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2017年10月

2017年10月29日 (日)

荒島岳【日本百名山88】

Dsc07839
1523m 福井県

大野盆地の南東にそびえるコニーデ型火山。
大荒島岳、小荒島岳の二峰の秀麗な姿が盆地各所から臨める。
深田久弥のふるさとの山。(日本百名山地図帳から引用)

Ws000207
2017/09/02 勝原スキー場コース 往復9.4km 片道4.7kmピストン
06:13 勝原スキー場 09:30
07:36 シャクナゲ平 08:45
08:13 荒島岳山頂 08:26

Ws000208
Ws000211

ポイント
1 北アルプス山行から急きょ変更
2 勝原スキー場は廃業
3 予想外の急登にびっくり
4 新トレランシューズはふにゃふにゃで苦しむ

【ひと言】
百名山の中では、小さな山だと侮っていたら、最初から最後まで苦手な急登で、往復3時間17分ながら、かなり登り応えがありました。

●旧勝原スキー場(標高200mちょっと)
Dsc07719
荒島岳登山者用駐車場は、巨大で元々はスキー場の駐車場のようでした。
あまりに大きくて、どこに停めていいのか迷いましたね。(笑)

●トイレと登山届ボックス
Dsc07725
登山口(旧ゲレンデ直下)に公衆トイレがあり、電話ボックスを利用した登山届ボックスがありました。
ここも広い駐車スペースがあり、ここに停めれば、200mくらい距離短縮できます。

●ゲレンデ直登
Dsc07726
登山道らしからぬ旧ゲレンデのコンクリート歩道を登ります。

●登山道
Dsc07733
コンクリート舗装路が終わり、巻き気味に高度を上げていきます。

●ブナ林
Dsc07749
ゲレンデ部分が終わると、ブナ林が始まります。

ブナ林の中、グングン標高を稼ぎます。結構、きつい登りです。

●トトロの木(標高820m)
Dsc07762
だそうです。

●山頂まで2km
Dsc07770
幹回りの大きなぶながそこかしこにありました。

●水場
Dsc07778
と書いてありましたが、確認しなかったので詳細不明

●稜線見えた
Dsc07788
空が明るくなって、登りの先が空につき抜けて見えてきたってことは、小荒島岳に続く稜線に抜けそうということですね。やったね

●シャクナゲ平(07:35)
Dsc07793
登りがきつかったですが、時間的には思ったより早く到着しました。

●滑落注意
Dsc07796
右側が切れ落ちてました。

●もちが壁の鎖場
Dsc07800
鎖場ですが、晴れて地面が乾いているので、掴まなければならないほどではありませんでした。

●もちが壁
Dsc07806
ここも足場が悪い、少し厳しい登りでしたが、まあ乾いているので、難なく

●笹場
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足場は良くなりましたが、傾斜は緩まず、息が上がりながらの登りです。

●前荒島岳(標高1415m)08:01
Dsc07825
あと100mちょっとの登りですが、いったん降ります。

●偽ピーク
Dsc07826_2
この奥が荒島岳のはずですが、ガスっててよくわかりません。

●山頂412m
Dsc07832
山の中で、なかなか1メートル単位の表示は内ですが、感想としては、「本当か?」でした。(笑)

●荒島岳見えた!
Dsc07839_2
412mから推測して、あれが目指す荒島岳でしょう!

●山頂直下の登り
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ご覧のように山頂直下はなだらかな登りでした。

●荒島岳山頂(標高1523m)08:13
Dsc07857
時間としては、2時間でしたが、なかなか濃い登りでした。
北アルプスは雨だったので、さらに西の荒島岳を選択して、見事晴れ間も出て、作戦成功って感じでした。

●白山
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Dsc07869
案内板があると、自信をもって、確認できます。(笑)

●山頂風景
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結構スペースがある山頂です。

●山頂方位盤
Dsc07880
まだ綺麗な方位盤でしたが、東側は雲が多くて、見えませんでした。

●山頂記念写真
Dsc07884
Dsc07905
上:山頂標識とのショット
下:一等三角点とマイシューズ

ポカポカ陽気の中、13分滞在して、下山開始(08:26)しました。

●シャクナゲ平(08:45)
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通過

●ブナ林(08:54)
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降ります。

●大野盆地遠景
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●九頭竜川(09:17)
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登山口まであと少し

●ゲレンデ直降り
Dsc07945
最後は結構脚にくる激下りです。(笑)

●カドハラ桜坂(09:30)
Dsc07953
勝原と書いて「カドハラ」って読むのを初めて知りました。(笑)
元はゲレンデの場所に桜を植えて、桜坂にするのですね。
何年か後は楽しみですね。いつか春に来ないとね。

さて、次は穂高岳に移動だ(笑)

●中出登山口
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もう一つの荒島岳の登山口である中出コースの入口です。

●巨城発見
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お寺のようです。何もないところだけに、異様に目立ちますね。

この後、福井県を南下して、琵琶湖西岸を抜け、京都に突っ込み、琵琶湖東岸を北上しました。

●安土城址
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夕方5時を過ぎ、安土城址は閉門となってました。無念じゃ(笑)

【参考データ】
 アクセス 北陸自動車道の鯖江ICから勝原駅まで約50km(約1時間くらい)
 駐車場 無料巨大駐車場あり、トイレあり・水場あり
 山小屋 なし
 温泉  不明り

かずさんの日本百名山登頂記録一覧表はこちらです。

2017年10月28日 (土)

【書評】暗幕のゲルニカ 原田マハ/著

Gerunika

【ストーリー】
反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの〈ゲルニカ〉。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、突然姿を消した――誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか? ベストセラー『楽園のカンヴァス』から4年。現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。

【読書感想】
戦争について、日本ではここ70年以上、戦争未体験で、ほとんどの日本人は現実の戦争を知らない。

私も当然、現実の戦争を知らないのであるが、戦争の歴史、つまり戦史好きで、戦争関係の本はもちろんのこと、映像として戦争のドキュメンタリーや戦争映画を好んで観るので、戦争のことは何となく知った気になっている。

ところが、本著は、そういう訳で選んだのではなく、本屋大賞ノミネート作品ということで、たまたま巡り合った本であるが、ミステリー調で、現代の反戦の重要性を見事なまでに謳い上げている。戦史好きで保守タカ派気味の私ですら、戦争はいかんと思うのだから。

この話の素晴らしいところは、ピカソのゲルニカという絵画作品が神のごとく、この話の中で絶対的な唯一無二な存在として鎮座していることである。

美術には詳しくない私でも、ピカソのゲルニカは知っていた。
一度見たら忘れられないほど、インパクトのある作品であるし、ゾッとして、心がささくれ立つ作品である。(本著の表紙の絵がゲルニカである)

※『ゲルニカ』は、スペインの画家パブロ・ピカソがスペイン内戦中の1937年に描いた絵画、およびそれと同じ絵柄で作られた壁画である。ドイツ空軍のコンドル軍団によってビスカヤ県のゲルニカが受けた都市無差別爆撃を主題としている。

