神様、イブ様、バカロード様
世の中の人で、病院とか医者が嫌いな人は多いと思う。自分もそうである。
特に走り始める前は、そうしたものとは無縁であったし、無縁となるよう努めていた。
ところが、走り始めるようになって、フルマラソンを超えて、確か初めて100マイルレースの第1回UTMFを走ったときに、道中で一緒に併走することになったランナーさんが、「ロキソニンを飲んだから、大丈夫!」みたいな話をされていて、自分はエアーサロンパスをリュックに忍ばせていたのだが、そういう手があるのか?と思ったことがあった。
それまで、自分は萩往還250kmとかで、脚が痛くて痛くて、途中でエアーサロンパスを買って、30分に一度、脚や足裏に吹きかけながら走ったことなどあって、その手を使っていたのだが、エアーサロンパスも結局のところ消炎成分をけい皮から体内に取り入れているわけで、結局、消炎剤を飲むのと同じじゃないか?と気がついたのだった。
という訳で、ウルトラとかの長い時間走るレースの場合、エアーサロンパスより軽い消炎鎮痛剤の携行は必須となっていたのだが、サロマ湖ウルトラマラソンでは、それをうっかり忘れてしまっていた。
それに気がついたのは、スタート地点に向かう送迎バスの中で、思わず、「あっ、しまった!」と口に出してしまった。
「今回はサブ10無理かもしれません。お守り代わりの消炎剤をうっかり忘れましたので」と隣に座るバカロード師匠に弱気のコメントをすると、「自分ので良かったら差し上げますよ!」と予想外の申出をいただいた。
「本当ですか?」「ぜひお願いしますm(__)m」となって、スタート1時間前に、イブを2錠いただけて、精神的にも肉体的にも非常に有効で重要なお守りを手にすることができたのである。
結局、このおかげだと思うのだが、サロマ湖ウルトラの100kmを走りきることができ、タイムも10時間を切ることができ、目標のサブ10を達成しることができたのだと思う。
まさにサロマ湖完走を支えてくれたのは友である師匠ということで、「神様、イブ様、バカロード様」だったのである。
●第33回サロマ湖100kmウルトラマラソンのゼッケン到着!
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