格安スマホの購入経緯と評価
私、実は前職はシステムエンジニア、つまりSEで、現在の会社でも12、3年前に情報部門にいたこともあり、それを知っている人の何人かは、コンピューターやITに強いと思っているようですが、実際には人並み以下の時代遅れの人間となっております。(笑)
特に、スマートフォンが全盛となって10年は経とうかというのに、私がスマホを所持し始めたのは、わずか4年前。
それも、なぜスマホを持ったのかと言えば、子供たちがスマホを持つのを、社会人である父が持っていないのに、という抑止をかけていたのですが、さすがに長男坊が10代も後半となり、友達がほぼ全員スマホを持っているとなると、さすがにこの抗弁も効かなくなってきたのを感じ、やむを得ず、スマホを所持し始めたのである。
たぶん、一般の家庭であれば、普通にドコモ、ソフトバンク、あるいはauのスマホということになるのだろうが、情報インフラ経費に家族で月に数万円もかける気がない、むしろ無駄な経費だと思っている私は、月額5千円以上もするような、普通のキャリアでのスマホを所持するつもりはさらさらなくて、初めてのスマホは中古ショップで1万円で買ったドコモのスマホに格安SIMをセットしてのスマホデビューであった。
格安SIMは、当初はよくわからずに手身近にヨドバシカメラの月額980円の格安SIMとしたのだが、携帯番号がないデータ専用SIMだと、SIMフリーでないドコモスマホの場合、番号がないからアンテナからの返信がなくて、返信がないからスマホは延々と電波を発信して、あっという間にバッテリーが消耗するという問題が発生し、使い物にならないことが判明した。
そこで、少しネットで調べた結果、別の格安SIMに切り替えることにして、それは、月額610円という破格の格安SIM(DTIで、現在はTONE)で、それにはSMS用の携帯電話番号も付けられるという代物でした。
それに切り替えると、延々と電波を探し続けるという問題が解決されるばかりか、電話番号があり、SMSが受信できることで、LINEまでできるようになった。
さらに、この格安SIMでは、IP電話オプション(月額350円)もあり、それを付けると、遅い通信速度ながら電話もできるようになって、ほとんど普通のスマホと変わらない機能を持つことが判明し、これで、やっと子供たちにスマホ所持を許可したというのも、今となっては懐かしい思い出である。
その結果、長男次男が小遣いで中古スマホを買い、お父さんが格安SIM代を払うということで現在に至っている。
お父さんである私は、ゲームでバッテリーが消耗した使い物にならなくなった子供たちのお古の中古スマホを相当割高な下取りで買って、何台も譲り受け、我慢して使ってきたのだが、アンドロイドのバージョンが古いうえに、バッテリーが2時間くらいしか持たないストレスに耐えかねて、つい最近、新品の格安スマホがないかと探すと、世の中には便利にできていて、そういうものがちゃんとあったのである。
それが、ヤマダ電機のEveryPhoneなるSIMフリースマホであった。
私が購入したのは当時6種類あったうちの最も安いENという機種で、値段はなんと、9,980円(税抜き)でした。(買い取り価格ですよ!)
この値段であるので、当然スペックは低いのであるが、前述したとおり、売り出し当初はスペックが高かったかもしれない数年前の中古に1万円以上かけていた私からすれば、最新のアンドロイドで、新品のバッテリーで、しかも中古の購入価格より安いのであるから、問題がないどころか、大満足な結果であった。
ただし、この格安スマホ&格安SIM以外には、中古スマホしか知らないので、そういう評価となるが、コスパ的には、恐らくし最強スマホだと自負している。
2年間これを使ってかかる総コスト(スマホ機器代及び通信料)は、約3万5千円である。
もちろん安いということには理由があって、次のような課題があるがある、自分なりに対処方法を持っている。
1 通信速度が遅い→ラインやネット閲覧ではほぼ問題はない。もし必要なら別料金で通信速度を上げられる。
2 アプリのダウンロードができない→自宅等のwifi経由でダウンロードする。
3 動画が見れない→自宅等のwifi経由で見る。(ちなみに私は動画は基本観ないので問題はないし、小さな枠の動画なら見れる。)
4 IP電話なので警察や救急に電話できない→人生で一度しか救急にかけたことがないし、いざとなれば近くの誰かにお願いする。(死にそうな状態だと電話かけられないし、余裕があれば家族友人に電話して、助けてもらう。)
という訳で、もちろん快適なスマホ環境ではないものの、ガラケーなんかよりは、はるかに便利で、十分、使えるスマホを所持している状況であります。
ちなみに、この格安スマホはSIMカードが2枚入れられるので、電話用のSIMを入れて、使い分けることができるようです。SIMフリースマホならではの、多キャリアにない機能があるのです。
追記:
調べてみると、この格安SIMはもはや新規契約ができなくなってました。
我が家は圧倒的な安さで4枚も契約継続させていただいてい貰っているので、とりあえずそのままこの安さを契約が続く限り、享受していきます。(^▽^)/
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