本著では、2つの時間軸が存在し、ひとつは1937年のピカソがのゲルニカを描き始め、アメリカに移送され、ピカソが1944年のパリ解放までの第二次世界大戦中の話と、もうひとつは、2001年の9.11からゲルニカのニューヨーク展が開催されるまでの話が、交互に進んでいくのである。

天才ピカソが、渾身の力で戦争の残虐さを描くその過程を愛人の写真家ドラ・マールが写真に収めたらしい。ピカソの制作過程が写真に撮られた例は、非常に珍しいことらしく、その点からもピカソの思いが感じられるところだ。

さて、この愛人ドラ・マールであるが、彼女もモデルとしたピカソの作品があるそうだ。「泣く女」がそれらしい。

Nakuonnna
●泣く女

うーん、この作品のモデルですって、自慢にならないけど、これまた確かにすごいインパクトがあって、有名な作品だよなあ。

話がそれたが、このゲルニカという作品が無差別爆撃という現代の戦争の醜悪さ、さらには人間の残虐性を表しているというのも、納得の作品で、人間の美的感覚的にも生理的な嫌悪感すら抱かせるような、計算された作品であることは間違いない。これを見ていたら、心が落ち着かなくなるもの。

で、ミステリーの部分は、多分に現代のお話の方で、ピカソ研究の第一人者の主人公が最愛の伴侶を9.11で失い、戦争の残虐さを身をもって感じた中で、国連のゲルニカのタペストリーに暗幕がかけられた、反戦を隠し、あたかも戦争賛成を意味するような事件と歴史の流れを食い止めるべく、立ち上がって、スペインの美術館から隠すように展示されているゲルニカをニューヨークで展覧するために、妨害工作を受けながら、仲間の支援を受けながら奔走し、反戦の象徴的存在であるゲルニカはどうなるんだという、手に汗握る展開になるのだから、著者のストリー展開とメッセージ性の強さには脱帽せざるを得ない、見事な作品でした。

読後は、ピカソの作品、特にゲルニカは、絶対に本物観てみたいと思いました。場所はスペインか・・・(笑)

2017年10月27日 (金)

【書評】やめるときも、すこやかなるときも 窪 美澄/著

【書評】やめるときも、すこやかなるときも 窪 美澄/著
【ストーリー】
家具職人の壱晴は毎年十二月の数日間、声が出なくなる。過去のトラウマによるものだが、原因は隠して生きてきた。制作会社勤務の桜子は困窮する実家を経済的に支えていて、恋と縁遠い。欠けた心を抱えたふたりの出会いの行方とは。

【感想】
窪美澄さんの作品は、過去に一冊読んで、衝撃を受けた。それは「ふがいない僕は空を見た」http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-8f65.html

あの作品は、非常にドロドロとした現代社会の深い闇を照らすような作品で、特に年少者には薦めがたい作品であったのだが、本作品はそれとはちょっとというか、かなりテイストが変わっている。私には似合わない、純愛の香り漂う作品となっている。

男性の主人公壱晴は、過去に大きなトラウマを持ち、女性の主人公桜子は32歳で処女という設定で、物語は二人が一緒のシーンをお互いの視線・心情でそれぞれを紡いでいる。

ある意味、同じ情景でお互いの心情が異なることがとても分かりやすい構成で紡がれている一方、主人公が変わった際の読者自身の心情切り替えは、慣れていないこともあり、ちょっと新鮮な感じすらする。

タイトル的には、ハッピーエンドは間違いないのだが、二人のもどかしい恋の行方に、まさにじりじりする展開で最後まで楽しまさせてもらえた。

人生を重ねれば重ねるほど、トラウマやしがらみは多く、強固になるものだから、若い時に勢いで結婚するというようなことは、振り返ってみるとそれなりに意味のあることなんだなあと思うのは、既に結婚した身の感想であろうが、この小説の主人公二人も様々な出会いと別れの中で、後悔しない生き方とは何かということを周りサポートと自分自身の力で見つけ出す。

それって、大事だよなあと思って、最後は嬉しくなって、読了できました。

2017年10月23日 (月)

四万十川ウルトラマラソン完走記4(終盤ゴール編)

日本を代表する清流の一つ、四万十川沿いをコースとする陸連公認の100kmのウルトラマラソン大会の四万十川ウルトラマラソンの完走記録その4の終盤ゴール編です。

第3関門でもあるレストステーション(61.5km)から100kmのゴールフィニッシュまでの苦闘とラストスパートの記録です。

●ミニオンズ(12:41)
Dsc09629
ミニオンズがトイレの案内してました。

他の場所ですがトトロやメイがいましたね。

映画やアニメが好きな私には、和みました。(笑)

●四万十市役所34km(12:41)
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ゴールまでは36kmくらいなので、どこかで寄り道するんだろうなと思いました。

それと同時に、ペースはキロ8分を大きく超えるようになってきて、サブ12も大丈夫だろうかという状況になり、一層弱気になりながら進んでいました。それにしても、この私の精神的な弱さはいったい何なんだろうか・・・。

●岩間沈下橋遠望(13:10)
Dsc09638
中盤以降は、ほぼ平坦なコースですが、これだけの高低差があったりします。
山岳を駆けるトレランには及びませんが、ロードとはいえ、終盤にはきついアップダウンのコースなのです。

●岩間沈下橋(13:11)
Dsc09651
これこそ四万十川の風景?
低い山に雲がたなびく幽境な雰囲気も良いですね。

●岩間沈下橋を振り返って(13:12)
Dsc09657
きっと良い感じで沈下橋が見えると思って振り返ったら、良い感じでした。
実はここ、ちょっとした上りなんです。なので、写真撮るために立ち止って、一休みしたというのも、隠せない心情でした。(笑)

●70km地点(13:20)
Dsc09674
この辺りから、右足裏に違和感のある微妙な痛みが・・・
ずっと雨で、シューズの中がずぶ濡れで、脚がふやけて、足裏にマメができつつある感じですが、打つ手はないので、そのまま気にせず進みます。

●斜張橋
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●橋の上からの四万十川
Dsc09689
俺の軟弱さに四万十川も呆れているんだろうな・・・

●第4関門(71km地点)7:58:41
Dsc09695
この頃、何を考えていたかといえば、落ちたペースのままでゴールすると、どれくらいのタイムになるか、ひたすら頭の中で計算してました。

GPS時計の1キロ毎に表示されるラップタイムを見ては、ひたすら計算しているという情けない走りでした。

75kmのラップタイムを見て、11時間台、つまりサブ12もダメだと思った瞬間、えーっと思った。

タイム入りのフィニッシャーズTシャツを購入するつもりで、9時間台というのが当初の無謀な夢だったのですが、それが10時間台、やがて11時間台、ついに12時間台となったのでが、フィニッシャーズTシャツに12時間台は嫌だ!とここに来て気が付いたのだった。

嫌ならどうする?

ギアを上げて走るしかないでないか!

