読書歴一覧

2024年01月
・なぜ日本は没落するか 森嶋通夫/著
・アラブとイスラエル 高橋和夫/著
・産業革命史 郭四志/著
・尚、赫々たれ 羽鳥好之/著
・司馬遼太郎歴史の邂逅1空海~豊臣秀吉 

 

2023年12月
・乳房に蚊 足立紳/著 寸評:爆笑しながらダメ男に共感。しかし女性読者は共感できないかも
・リーダーの仮面 安藤広大/著 寸評:リーダーはマネジメントに徹し、目標設定と結果報告で評価し、プロセスに関与しない。実践してみます。


2023年08月
・光のとこにいてね 一穂 ミチ/著
・パッと伝わる!公務員のデザイン術 佐久間 智之/著
・ジャニーズと日本 矢野 利裕/著
・空気が読めなくてもそれでいい。 非定型発達のトリセツ 細川 貂々/著
・方舟 夕木 春央/著

 

2023年06月
・エヴェレスト 神々の山嶺 夢枕 獏/著

 

2023年05月
・ウルトラマラソン 完走の幸せリタイアの至福 夜久 弘/著
・猫女房 妻が愛したネコと…ボク。 小宮 孝泰/著
・稀代の本屋 蔦屋重三郎 増田 晶文/著
・東京の盛り場 江戸からモダン都市へ 海野 弘/著
・川のほとりに立つ者は 寺地 はるな/著
・デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場 河野 啓/著


2023年04月
・宙ごはん 町田 そのこ/著
・安倍晋三時代に挑む! 安倍 晋三/編著
・まんがでわかる理科系の作文技術 木下 是雄/原作


2023年03月
・もしも徳川家康が総理大臣になったら 眞邊 明人/著
・不倫 実証分析が示す全貌 五十嵐 彰/著
・乾坤一擲 津本 陽/著
・音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む 川原繁人/著 未読
・裂けた明日 佐々木譲/著 寸評:
・女の園の星 和山やま/絵 寸評:局長から借りた女性漫画。シュールな世界感が癖になりそう。


2023年02月
・ウクライナ戦記 不肖・宮嶋最後の戦場 宮嶋 茂樹/著
・クラウゼヴィッツ 「戦争論」解説 <付録>「戦争論」と戦史 大橋 武夫/著
・老いも死も自然がいいね 80歳現役看護師の挑戦 江森 けさ子/著
・「女子ボス」のトリセツ 川村 佳子/著


2023年1月
・老いも死も、初めてだから面白い 下重 暁子/著
・肩をすくめるアトラス アイン・ランド/著 未読:とても読み切れそうにない大著です。
・兎の眼 灰谷 健次郎/著
・認知症になった蛭子さん 蛭子能収/著
・おぼえていてもいなくても 蛭子能収/著


2022年12月
・老害の人 内館牧子/著 寸評:老いを感じ始めた自分にとって身につまされる話であったが、そこは面白おかしく描かれていて楽しめました。

 

2022年11月
・実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル/著 未読
・先生、どうか皆の前でほめないで下さい いい子症候群の若者たち 金間 大介/著
・5億年後に意外な結末 ピグマリオンの銀色の彫刻 菅原 そうた/原作 寸評:幸せを求める矛盾をなかなかシニカルに漫画チックに描かれていて、かなり気に入り刺さりましたね。なのでなおさんに薦めようと思いました。
・日本人はどう死ぬべきか? 養老 孟司/著 寸評:一人称の死は体験できないから考えるなと言われますが、なかなか難しいんですよね。


2022年10月
・悪党たちの大英帝国 君塚 直隆/著 寸評:イギリスの中近代史がよく分かりました。何よりとても面白かったです。
・人生他力本願 誰かに頼りながら生きる49の方法 14歳の世渡り術 上島 竜兵/著 寸評:自らを小者と認識しつつ、夢見て真面目に一所懸命でもあった愛されるべき人柄あふれるニヤリとする不思議なエッセイでした。合掌


2022年09月
・官僚が学んだ究極の組織内サバイバル術 久保田 崇/著 未読
・黒部の山賊 定本 伊藤 正一 未読
・不意撃ち 辻原 登/著 寸評:不意のどんでん返し、短編集ならではの切れ味と多様さが良かったです。
・「ストーカー」は何を考えているか 小早川 明子/著 寸評:被害妄想が強い一方で特別な正義と権利(自分が主で正、相手は従で非)を有していると錯覚しているので話が通じないに納得
・一日の言葉、一生の言葉 旧暦でめぐる美しい日本語 白井 明大/著 未読


2022年08月
・今さら聞けない投資の超基本 株・投資信託・iDeCo・NISAがわかる 泉 美智子/著 寸評:勉強になりました。
・iDeCo & つみたてNISAで安心老後をつくろう 日本経済新聞出版社/編 寸評:勉強になりました。
・塞王の楯 今村 翔吾/著 寸評:直木賞に相応しい穴太衆の視点からの歴史群像人情劇で、新鮮かつ面白く感動的な作品。京極高次が好きになったし、大津城は絶対に見に行かないとと思いました。
・パンダ銭湯 tupera tupera/さく 寸評:大人が楽しめる計算つくされた絵本で実に面白い
・おいしいごはんが食べられますように 高瀬 隼子/著 寸評:スマホ時代の新しい感性が結実した小説。空気を読みつつ、その空気に抗いたくなる衝動、そのきめ細やかな心情描写とスマホ時代の新しい感性の文体が秀逸だが、それ故に心がささくれ立つのが玉にキズ。(笑)
・日経マネー 2021年10月号
・The 21(ざ・にじゅういち) 2022年 3月号
・マンガでわかるアスペルガー症候群&カサンドラ愛情剝奪症候群 西城 サラヨ/著
・黒牢城 Arioka Citadel case 米澤 穂信/著 寸評:謎の多き戦国武将、荒木村重の反乱をミステリー調に荒木の心情深く切り込んだ秀作。歴史好きには堪らなく、僕はとても気に入りましたが、歴史に疎い人には理解不能な作品かも。




2022年07月
・白い死神 THE LEGEND OF SIMO HÄYHÄ ペトリ・サルヤネン/著 未読
・公務員版悪魔の辞典 公務員実務用語研究会/著 未読


2022年06月
・公務員のためのお金の教科書 老後に困らないライフプランをつくる 山下 幸子/著 未読
・福岡市を経営する 高島 宗一郎/著 未読
・嫌われない毒舌のすすめ 有吉 弘行/著 寸評:徹底的に話を聞く、人たらし、懐に入るという意味では僕と少し似ているかも。有吉さんほどの力量がないので成果はいまいちですが、それは才能の違いなので仕方ないですね。
・「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル 本郷 和人/著 寸評:戦いは白兵戦でなく飛び道具が主とか、経済力から戦力をアプローチするとか、戦史好きからしたら常識ですが、古文書からの推論は根拠が示されて有り難いですね。
・飛び出す!公務員 時代を切り拓く98人の実践 椎川 忍/編著 寸評:顔写真や直接のコメントが欲しかったですね。


2022年05月
・整える習慣 小林 弘幸/著 寸評:ご自身の医師としての知見と経験に裏打ちされた内容に納得でした。要は自分自身のストレスの素を見極め、うまく軽減していくということでした。
・2040年の未来予測 成毛 眞/著 寸評:今予測される未来は絶望的だが人間は乗り越えられるあろうという感じが救いなのか、諦めなのか
・図解人生を思い通りに操る片づけの心理法則 メンタリストDaiGo/著 寸評:実践したくなる内容で本を購入しちゃいました。頑張ります!
・小泉今日子書評集 小泉 今日子/著 未読
・蒼井優8740 DIARY 2011〜2014 蒼井 優/著 未読


2022年04月
・自転しながら公転する 山本文緒/著 寸評:なかなかの長編。若さゆえの優柔不断さが今では羨ましい限り。女性がお洒落にかける情熱、優先順位を初めて理解できたかも(笑)。構成的にはプロローグのひっかけ的伏線が秀逸で自分のバイアスで物語がより深みと面白みを増しましたね。
・北条氏の時代 本郷和人/著 寸評:なぜ御家人同士の殺りくが多いのか?武士道確立前の土地所有と分配の仕組みが原因だとよく分かりました。
・メディアの苦悩 28人の証言 長澤秀行/著 寸評:読み始めてなかなか鋭い考察だと思いつつ、事例が古いなと巻末を見ると2014年の発行(笑)

 

2022年03月
・元彼の遺言状 新川帆立/著 寸評:このミステリーがすごい大賞受賞も納得のコミカルミステリー。北川景子向きな気もするが綾瀬はるかさんキャストでのドラマも楽しみです。いいタイミングで読了できました!
・SDGsの不都合な真実 「脱炭素」が世界を救うの大噓 杉山 大志/編著
・銃・病原菌・鉄 上巻 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎 ジャレド・ダイアモンド/著
・野生のベリージャム 小島 聖/著 寸評:マッターホルンの登頂には驚きました。平和は女性にとって天国ですね。
・苦役列車 西村 賢太/著 未読


2022年02月
・マラソンは上半身が9割 細野 史晃/著 寸評:表現力は重要。新しいメソッドでないがやっと腑に落ちました。新ランニングフォームで頑張ります!
・この本を盗む者は 深緑 野分/著 未読
・カード師 中村 文則/著 寸評:とても不思議な小説。世界をなぜ難しく考えるのだろうか?運命とか天命とか使命とかあると思うから占うが誰も新型コロナウイルスを予見できなかったということが言いたいのかな
・1%の努力 ひろゆき/著 寸評:不遜ながら考え方は僕とほぼ同じである。もちろん、実績としてのスケール感は僕は比較にならないほど小さいけれど(;^_^A
 人生に生きる意味は存在しない。だから「死ぬまでに出来るだけ楽しく暮らすほうがいい」
 7つのエピソード①前提条件②優先順位③ニーズと価値④ポジション⑤努力⑥パターン化⑦余生
 思考02この人とは前提が違うんじゃないか? 06片手は常に空けておけ 08自分にとっての大きな岩はなんだろう 14自分にとって何がストレスだろう? 23本音で言う。そしてちゃんと謝る 28特殊なポジションに手を挙げる 29最後に勝つにはどうすればいいか 34これって、遺伝子なのか、環境なのか? 37今日は何の実験をしてみようかな? 42この1週間で新しいことははあっただろうか? 44調べる労力を惜しんでいないか? 49笑い話をいくつ持っているだろうか?
・新醜い中国人 「21世紀は中国人の時代」は大噓だ 柏 楊/著 未読
・遙かに祖国を語る 小野田寛郎・酒巻和男対談 小野田 寛郎/共著 未読
・怒る富士 上 文春文庫 に1-36 新田 次郎/著 未読
・30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる 高市 早苗/著 未読

 

2022年01月
・筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法 Testosterone/著 寸評:若いが米国で揉まれた経験からのその人生訓たるや勉強になりました。ただ有酸素運動より筋トレの方が優れているというのは疑問(笑)
・1分間の心理革命。 人生を変える60秒の処方箋 DaiGo/著 未読



2021年12月
・遺伝子の不都合な真実 すべての能力は遺伝である 安藤 寿康/著 寸評:行動遺伝学の3原則 ①行動にはあまねく遺伝の影響がある ②共有環境の影響がほとんどみられない ③個人差の多くの部分が非共有環境から成り立っている 僕の持論の通り遺伝から逃れられないということでした。その上で努力しかない!
・考える技術・書く技術 説得力を高めるピラミッド原則 バーバラ・ミント/著 未読
・変貌する恋愛と結婚 データで読む平成 小林 盾/編 寸評:公式統計等のデータ重視のまじめな分析本でした。


2021年10月
・まつらひ 村山 由佳/著 寸評:典型的なハレの日たる祭りの高揚感に導かれたかのような人間の奥底に潜む性愛の描写が秀逸。それぞれの短編について一語で評するなら、「夜明け前」の衝撃、「ANNIVERSARY」の戦慄、「柔らかな迷路」は抱擁、「水底の華」の凛さ、「約束の神」の神々しさ、「分かつまで」の意外性といったところか。すべてが珠玉の短編で心に刺さりました。
・OUR TIMES20世紀 私たちはどこから来たのか私たちは何者なのか私たちはどこへ行くのか 筑紫 哲也/監修 寸評:超でかい本で未読
・流浪の月 凪良 ゆう/著 寸評:児童虐待、小児性愛、性的不能、DVの話が切ない純愛に昇華している作者の力量に敬服。
・オルタネート 加藤 シゲアキ/著 寸評:なかなか侮れない秀作。計算されたプロットで最後は見事に締まっていました。古い体質の僕としては、オンラインよりリア充のほうが良いという話だったのが良かったです。
・自閉症は津軽弁を話さない 自閉スペクトラム症のことばの謎を読み解く 松本 敏治/著 寸評:科学的な解明はされていないが、そういうことらしい
・明日町こんぺいとう商店街 寺地はるな他/著 未読



