UTMB完走記5(中間地点クールマイユールへ編)
UTMB完走記その5
中間地点クールマイユールへ向かう最後の山越え&激下り劇場の開幕です。
かずさんは、前回は大失速したこの区間を今回はどう乗り切るのか?
●Mt-Favreへの登り口(08:34)
ここは人気の登山コースらしく、一般登山者もそれなりにいて、トレイルもよく整備されております。
モンテビアンコの雄姿が間近に見られるなど、風光も明媚なのですが、私にとっての難点は登りの傾斜がきついことです。
最初から愚痴ってしまいましたが、さあ、頑張ろう!
●モンブラン山群(08:44)
まだ雲が多いようですが、谷向こうの雄大できれいなモンブラン山群に向かっていくかのように高度を上げていきます。
もちろん私はここでもトレイルの端をゆっくりとしたマイペースで登っていきます。
●牛(09:03)
放牧中の牛がトレイル近くで草を食んでいました。
●モンテビアンコと牛さん(09:05)
アルプスによくある風景だと思います。
そういえば、師匠がこの先のフェレ峠で見た光景なのですが、フェレ峠のかなり高い急傾斜の場所に牛が放牧されていて、そのうちの一頭がバランスを崩し、転倒し、そのままゴロンゴロンと200mくらい滑落し、ランナーのところまで転がり落ちてくるのではというようなシーンをそこにいたランナー全員で目撃したそうです。
その牛は、ランナーの手前で止まり、その後、何とか立ち上がったのですが、ブルブルと震えていたそうです。
その牛さんには失礼ですが、そのシーン、見たかったです。
動画に撮りたかったです。(笑)
●モンテビアンコ2(09:31)
谷に氷河の跡(堆積物)があるのが、日本の山にはない独特の景観ですね。
●Arete du Mont Favre(70.29km 標高2417m)順位1918位(-104)(09:31)
ついに第4の山登りが終了!
ここまでの区間タイムは1時間18分で前回大失速時より16分も時間短縮できました。
やったね!
しかも、後で知った順位変動でも104人も抜いたことになっている。(ほとんどコンバルのエイドの滞在時間が短かったことに起因していると思うが)
さて、ここの景色ですが、この谷のずっと奥がアルヌーバでその先の壁を上って、今は雲に隠れているところ辺りが、フェレ峠かな?(かずさんの推測)
UTMBは、ほんとスケールでかくて、攻略し甲斐がありますね。(ヤケクソ)
●ラストモンテビアンコ(09:47)
これ以降はモンテビアンコとお別れになりそうなので、最後の写真です。
さらば、モンテビアンコ!
アディオス、モンテビアンコ!(スペイン語だっけ?)
この後、下り基調ながら、アップダウンを繰り返しながら、いまいち景色のパッとしないトレイルを進みます。
○パッとしない景色(2015年撮影)
ここまでのモンテビアンコ、ドーンという景色のインパクトに比べると、少しパッとしないというレベルですが、それだけで写真撮らなくなってしまってます。(笑)
終盤にドンドンと激下りがあって、エイドが見えて、到着。
●74.78km Checrouit (74.78km) 順位1901位(-17) (10:20)
次のクールマイユールまで、4.4kmのしかも下りということで、給水も給食もしないで、立ち止まらずにスルーして進みました。(ちょっとトイレには行きたかったのですが、クールマイユールまでは我慢できそうだったので、先を急ぎました。)
ここからクールマイユールの標高差は、約740m。だいぶ下ってきたのに、まだこんなに下らないといけません。私は下りは得意ですが、それでもここの激下りは、かなり脚にダメージがくるので嫌なので、下りの苦手な人には地獄のような下りだと思います。
まずは、トラバース気味に斜面を緩やかに下って行きます。たまに少し上ったりします。
ある程度距離を稼いだら、クールマイユールへの急斜面を九十九折りで下り始めます。
●つづら折りの激下り(10:39)
急傾斜ゆえに、よく整備されたトレイルなのではありますが、土質がさらさらの砂でした。
何より驚いたのは、シャモニーとかフェレ峠までは雨でトレイルはぬかるんでいて、グズグズだったのに、クールマイユールのこの下りは、完全に乾いていて、ものすごい砂ぼこりが立っていたことです。
何日も雨が降っていないかのように完全に乾ききっており、モンブランの北側のシャモニーではずっと雨だったのに、南側のクールマイユールでは雨は全く降っていないようで、全く天気が異なるようです。
しかし、それにしてもここの砂ぼこりはひどかった。普段マスクしない私もマスクしたくなるぐらいでした。まだ乾ききっていなかったシューズは真っ白けっけになりました。(笑)
地獄の激下りをうまく下れない何人かの閊えるランナーを追い抜きながら、でも脚を使いたくないので、かなりゆっくりと下りました。
ここで、さらにおなかが揺れたせいか、ますますお腹が張ってきて、トイレを済ませる必要が出てきましたが、ある意味、予定通りの展開でした。
●クールマイユールの街並み(11:02)
トレイルが終わると谷底に降りたようで、急に視界が開けて、クールマイユールの街並みが見えました。
歩いているランナーは抜きつつ、走っているランナーはほぼ同速度で進みました。
●クールマイユールの街中(11:06)
車は通ることのできない、中世からの街並みの通路を通って、エイドに向かいます。
沿道の声援に気持ちが上向き、手を挙げ、メルシーと答えて進みます。
●ドロップバッグ(11:10)
ゼッケン番号をもとにドロップバッグを持ってきてもらえます。
前回2015年は、この先を右折してすぐにエイドである体育館の1階に入れたのですが、今回はここから、大外を回らされて、ずいぶんと歩かされました。
水、経口補水液、さらにお茶のペットボトルなどドロップバッグに重量物をパンパンに入れていた私は、自業自得に泣きました。(´;ω;`)
そして、前回はきれいな借景に感動した大窓の下に設置されている出入り口から、エイドの中に入りました。
今回は振り返る元気もなく、まったくこの景色を見た記憶も残っておりません。目に映っていても、快晴でなかったので、これほどきれいに見えてなかったのではないか?と思います。(笑)
さて、ここの休憩は短めにして、別の場所にある空いている公衆トイレに急がないと(笑)
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