脚は売り切れているようだが、残り25kmのロングスパートすることにした。

するとすぐにペースはキロ6分台となった。走る気持ち、精神的なものって、重要だ。

●第5関門(79.5km)通過タイム9:08:14
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●トンネル
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●80km地点(14:42)
Dsc09724
しかしながら、脚は上がらず、キロ8分台に陥ることたびたび

でも、諦めずに先に進みます。

●最終ダストボックス
Dsc09727
エイドのごみをコースの少し先で捨てられるようにダストボックスが設置されているのですが、感心したのは、最後のダストボックスが明示してるので、そこまで進むことができることです。

休まない男の私としては、右手にパン、左手に飲み物の入った紙コップで最後のダストボックスまで先に進めるので、とてもありがたかったです。

●第6関門(86.9km地点)通過タイム10:07:07
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●雄大なる四万十川
Dsc09739

●90km地点(16:01)
Dsc09742
残り10km、キロ8分だと80分、ゴールは17:21分、タイムは11時間51分と計算したが、このあとアップダウンがどうなのか?

●第7関門(93.9km地点)通過タイム11:03:20
Dsc09747

●95km地点(16:40)
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残り5キロ、キロ8分だと11時間50分。

●灯火
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足元を照らすロウソクが並べられていました。
夜になると綺麗なんだろうな。

●最終エイド
Dsc09763
エイドの皆様には本当にお世話になりました。

●夜間照明
Dsc09767
四万十川沿いの樹林帯のロードはすっかり暗くなっていました。
50mおきくらいに、工事用の照明がすでに設置されていました。

●かがり火
Dsc09772

●おかえり横断幕
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登り基調もラスト2キロを切って、自然とペースアップ。

本当に気持ち的に楽になって、ラストスパートになってきた。

残り700mくらいは下り基調になって、爆走状態で進みます。

GPS記録では、2番目のラップ、キロ5分8秒を記録して、前に見えるランナーを抜かしまくって、ゴール会場になだれ込みました。

●ゴールシーン
Shimantog1
Shimantog2
Shimantog3
Shimantog4
以上が定点カメラから切り取ったゴールシーンです。

ここで、ちょっと不思議なことを発見しました。
一番上の写真がゴールから一番遠いので一番最初のはずなのだが、時間の掲示では、一番進んでいる。

いったいこの画像では何が起こっているのだろうか?

●フィニッシュゲート
Dsc09782

●ゴール後
Dsc09783
すぐに完走メダルをボランティアの女子中学生?にかけてもらいました。
さらに写真のようにアイシング用の氷をもらい、椅子に座って、太ももを冷やしながら、献身的なボランティアさんによって、シューズに付けた計測タグを外してもらいました。

雨で寒いの中、このホスピタリティに感動しました。

アイシング用の氷を、タイツに挟んで、前腿を冷やしながら、順路を進み、完走証をいただき、荷物を受け取り、20分ほど歩いて受付会場に戻りました。

●完走証と完走メダル
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四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月22日 (日)

四万十川ウルトラマラソン完走記3(沈下橋編)

日本を代表する清流の一つ、四万十川沿いをコースとする陸連公認の100kmのウルトラマラソン大会の四万十川ウルトラマラソンの完走記録その3の沈下橋編です。

峠からの下りをキロ5分台で走って、第1関門36.5kmに3時間41分38秒で到着するも、サブ10ペースに戻せず。ここからは下りも終わり、ほぼ平坦。

脚は売り切れており、サブ11の維持に目標を切り替えて進みます。

●四万十川渡河
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●四万十川本流
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●トンネル
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Dsc09419

●四万十町の60km受付兼前夜祭会場分岐
Dsc09431
ここが、60kmの部の会場なんですね。

●40km地点(04:03:25)
Dsc09437

●60kmスタート会場
Dsc09440
四万十川の向こう岸に60kmの部のスタート会場がありました。
大音量の会場音声がこちらにも聞こえました。
ちょうど、主催者あいさつがあり、次にゲストの千葉真子さんの挨拶が始まりました。
相変わらず高いテンションと声で、選手を激励してました。

●42.195km地点(09:48)
Dsc09449
フルマラソン通過タイム4時間18分
4時間を切りたかったところですが、標高差650mの登り降りがあって、脚も売り切れたので、ある意味、仕方のない展開でしょう。

●おかま道?
Dsc09460
ピンクのコートに天使の羽で可愛らしい衣装に肘を曲げない可愛い走り方をされていましたが、着ているのは私と同じようなおっさんでしたね。
今日は涼しいからいいけど、暑かったらこの衣装では大変でしょうね。

●60kmのトップランナー通過
Dsc09478
予想通り、ものすごいスピードで抜かれました。

●50km地点(10:42)
Dsc09488
半分の50kmを5時間12分で通過しましたが、すでのペースはキロ7分台に落ちての到達。
サブ11も厳しい展望に耐える展開で、悲しいかな下向いて走ってましたね。

●四万十川風景
Dsc09493

●半家沈下橋
Dsc09503
Dsc09509
Dsc09520
Dsc09527_2
初めての沈下橋にテンション上がりました!
沈下橋(ちんかばし)とは、欄干(らんかん)が付いてない、増水時に水面下になることを想定して作られた珍しい橋です。今なお、四万十川には何か所もあって、今や観光名所ですね。

2枚目の写真の右側の河原に人の姿が写っているかと思いますが、レスキューの人がいて、万一、川に落ちた人を助けるためなの配慮に安心と感謝の気持ちを持ちました。

が、3枚目の川の激流加減を見ると、とても助けられないのでは?とも思いましたね。

●頑張るんだ応援隊
Dsc09541
「ガンバルンバ!」って応援してた二人組で、元気いただきました。
自転車で何度か抜かれ、道中3回逢ったので、移動しながら長時間の応援、素晴らしいです。

●激登り
Dsc09545
写真で見ると激登りに見えないな(笑)

とにかく標高差約100mの登りが出現して、ついに少し歩くことになりましたが、キロ10分はオーバーしませんでした。我ながら、素晴らしい粘りでした!

●峠越え
Dsc09560

●四万十川
Dsc09561
遥か下に四万十川の川面が見えますね。

●激下り
Dsc09573
走りましたよ。久しぶりにキロ6分台でました。(笑)

●第2関門(56.5km)通過タイム6:03:50
Dsc09585
サブ11も絶望的な展開です。

●応援メッセージ
Dsc09587_2
庭先の樹に可愛らしい応援メッセージが飾ってありました。
これは、ご本人は相当に元気出ますね。

●集落
Dsc09591

●四万十川沿い
Dsc09604
黄色のゼッケンは60kmの選手で、当然元気よく抜かれていきます。

●60km地点(通過タイム6:30:24)
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この辺りで、ゴール目標タイムを11:22:33に設定しました。
このタイムが印字されたフィニッシャーTシャツ、カッコいいよなあって、妄想しながら走ってましたね。(笑)

●第3関門(61.4km)通過タイム06:41:15
Dsc09614
ドロップバッグの置けるエイドでしたが、私はドロップバッグを送らずでした。
11時間22分33秒のゴール目標タイムは、すでにこの時点で苦しい展開に・・・

●レストステーションへの道
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●ドロップバッグボランティア
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選手にドロップバッグを渡そうと高校生?ボランティアが雨の中、待ってくれていました。
ありがたいですね。