2021年09月
・八月の銀の雪 伊予原新/著 寸評:科学における不思議な現象を人間社会の軋轢に対比させての珠玉の短編集。コミュニケーション力に偏った現代社会へのアンチテーゼとしての存在感は秀逸です。
・ベスト・エッセイ 2020 日本文藝家協会/編 寸評:作家のエッセイは面白いが過去の教訓話ばかり
・四つ話のクローバー 水野 敬也/著
・目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 クライブ・ハミルトン/著
・あの天才がなぜ転落 伝説の12人に学ぶ「失敗の本質」 玉手 義朗/著
・あなたの物語 人生でするべきたった一つのこと 水野 敬也/著 寸評:3億の精子の代表たる自分自身を大事にすべしというお話
・あなたを変える52の心理ルール メンタリストDaiGo/著
・レ・ロマネスクTOBIのひどい目。 TOBI/著
・女性宰相待望論 時代が登場をうながす 加藤 清隆/著
・人を操る禁断の文章術(メンタリズム) DaiGo/著


2021年08月
・滅びの前のシャングリラ 凪良 ゆう/著 寸評:平和な我が国において、戦争よりも世界が滅ぶ架空の話のほうがリアリティがあるんでしょうね。そんな絶望時における生き様や家族の在り方を丹念に描いており、きっと映像化されるでしょうね。
・52ヘルツのクジラたち 町田 そのこ/著 寸評:児童虐待、家庭内暴力、引きこもり、LGBTQ、ヤングケアラー、認知症と現代社会の病巣的現象を盛り込みながら、明るい未来を指し示してくれた感動作。52ヘルツの声を聴き逃さない人になりたいと思いました。
・21世紀オリンピック豆事典 オリンピックを知ろう! 日本オリンピック・アカデミーオリンピック・ムーブメント研究班/編 寸評:古い本でした。(笑)
・超一流のメンタル マイケル・チャンのテニス塾 WOWOWテニスチーム/著
・逆ソクラテス 伊坂 幸太郎/著 寸評:小さき頃の些細な思い出がその後の人生を決めるという珠玉の短編集
・世界史のなかの昭和史 半藤 一利/著
・推し、燃ゆ 宇佐見 りん/著 寸評:ネット社会がコミュニケーションの多様性を生んできた中での推しという存在の重要性は理解するが、本著におけるその精神世界は理解できなかった。
・科学的に正しい英語勉強法 メンタリストDaiGo/著
・自分を操る超集中力 DaiGo/著
・1分間の心理革命。 人生を変える60秒の処方箋 DaiGo/著


2021年07月
・犬がいた季節 伊吹 有喜/著 寸評:捨て犬の視点からの世の移り変わりを高校生に視点を当てて紡いでいる斬新な手法での短編集。とても魅力的な本でした。
・学食で読める福祉のはなし。 熊谷晋一郎・石田祐貴・今井出雲/著 寸評:若き福祉関係者による珠玉の短編集。「介護は科学」はその通りである。目から鱗、感銘しました。


2021年06月
・お探し物は図書室まで 青山 美智子/著 寸評:短編のようで全てが繋がっている。司書の小町さゆりさんの一言が奥深く魅了されました。必ずや映像化される絶品でした。
・そして生活はつづく 星野 源/著 寸評:星野源さん、面白いです。モテない自虐ネタが多いですが、ガッキーと結婚しましたからね。(笑)
・この本を盗む者は 深緑 野分/著 未読


2021年05月
・どんじり医 松永 正訓/著 寸評:苦学生の青春回想録、大学の先輩でもあり近くの開業医でした。(笑)
・日本豪剣列伝 南条 範夫ほか/著 寸評:古い作品であるが剣豪列伝は面白く色褪せない。
・風鳴り止まず 源田 実/著 未読
・海辺のカフカ 上 村上 春樹/著 未読
・小林一三 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター 鹿島 茂/著 未読
・後藤新平日本の羅針盤となった男 山岡 淳一郎/著 未読
・会社に使われる人会社を使う人 楠木 新/著 寸評:うーん、40代前半で読むべきだった。(笑)
・死別後シンドローム 大切な人を亡くしたあとの心と体の病い 清水 加奈子/著 寸評:大切な人に依存しない生き方って難しいです。
・20代にしておきたい17のこと 恋愛編 本田 健/著 未読
・バカという生き方 こころがすーっと軽くなる 和田 秀樹/著 寸評:問題発見型能力(のび太とジョブズはよく似て見える。彼らは自分はなにもしないのに要求の度合いだけは高いのである。要求の高いのび太がいることで、ドラえもんも自分の持つ能力を存分に発揮できる機会を与えられているともいえる。)が重要とは目から鱗である。批判ばかりすることと紙一重の話なのであるが、具現化まで求めることが重要ということか。
 バカには停滞をブレークスルーする要素がある。前例に従わないから、斬新なことをする可能性がある。(著者)
 変えられないことは諦めて、まず変えられるところから始めよう(森田療法)
 自分がだれかを否定したくなったり、バカにし始めたときは要注意(著者)
 よく勝つ者は、よく譲る者だ(著者)
「目の前にいる人には、自分には見えていない側面が必ずある。隠されたものがあることに敬意を払いながら、もし相手が望むなら、それを隠さなくてもすむ土壌を作っていくこと。そして、どんな人に対しても自分との共通点と差異を見出していくこと。そんな姿勢が重要なのではないか。」(伊藤亜紗)
「愚かな質問はない」優れた質問は受けた自分を高められるし、一見愚かに思える質問を発せられた場合は、自らが気づいていない原因を知る契機となりうる。
「どんな感情も放っておけば収まる」



2021年04月
・そして、バトンは渡された 瀬尾 まいこ/著 寸評:新しい家族の形態というか愛情のつながりこそが重要というお話に未来を託したくはなった。
・猪木伝説の真相 天才レスラーの生涯 アントニオ猪木/ほか著 寸評:現在アントニオ猪木が闘病中で思わず読みました。物凄い努力と天才的な発想の善人だということがわかりました。かかわった人のインタビューが秀逸。がんばれ、猪木!
・よい依存、悪い依存 渡辺 登/著 寸評:プロセス依存へと進んだ人は目的(ギャンブルや痴漢とか)を追求するのではなく、行為の過程そのもので心地よさを覚えている。(中略)
 行為をすれば緊張→解放→後悔の三つの感情をつぎつぎとコントロールできる利点があるからだ。日頃は行為をしないように耐え続けるため、緊張が高まっていく。がまんも自虐的な快感につばがる。
 ついに行為をして、緊張を解放させ心地よさを覚える。ほっと安心する。だが行為をすれば現実と向き合うことになり、結果に後悔する。このサイクルのくり返しである。
 他人に頼って安心を求めたが叶わなかったから、手近な行為で安心をつかもうとプロセス依存に走る。
 他人に気を遣うより、ひとりで肉体を動かすほうがずっと気楽である。こうした経過で対人関係依存をあきらめて、プロセス依存に移っていく。
※だから痴漢や盗撮が減らないんだ。得られるものなんかほとんどないばかりか捕まってしまうのにしてしまうのはそういう理由だったんですね。
・我、過てり 仁木 英之/著 寸評:村上義清、伊達政宗、岩見重太郎、立花宗茂と戦国時代の蒼々たる武人の歴史小説。己の生き様に命を懸けながらも勝者になり損ねた者の苦闘は想像を絶するものですね。マイナー武将の生き様に焦点が当てられていて、新鮮で面白かったです。
・二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか? 人口減少社会の成長戦略 猪瀬 直樹/著 寸評:貯蓄ではなく投資による複利を猪瀬さんならではの斬新な視点で実にわかりやすい。
・東京都知事列伝 巨大自治体のトップは、何を創り、壊してきたのか 青山 佾/著 寸評:都庁職員で副知事まで務めた人のお話しの信ぴょう性の高さは抜群なれど、話はちょっと小難しい(笑)



2021年03月
・国道16号線 「日本」を創った道 柳瀬 博一/著 寸評:身近な国道16号線の話ですが、学術的というより主観的論調でちょっと残念
・つけびの村 噂が5人を殺したのか? 高橋 ユキ/著 寸評:筆者渾身の取材も、結論的には「氏神様の祟り」っていうがっかりな話
・ハートカクテル1 わたせ せいぞう/著 寸評:連載中にはチラ見で読み飛ばしていましたが、30年を経てじっくり読むと実に味わい深い青春の数ページ漫画でした。
・みがわり 青山 七恵/著 寸評:幼少期の家庭環境のトラウマが後の人生に大きな影響を与えるということを不可思議さはあるが決してファンタジーにしない著者の類まれなる技量は褒めざるを得ないが、ストーリー的には必ずしも共感できない(笑)
・死別後シンドローム 大切な人を亡くしたあとの心と体の病い 清水 加奈子/著 寸評:副題の大切な人を亡くしたあとの心と体の病として、「遷延性悲嘆症」という症状が2019年に登場し、2022年からは世界的に認められることになったらしい。非常になじみのない漢字単語であるので著者は死別後シンドロームと名付けた。確かにその方がしっくりくると思う。
 悲嘆にくれた自分はいまだ涙も出るが6か月を経て回復傾向にあり、死別後シンドロームではなさそうだ。喜ぶべきなのか微妙だな。(笑)
・20歳(はたち)のソウル 奇跡の告別式、一日だけのブラスバンド 中井 由梨子/作 未読



2021年02月
・聖なるズー 濱野ちひろ/著 寸評:ズーとはズーファイルの略で日本語では動物性愛者のこと。獣姦とは異なり、動物を傷つけず性交するとの自負がある人たちのドキュメンタリーもの。著者は彼らと深く交わりながらもその中立さを失わず最後の一文に思いを凝縮させた見事なノンフィクションであった。
 ズーたちにとって、動物は動物でなければならない。彼らは人間の代替として動物を必要としているのではない。動物にこそ彼らは癒やされ、ケアされている。初めから裏切りのない「愛」をくれる相手と、彼らは暮らしている。
 ブレイディみかこさんや小国香織さんのペット評との見事なまでのシンクロであった。
・輝く夜 百田尚樹/著 寸評:永遠の0の著者によるクリスマス短編集。どれもが映像化できそうな面白さと感動の涙を呼ぶお話でした。
・ライオンのおやつ 小川 糸/著 寸評:本も映画も劇もテレビドラマも好きで感動してはよく涙を流しているのであるが、自分史上最高に涙を流したのが本著である。
 主人公がホスピスに入るところから話が始まるのであるが、それはつまり死ぬことが確実なお話であり、末期がんの33歳の女性が主人公で、その健気さがものの見事に自分の記憶と重なってしまった。
 最期を看取る立場ではなかったが、彼女は彼女らしく最期まで精いっぱい生きて生き抜いたことを確かなものとして実感することが出来ました。でも悲しくて悲しくて今でも涙が流れる出るのを止めることはできませんが・・・
 死とは無性に怖いと思ってしまうけれど、本当は生きて生き抜いた最後に訪れるものが、死という門出であるということ、それはどういう意味なのか、残された者は悲しくて涙をたくさん流してしまうが、きちんとそれを味わい噛みしめなければならないということに気づかされるということがいま生きていることの幸せなんだと改めて思い知りました。
 「人生最後に食べたいおやつは何か?」を考えながら是非一読されることをお勧めいたします。
・戦国大名の経済学 川戸 貴史/著 寸評:生きていくためには資源が必要で、組織運営には経済基盤が絶対に必要である。近代以前の為政者の組織運営の一端を解明してくれました。家名を大事にする意味がよくわかりました。
 ①北宋銭の大量輸入や貨幣経済発展を素地とする足利将軍や大大名の貫高制導入
 ②明貿易の閉鎖性による銭の流通不全の発生
 ③それに伴う貨幣払いから米払いへの移行
 ④逆行とも思える貨幣制から石高制への移行の必然
 ⑤びた一文のびたは模造通貨のこと 以上が気になったこと。とにかく為になり、とても面白かったです。
・ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。 幡野 広志/著 寸評:治療困難なガンになったことで、自分と自分の家族のために生きることにブレがなくなったことで第三者との関りが劇的に変わり、離れていく人もいたが、実際には多くの人に共感されているというのが凄いですね。とにかく真似できない生き様を書き記されている一品です。


