルで綺麗なテーブルです。真ん中にバターがありますが、最高に美味しいバターでした。
↑前菜3種です。左からポテトチーズ、ズッキーニの焼き物、生ハムメロンです。いずれも超美味でした。車でなければワイン頼んでみたかったです。それからバターがとても濃厚で味があり、パンとの相性が最高でした。今までレストランで食べたパンの中で最高に美味かったですよ。(後でおかわりもでき、満足でした。なお写真ありません。)
↑うにとトマトクリームソースのパスタ(+840円)です。うにが惜しみなく使われています。
↑デザートのパンナコッタです。ブルーベリーのソースがとても美味です。
↑デミタスカップのエスプレッソです。これまた上品なコーヒーでした。
このパスタランチセット2100円でした。4種類のパスタはどれも美味しそうでした。うに好きの私は唯一840円割り増し(つまり2940円)のものを選びましたが、他の三種類(トマトソース、ペペロンチーノ、ボンゴレ)の方が多分もっと美味しいと思います。
美術館併設でありますが、レストランだけの利用も可能なので、とてもありがたいですね。
またぜひ行きたいレストランでした。
昨年11月3日に千葉市にオープンした新しい美術館である「ホキ美術館」に行ってきました。
ネットで調べると、超混んでいるとのことでしたが、確かに平日にもかかわらず混んでいました。
この美術館は珍しいことに公立ではなくて私立の美術館です。
よって展示しているのは、個人の収蔵品が主です。
この美術館のテーマは、写実絵画専門の美術館とのこと。
よくわかりませんが、写真のような精密な絵画を展示しているようです。
これまで美術館に行くことはありませんでしたが、地元にできて、人気のある美術館らしいので、見学してきた次第です。
まず、場所ですが、千葉市緑区のあすみが丘東という新興住宅地の一角にあります。千葉市の公園である昭和の森に隣接して建っておりました。
長細い敷地に緩やかな曲線の印象的な建物が建っています。
券売機で入場券1500円を購入して入ります。
ご老人が立ち話をしておりましたが、よく見るとオーナーである保木館長さんでした。気さくで優しそうなおじいさんと言う感じで、こちらから挨拶してしまいました。
写実絵画と言うことでしたが、本当に写真のような絵でした。ガラスケース等もなくまさに1mmまで近づくことができ、絵の具のタッチまで観察することができました。
静物画のグラスの質感などは、ガラスを写真で撮ったとしか思えないほどの信じられないくらいの描写に感嘆の声を上げざるを得ませんでした。(個人的には五味文彦さんの静物画、森本草介さんの女性の絵は好きになりましたね。)
以下、美術館のパンフレットをスキャンしたものを掲載します。
↑紙に印刷されたものなのでドットが荒くスキャンデータをそのままでは使えません。
↑森本草介 横になるポーズ 1998年
(ぼかし処理などすると解像度は落ちますが、それなりに見えるようになります。)
本物に較べれば1万分の1以下の精度でしょうし、ほかにもっと凄い作品もありますからぜひ現地で実物をご鑑賞ください。
最後に、この美術館の最大の売りは、美味しいイタリアンレストラン「はなう」が併設されていると言うことですね。
次回、記事掲載しますが、雰囲気も良く、美味しいランチをいただけましたし、ここだけでも再訪したい満足感がありました。
ホキ美術館http://www.hoki-museum.jp/
所在地 〒267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
開館時間 月・水・木・土 /10:00~18:00 金 /10:00~19:00 日・祝 /10:00~17:00
入場料 大人/1500円 高・大学生・65歳以上/1000円
駐車場 普通乗用車 40台
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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