●定点カメラ映像
Shimantoc2_2
Shimantc1
第3関門の定点カメラが設置してあって、動画がユーチューブにアップされているというのを会社の人に聞いたので見てみると、映ってました。

カメラあるって知ってたら、カメラ目線したのに、残念です。(笑)

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四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月21日 (土)

四万十川ウルトラマラソン完走記2(スタート・峠編)

日本を代表する清流の一つ、四万十川沿いをコースとする陸連公認の100kmのウルトラマラソン大会の四万十川ウルトラマラソンの完走記録その2のスタート&峠編です。

●スタート号砲1分後(05:31)
Dsc09281_2
まだゲート通過できず

ゲートを通過しても大混雑だが、ペースが遅いので先輩とお互いの健闘を誓って、別れて、大群衆を抜かしながら進む。

暗くて足元は見えないが、そこかしこに車が待機していて、ヘッドライトで照らしていた。

たぶんスタッフや沿道の民家の車であろう。有り難いことです。

●夜明けは近い(05:50)
Dsc09291
スタートから20分経過して、少しランナー密度が低くなってきたし、空も明るくなってきた。

●05:50
Dsc09294

●06:01
Dsc09299

●06:13
Dsc09302

●06:22
Dsc09306

●06:58
Dsc09320

●06:59
Dsc09323

●07:04
Dsc09330

●忍者ランナー(07:04)
Dsc09331
赤い刀を背中に差しての激走に抜かれました。素晴らしいです。

●激坂(07:10)
Dsc09340

●早くもエアポケット出現(07:19)
Dsc09349
激登りで歩きはしていないものの、ペースダウンで前と離されました。
いわゆるエアポケットですかね。

●自衛隊ジープ(07:22)
Dsc09352
大会関係者を時速10キロぐらいで輸送している自衛隊のジープに抜かれました。
排気ガス吸いたくないから一度抜いて、激坂も必死で走っていたのですが、こちらのスピードが落ちて、ついに抜かされました。

●20キロ地点(07:35:06)
Dsc09358
予想外に激弱の登りを自分なりに我慢して走れて、想定に近いタイムで通過できました。なので、このときは、これは期待できるかも?って思ってました。

坂は急になるばかりでしたが、スローペースながら走り続けることができました。

なお、日光ウルトラのいろは坂よりは楽だった気がしますが、坂の傾斜は同じくらいかもしれません。

●エイド直前(07:47)
Dsc09362
なんと目標よりわずか2分遅れで到着。
スタートゲート通過が2分遅れだったことを加味すると、目標通りでした。
初の給食ということで、パンいただきました。
それから、スタート直前にトイレに行けなかったこともあり、また仮設トイレが空いていたので、トイレに寄りました。なのでこの区間のラップタイムが唯一10分台となりました。

で、この後は激下りで、再びキロ5分台に戻せて、サブ10ペース復帰を夢見て、必死で下りました。

●激下り終わる(08:29)
Dsc09366

●30km地点(08:33)
Dsc09373
まだ、緩やかですが下ってますので、引き続きキロ5分台で頑張ります。

●08:37
Dsc09388

●第1関門(36.5km)(通過タイム03:41:38)
Dsc09397
下りで頑張って走るも、サブ10ペースまでは戻せず。
下りもここまでなので、サブテンは厳し展開に。

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四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月20日 (金)

四万十川ウルトラマラソン完走記1(スタート前編)

日本を代表する清流である四万十川沿いをコースとする陸連公認の100kmのウルトラマラソン大会である四万十川ウルトラマラソンの完走記録その1のスタート前編です。

●Jetstar機
Dsc09208
無料のJALのマイレージにしょうか、割安のLCCにしようか、と迷いながら成田発着のメリットが上回ってのJetstarで成田空港から高松空港に向かいました。

高松空港は四国の右上にある香川県、四万十川ウルトラマラソンは四国の左下にある高知県、四万十川ウルトラマラソンに参加するのに高松空港経由のランナーは私一人でしょう。(笑)

しかもLCCなので預け荷物は別料金なので、それをケチって、機内持ち込み手荷物だけに厳選してのウルトラマラソン参戦でした。

荷物があまり持てないので、シューズは予備を持たず、自宅から履いて行きました。レースでずぶ濡れになりましたが、乾かして、帰路も履いて帰りましたよ(笑)

●レンタカー
Dsc09214_2
安さにつられて日産のデイズという軽自動車を借りました。
これで今回は2泊の車中泊という50過ぎたおっさんとは思えない若さあふれるチャレンジブルなウルトラマラソン参戦です。(笑)

●移動履歴
Ws000199
高松空港から四万十市まで半分以上、下道の約370kmのドライブ移動でした。

●受付会場(四万十市民スポーツセンター)
Dsc09215
Dsc09219
Dsc09220
グラウンドに駐車し、体育館で受付しました。
前夜祭が始まる15分前くらいで、会場はガラガラでしたね。(笑)

●前夜祭
Dsc09229
新ロイヤルホテル四万十の大きなホールで開催されていました。
ランナーは500人くらいいたのではないでしょうか?

先輩はすでに宿毛市内の宿に戻ったとのことで、一人で参加になりました。

選手代表は公務員ランナーの川内優輝選手の弟さんのスピーチがありました。
声はお兄さんとそっくりでした。
前回は失速して、今回はリベンジで優勝すると話しておりました。(そして有言実行で6時間42分で見事優勝されました。素晴らしいですね。)

●前夜祭の食事(テーブル)
Dsc09237
各テーブルに高知名物のカツオのたたきと海鮮ちらし寿司が置いてありました。
美味しくて大き目のカツオのたたき3切れいただきました。

アルコール類は会場内で別売りしてました。私は飲みませんでしたが。

●前夜祭の食事(中央部)
Dsc09244
乾杯後、一斉に中央に群がっていたので、私はテーブルのチラシ寿しとカツオのたたきだけ食べて、その後、空いてきたので中央部に立ち寄ると、すでに食事はなくなっておりました。(笑)

まあ、選手は無料だから仕方ないですね。

30分足らずで退出して、コンビニで夜食と翌朝の朝食を買出しに出かけました。

●商店街
Dsc09250
前夜祭会場から歩いて1分で商店街に入り、すぐ右側にローソンがありました。
夜食のデザート類、ヨーグルト、朝食のおにぎりなどを調達して、前夜祭会場に戻って、循環バスに乗って、駐車している受付会場に戻りました。

車中で夜食を食べて、ゼッケンを付けるなど、明日のレースの準備を終えたのが7時ちょっと前。雨が降っていてグラウンドはぐじょぐじょだったので、車でトイレまで移動して、歯磨きなどして、灯りの少ない端っこの方に移動して、シートを倒して、フラットモードにし、寒いのでかなり着込んで、7時過ぎに寝始めました。

思惑通り、仕事疲れに移動疲れで、すぐに寝いることが出来ましたが、寝心地は悪いので何度も目が覚めては眠りましたが、最後は寒さで眠れなくなり、スマホを見ると、午前1時でした。