2021年01月※緊急事態宣言もあり最高に読書した月
・少年と犬 馳星周/著(T先輩からもらった本)寸評:西へ西へとさ迷う犬とそのさなかに触れ合う人間との物語が綴られていて、犬の賢明さと比較して、人間の身勝手さが浮き彫りになっている。
 「犬のかたちをしているもの(高瀬準子)」の評で書いた通り、犬が本当に偉いのは、人間の勝手な妄想を受容して生きているところだ。そんなことは人間にはできない。その通りのお話で最後は涙涙の感動作でした。T先輩、本著をありがとうございました。
・無人島に生きる十六人 須川邦彦/著(長男からもらった本) 寸評:7年前に長男にせがんで誕生日プレゼントとして貰った本をついに読了。「エンデュアランス号漂流記」を読んで感動したので、次は日本の漂流記物として選んだのが本著である。前回はシャクルトンの冷静さと統率力に脱帽したのに対し、今回は日本人の協調精神の賜物による見事な無人島漂流生還劇に感動しました。
・死ぬこと以外かすり傷 箕輪 厚介/著 寸評:熱量、スピード、執念、暴走、一途、そういうのが天才たるゆえんですね。タイトルと「努力することがすべて」には完全に同意しましたが、才能レベルの違いは痛感しつつ、ちっさい部分では似てるかも(笑)
・がんから始まる生き方 養老 孟司/著 寸評:一人称の死はない。あるのは二人称の死のみである。
 養老孟司さんの医者にかかる基準は「1週間同じ症状が続いているか、あるいは悪化しているか」だそうで、これまで2回しか医者にかかったことがないそうである。
 「よき友三つあり。一つには、物くるる友。二つには医師。三つには、知恵のある友」(徒然草第百十七段)
・バカの壁 養老 孟司/著 寸評:柔軟な思考とはこういうことなんだなあと今なお褪せない新鮮な本でした。
・イギリスの情報外交 インテリジェンスとは何か 小谷 賢/著 寸評: 情報(インフォメーション)と諜報(インテリジェンス)は違うことを日本人向けに明らかにしようとする著である。
 端的に言えば、「左翼系マスコミの報道(情報)はプロパタンガ(偏向報道)である傾向が見られる」というのがインテリジェンス、すなわち意味のある有益な情報ということである。
 こんな誰にでもわかることすら日本人は気が付かないくらいインテリジェンスがないことが問題なのであるのだが、もっと価値のある情報を国家はその国益のために手に入れる努力をしなければならないとうことをインテリジェンス先進国のイギリスの歴史からひも解いていた。
・エンド・オブ・ライフ 佐々 涼子/著 寸評:「身近な人がいなくなれば、世界は決定的にその姿を変えてしまう。人の不在を乗り越えることは思いのほか難しく、何かで埋めようとしても埋まらない。永久欠番として、そこは空席が残される。」
 がんにも言い分があるはずだと本著の主役である森山訪問看護師は言う。終末医療に携わってきた者が自ら終末期に差し掛かって、ほとんどぶれることなく人生を全うする姿を友人である著者が悩みながらもその本質をゆっくりと炙り出していく本著は現代ではどこか遠い話となってきている「生と死」のあり様を正面から問う素晴らしいドキュメンタリーであった。
・老〜い、どん! 70〜90代あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる 樋口 恵子/著 寸評:老いてなおユーモアな生きざまに素直に感動
・詳説日本仏教13宗派がわかる本 The New Fifties 正木 晃/著 寸評:いやあ、日本の仏教が釈迦の教えからの変遷を含めて、系統的かつ歴史的・時系列的に簡単にまとめられていて、今までの疑問がすべて腑に落ちました。
・持続可能な魂の利用 松田 青子/著 寸評:SDGs、坂系アイドル、推し、日本の政治の混沌をぐるぐるポンした不思議な小説。リアル社会でのみ苦労してきた私世代では共感できない。それこそが社会問題なのかも…


2020年12月
・サガレン 樺太/サハリン境界を旅する 梯 久美子/著 未読
・落日 湊 かなえ/著 寸評:親しい家族等に死なれ残された者の日常の喪失を丹念に描かれていて、なぜ死んだんだろうか?あの時どう思っていたのだろうか?みたいな後悔を誰もが引きずっていて、その思いを封印して生活せざるを得なかったのが、様々な人との関わりの中で、前を向くことで氷解し、湊さんにしては珍しくハッピーエンドのお話で、一気に読み切りました。そのため、あの時は?という思いが次々と湧き出て、私の心はぐじゃぐじゃになりましたが、残された者はみな多かれ少なかれ消化できない後悔を抱えて生きていることを今だからこそ実感できました。人生は辛いことも含め、新しい発見があるね。
・ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち ブレイディみかこ/著 寸評:この人の文章はなぜか心地よい。そして本質を突いている。前作の「ぼくはイエロー…」が2020年度ベストセラー5位だったのも頷ける。
 なお、個人的に一番印象に残ったのは、犬の話でした。(笑)
  何から何まで君がわかっていてくれる
  僕の事すべてわかっていてくれる
  上から下まで全部わかっていてくれる【忌野清志郎の曲「君が僕を知っている」の一節】
 これは人間どうしの関係じゃないだろう。人間は言葉を喋るからぽろっとボロが出て、「ほらわかってくれてないじゃないか」「君は僕のことなんか何もわかっていない」みたいな口論になり、疑いや憎悪が生まれる。が、犬は喋ることができないから、僕の事すべてわかっていてくれる、上から下まで全部わかっていてくれる、などという自分勝手な人間の妄想を押し付ける対象になれる。
そして犬が本当に偉いのは、そんな人間の勝手な妄想を受容して生きているところだ。そんなことは人間はできない。
・ノースライト 横山 秀夫/著 寸評:男の話だけに共感すること多し。また残された者にとって、真実は重要であり、それを知りたがるということはこの身に染みてきつつある。だとしたら死する者はできるだけ明らかにしておくことも大事だと思った。あと私にとって一番印象に残ったのは「同心梅」。そういう人に巡り合い、失ったら、どうすればよいのか?そこは本作品の本筋でないから詳細に描かれていないのだが、いつか誰かが描いてくれることを期待したい。

2020年11月
・犬のかたちをしているもの 高瀬 隼子/著 寸評:女性にとって子供を産み育てることの放棄が人生の選択肢になれる時代になったことを赤裸々に表現していることに衝撃
 「犬を愛するみたいに男の人を愛するのは難しいわ、と個人的に共感し、しかしもしそれが可能だとして、犬を愛するように男の人を愛するのは正しい(あるいは良い)ことなのだろうか、と考えさせられもしました。」(「犬のかたちをしているもの 高瀬隼子/著」に対する選考委員の江國香織の評)
・medium 霊媒探偵城塚翡翠 相沢 沙呼/著 寸評:アクロイド殺しの模倣かよと思ってからの大どんでん返しが面白かったです。

2020年10月
・大家さんと僕 矢部 太郎/著 寸評:拙い絵が味を生むという不思議は漫画。ほのぼのします。
・日本でいちばん大切にしたい会社 [1] 坂本 光司/著 未読
・感染症の世界史 人類と病気の果てしない戦い 石 弘之/著 寸評:HPVの記述があり、これを早く読んでいればと後悔した。ごめんね。

2020年09月
・最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする 阿比留 眞二/著 寸評:私もまずまず出来ているじゃないか(笑)
・ムゲンのi(上) 知念実希人/著 未読

2020年08月
・線は、僕を描く 砥上裕將/著 寸評:水墨画家による深淵なる水墨の世界が現代の青春群像として見事な筆致で描かれてました。
・東方見便録 「もの出す人々」から見たアジア考現学 斉藤 政喜/著 未読
・一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 cis/著 寸評:資産200億円の個人投資家による投資指南書。私が短期投資に向かないことはよくわかりました。現代の金余りが生んだ錬金術の魅力に引き寄せられそうです。(笑)
・はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密 稲垣 栄洋/著 寸評:変化に強いものが生き残るとはこういうことらしい。
・なんで僕に聞くんだろう。 幡野 広志/著 寸評:目から鱗の人生相談。私も相談したくなりました。
・背中の蜘蛛 誉田 哲也/著 寸評:蜘蛛とはWEBのこと、公務員としては制限のある手段の中で目的達成を求められる葛藤に共感

2020年07月
・婚活したらすごかった 石神 賢介/著 寸評:マッチングアプリ侮れずですね。そういうの自分は得意そうだし経験してみたかった。(笑)
・壊れる男たち セクハラはなぜ繰り返されるのか 金子 雅臣/著 寸評:少し古い考察ですが、身が引き締まりました。
・鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 鴻上 尚史/著 寸評:見事なまでの人生相談の返しに思わず私も人生相談したくなりました。(笑) 
・はじめての不倫学 「社会問題」として考える 坂爪 真吾/著 寸評:倫理観に捉われず不倫は感染するとやばい病気みたいなものだからワクチン的なものが必要との視点での著者なりの学術っぽい真面目な考察はなかなか合理的で面白い。
・店長がバカすぎて 早見 和真/著 寸評:思わず最初から読み直したくなる絶妙な展開が最高。店長がバカすぎて愛おしくなります。
・神の子どもたちはみな踊る 村上 春樹/著 未読
・死にゆく人のかたわらで ガンの夫を家で看取った二年二カ月 三砂 ちづる/著 寸評:家族介護者の視点が分かりやすく書かれてました。こちらは少し気が楽になりましたが、でもそれが何になるのか?合掌するしかなかったです。
・死すべき定め 死にゆく人に何ができるか アトゥール・ガワンデ/著 寸評:世界中の医者が余命の告知に悩んでいることが分かりました。
・シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅 抱腹絶倒の日本全国ザック旅日記 斉藤 政喜/著 未読

2020年06月
・三体 劉慈欣/著 寸評:世界的な大ベストセラーも納得の壮大稀有なSF小説。宇宙人とのファーストコンタクトを中国の壮大な歴史と絡めての描写は類を見ない新鮮さで面白かったです。三部作とのこと、残りも必読ですね。
・噓と正典 小川 哲/著 寸評:いずれも時空を超える話の短編集。それにしても日本人作家はなぜこんなに外国のことを精緻に描写できるのか?
・火口のふたり 白石 一文/著 寸評:官能恋愛小説といった内容だが、昔を懐かしく思うところや、今を生き切るという意味では、人生も中盤を過ぎつつある身としては価値観や感性の一致こそが重要というのも納得の展開でした。それは危うさを含むのだけれどね。
・マンガ日本の古典 18 太平記 寸評:歴史好きを自称しながら鎌倉後期から室町前期までは自分の中では弱い部分。まずは漫画の太平記からでわかりやすかったです。
・ふぞろいな秘密 石原 真理子/著 寸評:プッツン女優に違わぬ暴露本。玉置浩二はもちろん、中井、時任、郷、吉川など実名多数。人としておかしい感じ。
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ/著 寸評:英国在住のハーフの子供を持つお母さんのエッセイ。英国での人種差別のリアルな現実が実体験を通して日本人にもわかるように描かれています。島国日本では体験しえないようなことも、読書を通じてなら疑似体験できることを改めて痛感。読書は大事ですね。

2020年05月
・山とマラソンの半生 山編 杉浦和成/著 寸評:スパルタスロンで同室で大変お世話になった人の自叙伝(非売品)。謙虚な方なので登山に係る事績の凄さは桁違い。1000回以上の山行を克明に記録されており、タイトルに納得の自伝でした。

2020年04月
・待ち遠しい 柴崎 友香/著 寸評:世代も価値観も異なる女性3人の、どこかちぐはぐなご近所付き合いが悩みなのは平和な証拠ですね。
・夏物語 川上 未映子/著 寸評:シングルマザー前提の人工授精をテーマとする物語。男性視点的には男の役割低下がやるせないし、男性不在の未来は人類にとって良い方向なのだろうか?
・経済政策で人は死ぬか? 公衆衛生学から見た不況対策 デヴィッド・スタックラー/著 寸評:経済不況下での無策は人々を苦しめるだけだということはわかったが、歴史的には人口抑制や技術革新が人類進歩につながったことを評価しなくてよいのだろうか?

