ニュージーランド旅行記1998(5 遊覧飛行&パラグライダー編)
念願のミルフォードトラックトレッキングを終えて、一度はクィーンズタウンに戻るも、もう一度ミルフォードトラックを見たくて、急遽遊覧飛行に申し込み、向こうで少し時間があるので自身2度目のミルフォードサウンドクルーズを楽しみ、帰路も遊覧飛行、さらにクイーンズタウン観光して、妻子の待つクライストチャーチに戻りました。
1998.12.27
【遊覧飛行(往路)】
(10:15)セスナ機でのミルフォードサウンド往復の遊覧飛行に乗りました。観光客は10人くらいで、一人客だった私は、操縦席の隣という特等席に座れました。
パイロットがどこか見たいところは?と聞くので、ある日本人男性は氷河を見たいというと却下されてました。
私は臆せず、サザーランド滝が見たい伝えると、「OK!、復路で」となりました。
白砂に青い川、緑の森林のコントラストが綺麗でした。晴れていれば最高でしたね。
(10:30)サザンアルプスと名付けられるのも納得の大景観です。
往路はこれといった見どころなく、復路に期待です。
【ミルフォードサウンドクルーズ】
ミルフォードサウンドというフィヨルドです。氷河で削られた谷に海水が入り込んだ入江のことです。
フィヨルドといえば北欧ノルウェーが有名ですが、ニュージーランドはその次に有名なんです。
左のとんがった山はマイターピークといって標高は1600mを超えています。海岸から突き出た山としては、世界一だそうです。
スターリン滝。
クルーズ船でしか見ることができない、フィヨルドに直接落ちる滝です。
船を崖ぎりぎりまで寄せるのが売りで、デッキの乗客はズブ濡れです。
2回目だったこともあり、クルーズの写真はこれ一枚。
【遊覧飛行(復路)】
ミルフォードサウンド滞在わずか2時間半でクイーンズタウンに戻ります。
サザーランド滝とクイル湖(13:15)
湖から滴っているような漫画みたいな見事な滝ですよね。
上空から滝の全景が見られて幸せでした。
あえて言わしてもらえれば、若いパイロットは操縦に自信がないのか、遊覧飛行なのに、対象物とものすごく距離を離れて飛行してました。
安全ではありますが、迫力には欠けましたね。(湖の上から垂直降下とかして欲しかったなあ(笑))
【クイーンズタウン パラグライダー編】
クイーンズタウンに帰ってきて、乗り換えのクライストチャーチ行きの飛行機まで2時間余りあるので、クイーンズタウンの展望台として有名なリマーカブル山に登ることにしました。
4人乗りのゴンドラ+最近できたばかりのアクティビティ「リュージュ」のセット券を購入して、ゴンドラに乗り込むと、当然自分一人だと思っていたのですが、大きな荷物を持った外国人男性(向こうから見れば私が外国人ですが(笑))が乗り込んできました。
ゴンドラ内は微妙な雰囲気になったと自分は感じたのですが、向こうは気にせずに携帯電話をしていたが、少し怒声も飛び交いう微妙な会話。大きな声なので狭いゴンドラ内で聞かざるを得なかったのだが、どうやら彼は観光客相手のパラグライダーで、いまから山の上に戻るところだったのだが、お客さんが急遽キャンセルになったらしく、それならゴンドラに乗らなかったのにというような内容だった。
すでにクイーンズタウンの宿に空港までのピックアップバスが来るまで45分を切る展開だったが、パラグライダーにも乗ってみたくなって、電話が終わった彼に話しかけてみた。
「パラグライダーに私も乗れるか?いくらですか?」彼は「ちょうどキャンセルが出たから大丈夫だ!」との想定通りな展開
しかし時間が限られている私は「あと45分で街に降りて空港行きのバス乗らないといけないが間に合うか?」と尋ねると「30分もかからないから大丈夫」とのことで、交渉成立して、彼は急いで携帯電話で誰かに連絡し、山のてっぺんの離陸地点に二人で向かった。
(14:35)離陸地点
操縦者にぶら下がる感じのタンデムでフライトになります。
フライトしているときに、操縦者のカメラで自撮りしてもらって、恐らく5000円くらい払って、日本に後日送ってもらうことにしました。
今ならスマホで即伝送なのでしょうが、21年前は、渡された封筒に自分の日本の住所を書いて渡して、現像プリントしたのちに郵送という仕組みでした。
楽しみにして待っていると、一カ月後くらいに、その封筒が届いたのですが、開けてみると、別人が写っていました。
恐らく中国人(香港人)が写っていて、取り違えたんだと思います。
差出人に間違っている、送り返したのですが、再送されることはありませんでした。ちょっと残念な出来事でした。
(15:05)クイーンズタウン ターナーロッジ前
とてもフレンドリーで親切だったヘイゼルおばちゃんです。空港行きの乗り合いタクシーの乗車前に振り向いての撮影
この後、クイーンズタウンからクライストチャーチへの飛行機に搭乗
(16:00)アスパイアリング山(標高3,033m)NZのマッターホルンと呼ばれる美しい秀峰
余談ながら、1994年にNZに語学短期留学した時の学校名がAspiring Language Institute でした。
(16:20)マウントクック(3,724m)
NZの最高峰。マオリ語でアオラキと呼ばれるNZを象徴する山です。
(16:30)私の頭の上に特徴的なマウントクックが少し顔を出しているので、マウントクック空港だと思われます。
21年が経って、なんでここにいたのか?記憶がありません。(笑)
トランジットかな・・・
6日間にわたる単独行動はいったんこれにて終了です。(笑)
1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編
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