超長距離マラソンが好きと自認している私にとって、その超長距離マラソンのシーズン初めのレースはここ5年、この小江戸大江戸マラニックが通例となっている。
今年も御多分に漏れず、1月の勝田全国マラソン、2月の別府大分マラソンとフルマラソンと短めのレースが続いての、206kmの本大会参加となりました。
昨年、3回目にして悲願の完走したものの、師匠で永遠のライバルとしているバカロードさんには最後ぶっちぎられた苦い思い出を払しょくするべく、リベンジを誓っていましたが、新型コロナウイルス対応などで練習不足に陥り、完走できるだろうか?の状況でした。
レース前日の21日の金曜日は、早々に会社を後にし、8時前には準備も終えて、お風呂に入ろうとして、大事件が発生しました。
着替え中に胸ポケットからスマホが落ち、脱衣場のフローリングに落下したのですが、これまで何度もあった日常的な落下事故であったのですが、なんと電源が落ちてしまいました。
とりあえず風呂に入って、出てみるも、電源が入らず、再起動ができず、まさかのスマホ破損が判明。
小江戸大江小戸マラニックの規則ではスマホ携帯が義務付けられていますが、それを無視してスマホなしで走るか?と一瞬考えましたが、30時間、しかも徹夜で走ることを考えると、スマホなしは厳しいなと判断し、近所の電器屋にスマホを買いに行きました。
大型家電店ながら、平日の9時ちょっと前の閉店直前の店内はガラガラで、お客も店員も見当たらない状況ながら、シムフリー端末を見つけ、それが今使っているメーカーと同じで、しかもそこそこ安い(2万円以下)ので、どんなスマホかわからない中、明日の小江戸大江戸に必要だからと購入しました。
購入後は、シムフリーなので、家でスマホの設定に勤しみましたが、結局この再設定に2時間強かかり、睡眠7時間半確保の予定が、睡眠5時間での出発となりました。
最寄駅の始発では、川越市駅到着は7時30分になることから、車で2つほど先の駅まで向かい、少し早い電車に乗って、7時10分に川越市駅に到着し、7時半には無事に受付到着。急いで準備して、8時3分に準備完了し、いつものように最後尾スタートで8時10分過ぎにスタート。
序盤は同じように最後尾付近でスタートした同じ会社のW君と並走・会話しながら進み。田んぼ道に入って、キロ6分を切るスピードにアップし、進んだ。
去年は34kmから歩き始めてしまったトラウマを払拭すべく、最初から飛ばして進むと34kmは余裕で通過。キロ6分を切るペースで進み、18時川越到着の目標も達成かと思っていると、50kmから一気に足が前に出なくなった。
それでも第3エイドの浄恩寺(51.8km地点)に何とかたどり着き、給食給水。
あるランナーがエイド近くの東武東上線の鉢形駅に向かうのを見て、気持ちがぐっとそちらに流れるものの、エイドに出てすぐにそこに向かうのはちょっと抵抗があり、とりあえずコースに沿って進むことにした。
しかしながら、足は前に出ず、歩くことになって、気持ちもどんどん後ろ向きになり、55kmまで進んで、東武東上線の男衾駅に向けて左折して、レース終了することにした。
大江戸ナイトランに初参加するGさんから熱烈な応援を受けながらの不甲斐ないリタイアに心が痛んだが、心は折れてしまった。
30分に1本しかない東武東上線であるが、運が良いのか5分足らずの待ちで電車に乗れて、小川町で池袋行きに乗り継いで、16時前に川越市駅に到着。
川越の蓮繋寺に戻って、リタイア申告。その結果が以下の通り。
スタッフさんが間違えて計測したのか、川越1位通過表示が出てました。幻の1位ですね。(笑)
帰路、一応55キロ走ってお腹が空いたので、ラーメンにしようか?肉にしようかと悩んだ挙句、空いているハンバーグ屋に入ってハンバーグを食べました。ビール飲みたかったのですが、なんとこのステーキ屋さん、ソフトドリンクしかないというびっくりな展開でした。
6時過ぎには千葉に自宅について、空しい3連休を過ごすことになりました。
あー、小江戸大江戸マラニック200kmはこれで1完走3リタイア。根性なしの私には苦手な大会のようですが、来年は必ずリベンジします。
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