車のエンジンをかけ、トイレに移動し、また元の位置に戻り、横になりましたが、寒さと雨音で寝付けず、最後はエンジンをかけ、エアコンを付けて温かくしたものの、今度はエンジンの振動が気になり、眠れず、ウトウトっとしたら、携帯がなって3時すぎに起床しました。

ボーっとしながら、とりあえず着替えて、この雨の中、ビニール袋ポンチョを着用すべきか?そのまま行くべきか?など考えていると3時40分を過ぎたので、車を出て、会場までの送迎バス乗り場に向かった。ちょうど来たところで、待つことなく乗り込めて、スタート会場である蕨岡中学校に4時過ぎに到着した。

これまた、ぐじょぐじょグラウンドを横切って進むと、仮設トイレが並んでいたので、すぐに立ち寄って、スタート前にいつも懸案となるトイレを並ぶことなく済ませることができて、ちょっと満足して、先輩と待ち合わせの体育館に向かった。

●スタート会場の体育館(04:48)
Dsc09251
体育館にはすでに、300人くらいのランナーが居たが、奥の方に進み、壁際にうまく陣取れた。しばらく先輩の姿を探すが、見つからないので、諦めて、まずは朝食。おにぎりを二つ食べた。

さて、今日の天候は一日中、雨。気温は18度前後で変化なし。峠は標高650mなので、気温が3,4度下がると思われるが、一気に登って一気に下るので、気にならないだろう。

むしろシューズはずっと濡れた状態なので、マメが心配だが、鉄板シューズのイダテンなので大事には至らないだろう。

ぬれねずみ想定で、メッシュ2枚重ねで、一応予備でビニール袋自家製ポンチョをウエストポーチに忍ばせてのウエアリングに決定した。(結局、レース中、暑くもなく寒くもなく、完璧でした。)

直にすることがなくなったが、外は雨なので先輩をキョロキョロ探しながら、待機していた。

●スパルタスロンTシャツ発見(05:04)
Dsc09257
開会式も始まり、体育館の人数もだいぶ少なくなったところで、なんとスパルタスロンTシャツの選手を発見!全国で70枚くらいしかないはずだが、やはり変態の集まるところにはおられるんですね(笑)

●12時間ペーサー
Dsc09258
100kmのウルトラマラソンにペーサーがいるとはびっくり。
スパルタスロンTシャツを着ているだけに実力者なんですね。
私にはとてもできません。
本番では抜かされないように頑張らなくてはと思いました。

さすがにそろそろ会場に向かわなければと体育館から出ることにした。

●開会式の様子
Dsc09267
外は冷たい雨ですが、開会式が行われていました。

●先輩(05:19)
Dsc09268t
もう会えないかと諦めていたら、スタート11分前に体育館の玄関口で私を探しに来てくれた先輩と会えました。

まずは記念撮影して、ここから一緒にスタートラインまで話をしながら進みました。

宿毛市の宿は4人部屋で、うち3人は四万十川は初参加とのこと(つまり経験者は先輩ただ一人)などの話をしていると、不思議なことに、これだけランナーがいるのに、先輩と同部屋の二人と偶然合流して、スタートラインに並びました。

●スタートゲート付近
Dsc09275
すでにランナーで溢れていました。しかし、外はまだ真っ暗ですね。

●スタート(05:30)
Dsc09278
スタートの号砲が鳴りました。スタートですが、後方なのでなかなか進みません。(笑)

●スタート
Dsc09281
いよいよスタートライン通過です。長い長い100kmの旅が始まります。

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四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月19日 (木)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

いつものように私のGPSで計測した四万十川ウルトラマラソンの完走の軌跡をご報告します。

●コース軌跡
Ws000198
パッと見よく分からないかもしれませんが、隣接する愛媛県との県境まで2キロくらいのところまでコースが近付いていたようです。びっくりです。

●コース軌跡拡大図(距離表示付き)
Shimanntomap

●GPS記録
Ws000195
走行距離は、500m少なくなっています。四万十川ウルトラマラソンは陸連公認レースですから、距離100kmの誤差はないはずなので、私のGPSでの計測結果が悪かったということでしょうが、20km過ぎの峠の頂点でGPS計測が約1キロ少ない誤差が生じていて、その後、少しずつ縮まっていったのが実際の状況でした。

累積上昇は987m、累積下降は1015mと累積標高差は約1000mと見て良いですね。

チャレンジ富士五湖は、累積標高約950m、ただし平均標高は1000m

日光ウルトラは累積標高約1500m

累積標高すなわちアップダウンが比較的小さいと思える四万十ウルトラマラソンのコースですが、峠以外で予想以上にアップダウンがあったということですね。どうりで簡単には好記録が出てないはずですわ。(笑)

●ラップタイムグラフ
Ws000196
すでに別記事で掲載したところですが、改めて掲載します。
100キロの1キロ毎のラップの内訳をまとめると以下のとおり

・キロ5分台 29回

・キロ6分台 17回

・キロ7分台 31回

・キロ8分台 19回

・キロ9分台  3回

・キロ10分台 1回

キロ8分台以上が23回もあるようでは、ダメだよなあ・・・

ちなみに、サブ10を目指すには、今回の記録から105分縮めなければならない。

つまり、1キロ当たり1分3秒縮めなければならいのだ。

上の内訳をすべてキロ当たり1分縮めるって、絶対無理だよなあ・・・

と思わずぼやいてしまった。(笑)

四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月18日 (水)

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

今回の四万十川ウルトラマラソンですが、わが社の先輩も出場しておりました。
先輩は普通にツアーで参加されておりましたが、私は金銭的にも旅行で拘束されるのも辛いので、LCCで高松空港に入り、軽自動車のレンタカーで四万十川の現地まで370kmの長距離ドライブをして、臨時駐車場で車中泊ということで、前夜祭で落ち合う約束をするも、先輩は宿毛の宿に早々に戻って、会えませんでした。

当日、スタート直前に体育館会場で無事に会うことができて、お互いの健闘を誓ったのであるが、先輩は途中リタイア、私も目標タイムに遠く及ばない結果となっての帰葉後の先輩とのやり取りを記録として残しておきます。