2020年03月
・ある男 平野 啓一郎/著 寸評:他人の人生を生きる話。考えたこともなかったですが、それだけ幸せということを実感しました。
・平場の月 朝倉 かすみ/著 寸評:がん闘病のお話し。平凡な日常がとても身につまされて、涙しました。
・熱源 川越 宗一/著 寸評:直木賞受賞も当然の祖国を奪われた熱い男たちの数十年にわたる物語は凄かったです。

2020年02月
・ストーカーとの七〇〇日戦争 内澤 旬子/著 寸評:実体験に基づいて書かれたノンフィクションだけに迫力は十分。ただ著者自身がかなりの変わり者でサイコパスかと思うほど執着心が強いのが気になりました。
・ドラマへの遺言 倉本 聰/著 寸評:偉大な脚本家だったとは思うのですが、あまりの過去の栄光・自慢話にちょっとなんだかなあ・・・
・渦 妹背山婦女庭訓魂結び 大島 真寿美/著 寸評:人形浄瑠璃を観てみたくなりましたし、妹背山婦女庭訓は歌舞伎でもよいので絶対にいつか観たいです。

2020年01月
・春にして君を離れ アガサ・クリスティー/著 寸評:ミステリー大家の心理描写は80年以上前にこんな現代に通じるような心理ミステリーまで書かれていたことに驚愕。無謬であると思う怖さが余すことなく描かれてました。

2019年12月
・なんのために勝つのか。 ラグビー日本代表を結束させたリーダーシップ論 廣瀬 俊朗/著 寸評:ラグビーというチームスポーツの持つ無限の魅力の一端が少し見えたかも。
・日本国紀 百田 尚樹/著 寸評:歴史観がほぼ一緒でした。(笑)
・マジカルグランマ 柚木 麻子/著 寸評:名画「風と共に去りぬ」への痛烈な批評が目から鱗でした。時代が変わりについていけてなかった。
・がん哲学外来へようこそ 樋野 興夫/著 寸評:がんになると、人生や生きざまに真摯に向き合うことになる。
・ニュージーランドの大自然を楽しむ本 KAWADE夢ムック エコツアーと世界遺産の旅 未読
・ニュージーランド・ハイキング案内 滑田 広志/著 未読

2019年11月
・あちらにいる鬼 井上 荒野/著 寸評:自由気まま・不倫・がん・忍耐と三人三様の半生を描いた傑作。このタイミングでの邂逅に我ながら驚いた。
・灼熱 秋吉 理香子/著 寸評:シチュエーションはなかなか良かった。
・死ぬ瞬間の5つの後悔 ブロニー・ウェア/著 未読
・「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史 百田 尚樹/著 未読
・シュメル-人類最古の文明 小林 登志子/著 未読
・中国軍壊滅大作戦 高貫 布士/著 未読

2019年10月
・瘦せ姫 生きづらさの果てに エフ=宝泉薫/著 寸評:拒食症礼賛本。私には理解不能(笑)
・落花 澤田 瞳子/著 寸評:昔からある歴史小説に最近はやりの音楽小説が混じった異色作。平将門の魅力も余すことなく描かれていました。
・彼女は頭が悪いから 姫野 カオルコ/著 寸評:私ですら東大生のおぞましさに嫌悪感しか抱かない恐るべき小説
・恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方 滝川 クリステル/著 寸評:10年前のエッセイですが、小泉進次郎との結婚生活はうまくいくのだろうか?と不安になりました。

2019年09月
・愛なき世界 三浦 しをん/著 寸評:
・ある男 平野 啓一郎/著 未読
・渦 妹背山婦女庭訓魂結び 大島 真寿美/著 未読
・フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE 伊坂 幸太郎/著 未読

2019年08月
・残業の9割はいらない ヤフーが実践する幸せな働き方 本間浩輔/著 寸評:新しい取り組みについていけない自分が明らかとなっている。もはや俺は不要なのかと思わせる本であるが、ここまで進んでいる会社はまだ少ないのも実態ではあるだろう。
・人類最年長 島田 雅彦/著 未読
・独り舞 李 琴峰/著 寸評:台湾生まれながら流ちょうな日本語でのLGBTを扱ったラストが感動的な秀作です。
・ベルリンは晴れているか 深緑 野分/著 寸評:日本人作家なのに大戦末期のベルリンの状況をこれほどまで克明に描いたミステリーの出来栄えに驚嘆しました。こういう作家さんにはぜひとも日本の大戦末期も描いてほしいです。
・八ケ岳 蓼科・美ケ原・霧ケ峰 山と高原地図 32 田中 光彦/調査執筆
・82年生まれ、キム・ジヨン チョ ナムジュ/著 寸評:儒教文化に根付く韓国の男尊女卑社会の構図がよくわかる韓国のベストセラー

2019年07月
・ニセコ・羊蹄山 暑寒別岳 山と高原地図 2 日下 哉/調査執筆
・大雪山 十勝岳・幌尻岳 山と高原地図 3 佐藤 文彦/調査執筆
・全国2954峠を歩く 中川 健一/著 未読
・ババァ、ノックしろよ! TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」/編 寸評:母親あるあるで面白かった(笑)
・アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理 ダン・アリエリー/著 未読

2019年06月
・さざなみのよる 木皿 泉/著
・横道世之介 吉田 修一/著 寸評:私がいつか書きたかった平凡な男の青春群像と関わった人間の回顧録なのだが、作者の力量が素晴らしくとても面白かった。
・明日の日本を予測する技術 「権力者の絶対法則」を知ると未来が見える! 長谷川 幸洋/著 未読
・紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 野崎 幸助/著 寸評:小心ながら女に対しては金に糸目をつけないある意味合理的なジーさんでした。
・明るい公務員講座 岡本 全勝/著 未読
・奪われた「三種の神器」 皇位継承の中世史 渡邊 大門/著 未読
・全国2954峠を歩く 中川 健一/著  未読

2019年05月
・さよなら、田中さん 鈴木るりか/著 寸評:小学6年生とは思えない筆致。それ以上に人間に対する深い洞察力と愛情深さ。まさかの涙も出てしまいました。賞を受賞するのも納得の作品です。
・「断捨離したいナンバーワン、それは夫です」 やましたひでこ/著 寸評:なかなか辛辣でありつつ、目指すべき方向は明確でためになりました。「1out /1inの法則」は実行したいと思います。「愚痴が愚痴を生みだすスパイラル」、「断捨離は空間のクリエイト」つまり自己表現なんですね。

2019年04月
・世界でバカにされる日本人 今すぐ知っておきたい本当のこと 谷本 真由美/著 未読
・春にして君を離れ アガサ・クリスティー/著 未読
・ひとつむぎの手 知念 実希人/著 寸評:軽妙なタッチながら、職業とは何か?を問う素晴らしい作品でした。
・新潮 2018年11月号 新潮社 未読
・群像 2018年12月号 講談社 未読

2019年03月
・ひと 小野寺 史宜/著 寸評:現代社会にもあるかもしれない人情話としてほんわりしました。
・絶対正義 秋吉 理香子/著 寸評:絶対的に正しいのだが、決して主人公には共感できないという面白い小説。最後は自分がやられた感すらありました。
・三国志外伝 宮城谷 昌光/著 寸評:三国志のことはよく知っているが、太史慈の件など面白かった。あと地図が載っていて、場所の関係性を改めて整理できた。
・日本共産党と中韓 左から右へ大転換してわかったこと 筆坂 秀世/著 寸評:若いころは共産かぶれになる件は共感。絶対服従の組織ということを再認識。
速すぎたランナー 増田 晶文/著 寸評:長距離走もメンタルが重要なんですね。

2019年02月
・ぼぎわんが、来る 澤村 伊智/著 寸評:映画にもなったド迫力の日本ホラーでした。
・日本史を走れ! 日本列島ウルトラ・ラン 松尾 秀助/文 寸評:歴史とウルトラマラソンという私のためのようなエッセイでした。
・ビッグダディの流儀 林下 清志/著 未読
・おらおらでひとりいぐも 若竹 千佐子/著 寸評:著者の略歴から小説家になるのに年齢も実績も関係ないと思いましたが、本著は読みづらく途中で挫折
・生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後 小熊 英二/著 未読
・物理を創ったアインシュタインと天才たち 日経サイエンス編集部/編 未読
・世界のグロービッシュ 1500語で通じる驚異の英語術 ジャン=ポール・ネリエール/著 未読
・小説現代 2018年 6月号 講談社 未読
・グロービッシュ・コミュニケーション術 58のビジネスシーンで違いを体感 阿部川 久広/著 未読
・時間のない僕らが、「英語を話す」ためにすべきシンプルな方法 関口 雄一/著 未読
・キラキラ共和国 小川 糸/著 寸評:ツバキ文具店の続編。日常が非日常にしか思えない不思議な設定と文体の小説です。「私のしたごしらえ」が最高に印象的

2019年01月
騙し絵の牙 塩田武士/著 寸評:大泉洋が好きなら絶対おすすめです。
・屍人荘の殺人 今村昌弘/著 寸評:奇想天外なシチュエーション・ミステリーだが、面白い。
・1年で駅弁売上を5000万アップさせたパート主婦が明かす奇跡のサービス 三浦 由紀江/著 寸評:与えられた環境に愚痴らず、行動することで未来は開けるというお話でした。見習いたい。
・「甘え」の構造 土居 健郎/著 未読
・会議の進め方 高橋 誠/著 未読
・会議の上手なやり方が面白いほどわかる本 山田 豊/著 未読
・コクヨの3ステップ会議術 3つの方法で会議はもっとうまくいく! 下地 寛也/著 未読
・図解でわかる!ファシリテーション 松山 真之助/著 未読

2018年12月
嫌われる勇気 岸見一郎・古賀史健/著 寸評:簡単に書かれていますがなかなか難しい哲学書です。
・50代から考えたい遺言書の書き方 中山 二基子/著 未読
・EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅 スコット・ジュレク/著 半分読了
・霧の旗 新潮文庫 松本 清張/著 未読
・ゆずりは 銀鈴叢書 新谷 亜貴子/著 寸評:映画で泣けた以上に原作では泣けます。
・ファーストラヴ 島本 理生/著 寸評:人間関係の希薄な現代社会の繊細な陰りが見事な筆致で描かれている秀作

2018年11月
・最悪の将軍 朝井 まかて/著 寸評:徳川五代将軍綱吉の苦悩がよくわかる歴史小説でした。
働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 人工知能から考える「人と言葉」 川添 愛/著 寸評:寓話仕立ての面白い人工知能の入門書でした。
誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性 田中 潤/著 寸評:これほどわかりやすい人工知能入門書はないと思うくらいの名著でした。
・今日も一日、楽しかった あべ けん太/著
・たゆたえども沈まず 原田 マハ/著

2018年10月
UTMB2018完走記 藤原一清/著 寸評:ブログ管理者の記念すべき初出版本
・極限力 山本晃市/文 寸評:トップアスリートは肉体の限界を精神力で超えていることがよくわかりました。
・指の骨 高橋 弘希/著 寸評:私より若い著者が70年以上前の未経験の戦争を見事なまでに描いている作品
・明日も前へ 歳を重ねても楽しいことがいっぱいある 吉沢 久子/著 寸評:歳をとって、衰えながらも前向きに生きておられる姿勢が素晴らしいです。

2018年09月
・AX 伊坂 幸太郎/著 寸評:家ではうだつの上がらない凄腕の殺し屋って設定が面白い作品
・罪の声 塩田 武士/著 寸評:グリコ森永事件の本当の後日談でないかと思えるほど秀逸な作品
・かがみの孤城 辻村深月/著 寸評:引きこもりに対する愛情あふれる作品

2018年08月
・青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ 原 晋/著 寸評:体幹トレーニングの重要性を認識
・エコが地球を滅ぼす 幻冬舎ルネッサンス新書 は-1-1 長谷川 伸介/著
・ふたりからひとり ときをためる暮らし それから つばた 英子/著 寸評:こういう老夫婦になりたいですね。
・蜜蜂と遠雷 恩田陸/著 寸評:音楽が舞台の新しい小説ですが、その臨場感はすごいの一言のベストセラーも納得の名作

2018年07月
・ヒトは「いじめ」をやめられない 中野 信子/著 寸評:やっぱり「いじめ」は人間の本能と書いてある本。完全同意。
・勝利のルーティーン 常勝軍団を作る、「習慣化」のチームマネジメント 西野 朗/著
・いじめの構造 なぜ人が怪物になるのか 内藤 朝雄/著
・日本人の9割が知らない遺伝の真実 SB新書 370 安藤 寿康/著 SBクリエイティブ 
・医者に頼らなくてもがんは消える 内科医の私ががんにかかったときに実践する根本療法 内海 聡/著
・ママ、死にたいなら死んでもいいよ 娘のひと言から私の新しい人生が始まった 岸田 ひろ実/著
盤上の向日葵 柚月 裕子/著
・漫画君たちはどう生きるか 吉野 源三郎/原作
・人間交差点(ヒューマンスクランブル) 15 ビッグコミックス 送り火 矢島 正雄/作

2018年06月
・みかづき 森 絵都/著 寸評:ものすごい名作でした。
・六十歳から百名山 米倉 久邦/著 寸評:著者は日大アメフト謝罪記者会見で炎上した司会者。登山は本格的だし、文章もカッコいいです。
・百貨の魔法 村山 早紀/著 寸評:桜風堂ものがたりの続編みたいな話。
・ハリネズミの願い トーン・テレヘン/著 寸評:内省するハリネズミは面白かった。
・週末は田舎暮らし 二住生活のすすめ 松田 力/著
・大雪山 十勝岳・幌尻岳 山と高原地図 3 佐藤 文彦/調査執筆

2018年05月
・ユマニチュード 認知症ケア最前線 NHK取材班/編
・江戸の性愛術 渡辺 信一郎/著
・世にも奇妙なニッポンのお笑い チャド・マレーン/著 寸評:日本のお笑い芸人であるオーストラリア人の著者は、日本のお笑いは世界最強だと書いていた。
・大人恋愛塾 柴門 ふみ/著 寸評:ゴシップネタで面白いが、業界人の著者の周りにはおかしな大人が多いのかも?
・すべての見えない光 アンソニー・ドーア/著 未読
・崩れる脳を抱きしめて 知念 実希人/著 寸評:面白く読み進められたが、清らか爽やかすぎるなあ・・・

2018年04月
・コーヒーが冷めないうちに 川口 俊和/著 寸評:映画にしたらと思っていたら、映画化されてもうじき公開らしい(笑)
・an・an 2017年 9月20日号 美乳強化塾

2018年03月
・星の子 今村 夏子/著
・下天を謀る 下 安部 龍太郎/著 寸評:新しい藤堂高虎像が描かれ、これなら大河ドラマもありですね。

2018年02月
九十歳。何がめでたい 佐藤愛子/著
BUTTER 柚木 麻子/著
・走る? 東山 彰良/ほか著
・1時間でわかるビットコイン入門 1円から送る・使う・投資する 小田 玄紀/著

