御勇退される先輩から寄せられた「次代を担う後輩へのメッセージ」
年度末の締切に追われた業務に送別会、さらには子供の進学、引越し準備に忙殺され、すっかりブログのアップが滞っておりました。
新年度は何から書こうかと思いつつ、疲れもあって筆が進まない事態でしたが、公私において、お世話になった諸先輩方からのメッセージに、ちょっと心揺さぶられたので、備忘録的に若干、加筆修正して、掲載することとしました。
■「仕事をする上での心がけや信条」T川先輩から
管理職の方へのアドバイスとしてリスクマネジメントを常に意識しておくことです。
社員の不祥事や不適切な事務処理などへの対応は、初期段階での対応がその後の展開を大きく左右します。
いかに迅速に事実関係を把握した上で適切な対応ができるかが、管理職に求められる危機管理能力だと思います。皆さんの益々のご活躍を期待しています。
永い間、お世話になりました。
■ H田先輩から
39年間の長きに渡りお世話になりました、ありがとうございました。
私が伝えたいメッセージは、○○へのチャレンジです。
英会話講座を受けたことがきっかけで、1回目のチャレンジはダメで、2回目にチャンスを得ました。この経験は、私の宝です。カナダの大自然に抱かれ、ホストファミリーと触れ合い、高校生達の元気をもらう。ちょっと興味がわきませんか?
機械相手が多い世の中ですが、このチャレンジで「ほっこり」しましょう!
■ T中先輩から
36年間、12の部署を渡り歩いた結果、一番大切だと感じた事は、「人との繋がり」だったと実感しています。
勤め始めのころは、「ここの人達なんて、皆、紋切型なのだろうな」と思っていました。
ところがどっこい、様々な職種の人たちと接する機会が多かったこともあり、仕事の内容によって考え方が違う、新鮮な知識に触れられる、立場によって考え方が異なる、何よりも一人一人の持つ個性が全然違うなどのことが分かり、もうそのことが楽しくて仕方なくなっていました。
こうした「様々な人達」と、時に助け合い、時にとことん口論をし、喜びを分かち合い、悔しさを共に感じることで、あっという間に時間が過ぎていきました。
今まで出会った多くの皆さんとは、先輩・後輩を問わず今でもお付き合いを続けさせて頂いており、それもまた私の貴重な財産になっていると感じています。
最後に一言、私のような「お年寄り」になるほど、若い人たちとコミュニケーションをとることをお勧めします。若い人たちとは、話をしているだけでエネルギーを分けてもらえます。
皆様、本当にありがとうございました。
■匿名の先輩から
私の仕事人生は、上司、先輩、部下、地域の方々と、とにかく人に恵まれ、そのおかげで定年まで仕事を続けることができたと思っています。支えてくださった皆様に感謝しております。
『人生とは面白いもので、いつも明るく元気にしていると、ものごとはいい方向に動き出してくれます』と言ったのは樋口廣太郎氏ですが、この言葉を信じて、皆様も辛い時こそ明るく、常に前向きな姿勢で業務に取り組み、楽しい人生を送ってください。
■匿名の先輩から
わが社では、多種にわたり業務を行っていますので、さまざまな職種の社員が配属されています。仕事以外では接することはないと思いますが、クラブや同じ趣味で知り合うことがあります。忙しく大変な時でも、気分転換に趣味やスポーツなどで、没頭できる時間は必要だと思っています。また、そうした仲間たちと、泊りがけで旅行をしたり、飲み会をすることで親交が深まります。結果として、仕事もスムーズにいくことがあります。
こうしたことは、既に実行されている方は多いと思いますが、仕事も家庭も大切にすることはもちろんですが、スポーツや趣味で仲間と共有できる時間を大切にすることも必要だと思います。
【ひと言】
諸先輩方、長い間ご苦労様でした。そして大変お世話になり、ありがとうございました。
いつまでも若いつもりの私も、50代を迎え、定年まで10年を切りました。
仕事のスタンスなどは、語るべきことなどありませんが、「人生悔いなく」をモットーに、諸先輩方のご助言を肝に銘じ、頑張ってまいるつもりです。
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