先輩:おはようございます。
かず:おはようございます。
   お疲れ様でした。
先輩:さすが、プロランナー
かず:四万十川のウナギは食べられましたか?
   序盤飛ばし過ぎましたか?それとも故障発生でしょうか?
先輩:自分は、36キロポイントで心が折れました。
かず:心が折れたとは?
先輩:飛ばすことはできないので、キロ7分弱を維持はできたのですが
   いずれにしても、もうやってもフルが限界だと感じました。志半ばですが、引退です。<m(__)m>
かず:3月に南房総みちくさウルトラマラソンというのがあって、リベンジしようかと思っているのですが、どうですか?
先輩:何キロ?
かず:100キロと75キロです。
先輩:平ら?
かず:勝浦から野島崎灯台までの基本的に海岸線沿いです。
   100キロは途中、距離を稼ぐため麻綿原高原に寄り道するので、300mくらい上りますが、75キロは海岸線沿いだけですね。
   9月30日に第1回があって、四万十川の練習のつもりで75キロに申し込んでいたのですが、寝坊して欠場したのです。(笑)
先輩:300メートルののぼりなら、四万十の半分ですね。
かず:そうですね。
   なにより千葉県開催なので良いですよ。
   ホテル三日月勝浦に車を停められます。
先輩:とにかく、一度は100キロをクリアしたいので、参加してみます。同室の人と来年も四万十で会いましょうとなっているので、参加情報をお願いします。
かず:了解です。
かず:http://michikusa-ultra.com/event/minamiboso02.html
   すでに南房総ウルトラマラソンのエントリー始まってますね。
かず:開催日 2018年3月24日 (土)
   開催地 千葉県(勝浦ホテル三日月~野島埼灯台の海岸線一帯)
   主催 南房総みちくさウルトラマラソン実行委員会
   種目・参加資格
   100km:誰でも可 制限時間:14時間
    75km:誰でも可 制限時間:14時間
   参加料(税込)
   100km1万7000円
    75km1万3000円
先輩:了解です。早速、家で申し込んでおきます。

さて、先輩が目標とする100キロ完走に対して、私なりにいろいろな形で応援・サポートしていきたいと思いました。先輩、頑張りましょう!

四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月17日 (火)

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

完走後のダメージは筋肉痛はアイシングのおかげかそれほどでもないのであるが、前日の長距離ドライブと宿泊費を削るための車中泊という無理がたたったせいか、予想外に大きく、疲労困憊です。

なので、完走記録を書くのに時間がかりそうで、その前に、私の愚走ぷっりが良く出ているラップタイムの記録をアップします。

●ラップタイム表(1km毎)
Ws000196
今回の1km毎のラップタイム表は、ものすごくフラットである。
上の表を見ると、でこぼこに見えるかもしれないが、メモリをよく見ていただきたい。
上はキロ5分、下はキロ11分である。
しかもこれはエイドやトイレでの休憩を含んでのラップタイムである。
最速ラップは峠からの下りでキロ5分8秒
最低ラップは峠の最後の登りでキロ10分33秒(エイドでの給食とトイレ休憩あり)

自分ではヘタレだと思っているが、これを見ると感情の起伏が少ない人間性に欠けたマシンぁロボットに近いような記録だなあ。(笑)

【ラップタイム記録】
1.00 km 0:08'25" 8'25" /km 号砲から約2分後にスタートゲート通過
2.00 km 0:14'19" 5'54" /km
3.00 km 0:20'11" 5'51" /km
4.00 km 0:25'57" 5'44" /km
5.00 km 0:31'56" 5'59" /km
6.00 km 0:37'39" 5'42" /km
7.00 km 0:43'27" 5'46" /km
8.00 km 0:49'10" 5'42" /km
9.00 km 0:55'03" 5'53" /km
10.00 km 1:00'45" 5'40" /km
11.00 km 1:06'25" 5'40" /km
12.00 km 1:12'15" 5'49" /km
13.00 km 1:18'09" 5'54" /km
14.00 km 1:23'56" 5'45" /km やっとサブ10ペースに
15.00 km 1:29'33" 5'35" /km
16.00 km 1:35'13" 5'39" /km
17.00 km 1:42'24" 7'09" /km 登りの傾斜がきつくなった
18.00 km 1:49'40" 7'16" /km
19.00 km 1:58'25" 8'43" /km
20.00 km 2:07'30" 9'03" /km
21.00 km 2:18'04" 10'33" /km◆最低ペース(エイドでトイレ休憩)
22.00 km 2:23'34" 5'29" /km
23.00 km 2:29'18" 5'43" /km
24.00 km 2:34'28" 5'08" /km★最速ペース
25.00 km 2:40'45" 6'16" /km
26.00 km 2:46'21" 5'35" /km
27.00 km 2:51'50" 5'26" /km
28.00 km 2:57'31" 5'40" /km
29.00 km 3:03'01" 5'29" /km
30.00 km 3:08'34" 5'31" /km
31.00 km 3:14'29" 5'54" /km
32.00 km 3:20'25" 5'56" /km
33.00 km 3:26'10" 5'44" /km
34.00 km 3:32'08" 5'57" /km
35.00 km 3:37'55" 5'45" /km
36.00 km 3:44'15" 6'19" /km サブ10ペースに戻せず下り終了
37.00 km 3:50'28" 6'12" /km
38.00 km 3:56'46" 6'17" /km
39.00 km 4:03'01" 6'14" /km
40.00 km 4:09'47" 6'44" /km 脚がついに売り切れ
41.00 km 4:16'58" 7'11" /km サブ11ペースに切り替え
42.00 km 4:23'46" 6'47" /km
43.00 km 4:30'32" 6'44" /km
44.00 km 4:37'16" 6'44" /km
45.00 km 4:44'01" 6'45" /km
46.00 km 4:50'35" 6'32" /km
47.00 km 4:57'38" 7'02" /km
48.00 km 5:04'57" 7'19" /km
49.00 km 5:11'35" 6'36" /km
50.00 km 5:18'51" 7'15" /km
51.00 km 5:26'25" 7'31" /km
52.00 km 5:33'43" 7'17" /km
53.00 km 5:40'37" 6'52" /km
54.00 km 5:49'27" 8'49" /km 激登りでペースダウン
55.00 km 5:59'11" 9'42" /km サブ11も絶望的に
56.00 km 6:06'09" 6'57" /km 激下りで一旦ペースアップ
57.00 km 6:14'25" 8'15" /km
58.00 km 6:21'29" 7'03" /km
59.00 km 6:28'58" 7'27" /km
60.00 km 6:36'23" 7'24" /km
61.00 km 6:44'02" 7'38" /km
62.00 km 6:51'33" 7'29" /km
63.00 km 6:59'00" 7'26" /km
64.00 km 7:08'02" 8'59" /km ついに脚が前に出ず
65.00 km 7:17'04" 9'02" /km サブ12も厳しい展開
66.00 km 7:24'10" 7'05" /km
67.00 km 7:31'29" 7'17" /km
68.00 km 7:39'11" 7'41" /km
69.00 km 7:47'49" 8'36" /km キロ7分台が出せなくなった
70.00 km 7:56'04" 8'13" /km
71.00 km 8:04'53" 8'46" /km
72.00 km 8:13'40" 8'46" /km
73.00 km 8:22'11" 8'29" /km
74.00 km 8:31'10" 8'59" /km
75.00 km 8:39'36" 8'25" /km サブ12もここで一度諦めた
76.00 km 8:46'19" 6'41" /km フィニッシャーTシャツを思い出しギアを上げた
77.00 km 8:53'44" 7'25" /km
78.00 km 9:01'09" 7'23" /km
79.00 km 9:08'30" 7'20" /km
80.00 km 9:17'13" 8'43" /km
81.00 km 9:25'08" 7'54" /km
82.00 km 9:32'37" 7'29" /km
83.00 km 9:40'38" 8'01" /km
84.00 km 9:48'44" 8'05" /km
85.00 km 9:57'17" 8'32" /km
86.00 km 10:04'42" 7'24" /km
87.00 km 10:11'49" 7'05" /km
88.00 km 10:19'37" 7'48" /km
89.00 km 10:27'26" 7'48" /km
90.00 km 10:35'48" 8'21" /km
91.00 km 10:44'20" 8'31" /km
92.00 km 10:52'36" 8'14" /km
93.00 km 11:00'08" 7'32" /km
94.00 km 11:07'31" 7'22" /km
95.00 km 11:15'12" 7'39" /km
96.00 km 11:22'45" 7'32" /km
97.00 km 11:30'17" 7'29" /km
98.00 km 11:36'52" 6'34" /km 残り2キロになると自然とペースアップ
99.00 km 11:43'28" 6'35" /km
99.51 km 11:46'08" 5'10" /km ラストスパートで2番目のラップ

