フルブレーキするときは、いつも鹿
今回のサロマ湖ウルトラの遠征では、「車中泊はつらいよ」でも書いた通り、レンタカーを借りて、移動に宿泊にと利用させていただいた。
今回の遠征では、天候が今一つだったので、十勝岳・大雪山の登頂などは諦め、しかも大した観光をすることもなかったのであるが、北海道は広いので、気がつくと1350kmもドライブしていた。
ご承知のとおり北海道、しかもサロマ湖などがある道東は、人口密度が薄く、交通量は少ないのに、道路は広く、ドライブするには最適なのである。
サロマ湖ウルトラマラソンを完走した日は、サブ10のご褒美に北見市のホテルに泊まったのであるが、その理由は、サッカーワールドカップの日本対セネガル戦を観るためであった。
その翌日は、北見市にある御菓子屋「清月」に早朝から並んで、カーリング娘のもぐもぐタイムで有名になった「赤いサイロ」をゲットしたりして、その後に道東ドライブをしてたのであった。
根室近くまで行き、その後は一路旭川に向かい西上した。釧路あたりで日が暮れはじめ、やがて暗くなったまっすぐで交通量の少ない道路を進んでいると、何かが前方の道路上にいることに気がついた。
フルブレーキしながら前方を確認すると、目が合った。二頭のシカだった。お互いに見詰め合うまま、時は流れ、「ぶつかる」と思った瞬間、自分は右にハンドルを切り、鹿は目線を外して、少し動いたように見えた。
その結果、たぶん鹿とは数センチのところで接触しなかった感じで、まさに危機一髪のところで、衝突を避けることができた。
しかし、鹿もこちらを観ている暇があったら、動けばよいのにと思いながら、「そうだった、いつも鹿は迫りくる車を凝視して動かないんだったことを思い出した。」
2008年の男体山からの帰り道での小鹿、2014年の南アルプスからの帰り道でのカモシカ、いずれも凝視している相手に対し、フルブレーキで衝突を回避したのだった。
何年かぶりのフルブレーキなのであったのだが、
「俺がフルブレーキするのはいつも鹿なんだなあ」と思った次第である。
追記:
ドライブレコーダーがあれば、衝撃映像を掲載できたなあ・・・
いやいや、そうじゃなくて、レンタカー運転時の安全確保のためにもドラレコ買おうかな。
●第33回サロマ湖100kmウルトラマラソンのゼッケン到着!
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