2018年01月
その島のひとたちは、ひとの話をきかない 森川 すいめい/著 
夜行 森見 登美彦/著
・虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡 小松 成美/著
・工藤公康粗食は最強の体をつくる! 幕内 秀夫/著
がんが自然に消えていくセルフケア 毎日の生活で簡単にできる20の実践法 野本 篤志/著
・1億3000万人のランニングバイブル Sports Graphic Number Do 2011Autumn
・お友だちからお願いします 三浦 しをん/著 未読

2017年12月
・某には策があり申す 島左近の野望 谷津 矢車/著
・下天を謀る 上 安部 龍太郎/著
・完本池波正太郎大成 9 戦国幻想曲 火の国の城 英雄にっぽん 闇は知っている 池波 正太郎/著 未読
・虎の城 上 火坂 雅志/著 未読
・フロイスの見た戦国日本 川崎 桃太/著
・千葉ジェッツの奇跡 島田慎二/著

2017年11月
・不道徳な見えざる手 ジョージ・A. アカロフ, ロバート・J. シラー/著
・ i 西 加奈子/著
ツバキ文具店 小川 糸/著
・陸王 池井戸 潤/著 未読

2017年10月
・あなたの人生は「選ばなかったこと」で決まる 竹内健蔵/著
やめるときも、すこやかなるときも 窪 美澄/著
暗幕のゲルニカ 原田 マハ/著
・戦国武将を診る 源平から幕末まで、歴史を彩った主役たちの病 早川 智/著
・桜風堂ものがたり 村山 早紀/著

2017年9月
・タネナシ。 ダイヤモンド☆ユカイ/著
欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 奥田昌子/著

2017年8月
・山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた 山中 伸弥/著

2017年7月
羊と鋼の森 宮下 奈都/著
ジョコビッチの生まれ変わる食事 あなたの人生を激変させる14日間プログラム ノバク・ジョコビッチ/著


2017年6月
今村均 信義を貫いた不敗の名将 葉治 英哉/著
・逆転のメソッド 箱根駅伝もビジネスも一緒です 原 晋/著
・死ねない老人 杉浦敏之/著


2017年5月
・パラリンピックの楽しみ方 ルールから知られざる歴史まで 藤田 紀昭/著
・幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 2 岸見 一郎/著
・思いをかなえる「遺言」の書き方と文例集 公正証書遺言/遺言信託の活用法もよくわかる 石原 豊昭/監修
・職場のメンタルヘルス入門 難波克行著


2017年4月
・定年後の暮らしとお金の基礎知識 2016 横山 光昭/監修
・知的障害・発達障害の人たちのための見てわかる意思決定と意思決定支援 「自分で決める」を学ぶ本 志賀 利一/著   
・くたばれパヨク パヨク震撼、チバレイ止めの一撃! 千葉 麗子/著
・言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘 玲/著
・心の対話者 鈴木 秀子/著
・マイナンバーでこう変わる!遺産相続 遺言書の書き方から節税対策まで 叶 幸夫/監修
・遺言の書き方と相続・贈与 比留田 薫/監修


2017年3月
・住んでみたドイツ8勝2敗で日本の勝ち 川口マーン惠美/著
・介護ヘルパーにたのめること、たのめないこと。 松川 竜也/監修
・ドタ婚式 深谷 かほる/著
・心の対話者 文春新書 461 鈴木 秀子/著


2017年2月
ローマ法王に米を食べさせた男 高野誠鮮/著
結果が出せる「心拍トレーニング」 中野ジェームズ修一/著
【電子書籍】 恥をかいてもやめられない59才ひとり旅
九十三歳の関ケ原 弓大将大島光義 近衛龍春/著
【絶賛】五郎治殿御始末 浅田次郎/著
まっぷたつの先生 木村紅美/著
子の無い人生 酒井順子/著


2017年1月
ラブホの上野さんの恋愛相談 上野/著
・トランプ自伝 不動産王にビジネスを学ぶ ドナルド・トランプ/著
・敗者復活 不動産王ドナルド・トランプの戦い ドナルド・J・トランプ/著
・最小努力最大効果!「居直り」英語勉強法 新 将命/著


2016年12月
・侍はこわい 時代小説短編集 司馬 遼太郎/著
・介護ヘルパーにたのめること、たのめないこと。 松川 竜也/監修
・実践!反論×反撃法 議論で絶対負けない天使と悪魔の心理テクニック 内藤 誼人/著
・悪魔の対話術 相手のホンネを一方的に引き出して優位に立つための心理テクニック 内藤 誼人/著
・男と女の「Hの心理学」 相手をその気にさせる“心理テクニック” ライフビジョン21/著
・朝鮮幽囚記 ヘンドリック・ハメル/著 未読


2016年11月
・正しいブスのほめ方 「また会いたい」と思わせる35の社交辞令 トキオ・ナレッジ/著
のぼうの城(上・下) 和田竜/著
・健康長寿のための医学 井村 裕夫/著
夫に死んでほしい妻たち 小林 美希/著


2016年10月
・スクラップ・アンド・ビルド 羽田 圭介/著
田村はまだか 朝倉かすみ/著
・十年不倫の男たち 衿野 未矢/著
・プロポーズ 高橋 三千綱/著
・みるみる仕事が片づく!公務員の時間術 定野 司/著
・持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない pha/著
奴隷のしつけ方 マルクス・シドニウス・ファルクス/著 ジェリー・トナー/解説 橘 明美/訳
・授乳 村田 沙耶香/著
・持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない pha/著
・報われない人間は永遠に報われない 李 龍徳/著
・ファイン/キュート素敵かわいい作品選 高原 英理/編
痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか 安田理央/著
一流アスリートの食事 細野恵美/著


2016年9月
フランス人は10着しか服を持たない ジェニファー・L・スコット/著 神崎朗子/訳
・鳥居りんこの親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ 鳥居 りんこ/著
仮面同窓会 雫井 脩介/著
・65歳で月収4万円。年金をもらいながらちょこっと稼ぐコツ 阿部 絢子/著
・障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本 渡部 伸/著
・健康長寿のための医学 井村 裕夫/著 未読


2016年8月
鹿の王 上橋菜穂子/著
・あたえる人があたえられる ボブ・バーグ/著 未読
剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎 高殿 円/著


2016年7月
豊臣秀次 抹殺された秀吉の後継者 羽生道英/著
県庁そろそろクビですか? 円城寺雄介/著
・のぼうの城 上 和田 竜/著 未読
・ニセモノの妻 三崎 亜記/著
君の膵臓をたべたい 住野よる/著
・鹿の王 上 生き残った者 上橋 菜穂子/著
・老人たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春…他人事ではない長寿社会のリアル 新郷 由起/著
・有明の月 豊臣秀次の生涯 沢田 ふじ子/著 未読
・この日のために 上 池田勇人・東京五輪への軌跡 幸田 真音/著 未読


2016年6月
負け犬の遠吠え 酒井 順子/著 寸評:切れ味鋭い毒舌書
・ガイドブック成年後見制度 そのしくみと利用法 清水 敏晶/著 
・エピソードで学ぶ成年後見人 Part2 虐待等対応と後見活動の視点 池田 惠利子/編 寸評:多様なエピソードごとに最善の対応が何か?問題点はどこにあるのか?実によく分かる成年後見制度でした。
・生きるって、カッコワルイこと? 読書がたのしくなるニッポンの文学 芥川 龍之介[ほか]/作 寸評:いずれもかなり短い短編だが、名作と言われるものは今なお色あせない瑞瑞しさあふれる作品ばかりでした。


2016年5月
・中高年がキレる理由(わけ) 榎本 博明/著 寸評:加齢による精神力の低下ってことです。
・余命三年時事日記 余命プロジェクトチーム/著 寸評:ネトウヨなのか、サヨクなのかよく分からない過激な主張本
家族という病 下重 暁子/著 寸評:著者は自身の生き様を今さらながら後悔しているかのような攻撃的な著作


2016年4月
・インターネットは永遠にリアル社会を超えられない 古谷 経衡/著
・依存症の科学 いちばん身近なこころの病 岡本 卓/著
・14歳からの哲学 考えるための教科書 池田 晶子/著
・図解わかる年金 2015-2016年版 中尾 幸村/著
・源平闘諍録 上・下 坂東で生まれた平家物語 福田 豊彦/全注釈
・源平合戦と千葉氏 源頼朝と千葉介常胤 千野原 靖方/著
・モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている 石川 結貴/著


2016年3月
・死んでたまるか 伊東 潤/著
・恋愛の不可能性について 大沢 真幸/著
・人生の科学 「無意識」があなたの一生を決める デイヴィッド・ブルックス/著
・「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本 徳永 雄一郎/著
・あやしい探検隊不思議島へ行く 椎名 誠/著
・カリスマ社長が教えるこの先稼げる人ずっとだめな人 小山 昇/著
・人生の科学 「無意識」があなたの一生を決める デイヴィッド・ブルックス/著
男性漂流 男たちは何におびえているか 奥田 祥子/著
・すごいメモ。 仕事のスピード・質が劇的に上がる 小西 利行/著
・検証日本の「失われた20年」 日本はなぜ停滞から抜け出せなかったのか 船橋 洋一/編著
村上海賊の娘 上下巻 和田 竜/著 新潮社


2016年2月
・なぜ私たちは3カ月で英語が話せるようになったのか 本城武則/著 寸評:英語ができるようになる本を相当読んできたが、これは目からうろこもの。出会うのが22年遅かった。
欧米に寝たきり老人はいない 宮本顕二・宮本礼子/著 寸評:人生の最後を自分自身の思うように終わらせるべきで、それが世界人類のためだとわかりました。


2016年1月
・不純異性交遊マニュアル 速水 由紀子/著
・シニア人材マネジメントの教科書 老年学による新アプローチ 崎山 みゆき/著
舟を編む 三浦 しをん/著
・KAGEROU 齋藤 智裕/著 寸評:軽いタッチでとても読みやすく書かれているが、その実、内容は重い。そのギャップがたまらないですね。
人生はニャンとかなる! 明日に幸福をまねく68の方法 水野 敬也/著
・海賊とよばれた男 上・下 百田 尚樹/著 未読
高学歴社員が組織を滅ぼす 上念 司/著  


2015年11・12月
火花 又吉直樹/著  又吉直樹/著 寸評:芥川賞受賞作品。思ったより味わい深いです。思ったよりね(笑)
・自信が持てる「話し方」講座 元NHKアナウンサーが徹底指導! 相澤 静/著 寸評:滑舌悪いので読みました(笑)
・イヌイット 「極北の狩猟民」のいま 岸上 伸啓/著 寸評:糖質無く生き抜いてきた民族を知りたくて読みました。


2015年9・10月
・百年法 上・下 山田 宗樹/著
・日本戦後史論 内田 樹/著
・日本が犯した七つの大罪 櫻井 よしこ/著


2015年8月
・マラソンは毎日走っても完走できない 「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ 小出 義雄/著 未読
・百年法 上 山田 宗樹/著 未読
・地球の歩き方 A18 スイス 寸評:UTMBに向けシャモニー・モンブランのところだけ読みました。(笑)
・日本の風俗嬢 中村 淳彦/著 未読


2015年6・7月
・顔を忘れるフツーの人、瞬時に覚える一流の人 山口 真美/著
・さよならの儀式 年刊日本SF傑作選 大森 望/編
・政策型思考と政治 松下 圭一/著
・同性にモテる技術 内藤 誼人/著
・「やりたいこと」が見つかる3つの習慣 人生を絶対に後悔しない 古川 武士/著
・修羅走る関ケ原 山本 兼一/著
戦争における「人殺し」の心理学 デーヴ・グロスマン/著


2015年5月
・人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期 久坂部 羊/著
・インバスケット実践トレーニング 一瞬で正しい判断ができる 鳥原 隆志/著
反日ナショナリズムを超えて 韓国人の反日感情を読み解く 朴 裕河/著
・住民と創る地域包括ケアシステム 名張式自治とケアをつなぐ総合相談の展開 永田 祐/著
・韓国人による恥韓論 シンシアリー/著
・実践事例から読み解くサービス付き高齢者向け住宅 地域包括ケア時代の住まいとサービスを目指して 高齢者住宅財団/監修
自分史の書き方 立花隆/著
あの夜、君が泣いたわけ 自閉症の子とともに生きて 野沢 和弘/著
・会社で起きている事の7割は法律違反 朝日新聞「働く人の法律相談」弁護士チーム
脳を鍛えるには運動しかない! ジョン J.レイティ/著 野中香方子/訳


2015年4月
日韓歴史認識問題とは何か 木村幹/著
「戦場体験」を受け継ぐということ 遠藤美幸/著
女のいない男たち 村上春樹/著
・薬いらずの肉体改造法 宝田 雄大/著
・閉じる幸せ 岩波新書 新赤版 1510 残間 里江子/著
・女の一生 岩波新書 新赤版 1504 伊藤 比呂美/著
アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由 山野井 泰史/著
アベノミクスの真実 安倍総理公認 本田 悦朗/著