四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月16日 (月)

四万十川ウルトラマラソン結果報告

初参加で雨がずっと降りっぱなしの中で走ることとなった四万十川ウルトラマラソン大会の結果のご報告です。

●記録証と完走メダル
Dsc09790

以上のとおり、なんとか完走し、記録証と完走メダルをいただきました。

サブテン(10時間切り)を目指してのオーバーペースは、結局、早々につけが出てきて、40キロ過ぎからは、ボロボロのズタズタで、いつ歩きだすのだろうか?という情けない展開でした。

結局、いつものように、歩いてないというだけの低速ランで耐え忍んで、最後の75キロからの3時間ちょっとは、ただただ12時間を切るという執念だけで進んで、これもいつものことであるが、最後だけは、ラストスパートという展開で何とか11時間台をキープしました。

ずっと雨の中のレースでしたが、デジカメ携帯して写真撮りまくりましたので、雨で写りはいまいちのような気もしますが、詳細な完走報告を書きますので、後日よろしくお願いいたします。

では、今日のところは、これぐらいで・・・m(__)m

四万十川ウルトラマラソン結果報告

四万十川ウルトラマラソン完走ラップタイム

四万十川ウルトラマラソンの振り返り(先輩編)

四万十川ウルトラマラソンGPS記録

四万十川ウルトラマラソン完走記

2017年10月14日 (土)

小江戸大江戸マラニック200K初エントリー完了!

初エントリーだった6年前は法事で出場できず、その後クリック合戦に敗れること4回でしたが、ついにエントリーができました。

200kmの部のクリック合戦に敗れながらも、2年前は91kmの小江戸マラニック、去年は230kmの部にエントリーできましたが、今回はメインレースの200kmの部に一般枠でエントリーできました。

明日の四万十川ウルトラマラソンの準備を中断してのエントリーでしたが、結果が出てよかったです。(笑)

さて、来年3月は、小江戸大江戸マラニック200km、4月はまだ決定してませんがさくら道国際ネイチャーラン250km、5月は最後の萩往還250kmとロングレースが目白押しです。

さて、練習しないと

2017年10月11日 (水)

【書評】欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 奥田昌子/著

Ws000187

【結論】
日本人が長寿なのはイソフラボン(抗がん物質)のおかげ
イソフラボンを多く含む食品は、大豆、豆腐、みそ、納豆などです。

副題は「科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防」

欧米人と日本人は見るからに違っているから、同じ人間とはいえ、病気のなりやすさも当然違うとはお思っていたが、遺伝子解析の進歩や医療の進歩に伴う環境要因の分析も進み、医学的知見が相当進歩していることが分かった。

欧米人の健康法は日本人には向かなかったり、いや逆効果なものがあるということを科学的に説明いただいて、納得できた。

日本人が長寿なのは、環境要因、特に食事が和食であるということ。
ヨーグルトとか果物とかは欧米人にはプラスかもしれないが、日本人にはそれほど効果がないということにも、歴史的に見ても、納得でしたね。

【ポイント】
欧米人は皮下脂肪はつくが、内臓脂肪はつかない。
日本人でも女性は内臓脂肪がつきにくい。
よって、糖尿病発生率は、男性1に女性は0.55
日本人が糖尿病の発症を抑えるためには、内臓脂肪を減らし、炭水化物をしっかり摂る
こと

カリウム摂取が重要

EPAとDHAが動脈硬化を防ぐ

魚を多く食べる日本人は心臓病の発症率が低い

日本人の年齢別のがん発症率は低い(長寿なのでがん患者が多く見える)

世界がん予防法10項目
1肥満をさける
2よく体を動かす
3カロリーの多い食品、糖分の多い飲料をさける
4植物性の食品を食べる
5肉の摂取をひかえ、加工した肉は食べない
6アルコールをひかえる
7塩分をひかえ、カビのはえた食品は食べない
8サプリメントに頼らない
9できるだけ母乳で育てる
10がんになったことがある人も、以上の助言に従う

日本人のためのがん予防法
1たばこを吸わない
2他人のたばこの煙をできるだけ避ける
3お酒をほどほどに
4バランスのとれた食生活を
5塩辛い食品は控えめに
6野菜や果物は不足にならないように
7適度に運動
8適切な体重維持
9ウイルスや最近の感染予防と治療
10定期的ながん検診を
11身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12正しいがん情報でがんを知ることから

日本人のがんの特徴
・飲酒により、すべてのがんの発症率が上がる
・肝炎ウイルスとヘリコバクター・ピロリ菌感染によるがん発症率が多先進国の2倍

胃酸は肉食の欧米人は強く、日本人は弱い

日本人に胃がんが多いのは遺伝子要因

ピロリ菌感染は日本人の食生活(穀物中心)にとって都合が良かった。(著者の仮説)

日本人男性の胃がんは、6割ピロリ菌、3割喫煙

デスクワーク中心で体をあまり動かさない日本人男性は大腸がんになりやすい

和食は健康に良いが、唯一塩分が高いのが欠点

2017年10月10日 (火)

【映画】ダンケルク(アメリカ)

リアルな戦争映画として、本作品は初心者向きだと思ったし、内容的には、適度な緊張感で戦争の不条理さが敗残兵側から描かれていて、新鮮で良い映画でした。

Ws000186

第二次世界大戦中の1940年、フランス・ダンケルクの海岸でドイツ軍に包囲されたイギリス、フランス軍の兵士約40万人を860隻の船舶で救出した、史上最大の救出作戦を映画化したサスペンス。トム・ハーディやマーク・ライランスら名優を迎え、クリストファー・ノーラン監督が初めて実話の映画化に挑んだ意欲作。

【ストーリー】
第二次世界大戦が本格化する1940年、フランス北端の海の町ダンケルク。フランス軍はイギリス軍とともにドイツ軍に圧倒され、英仏連合軍40万の兵士は、ドーバー海峡を望むこの地に追い詰められる。背後は海。陸海空からの敵襲。そんな逃げ場のない状況下でも、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)やアレックス(ハリー・スタイルズ)ら若き兵士たちは生き抜くことを諦めなかった。一方、母国イギリスでは、海を隔てた対岸の仲間たちを助けようと軍艦だけでなく民間船までもが動員され“史上最大の救出作戦”が動き出そうとしていた。ドーバー海峡にいる全船舶が一斉にダンケルクへと向かう。民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)も、息子らとともに危険を顧みずダンケルクを目指していた。英空軍パイロット・ファリア(トム・ハーディ)も、数において形勢不利ながらも出撃。タイムリミットが迫るなか、若者たちは生きて帰ることができるのか……。

