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2018年4月26日 (木)

小心者ということ(さくら道番外編2)

今回の番外編は心が小さい男の話です。(笑)

今回のさくら道でも私はなんだかんだで、完走できた。しかも制限時間ギリギリでゴールかと予想していたのだが、1時間以上の余裕を持ってのゴールとなった。

後半に強いのではないか?と常々思っている部分もあるのだが、レース展開を振り返ってみると、そんな感じではない気がしてきた。

今回と前回2014年のときのチェックポイント通過タイムの比較です。

   2014年 2018年

スタート06:15 06:03

第1CP 14:25 13:33(関門時刻15:00)

第2CP 19:44 18:47(関門時刻20:00)

第3CP 01:31 00:49(関門時刻02:00)

第4CP 05:53 05:14(関門時刻06:30)

第5CP 11:06 11:16(関門時刻12:30)

ゴール 16:54 16:44(関門時刻18:00)

250kmものコースでチェックポイントは5カ所とそれぞれの間隔は40kmくらいとざっくりしすぎていて、よくわからないと思われますので解説します。

初参加だった2014年は、第2CPまでは完走したランナーでは、ずっと最下位通過で、その後、今回みたいに暑くなかったので、体力的に持って追い上げる感じとなりました。ゴールにたどりつけるのかどうかは、当然よくわからず、周りの人の意見を参考に進むといった感じで、結果的に最後は余力があって大爆走して、34時間39分でした。

2回目となった今回は、前回の序盤最下位独走を反省し、記録を参考に計画を立て、第2CPまではその計画通りでしたが、その後は日中の暑さによる疲労が出てきて遅れ始め、結局、前回とほぼ同じタイムとなりました。

その結果だけみると、特段問題があるように思われないかと思いますが、実際の私は、2日目の朝となった第4CP過ぎて、五箇山トンネルの上りが始まって、太陽に照らされ暑くなってから、脚が出なくなって進めなくなって、相当にあせる展開となりました。(上のタイム比較からも第4CPから第5CPの間の失速は顕著です。)

その失速中に考えることは、ゴールまでのタイムの積算。

計算すればするほど、厳しい展開だとの認識を強め、それゆえに、まさに死力を尽くしての前進となっておりました。

その展開の中で、死力を尽くしても、減速している他のランナーとスピードは互角であり、その彼らに話しかけることはただ一言、「このペースでゴールできますかね?」

すると彼らは異口同音にして、「もう大丈夫でしょう」と私を安心させようとする。

その一言で私は安心するかと言えば、実は全く信じていなかった。

「あなたは走力があるから最後に帳尻が合わせられるかもしれないが、私の力では最後に間に合わないのでは?」というネガティブな思考が頭の中でぐるぐる回っていたのが実情である。

ゴールまで残り何キロだから、時速6キロで進めば大丈夫だと計算しても、6キロということは、ほぼ歩きになったら間に合わないではないか?と恐怖し、走れないから超スロージョグで進む展開が続く。

周りのランナーの多くはゴールを確信して歩き始めているのですが、私はどこかで不安があって、走れる状態でないにもかかわらず、歩いては歩くのとさほど変わらないスロージョグを繰り返していた。

少しでも前に行かないと不安だからのスロージョグである。

それが終盤は延々と自分の頭の中で反芻され、まさに増殖されていった感じで、いつまでたっても他のランナーのように完走を確信するには至らなかった。

そのため、結局のところ、終盤はエイドの休憩は最小限にし、熱中症で歩くのもつらい中でも、私は少しの平地や下り坂をこまめに走り、ほぼ歩きの他のランナーをゆっくりながらも何人も抜かして進んでいった。

その結果、前回とほぼ同じ34時間41分でゴールできた。

確かに終盤追い上げた感はあるのだが、頭の中は、このペースでゴールできるのか?を何十回、何百回も繰り返していただけなのである。

本当に周りのランナーの見込みが正しいのだろうか?と、小心者の私は信じることができず、少しでも前に進むという意識が途絶えることなく、結果的にギリギリにならないで、ゴールしてしまったのである。

つまり、小心者ゆえに、苦しくても途中で何かあったらゴールできないのではという恐怖を解消するべく、とにかく、こまめに平地と下りを走り続けられたということなのだろう。

そう書くと、走ることを楽しむことができていないようなご指摘を受けそうだが、後半こまめに走って何人も抜き去る際に、多少並走したりと交流ができているので、そこはそこそこ楽しめてはいるのである。(笑)

それでも最後に一言、思いを吐き出すなら

「あー、俺って、ゴール未達を恐れる小心者なんだ!何で余裕の走りが出来ないんだろうか」

まあ、それ故に完走できたのだから、そういうキャラを受け入れて良しとしますか!(笑)

●スタート前写真
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右から2番目が私です。

【2017年完走記】

さくら道国際ネイチャーランGPS記録(累積標高差ほか)

【2014年完走記(コース風景多数あり)】

2014年の完走記はコチラ

【さくら道番外編】

もう一つのラストスパート(さくら道番外編1)

小心者ということ(さくら道番外編2)

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