2015年3月
永続敗戦論 戦後日本の核心 白井 聡/著 寸評:左翼系戦後論
戦後レジームを解き放て! 日本精神を取り戻す! 和田 政宗/著 寸評:右翼系戦後論
・心の病が職場を潰す 岩波 明/著 寸評:精神病は観戦しないのだが、人間関係に多大な影響を与える。難しい問題だ。
・ジャポンヤ イスラム系ロシア人の見た明治日本 アブデュルレシト・イブラヒム/著 未読
・笑われる日本人 ニューヨーク・タイムズが描く不可思議な日本 ジパング編集部/編 未読
アベノミクスの終焉 服部 茂幸/著 寸評:まじめな日本人経済学者の論だと思う
・淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣 高島 明彦/著 寸評:本書の典型に該当していないのだが自分はボケるような気がする(笑)


2015年2月
コーランを知っていますか 阿刀田高/著
・笑われる日本人 ニューヨーク・タイムズが描く不可思議な日本 ジパング編集部/編
仕事は楽しいかね? デイル・ドーテン/著
・名将がいて、愚者がいた 中村 彰彦/著
・日本の年金 駒村 康平/著
事故調 伊兼 源太郎/著
・ストレスをリセットして、人生を変える。 小林 弘幸/著
・WiLL 2014年12月号 ワック
・恋愛論 橋本 治/著 寸評:未読


2015年1月
海外トレイルランニング 鏑木毅/監修 チーム100マイル&その仲間たち/著
結婚 橋本 治/著 寸評:結婚て考えれば難しくなるということ
はたらく細胞 清水茜/作(月刊少年シリウス)
認知症ケアの突破口 介護福祉士 梅本聡/著
・ニッポン周遊記 町の見つけ方・歩き方・つくり方 池内 紀/著 寸評:日本には行政に頼らず自立した小さな町があると言うことが嬉しかったですね。
宗教家になるには 島田 裕巳/著 寸評:さすが島田さん、客観論理的な論述に納得でした。
計画と無計画のあいだ 「自由が丘のほがらかな出版社」の話 三島 邦弘/著 寸評:
世界から嫌われる中国と韓国感謝される日本 宮崎 正弘/著 寸評:主観的なレポートなれどタイトルほど偏った内容でなく良かったです。
・心の病が職場を潰す 岩波 明/著


2014年12月
靖国神社 島田 裕巳/著 寸評:歴史的経緯を踏まえての画期的な靖国神社解説本
あなたに褒められたくて 高倉健/著 寸評:健さんらしい素晴らしいエッセイです。
・ハウスワイフ2.0 エミリー・マッチャー/著 寸評:アメリカでのウーマンリブの新たな潮流、専業主婦回帰現象の解説本
親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと 山田 太一/著 寸評:現実の親子関係論。比喩の巧みさはさすが名脚本家です。
・たまもの 小池昌代/著 寸評:血の繋がらない親子のお話。
偶然の装丁家 矢萩多門/著 


2014年11月
日本人だけが信じる間違いだらけの健康常識 生田 哲/著 寸評:ビタミンCの大量摂取は真似しようと思う。
税金の抜け穴 大村大次郎/著 寸評:マイナンバー導入できっちり税金納めてもらいたいですね。
城を攻める 城を守る 伊東潤/著 寸評:戦史のある城は面白い。
・「サル化」する人間社会 山極 寿一/著 寸評:家族の関係性がドライな傾向を「サル化」と著者は言うが、まさにその通りだと思う。
・死ぬまでに行きたい!世界の絶景 詩歩/著 寸評:ほとんど知らない絶景ばかりでした。世界は広くて奥深い。
高齢初犯 あなたが突然、犯罪者になる日 NNNドキュメント取材班/著 寸評:歳をとると押さえが利かなくなるということか
・事故調 伊兼 源太郎/著 未読


2014年10月
・一度は行ってみたい世界の絶景 美景から聖地、楽園、秘境、奇景まで厳選63スポット
大韓民国の物語 韓国の「国史」教科書を書き換えよ 李 榮薫/著
・マラカナンの悲劇 世界サッカー史上最大の敗北 沢田 啓明/著 寸評:今となっては史上最大の敗北はミネイロンの惨劇になりましたね。時代は変わりましたね。税金の抜け穴、歴史の終わり


2014年9月
・カフカ式練習帳 保坂 和志/著 寸評:小説ネタ短文集でした
・会社員とは何者か? 会社員小説をめぐって 伊井 直行/著 寸評:途中で挫折(未読)
・山と渓谷 2013年 4月号 寸評:
永遠の0 百田尚樹/著 寸評:日本人なら誰でも感動する小説です。そしてこのお話の本質は反戦でした。
・アンチエイジング・バトル最終決着 坪田 一男/著 寸評:わかりやすい説明で納得です。そして結局はアンチエイジングには運動が一番ということです。


2014年8月
OUT 上・下 桐野 夏生/著 寸評:今なお色褪せない傑作推理小説です。
ひゃくはち 早見和真/著 寸評:現代青春小説です。面白いです。
・辻静雄の日本料理 Japanese cooking 辻 静雄/著 寸評:英国一家で日本料理のバイブルとされていた英語の本です。
お星さまのレール 小林 千登勢/作 寸評:朝鮮からの脱出行の話で、リアリティがあります。
お星さまのレール アニメ版 小林 千登勢/原作 寸評:よくまとまった自虐史観でした。
・猫ダンジョン荒神 小説神変理層夢経 猫未来託宣本 笙野 頼子/著 寸評:途中で読むの挫折しました。
奇貨 松浦 理英子/著 新潮社  寸評:現代の同性愛文学です。


2014年7月
・1分間でわかる「菜根譚」 人生最高の“処世術”を手に入れる 渡辺 精一/著 未読
・医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 近藤 誠/著 寸評:5月に読んだ「医療否定本」とよばれた本です。都合の良い情報のみ載せていましたが、その部分は納得できましたよ。
・人類が絶滅する6のシナリオ もはや空想ではない終焉の科学 フレッド・グテル/著 未読
英国一家、日本を食べる マイケル・ブース/著 寸評:久しぶりに面白い本でした。
・振り込め犯罪結社 200億円詐欺市場に生きる人々 鈴木 大介/著 未読


2014年6月
・「腸ストレス」を取ると老化は防げる 松生 恒夫/著 寸評:腸は免疫の要です。
ヒーローインタビュー 坂井 希久子/著 寸評:誰もがヒーローになる時がある。
桐谷さんの株主優待ライフ 桐谷 広人/著 寸評:目指す気は無いが、彼の生き様は筋が通ってますね。
・「昔はよかった」と言うけれど 戦前のマナー・モラルから考える 大倉 幸宏/著 寸評:昔の方がマナー・モラルがなかったようです。
・武器としての決断思考 瀧本 哲史/著 寸評:だいたいできてました(笑)
・みるみる仕事が片づく!公務員の時間術 定野 司/著 寸評:書類整理は実施したい。
・水のかたち 上 宮本 輝/著 未読


2014年5月
氷山の南 池澤 夏樹/著 寸評:現代日本青年の冷静な冒険譚です。
1001必ず見ておくべき世界の絶景 マイケル・ブライト/著 
・「医療否定本」に殺されないための48の真実 長尾 和宏/著 寸評:アンチ医療本に対する反論に納得です。
・ランナーズ(RUNNERS) 2013年 5月号 アールビーズ 寸評:進化するマラソン理論強化に役立ちます。
ジェントルマン 山田詠美/著 寸評:おぞましい世界を垣間見れます。


2014年4月
一路 上・下 浅田 次郎/著 寸評:実に面白い楽しい小説でした。
大人の男のオシャレ塾 


2014年3月
・屍者の帝国 伊藤 計劃/著 寸評:第一部のみ読了
いつか、この世界で起こっていたこと 黒川 創/著 寸評:福島原発事故をテーマ
・ビジネス英会話のプロがやっているシンプル英語学習法 1日30分! 酒井 穣/著
・無名人のひとりごと 永 六輔/著 寸評:最近テレビに出なくなって無名人としたらしい。
光線 村田 喜代子/著 寸評:中国・九州を舞台に原発事故と癌の放射線治療という原子力に関わる短編
・55歳からの「一生モノ」入門 まだまだ人生は変えられる、39のお楽しみ 朝日新聞「55プラス」取材班/著 
・斧・熊・ロッキー山脈 森で働き、森に暮らす クリスティーン・バイル/著
・残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 橘 玲/著
・ザ・レイプ・オブ・南京 第二次世界大戦の忘れられたホロコースト アイリス・チャン/著
・今日から使える大人の男のオシャレ塾 男性ファッションの「そもそもどうしたらいいのか?」がわかる Hankyu MEN'S/監修
・頭にガツンと一撃 ロジャー・v・イーク/著
・ネイティブのひとりごと英語表現集 濱田 伊織/著
・失敗力 失敗から学び、成長する力のつけ方 ハイブロー武蔵/著


2014年2月
聞く力 心をひらく35のヒント 阿川 佐和子/著 
震える牛 相場英雄/著 寸評:加工食品食べるのが怖くなりました。
・ひゃくはち 早見和真/著 寸評:青春とは自分の過去で過去で無いようなもの
・不愉快なことには理由がある 橘 玲/著


2014年1月
韓国・北朝鮮を永久に黙らせる100問100答 黄文雄/著
・中国を永久に黙らせる100問100答 渡部 昇一/著 寸評:歴史認識を持つことが重要ですね。
まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか? 小林 章/著 寸評:世界各国の交通標識のフォントやデザインに関する世界的なフォントデザイナーの著だと権威があるように感じ、かつ旅行気分になれる。
・しまなみ幻想 内田康夫/著 寸評:故郷愛媛県の話でいっそう面白かったです。
・大人もぞっとする原典『日本昔ばなし』 由良弥生/著 寸評:昔の寓話は褒めるというより戒めるという要素が強いですね。


2013年12月
ウェブ社会のゆくえ 鈴木謙介/著 寸評:ネット社会における立ち振る舞いへの考察はためになりました。
アルプスを越えろ!激走100マイル 世界一過酷なトレイルラン 鏑木 毅/著 寸評:UTMB絶対出場するぞ!
さよならクリストファー・ロビン 高橋 源一郎/著
・英語が1週間でいとも簡単に話せるようになる本 西村 喜久/著 寸評:早く読んでおけば良かったが、遅いながらも読めて良かった。英語上手になれそうです。(笑)
A piece of cake 吉田 浩美/著 
戦争プロパガンダ10の法則 アンヌ・モレリ/著
・国家と国民の歴史 ヴィジュアル版 ピーター・ファタードー/編 寸評:それぞれの国家に自信の源となるものと隠しておきたいものというそれぞれの歴史観がある。
・死のクレバス アンデス氷壁の遭難 J.シンプソン/著
・イスタンブール短編集 サイト・ファーイク/著


2013年11月
7つの会議 池井戸潤/著 寸評:さすが会社小説の名手。それぞれの会議が物語を構成するあたりは見事です。
空飛ぶ広報室 有川浩/著 寸評:面白くてテレビドラマになるのもわかりました。
RUN+TRAIL vol.6 UTMB特集 寸評:UTMB出たいですね。
鍵のない夢を見る 辻村深月/著
世界から猫が消えたなら 川村元気/著 
・発達障害の子どもと生きる 松為 信雄/著 寸評:障害者のキャリア形成という新しい指南書、参考になりました。
・講座づくりのコツとワザ 生涯学習デザインガイド 朝岡 幸彦/編 未読
よくわかる薬の危ない飲み方、飲み合わせ 加藤 哲太/監修 寸評:グレープフルーツジュースはよく効くらしい。
クオリティ国家という戦略 これが日本の生きる道 大前 研一/著 寸評:さすが大前氏、しかし日本には別の道が在る気がします。


2013年10月
生きる力 心でがんに克つ なかにし礼/著 寸評:がん治療の選択に強い意志が必要と実感
医療にたかるな 村上智彦/著 寸評:過剰治療を望む傾向の普通の市民もバッサリ
・こうして死ねたら悔いはない  石飛 幸三/著 寸評:病院でなく家で死にたいですね。
・男が40代でやっておくべきこと 川北 義則/著   寸評:お金の使い方以外はやっていた(笑)
・世界と日本のビール図鑑 世界のビール博物館/監修 寸評:ビールは飲むものだ(笑)   
・親の家を片づける 主婦の友社/編 寸評:歳をとると片付けられない。今のうちから自分の家を片付けないと・・・
新幹線お掃除の天使たち 遠藤 功/著 寸評:仕事への姿勢、リーダーシップなど参考になりました。


2013年9月
・ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 今野 晴貴/著 寸評:自分にとって関係なくても、それが日本をダメにする。社会問題で撲滅する必要あり
・地球の歩き方 A24 ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス 寸評:ギリシャは多彩だ。
・激走!日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース富山〜静岡415km NHKスペシャル取材班/著 寸評:いつかは出場したいな。
・本当は怖い「糖質制限」 岡本 卓/著 寸評:糖質制限反対派の本だが、理論で負けている。
・ミネラルウォーター・ガイドブック 早川 光/著 寸評:硬水がなぜ日本人に合わないのか、よくわかった。


