夢をありがとう、サムライブルー日本代表!
既にご承知のとおり、サッカーワールドカップの決勝トーナメント1回戦で日本はベルギーに2対3で敗れ、ベスト16どまりで敗退となった。
この試合は、火曜の午前3時開始という厳しい時間帯ながら、相当多くの国民がテレビ観戦したものと思う。
もちろん私のその一人だ。
世界ランキング3位のベルギーに対し、同ランキング61位の日本の対戦であり、相当苦戦するのは必定であったが、私は、日本がスーパーシュート3本、スーパーセーブ3本出れば、勝てるのではないかと密かに期待していた。
にわか応援団の私は、対戦相手のベルギーの試合を観ておらず、ベルギーがどんなチームなのか知らなかったが、日本戦を観て、パワーやスピードは想定の範囲内であったが、こんなに技術が上手いとは思わなかった。
しかも日本的な綺麗な上手さで、それはとても好感が持てた。ベルギーは日本戦では、イエローカードは出なかったのではないか?
一方の日本も、柴粼が一枚イエローカードをもらったのみで、ほとんどファウルを取られることなく、それは作戦でもあったのだろうが、これほどクリーンな試合は見たことがないほどだった。
その分、コーナーキックが多く、それでも前半5本のコーナーキックを耐えて、前半を0対0で終えたときは、本当に手ごたえがあった。ワクワクした。
後半が始まって、早々に、日本がカウンター攻撃を行い、柴粼の厳しめのスルーパスが抜け出した原口に通ったときは、嬉しかったが、角度がない感じでゴールは無理かと思ったら、原口が少し矯めたことでキーパーの意識がニアに寄って、その逆を突くファーサイドギリギリのシュートが見事にゴールネットを揺らした。地味ではあるが、これはスパーシュートだと思った瞬間だった。
夢のような日本の先行。やや茫然自失のベルギーという雰囲気の中、後半7分には、乾の得意の左から中に切り込んでのシュート、ペナルティエリアからはかなり遠いミドルであったのだが、これまたゴール右隅に向かい点で突き刺さる、スーパーシュートでまさかの2点目。
日本代表のワールドカップ史上初の日本が2対0という絶対的有利な状況が、決勝トーナメントで出現した瞬間でした。
テレビの前で歓喜狂乱でしたし、パブリックビューイングなどでは、ものすごいことになっていたのではないか(笑)
この後、ベルギーは得意の高さを生かして、最初の1点目は、後半24分に、日本にとって不運なごっつあんゴール、長身のフェライニ選手が不気味だと思ったら、セットプレーから高さを生かしたヘディングで同点に追いつかれました。
その後のピンチは、川島のスーパーセーブ連発があり、凌いで、2対2からは、本田、山口の投入し、流れを変えにカードを切ったのだが、点には結びつかず、アディショナルタイムで日本がベルギーのゴール前で攻め立て、本田のフリーキックがキーパーの好セーブではじかれての、日本のコーナーキックからのベルギーのカウンター攻撃が見事に決まってしまって、敗れ去りました。
私のような正々堂々主義者は、この潔い戦い自体に大満足で、負けたことなどショックにならないで、むしろ最高の勇気をもらって、今日以降、生きることができると思ってしまいました。(笑)
本当に、夢をありがとう!でした。
追記:本当は、日本は今日の敗戦を冷静に総括し、次につなげていかないといけないので、それは真のサポーターを含む関係者の皆様にお任せます。それこそが次につながるので、どうかよろしくお願いいたします。
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