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2020年4月23日 (木)

ニュージーランド旅行記1998(2 ミルフォードトラック前編)

世界一美しい散歩道と呼ばれるミルフォードトラックの3泊4日のトレッキングの記録です。

22日(火)11:15 クライストチャーチからAIR NEW ZEALANDでクイーンズタウンへ飛びました。

ミルフォードトラックは「世界一美しい散歩道」と呼ばれるニュージーランドはもちろん、世界的に有名なトレッキングコースで、世界遺産内にあることもあり、入場許可が必要で、しかも1日の許可人数は80人と狭き門です。

友人の結婚式が決まって、FAXで急ぎ予約をしたのですが、23日出発の26日までの入場許可しか取れませんでした。

このため、ニュージーランドでのクリスマスは夫婦親子別々となりましたが、それを許してくれた妻に感謝です。

クイーンズタウン空港から乗り合いバスで街に向かい、予約していたTURNER LODGE(ターナーロッジ)にチェックインした。

Nz98-12
(1998.12.22 22:00頃)クイーンズタウンの夜景

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(1998.12.22 16:00頃)ショットオーバージェット
クイーンズタウンで時間があったので、乗ったみたい。すっかり忘れてましたが、証拠写真があるから乗ったみたい。(笑)

いよいよここから「世界一美しい散歩道」ミルフォードトラックの3泊4日のトレッキングのスタートです。

Milfordtrackmap1
ミルフォードトラックのコース図です。 下から上、つまり北上するコースです。
マッキノン峠(標高1073m)が恐らく最高峰です。

予約確認書には、出発日の12月23日(水)の11時までに、Te Anau(テアナウ)にあるFiordland National Park Visitor Centreで宿泊チケットを受け取れと書いてありましたので、クイーンズタウン7時50分出発のテアナウ10時5分到着のバスに乗ってテアナウに向かいました。

すぐにビジターセンターに向かい、すでに多くのトランパー(ニュージーランドではトレッキングをする人のことをトレッカーと呼ばずトランパーと呼ぶ)がビジターセンター前にいました。(写真を撮った記憶がありますが、どこかにいってしまいました。(笑))

13時15分にセルフパーティ組の40人(もう一つはガイド付きパーティ40人)の大部分がバスに乗って、船着き場のあるテアナウダウンズまで向かいました。

【ミルフォードトラック第1日目】

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(1998.12.23 13:55)テアナウダウンズ船着き場
ミルフォードトラックの出発地点には道路がつながっておらず、ボートで行くことになります。
1日80人の入場制限ですが、40人ずつに分かれております。
ガイド付きツアー40人と個人参加40人です。ツアーはベッドメイク・シャワー付きコテージに食事付きですが、個人参加は全食料・シュラフ持参による自炊で、荷物はどうしても大きくなります。
実はこの写真、カメラのキャップを落として、桟橋から浜辺に降りて、シャッターを切ったという奇跡の写真なのです。
おそらくこの構図の写真は世界に存在しないのではないか?
というわけで、個人的にかなり気にっている写真です。(笑)

船内は40人中、アジア系は私を含め3人といったところで、他は白人だらけでした。

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(1998.12.23 15:15頃)
グレイハウスワーフに到着。ここの写真を撮りたくて、待って、だけど三脚は背中にあるので、誰かに頼んで撮ってもらったようです。
標識にはグレイドハウス20分、クリントンハット1時間30分と書いてあります。
グレイドハウスはガイド付き食事付きのツアー用のホテルのような山小屋で、クリントンハットは自炊用の山小屋で、私はもちろん後者です。
初日の歩きはたったこれだけなんです。

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(1998.12.23 16:00頃)クリントン川

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(1998.12.23 17:00頃)クリントンハット内
みなさん、上を確保されていて、余った下の段になりました。
ここで、思い出したのですが、実は風邪を引いていて、かなり体調が悪かったです。
そんな顔してるでしょ!

【ミルフォードトラック第2日目】

たくさん寝ましたが、まだ喉は痛く、体調はいまひとつ。遅めの起床、遅めの台所での料理、遅めの出発です。

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水没林は、なぜか絵になりますね。

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パラダイスダックの親子

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特徴的な緑色の川。澄んでいるいるので、微生物の色ではないと思うのですが

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魚、たぶんトラウト(鱒)がいました。

出発して30分で休憩用の東屋に到着。

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KEA(キーア)というニュージーランド固有のオウムの一種
いたずら好きで、山小屋の外に濡れた靴などを乾かそうと置いておくと持っていかれるので外に出さないようにと注意書きがありました。
なかなか堂々と東屋で休憩する我々の前に来ていたので、パチリでした。

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ニュージーランドの高山植物?

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(1998.12.24 10:30)Hidden Lake(隠れ湖?)

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Bus Stop から見上げた絶壁。なぜバス停と名付けられたか。大雨だと濁流が流れて、渡れなくなって待たされるかららしい。
年中偏西風に乗った湿った空気が山肌にあたって、年中雨(冬は雪)が降る地域なのですが、私のトレッキング4日間は、ほぼ快晴という山小屋であったレンジャーが何度も「あなたたちはラッキーだ」と言われるほどの幸運にめぐり逢うことができました。
ちなみに南半球の12月下旬は、日本では6月下旬。やっと雪が見えました。

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推測ですが標高1200m以上には雪が残っているようです。

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その残雪を水源に絶壁に滝ができていました。

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ミンタロ湖。緑色の不思議な湖というより沼です。

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2日目の宿であるミンタロ小屋にリュックを置いて散歩に来ての自撮りです。
少し傾いているのはご愛敬(笑)

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外国人と同じようにミンタロ小屋の外で涼んでいたら鳥さんがやってきました。夜行性なのは飛べない鳥の証拠。

体調も天候も悪い中での出立でしたが、体調も天気は回復傾向で、後半が楽しみです。

1 出国・テカポ湖・クライストチャーチ結婚式編
2 ミルフォードトラック前編
3 ミルフォードトラック中編
4 ミルフォードトラック後編
5 遊覧飛行・パラグライダー編
6 クライストチャーチ母子滞在編
7 南島クライストチャーチ観光編
8 北島ロトルア・ギズボーン観光編
9 北島ヒクランギ山登山編
10 北島オークランド・帰国編

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