君津ウルトラマラソン完走報告
苦節3年の君津ウルトラマラソンが無事開催され、出場し、なんとか完走しましたのでご報告いたします。
本大会は、2019年10月は台風被害で中止、2020年5月は新型コロナ第一波で中止、そして2021年もコロナ第4波で厳しい展開でしたが、なんとか3年越しの悲願の開催ができました。関係者の諦めない気持ち、折れない心にまずは敬意を表します。ありがとうございました。
君津ウルトラマラソンのリーフレット
「折れないまち君津」を駆け抜けよう!は主催者の心意気ですね。
それから大会アンバサダーは僕のランニングクラブの主催者です。コース上で3回もお会いすることができました。
コースはこのとおり、内陸部が奥広くなっている君津市内を周回する57kmです。(スタート直後の折り返しが省略されたので56kmくらいになったかも)
前日受付もありますが、当日3時10分に起床し、3時40分出発。ところが誓約書等を忘れているのに気が付き、一度自宅にUターン。3時50分に再出発し、高速を使わず国道16号線を一路南下。早朝なので空いており、4時45分に君津駅前の市営駐車場に到着。駅のロータリーのシャトルバスに並んで、5時過ぎにバスは出発し、5時13分に受付会場に到着。
検温し、参加賞のTシャツや荷物預け用のビニール袋をもらうタイミングで今回の出場に大変お世話になった主催者のおひとりのSさんにお会いできた。少しお話しできましたがお忙しいので肝心の用は達せずお別れした。荷物預け場所兼着替え会場の体育館に入場するまえに、飲食禁止なので朝食のおにぎりを外で食べました。
新型コロナウイルス感染症対策でマスクの着用、手指消毒の徹底、屋内滞在時間の管理等、やれることは全部やられているって感じでした。
朝早いこともあり肌寒く感じていたので、ギリギリまで体育館に居た。
スタート地点は日本製鉄東日本製鉄所君津グランド。ふかふかの広大な芝生のある素敵なグランドでした。
今日の装備とウエアリングですが、スパルタスロンで使用した改良型ウエストポーチに350CCのボトルをマイコップ替わりにしました。
上は半そでハーフジップシャツで、下は短タイツにランパン、シューズはイダテンでした。
(06:02)30人ずつのウェーブスタートということで、厚かましくも最初のスタートに紛れ込みました。
ピストルでスタートだったのですが、故障なのか何度火薬を交換しても鳴らず、最後は3分遅れで旗合図でのスタートになりました。
第1回大会ならではのエピソードですね。
スタートして、陸上トラックをほぼ一周したのち、芝生を大回りしてグランドを出て、会場スタッフの大声援を受け、すぐに敷地から一般道に出た。当初は右折でしたが、コース省略で左折となり、(おそらく1kmは短くなったと思われるが)、内房線の線路に向かって進んだ。先頭ランナーが跨線橋の階段を上らず右折してコースミスを起こして、階段に戻ってきたのと階段前で鉢合わせし、すでに100mくらいトップから遅れていた僕はここで一気に3位に浮上した(笑)
線路を越え、小糸川右岸沿いの歩道を上流に向かって進み、その後、川を渡ってひたすら君津内陸部に向かって進んでいった。
やがて、館山自動車道をくぐり、周東中学校付近では大会アンバサダーの応援を受け、写真も撮っていただきました。
(07:30)撮っていただいた写真(減速して歩いています(笑))
この後、かずさグリーンラインを東上し、すれ違い区間である登坂(県道33号線君津平川線)に左折して入った。
すぐに先頭のランナーとすれ違い、僕はすれ違うランナーを数えながら、まだ元気だったので歩かず走って登って行った。
(07:54)だいぶ登ったところで、かずさアカデミアパークのオブジェが出てきました。なんか懐かしかったです。
(07:56)20km地点はかずさアカデミアパーク内。要所要所に進行方向や距離表示のペットボトルが置かれていました。風にも強いし、邪魔にもならず、撤去もしやすく経済的でよい方法だと思いました。
