UTMB2018の完走率(CCC,TDS,OCC,MCC,PTL含む)
まずは2018年のウルトラトレイル・デュ・モンブランの完走率が判明したのでご報告します。
●UTMB(170.12㎞)
出走人数 2,561人
完走人数 1,778人
リタイア人数 783人
完走率 69.4%
【ひと言】
UTMBは世界屈指の累積標高差と標高を誇る100マイルレースでありますが、完走率はそれなりに高いですね。
今回はかなり寒かったものの、最難関部分の約2㎞がショートカットされた訳で、完走率は5%以上は上がったのではないかと思います。
まあ、私ごときが完走するのですから、完走率は7割近くあるのは予想通りなのですが、コース内容的にはもっと低くても良いはずです。
火事場の馬鹿力的に私は頑張ったわけですし、他のギリギリランナーの多くもそういう感じで頑張ったランナーは相当多数いる感じです。
つまり、普通の精神力では完走できないはずが、UTMBという晴れ舞台では力を出し切るランナーが相当多い結果だと思います。
それこそがUTMBのネームバリューとブランド力のなせる業だと思いますね。
以下、その他のカテゴリーの完走率も調べましたので、お伝えします。
●CCC(100.85㎞)
出走人数 2,147人
完走人数 1,622人
リタイア人数 525人
完走率 75.5%
●TDS(123.41㎞)
出走人数 1,799人
完走人数 1,329人
リタイア人数 470人
完走率 73.9%
●OCC(56.48km)
出走人数 1,572人
完走人数 1,478人
リタイア人数 94人
完走率 94.0%
●MCC(39.12㎞)
出走人数 875人
完走人数 844人
リタイア人数 31人
完走率 96.5%
●PTL(303.66㎞)
出走数 111組
完走数 48組
リタイア数 63組
完走率 43.2%
【ひと言】
距離、コース難易度、3人一組という特殊なPTLを除けば、UTMBが一番完走率が低い。
TDSの方が、UTMBより難易度が高いと言われるが、やはりレース時間の長いUTMBの方が完走率が低くなってしまっている。
これは、私自身の経験から推測すると、肉体と精神の限界を超えたと感じるのは40時間を超えたときであり、このことは他のランナーにおいても同じように限界を超える時間であると思われる。
そういう意味では、CCCの完走率が75%程度であるのは、少し低い気がする。
制限時間が割と厳しい設定なのだろうか?
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