最後の萩往還マラニック完踏記4(千畳敷から宗頭まで)
中間地点の千畳敷まで這う這うの体で到着。目標だった36時間切りは諦めながらも、40時間切りを目指して進むことに切り替えたのだが、それも甘かった。(笑)
●千畳敷(12:01)
サクッと、この1枚だけ写真撮って、給水して日置エイドでの給食を楽しみに、先に進むことにした。
●一気の下り(12:16)
得意の下りだが、暑いし疲れているので、ゆっくり下りました。
すでに下りで歩いているランナーもちらほらいて、相対的に元気が出てくるのだから、不思議です。笑い
●日置エイド 131.2km地点(12:41)
7年前と変わらない日置(へき)エイドが懐かしかったです。
おにぎりを食べながら、中学生に塩を所望すると、紙コップに入れて持ってきてくれました。
おもてなしに感謝です。
記帳を覗き込むと、おっと76番だった。30人抜いたのか。
しかし、目指す50番以内は、相当厳しいなと思った。(笑)
ここを出るとすぐに、峠が出てきて、そこを越え、海沿いの線路沿いの国道を進んだ。
歩いているランナーをパスし、走っているランナーも時々歩きを入れるので、そのときに彼らをパスして進んだ。
長門市内に入り、7年前には無かった湯本温泉CP7に向かって、南下すると、緩い上り坂に真正面から風を受けることになって、この区間は半端なくきつかった。たぶん、みんなもそうだろうが。
楽しみは、すれ違い区間(約5km)で、反対車線のランナーと手を挙げてのエール交換。ただし、追い上げている身なので、すれ違う人との面識はない場合がほとんどないのですが(笑)
●湯本温泉CP7 144.7km地点(14:35)
反対車線にCPとエイド見っけ
●湯本温泉山村別館(14:35)
3年前に仕事で滞在した旅館をもう一度、訪れるとは、びっくり!
思わず写真撮りましたし、思い出を振り返ってしまいました。(笑)
この後、パンチを押して、給水と給食して、下り基調の道を進む。
反対側の歩道には、後続ランナーが進んでおり、彼らの多くは抜かしてきたランナーで、多少なりとも面識のあるランナーには、ことさら大きく手を振ってエールを送った。
途中で、私が超人と尊敬するDANさんを抜かした。暑さで疲労しているようだった。
正名市交差点でボランティアの方に誘導され、地下道を通って右折し、仙崎公園に向かった。
仙崎公園で記帳を覗くと、62番だった。暑い中、結構頑張って走っているが、まだそんなものかと思ったが、確かに抜いたのは10人くらいだから合っているのだった。(笑)
●青海大橋 153.4km地点(15:46)
きつい上りに半端ない横風、橋から落ちるかと思いました。被っていたサンバイザーは吹き飛ばされないように、手に持って進みました。
この後、青海島の半端ないアップダウンに苦しみつつ、目指せ50番以内だ!と心を鬼にして、苦手な上り坂も走り切りました。今考えると、ちょっとここで力を使いすぎたかも(苦笑)
●青いバス(16:18)
この辺りで何度もこのバスに出会いました。行き先はいずれも「センザキッチン」
仙崎公園のところにある道の駅への巡回バスのようですね。
●食事4(16:31)
静ヶ浦キャンプ場CP8 158.4km地点です。
もっと食べられるのだがと思いつつ、供給された量で我慢して、旅立ちました。(笑)
●仙崎公園復路164.5km地点(17:31)
とりあえずトイレ休憩して、記帳に進む。到着順位は57番に上がっていた。
このあと、大休憩所である宗頭文化センターに向けて、先発するも、ちょっと道順に自信がなくて、それと少し寒さを感じるようになって、脇によけて、アンダーウエアを一枚着込むと、5人くらいに抜かされて、その最後尾でリスタートとなった。
直前を進むランナーに追いつくスピードもなく、付いていく展開だったが、何個目かの交差点で追いつく格好となって、一緒に進んだ。
その後、少し回復した私は、宗頭に早く着きたい気持ちもあって、スピードを上げて、抜け出す形となった。
●宗頭文化センター手前(18:58)
前回7年前は、すでに夜となっていて、景色が見えなかったが、宗頭文化センター周辺はこんな感じですとお伝えしたくて、夕闇に覆われる前に写真撮りました。想像している通り、人家の少ない田舎です。(笑)
●宗頭文化センター(19:15)
記帳時に順位確認忘れました。たぶん、それほど順位は上がっていないはずです。
●食事(19:15)
食事券なしでおにぎり2つとお味噌汁とバナナが食べ放題です。(笑)
美味しかったです。
食べ終わるまで、40時間切りしか頭になくて、宗頭で休むつもりはなかったのですが、食べ終わって、荷物を預けに体育館に行くと、大量(100人分以上)に毛布が敷き詰められているのを見ると、思わず仮眠する気になってしまいました。(笑)
確か7年前は公民館の2階が仮眠所だったのですが、場所が変わったようですね。
体育館の中ほどに進み、アラームもセットしないで、毛布に潜り込んで寝てしまいました。
するとすぐに、体育館が轟音に包まれ、なに?って思いましたが、どうやら物凄い夕立だったようです。いやあ、間一髪でした。(笑)
22時半ころになって、収容バスのアナウンスの声で目が覚めました。
すると不思議なことに、重かった脚はすっかり軽くなってました。
ヘッドライト2つを頭と腰に付けようとし、電池を取り換えたら、一つ点かなくなりました。
10分くらい何度も点灯確認したのですが、どうしても点かないので、諦めて、まずは、もう一度食事をして、ヘッドライト一個で出発するのであった。
●萩往還マラニック大会(概要、レース戦略、装備、コース高低図)
●萩往還マラニック大会完走GPS記録(コース軌跡・累積標高差ほか)
●萩往還マラニック大会完踏率(250km・140km・70km)
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