2013年8月
・「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55 古市 幸雄/著 寸評:英語習得に対する執念が足りないことが分かった。
犯罪者はどこに目をつけているか 清永 賢二/著 寸評:わが家はとりあえず安全だ。
・卵子老化の真実 河合 蘭/著 寸評:知らなかったではすまない真実だ。
・ハゲに悩む 劣等感の社会史 森 正人/著 寸評:かつては禿げはステータスだった。
税金常識のウソ 神野 直彦/著 寸評:なぜ租税負担するのか?わかりました。


2013年7月
・四万十ウルトラからスパルタスロンまで 中野友喜/著 寸評:情報が無い時代のスパルタスロン完走は偉大です。
・岩本能史コーチの100kmマラソンは誰でも快走できる 岩本能史/著 寸評:ウルトラマラソンで生じる体の変化とその対策はとても勉強になりました。


2013年6月
・糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術 釜池 豊秋/著 寸評:人間の主食は骨髄だったとは・・・。
・加賀乙彦自伝 加賀 乙彦/著 寸評:自叙伝
・1日10分からのソーシャルネット入門 内藤 みか/著 寸評:タイトルだけ
・うちの会社ブラック企業ですかね? 恵比須 半蔵/原作 寸評:これはまだ笑えた。
・みんな「おひとりさま」 上野 千鶴子/著 寸評:なぜ著者がもてはやされるのか?わからん。
・ランナーズ(RUNNERS) 2012年10月号 寸評:ウルトラマラソン記事が読みたかった。
・精神科医が読み解く名作の中の病 岩波 明/著 寸評:病気解説もこれならよくわかりました。
・ゆっくり生きれば、遠くまでいける 小林 弘幸/著
・モテる出会い 男のモテ本 Vol.1 織田 隼人/著 あさ出版


2013年5月
ビッグデータ社会の希望と憂鬱 森健/著 寸評:まさに希望と憂鬱だが、乗り越えるしかないのだろう。
僕の死に方 エンディングダイアリー500日 金子哲雄/著 寸評:惜しい人を亡くしました。
イタリア人と日本人、どっちがバカ? ファブリツィオ・グラッセッリ/著 寸評:真面目な本でイタリア社会の背景がよくわかりました。
置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子/著 寸評:不平不満は何も生まない。


2013年4月
・定年後の幸福論 最高の「第二の人生」を迎えるために 保坂 隆/著
不機嫌な夫婦 なぜ女たちは「本能」を忘れたのか 三砂 ちづる/著 寸評:上野千鶴子さんよりこちらの考え方に賛成です。
頑張って生きよう!ご同輩 高齢社会NGO連携協議会/編集
死別の悲しみに向き合う グリーフケアとは何か 坂口 幸弘/著 寸評:死が遠い出来事になった現代
・自閉症スペクトラム障害 療育と対応を考える 平岩 幹男/著


2013年3月
探検家、36歳の憂鬱 角幡唯介/著
・プレジデント 2012年 9月 3日号 プレジデント社
・山と渓谷 2011年12月号 山と渓谷社
・生死を分ける災害時とっさの判断力 三雲 大/著 寸評:判断基準だいたいあってました。
・定年後の幸福論 最高の「第二の人生」を迎えるために 保坂 隆/著
日本を貶めた10人の売国政治家 小林よしのり/編 寸評:中身は名著、タイトルがね。
・エミリー・カー自伝 カナダ女性画家の誕生 エミリー・カー/著 寸評:私の好きな画家です。
・地球の歩き方 A24ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス
・定年後に夫婦を愉しむ 穏やかな関係のつくり方 保坂 隆/著
文明の子 大田光/著  寸評:私と想像の方向性が似ていた。先を越されたと思った小説。
老いかたレッスン 渡辺淳一/著


2013年2月
千両花嫁 とびきり屋見立て帖 山本兼一/著 寸評:人情ものに心温まります
・エヴァへの道 地に足をつけ、ゆったりと、21世紀に向かおう 船井 幸雄/著 寸評:プロ野球の小久保選手推薦の本。私には良さは判らず・・・
非常識マラソンメソッド 岩本能史/著
黄金の少年、エメラルドの少女 イーユン・リー/著 篠森ゆりこ/訳 


2013年1月
・世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析 斎藤 環/著 寸評:分析がわかるようなわからないような・・・。
・「欲望」のマーケティング 絞り込む、巻き込む、揺り動かす 山本 由樹/著 寸評:消費過剰社会は作り出さ、踊らされているということ。
・FTAとTPP 図解よくわかるFTA第2版 嶋 正和/著 寸評:保険開放がアメリカの最大の目的ということがわかった。
不法愛妻家 デビット・ゾペティ/著 新潮社 寸評:日本社会って素敵なんです。
・格差の世界地図 富の分布・消費 貿易・国家予算・マイノリティ・階級 食料・エネルギー・情報技術 余命・健康・教育… Ben Crow/著 寸評:まだまだ世界を知らないということだ。
・登山入門 これから山登りを始める人が山を自由に歩けるようになる登山の基本を徹底解説 ヤマケイ・テクニカルブック登山技術全書 1 野村 仁/著 寸評:登山技術を勉強し直さないと・・・
太陽は動かない 吉田修一/著


2012年12月
・TPP亡国論 中野 剛志/著 寸評:確かにそのとおりだと思うが、そんな保守的で進歩があるのか?
日本思想史新論 中野剛志/著 寸評:ちょっと穿った見方過ぎのような気が・・・
・自分でできる!家中の修理と手入れマニュアル 主婦と生活社/編
・戦の中の女たち 戦争・暴力と女性 1 西村 汎子/編 寸評:間接的加害者として存在した部分が欠落。
・千葉史学 第50号 千葉歴史学会/編
山女子、今日も山に登る 山女子/著 都内近郊7つの低山ルポエッセイ 寸評:低山に行きたくなりました。
・ひとり歩きの登山技術 不安な単独行から幸福のひとり歩きへ 工藤 隆雄/文 寸評:もうやっています。
・ヤマケイ・テクニカルブック登山技術全書1登山入門 野村 仁/著
日本百低山 小林泰彦/著 標高1500メートル以下の名山100プラス1 寸評:結構トレランの大会で登っていました。
これでいいのか千葉県千葉市 佐藤圭亮・小森雅人・藤江孝次/編
・部活で大活躍できる!!勝つ!剣道最強のポイント60 コツがわかる本 所 正孝/監修
・今むかし日本の名城88 東日本編
・カシミール3D パーフェクトマスター編 杉本 智彦/著
・カシミール3D GPS応用編 杉本 智彦/著
・カシミール3D GPSで山登り 関東甲信越の山300コース 杉本 智彦/著
・カシミール3D 入門編 杉本 智彦/著
人種とスポーツ 川島浩平/著 黒人は本当に「速く」「強い」のか 寸評:ステレオタイプが意図的に醸成可能なことがわかった。
「長生き」が地球を滅ぼす 本川達雄/著 寸評:隠れた名著。


2012年11月
蜩ノ記(ひぐらしのき) 葉室麟/著 寸評:主人公生き方に泣けました。
真実への盗聴 朱野帰子/著 寸評:手に汗握りました。
・現代中国短編集 藤井 省三/編 寸評:小説の背景たる中国社会の急速な変化は日本の比ではないのだ。
・いいだろ?これ 娯楽四天王が綴る仕事・趣味・生き方 泉 麻人/[ほか]著 寸評:遊びが仕事になるのは大変なんですね。
下山の思想 五木寛之/著 寸評:衰退する日本の方向性の提言書
癌だましい 山内令南/著 寸評:あきれるほど壮絶な癌闘病記。


2012年10月
ママの仕事はデリヘル嬢 長谷川華/著 寸評:知らない世界だけに面白かった。
考えない人 宮沢章夫/著 寸評:深く考えさせられる本です。
・山岳気象入門 ヤマケイ・テクニカルブック登山技術全書 村山 貢司/著 寸評:理論が分かって山の天気に強くなった気がします。
あらゆる小説は模倣である。 清水良典/著 寸評:納得の著。小説家になりたいな。
・浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎 島田 裕巳/著 寸評:仏教宗派の違いが良く分かりました。
キレイならいいのか ビューティー・バイアス デボラ L・ロード/著 栗原 泉/訳 寸評:アメリカのフェニミズムとはここまで考えているのか・・・。


2012年09月
・家族を支える16のストーリー 「7つの習慣」実践ストーリー 希望とインスピレーションあふれる 4 スティーブン・R.コヴィー/著 寸評:半分は実践してましたが・・・
現代韓国を学ぶ 小倉紀蔵/編 寸評:韓国論として完璧です。
孤族の国 ひとりがつながる時代に 朝日新聞「孤族の国」取材班 寸評:お一人様は社会の問題
・幼少の帝国 成熟を拒否する日本人 阿部 和重/著 新潮社 寸評:平和な日本ってことです。
猫ひろしのマラソン最速メソッド 猫ひろし/著 市民ランナーのサブスリー達成術 寸評:凄い練習量に脱帽です。
ジャパン・アズ・ナンバーワン エズラ・F・ヴォーゲル/著 広中和歌子・木本敦子/訳 寸評:30年前の本であるが名著。
・包帯クラブ 天童 荒太/著 寸評:現代日本の人間関係がよく描かれています。 
放射線医が語る被ばくと発がんの真実 中川恵一/著 寸評:科学的な考察として実に中立的でした。
ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸潤/著 寸評:著者にして珍しくスポーツの感動が絡んだ企業経営小説でした。
Trail Running magazine No.10 (トレイルランニングマガジン)


2012年08月
・絶望の国の幸福な若者たち 古市 憲寿/著 寸評:現代若者論で、よく分析されていますが、未来への提言が・・・ない。
・「お手本の国」のウソ 田口 理穂/ほか著 寸評:先行する世界各国に学ぶべき真実が書かれています。
・奇跡を起こす7つの習慣 今日から始まる成功ストーリー 井上 裕之/著 寸評:結構、実践していました。
ひとりで死んでも孤独じゃない 「自立死」先進国アメリカ 矢部武/著 寸評:
・空撮登山ガイド 別冊 空撮・日本百名山 山と渓谷社 寸評:山を上から見ることはできない。なので空撮にちょっと嫉妬しますね。
大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ 中村 仁一/著 寸評:自然死したくなりました。
韓国は一個の哲学である 小倉紀蔵/著 寸評:革新的分析ながら韓国理解に必須の一冊です。すごい本です。


2012年07月
・モメない相続 長谷川 裕雅/著 寸評:遺言書が重要
・7つの習慣 成功には原則があった! スティーブン・R・コヴィー/著 寸評:3つくらいは習慣化されていました。
「お手本の国」のウソ 田口理穂ほか/著 寸評:ウソというより隠れた真実。知的好奇心は充足されました
・甲野善紀の暮らしのなかの古武術活用法 甲野 善紀/講師 寸評:本では動きは理解難しい。やはり映像の方が
絶望の国の幸福な若者たち 古市憲寿/著 講談社 寸評:若者を過ぎれば若者を批評したくなるんですね。
・ペルーを知るための66章 細谷 広美/編著 寸評:ペルー理解には最適です。
・もう山でバテない バテの原因とその対策を科学的に解説 森田 秀巳/著
まちがっている エラーの心理学、誤りのパラドックス キャスリン・シュルツ/著 寸評:間違いとは奥深いです。
・山でバテないテクニック 疲れ知らずに山へ登るコツ教えます 羽根田 治/文
・女の子を殺さないために 解読「濃縮還元100パーセントの恋愛小説」 川田 宇一郎/著 寸評:村上春樹は恋愛小説論に必須のようです。


2012年07月
雨・赤毛 サマセット・モーム/著 中野好夫/訳 寸評:さすが名作ですが、古さは否めません。それにしても昔の文庫は字が小さい。
・パンラボ 池田浩明/著 寸評:著者らが食べたパンの話。惜しむらくはカラーにして欲しかった。
片眼の猿 道尾秀介/著 寸評:ライトなハードボイル調のながら中身のある異色探偵小説です。
限界集落株式会社 星野伸一/著 寸評:とても読みやすく感情移入しやすい小説です。
霧のむこうのふしぎな町 柏葉幸子/著 竹川功三郎/絵 寸評:宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の原作的な作品
100歳の流儀 新藤兼人/著 寸評:この人のような百歳に憧れますね。
・九州の山 アルペンガイド 山と渓谷社 寸評:霧島山、開聞岳、九重山、祖母山に同行し導いてくれました。


