【映画】ワン・モア・ライフ!
人生のロスタイムを手に入れたダメおやじ92分一本勝負!これをコメディにできるところがさすがイタリア!見習わないとね(かずさん)
「ローマ法王になる日まで」のダニエレ・ルケッティが監督・脚本を手がけ、イタリアで大ヒットを記録したコメディ。思いがけず人生のロスタイムを手に入れた中年男性の奮闘を通し、「幸せとは何か? 家族とは何か?」を描き出す。
【ストーリー】
シチリア島パレルモで暮らすパオロは、いつも通る交差点で交通事故に遭ってしまう。死の瞬間、彼の脳裏によぎったのは愛する妻や子どもの姿ではなく、恋人に告げられた深すぎる言葉や客待ちタクシーの列の謎など、他愛のないことばかり。予想以上に短い寿命に納得できず天国の入口で猛抗議すると計算ミスがあったことが発覚し、92分間だけ寿命を延長してもらえることに。地上に戻った彼はこれまでの自分勝手な生き方を改め、限られた時間の中で家族との絆を取り戻そうとするが……。
【作品データ】
製作:2019年/イタリア
時間:94分
原題:Momenti di trascurabile felicita
配給:アルバトロス・フィルム
オフィシャルサイト
【スタッフ】
監督:ダニエレ・ルケッティ
脚本:ダニエレ・ルケッティ
【キャスト】
パオロ:ピエルフランチェスコ・ディリベルト
アガタ:トニー・エドゥアルト
天国の役人:レナート・カルペンティエーリ
アウオラ:アンジェリカ・アッレルッツォ
フィリッポ:フランチェスコ・ジャンマンコ
【感想】
強い衝撃、端的には大事故の時って、確かにその一瞬に様々なストップモーションが見えるらしい。かくいう私も中学2年の時の急坂での自転車での大転倒の時、見た記憶がある。(それがなんだったのか、すでに覚えていないが(笑))
さて、それはこの映画ではそのことは単なる始まりであり、主題は自分にとって大切なものは何か?というものである。
自分の人生に限りがあるということは普段はあまり意識していないが、それゆえに大切なものが見えていないというか、感謝できていないことを痛感させられた。
そして、本人の本当の思い、本心が残された家族や友だちに正しく伝え残らないというのは本当に嫌だなあと痛切に思った。
そういう意味では、死のカウントダウンが割とはっきりしている癌というのは突然死より残された家族を含めて、思いをしっかり伝えられる時間的余裕があるという意味で、悪くない死に方なのかもしれないと思った。
僕の場合は、僕の思いを伝えるものとしてこのブログを大事にしていきたいと思った。
それにしてもイタリア人てのは、本当に愛情深くて浮気性なんですね。(笑)
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