この後すぐに折り返し地点になり、すれ違ったランナーは28人だったので、僕は29位だと判明した。第一ウェーブスタートは30人なのでとりあえず良しとしよう。(笑)
すれ違い区間の復路は下りなのでかっ飛ばしながら、出会うランナーとエール交換しながら進んだ。
第4・5エイドが設置されたセブンイレブン君津根本店のある大きな交差点で左折し、すれ違い区間は終了。県道92号線で鴨川方向に進みます。
(08:18)君津の内陸部のこの辺りはおそらく通ったことがなくて、案外と広い平地が内陸部まであるんだなあと新鮮な気持ちで進みました。(県道92号線君津鴨川線)
(09:06)30km過ぎて鹿野山への激坂上りが始まりました(県道93号線久留里鹿野山湊線)。4km続くと聞いたので、僕はすぐに歩き始めましたが、この辺りの順位の選手は当然のように走っており、かなり抜かれました。(笑)
なお歩道のないこの道には左側通行を促すため点々と白いテープで貼られており、主催者の安全に対する意識の高さに安心しました。しかし、大会終了後に全部剥がすのは大変だろうな。
(09:36)綺麗な景色だなあとパチリ。すぐに展望台が出てきて、有名な鹿野山九十九谷と知りました。
(09:43)第7エイド(鹿野山ビューホテル駐車場)に到着。最高地点で標高359m(僕のGPS計測値)でした。この先、2キロ弱でマザー牧場です。ほぼ歩きだったことで、ペースはキロ6分23秒まで悪化。順位も50位と言われ、6時間切りは絶望的な展開になりました。
この後は、平地に向けて緩やかな下り。重力に任せて、駆け下りました。この下りは日陰も多く最高でした!
(10:13)下りの途中に京都嵐山を思わせる竹林の径(とても短いけれど)も駆け抜けました。
平地に降りると、大人気ラーメン店の大ちゃんラーメンがコース沿いにありました。撮影タイミングはゴール後に食べに行った13時過ぎで、この時も前の道を何人ものランナーが走っておりました。(名物のとんしおラーメン、強烈でした。ぜひ一度食べてみてください。)
平地に降りても、何とか走れていたので、6時間切りの目標に再挑戦することにした。おそらく56kmのはずだからと、GPS時計を見ながら逆算して進みました。残り4キロを切って小糸川から市街を進み始めたところで、スパートをかけました。(このちょっと前に46位と言われました。)
途中登りで抜いていったランナーを一人ずつ追い越して進みました。その中のお一人はまだ余力十分でこのあとプチデッドヒートになりました。君津高校を過ぎたところで、主催者のSさんの誘導、さらにはアンバサダーさんの応援もあり、6時間切り達成に向け、がぜんスパートに力が入りました。
グラウンドに入って、一周でゴールだと思ってラストスパートかけたら、もう一周と誘導され、思わず後続ランナーを確認しました。(笑)
すでに力を使い果たして、最後はダラダラになりましたが、なんとか5時間台で無事にゴールできました。
記録証発行の際に、女子登録だったことが判明し、修正に少し時間がかかりました。女子で発行してもらってもよかったのに(笑)
記録:5時間55分28秒 順位は不明(40位くらい?)
GPS記録 距離:55.78km 平均ペース:キロ6分22秒 累積標高差818m 最高標高359m
友達に報告すると27秒遅かったらよかったのにって言われました。確かに!
最後にたけのこご飯と肉団子のお弁当にペットボトル飲料、さらに贅沢ガリガリ君をいただきました。
快晴で9時を過ぎてからは相当に暑くなりましたが、エイドも充実しており、風も適度にあって、走り切れました。
初めての君津ウルトラでしたが、献身的なスタッフに、美しい田園風景、鹿野山への登りなどとても印象深いコースでした。
本大会開催に尽力されました関係者の皆様、コロナ禍の中、本当にありがとうございました。
追記
気になる順位や完走率はこちら→君津ウルトラマラソンの順位と完走率
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