2012年06月
・モノゴトを明快にする論理力 シンプルに考えを整理する 樋口 裕一/著 寸評:論理力が無いと理解できません(笑)
・世界の本屋さん見て歩き 海外35カ国202書店の横顔 能勢 仁/著 寸評:このような本が出版されるとは奇跡です。なぜ本になっているのか?不思議です。
・図解わかる税金 2011-2012年版 収入にかかる税金 財産にかかる税金 生活にかかる税金 芥川 靖彦/著 寸評:税制改正を見越して出された本ですが、東日本大震災により税制改正が延期され、役に立たない本になっています。
・世界チーズ大図鑑 ジュリエット・ハーバット/監修 寸評:知らないチーズばかりです。
・VERY(ヴェリィ) 2012年 1月号 光文社 寸評:後輩が読者モデルで出ていたので・・・
山からの絵本 辻まこと/著 寸評:味のある絵に、味のある文章。好きになりました。
皇族のひとりごと 三笠宮寛仁/著 寸評:破天荒なヒゲの殿下、ご生前中に読むべきでした。
・皇族の「公」と「私」 思い出の人、思い出の時 寛仁親王/著 寸評:なくなる直前のインタビュー集です。若い頃の回顧、最近の天皇家に対する思いなどあります。


2012年05月
韃靼の馬 辻原登/著 寸評:長い歴史小説です。
・週刊エコノミスト 2006年12月26日号 毎日新聞社
遺体―震災、津波の果てに 石井光太/著 寸評:素晴らしいルポです。
限界集落の真実 過疎の村は消えるのか? 山下佑介/著 寸評:日本再生に期待が持てる素晴らしい論文です。
・やさしい文章術 レポート・論文の書き方 樋口 裕一/著 寸評:日本語勉強しないと・・・
モノゴトを明快にする論理力 シンプルに考えを整理する 樋口裕一/著 寸評:私には論理力あるみたいです。(笑)
・富士山 御坂・愛鷹 山と高原地図 31 寸評:UTMFのため
・よくわかる遺産相続と諸手続き [平成15年度] 小川 好澄/監修遺産相続の手続き事典 ・実例でわかる法律相談と節税の手引 ホームパル・ブックス
・今ならできる!かしこい生前相続 親子で考える遺産相続の新しいカタチ 実藤 秀志/著


2012年04月
折れた竜骨 米澤穂信/著 寸評:よく出来た中世RPG風ミステリーです。
リトル・ピープルの時代 宇野常寛/著 寸評:仮面ライダーとウルトラマンはそこそこ付いていけましたので、村上春樹を読まないと・・・。
・そして私は「金持ちサラリーマン」になった 全国4000万人のサラリーマンに贈る、誰もがお金持ちになれる法則 吉川 英一/著 寸評:不動産経営の実用本です。
・認知症 家族を救う対策集 寸評:仕事がらみで読みましたが、図解も多く判りやすいです。
またまたワルの知恵本 人生の達人研究会/編  寸評:心理学の本です。そんなにワルくないです。
・本という奇跡~「心に残る私の一冊」より~ NHK-BS「週刊ブックレビュー」編 寸評:番組は終了しましたが、本は楽しく人生を豊かにしてくれますね。
・2025年日本の死 水木楊/著 寸評:未来は予測不能、歴史は繰り返す
・石川県の山 新・分県登山ガイド 山と渓谷社 寸評:石川県と言えば白山です。
・カーネル vol.10(2011秋) 車中泊を楽しむ雑誌 CHIKYU-MARU MOOK 祝10号記念特集!!車中泊達人大集合!! 寸評:車中泊のノウハウ本です。
・よくわかる私道のトラブルQ&A 安藤 一郎/著 寸評:知りたい内容は乗っていませんでした(笑)
・境界・私道の法律相談Q&A 安藤 一郎/著 寸評:仕事で借りましたが、わかりやすい本です。
告白 湊かなえ/著


2012年03月
聖書男(バイブルマン) A・J・ジェイコブズ/著 阪田由美子/訳 寸評:聖書に振り回された家族の話です。大著で読破に3週間かかりました。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 渡航/著 ぽんかん⑧/イラスト  寸評:主人公が自分と似ている気がしました。素直に面白いライトノベルです。
ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす 佐藤眞一/著 寸評:老人の行動の科学的説明に納得の一冊です。


2012年02月
スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学 吉本佳生/著 寸評:経済学とは身近な生活の知恵の学問なのですね
図書準備室 田中慎弥/著 寸評:引きこもりといじめ・虐待の私小説
炎の放浪者 神山裕石/著 寸評:中世ヨーロッパの不条理さがよくわかる一級ミステリー
・冷血 カポーティ/著(未読)
売春未満 新・名前のない女たち素人女性編 中村淳彦/著 宝島社 寸評:現代社会の軽さがよくわかるルポルタージュです。
・出世をしない秘訣 でくのぼう考 ジャン=ポール・ラクロワ/著 寸評:60年前の著作でした。
・世界山岳全集1 朋文堂(未読)


2012年01月
エンデュアランス号漂流記 アーネスト・シャクルトン/著 木村義昌/谷口善也 訳 寸評:名著です。
みんなの山道具(別冊PEAKS) 寸評:いろいろな人のバックパックの中身が見れます。当面私の山道具のバイブルです。
・山岳縦走ギアガイド(別冊PEAKS) 寸評:山道具の厳選カタログです。
・マウンテン・ギア・ブランド大全 寸評:山道具のブランド百科事典です。
・図説三国志の世界 林田愼之助/著 岡田明彦/写真 寸評:憧れの三国志の史跡の写真です。
・生と死のミニャコンガ 阿部/著 寸評:ミニアコンカもう一つの遭難記、生き残った者も辛い、残された遺族も辛いですね。
情報と外交 孫崎亨/著 プロが教える情報マンの鉄則10 寸評:表からでは見えない歴史の裏側は面白い。
エネルギー論争の盲点 石井彰/著 寸評:天然ガスこそが時代のエネルギーの主力ということです。
ふしぎなふしぎな子どもの物語 ひこ・田中/著 寸評:大人にならない大人の世界がこどもの成長物語にも影響しているということらしい


2011年12月
70歳エベレスト登頂 三浦雄一郎・豪太父子の8848m  寸評:エベレスト登山の写真が多くリアルです。
・経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン 伊藤 邦武/著(未読)
ヒマラヤを駆け抜けた男 山田昇の青春譜 佐瀬稔/著 寸評:日本にこれほど高所に強いクライマーが居たことに感動
・K2非情の頂 5人の女性サミッターの生と死 ジェニファー・ジョーダン/著 寸評:世界第2位の山なれど、運命的なほど厳しい山を実感。
エベレスト登頂請負い業 村口徳行/著  寸評:エベレスト日本人最多の6回登頂。しかもカメラマンとして、冷静かつ沈着な凄い人の自伝です。
梅里雪山 十七人の友を探して 小林尚礼/著 寸評:山の恐ろしさと美しさとそれぞれの思いの違いに圧倒されます。
残された山靴 佐瀬稔遺稿集 志なかばで逝った8人の登山家の最後 寸評:懸命に生きた登山家と作者自身の最期に胸が詰まります。
ミニヤコンカ奇跡の生還 松田宏也/著 寸評:事実は小説よりも・・・登山するのが恐ろしくもなります。
ビジネス教養としての『論語』入門 守屋淳/著 寸評:礼とは?儒教とは?少しわかった気になります。
ナンガ・パルバート単独行 ラインホルト・メスナー/著 横川文雄/訳 8000m峰世界初の単独登頂の記録ですが、登山したというより哲学してきたかのようです。


2011年11月
還るべき場所 笹本稜平/著 寸評:人生変わりました。ヒマラヤ目指します(笑)
モノが語る日本列島史 旧石器から江戸時代まで 藤本 強/著  寸評:事実は小説よりも奇なり。偉大な日本の祖先に敬服です。
坂の上の雲 司馬遼太郎/著 


2011年10月
・老後はお金で買えますか? 早川裕子/著 寸評:タイトルまんまのノンフィクション。
太陽の涙 赤坂真理/著 寸評:予言的神話、名作の予感
・巨石巡礼 見ておきたい日本の巨石22 寸評:行った事があるのは2箇所でした。
・猪瀬直樹の仕事力 猪瀬直樹/著 寸評:仕事をするとはこういうことか・・・
五つの旅の物語 写真・文 椎名誠 寸評:こんな旅はできないけど、してみたい。写真の力を感じます。
・読めそうで読めない三字・四字熟語 荻久保泰幸/著 寸評:漢字検定2級受験対策に読みました。
・所得税0で消費税「増税」が止まる 世界では常識の経済学 相沢幸悦/著 寸評:日銀の金融政策以外の提言は理解不能でした。
私の夢・日本の夢 21世紀の日本 松下幸之助/著 寸評:すごい人です。松下政経塾といい・・・。


2009年4月から2011年9月まで(書評を書いたもののみ掲載)
散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道 梯久美子/著 2014.03.13
ひとり日和 青山七恵/著 2011.10.02
マルガリータ 村木嵐/著 2011.10.01
民主の敵-政権交代に大義あり 野田佳彦/著 2011.09.20
「分かち合い」の経済学 神野直彦/著 2011.09.10
蟻族 高学歴ワーキングプアたちの群れ 廉思/著 関根謙/監修 2011.09.01
坊っちゃん 夏目漱石/著 2011.08.24
葬式は、要らない&【書評】戒名は、自分で決める 島田裕巳/著 2011.08.15
北の海鳴り 小説・中島三郎助 大島昌宏/著 2011.08.14
TRIP TRAP 金原ひとみ/著 2011.08.06
空白の五マイル 角幡唯介/著 2011.08.03
ある日突然、縛られて 大谷佳奈子/著 2011.07.20
就活エリートの迷走 豊田義博/著 2011.07.17
トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所 中田整一/著 2011.06.28
本能寺(上・下) 池宮彰一郎/著 2011.06.25
ふがいない僕は空を見た 窪美澄/著 2011.06.17
老いへの不安 春日武彦/著 2011.06.02
弩(ど) 下川博/著 2011.05.26
バウドリーノ(上・下) ウンベルト・エーコ著 堤康徳訳 2011.05.21
ムカッときたとき読む本 菊入みゆき著 2011.05.20
黒船前夜 渡辺京二著 2011.05.19
ばら色タイムカプセル 大沼紀子著 2011.04.21
人種と歴史 クロード・レヴィ=ストロース著 荒川幾男訳 2011.04.19
夢のかたち 「自分」を生きた13人の女たち 鈴木由紀子著 2011.04.08
レヴィ=ストロースも構造主義もよくわからないけれど 2011.03.12
一夜づけ超スピード勉強法 栗田昌裕著 2011.03.10
天国旅行 三浦しをん著 2011.03.02
夏目家順路 朝倉かすみ著 2011.02.28
裁判百年史ものがたり 夏樹静子著 2011.02.26
流跡 朝吹真理子著 2011.02.13
恋愛力 齋藤孝著 2011.02.10
<動物のいのち>と哲学 コーラ・ダイアモンド、スタンリー・カヴェル、ジョン・マクダウェル、イアン・ハッキング、ケアリー・ウルフ著 中川雄一訳 2011.02.03
流転の薔薇 加藤元(かとうげん)著 2011.01.23
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海著 2011.01.21
いまも、君を想う 川本三郎著 2011.01.20
BORN TO RUN走るために生まれた クリストファー・マクドゥーガル著 近藤隆文・訳 2011.01.16
小さいおうち 中島京子著 2011.01.06
東大合格生のノートはかならず美しい 大田あや著 2010.12.15
ヒトはなぜペットを食べないか 山内ひさし著 2010.11.28
行きたい!マチュピチュ 77回目のマチュピチュ 藤尾明憲著 2010.11.26
図解仕事ができる人のタイムマネジメント 行本明説/著 2010.11.26
うつつ・うつら 赤染晶子著 2010.09.22
mont-bell(モンベル)の秋冬カタログ 2010.09.16
図説ヨーロッパ服飾史 徳井淑子著 2010.09.12
追伸 二人の手紙物語 森雅之作 2010.08.15
ヒトラーの秘密図書館 ティモシー・ライバック著 赤根洋子訳 2010.08.04
死ぬときに後悔すること25 緩和医療医 大津秀一著 2010.07.21
川の上で ヘルマン・シュルツ作 渡辺広佐訳 2010.07.19
ワールドカップの世界史 千田善著 2010.07.10
フリーター、家を買う。 有川浩(ありかわひろ)著 2010.07.10
変愛小説集 岸本佐和子編訳 2010.06.29
あるキング 伊坂幸太郎著 2010.06.03
僕の妻はエイリアン 泉流星著 2010.05.26
初夜 林真理子著 2010.05.12
全ての装備を知恵に置き換えること 石川直樹著 その2 2010.05.08
男おひとりさま道 上野千鶴子著 2010.04.28
全ての装備を知恵に置き換えること 石川直樹著 2010.04.20
「超」整理法 野口悠紀雄著 2010.04.12
コンスタンティノープルの陥落 塩野七生著 2010.03.03
人並みといふこと しりあがり寿著 2009.12.26
日本百名山 深田久弥著 2009.12.11
「自分」から自由になる沈黙入門 小池龍之介著 2009.12.04
やる気が出ないとき読む本 菊入みゆき著 2009.11.29
カムイ伝講義 田中優子著 2009.10.16
片想いさん 坂崎千春/著2009.07.05
さよなら渓谷 吉田修一/著2009.04.04

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