【作品データ】
原題 DUNKIRK
製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 106分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督 クリストファー・ノーラン 
製作 クリストファー・ノーラン 、 エマ・トーマス 
製作総指揮 ジェイク・マイヤーズ 
脚本 クリストファー・ノーラン 
撮影 ホイテ・ヴァン・ホイテマ 
衣裳 ジェフリー・カーランド 
音楽 ハンス・ジマー 
美術 ネイサン・クローリー 
編集 リー・スミス 

【キャスト】
Tommy フィオン・ホワイトヘッド 
Peter トム・グリン=カーニー 
Collins ジャック・ロウデン 
Alex ハリー・スタイルズ 
Gibson アナイリン・バーナード 
Colonel Winnant ジェームズ・ダーシー 
George バリー・コーガン 
Commander Bolton ケネス・ブラナー 
Shivering Soldier キリアン・マーフィ 
Mr. Dawson マーク・ライランス 
Farrier トム・ハーディ 

【感想】
太平洋戦争での日本軍と戦うアメリカ軍を描いた「シン・レッド・ライン」では、激戦地に送られる新兵の得体の知れない恐怖感、今回の「ダンケルク」では敗残兵の混乱と恐怖感がよく描かれていました。

第二次世界大戦のしかもヨーロッパの戦いについて、日本人はあまり知らない人が多いと思うが、戦史好きの私にとっては、ダンケルク退却戦は有名な戦いである。

この戦いは、歴史的に謎の部分があって(ヒトラーは、なぜか攻撃の手を緩めた。多くの歴史学者は、虎の子の戦車部隊の損耗を恐れたとか、イギリスへの温情で、イギリスとの交渉(降伏あるいは停戦)の切り札としたかったとかの説が有力であるが、はっきりしたことは分からない。

ドイツ軍がそれまでと同じように攻勢をかければ、全滅は必至で有ったので、まさに歴史の謎である。

一方で、イギリスがヒトラーからの同盟国(フランス、オランダ、ベルギー)への侵略を守るため大陸に派遣した陸軍の精鋭部隊はイギリスの主力であり、これがもし万一全滅すると、イギリスの戦意は相当にそがれたことは間違いなかった。

なので、イギリスは誇りをかけてというより、自国防衛のためにも、この大陸派遣軍の救出は至上命題であったはずである。

ちなみにイギリスは海軍力が強大で、一方のドイツは陸軍は強かったが、海軍はさっぱりな状況であった。

例外としては、Uボートと呼ばれる、潜水艦は強かったので、映画にみられるような、潜水艦では狙うことが難しい、小型の民間船舶が義勇軍的に救出に向かったのは、軍事的にも理にかなっている。

イギリス空軍の名機スピットファイアは、日本でいえばゼロ戦に当たる最強の戦闘機であったのだが、最新鋭機で、数はそれほどなかったのだが、ドイツの戦闘機に対して、戦闘力はかなり優位であった。(ただし、当時のゼロ戦は世界最強で敵わなかっただろう。)

映画評でなくて、歴史解説となってしまったが、そういう背景から見ると、少し脚色がある感じはするのだが、イギリス側からすれば、母国防衛の瀬戸際の戦いで、ヒトラーの逡巡はあったにせよ、歴史的にも空前絶後の海を超えた退却戦であったし、その奮闘ぶりは今なお、イギリス国民の誇りであるのも確かなことであろう。

さて、戦争映画好きの私からすると、本作品の最大の特徴は、敵の姿が明確に描かれていないということである。

敵であるドイツ兵の姿は、映画の最終盤で現れるだけで、ドイツ軍が撃つ銃弾やドイツ空軍が投下する爆弾や銃撃しかなくて、先に名を上げさせていただいた「シン・レッド・ライン」も敵の姿(顔)がはっきり見えないというのが、現代戦の真相というか、リアリティであり、その辺りがきっちりと描かれることで、まさに見ているこちらが、追い詰められたイギリス兵の心境にさせられ、恐怖を感じ、手に汗を握ってしまうのである。

結論として、戦争における一兵士の視点として、とにかく逃げるというのは、ある意味、まっとうな行動とは思う。

ちなみに私が苦しいときに、いつも思うのは、命を懸けた戦争に従軍するのに比べれば、命を取られるわけではない。

死ぬのが分かっている現場で突撃を命令される不条理さに比べれば、現代の平和な職場での些細な不条理さなんか、大したことないとね。(笑)

【ネタバレ】


2017年10月 9日 (月)

故障発生?

四万十川ウルトラマラソンを週末に控え、最近怠っていたトレーニングを始めると、先のブログ記事で宣言したので、実行しました。

土曜日が初日だったのですが、思ったより、ちょっと調子が良くて、20キロ走った後に、ビルドアップで、しかも全力疾走して帰宅しました。

調子の良さに満足して、眠りについたのであるが、翌朝の日曜日、右のハムストリングスが張っていた。

初日からダメージを受けたことにショックを受けたが、ここで休んでいるようでは、トレーニングをしたことにならないので、少し躊躇したが、右ハムストリングスの痛み、大いなる違和感を感じながら、24キロ、最後は全力疾走で終えた。

ストレッチをいつも以上に行ったから、一晩眠れば、良くなっていると信じて、眠りについて、なんとなく違和感は小さくなった気がしたので、ランニングの格好に着替えて、玄関を出て、走りだしたら、右ハム、とても走れる状態でなかったです。

正確には、無理すれば走れる(100キロ以上走ったときの張り)感じですが、本番に向けて、ここで無理する意味はないので、走るのを止めた。

走るのを止めたが、トレーニングができないかと思って、階段を上り下りすると、右ハムへの負担はほとんどなかった。

なかったので、階段トレーニングを小一時間して、四万十川ウルトラマラソンのトレーニングは終わりにすることにした。

つまり、あとは休息休足ですわ。

というか、右ハムの痛みを伴う強烈な張りを何とか治さないと

それにしても、年齢的な衰えなんですかねえ、練習しないのはいつものことなのに、こんなざまになるとは・・・

2017年10月 8日 (日)

四万十川ウルトラマラソン初参戦にワクワクです。

最近、トレイルランナーというより、すっかりウルトラランナーとなってしまっているかずさんです。なんでだろう・・・

●小江戸大江戸マラニック230kmリタイア

チャレンジ富士五湖完走

●川の道ハーフ254km完走

日光ウルトラ完走

それはともかく、来週、いよいよ陸連公認100kmレースである四万十川ウルトラマラソンに初参戦です。
いつものように大会概要とレース概要、戦略、装備など備忘録的に書いておきます。

【大会概要】
大会名:第23回四万十川ウルトラマラソン2017
日時:平成29年10月15日(日)スタート05:30
場所:受付会場 四万十市民スポーツセンター(10:00~18:00)
スタート:蕨岡(わらびおか)中学校前(高知県四万十町)
ゴール:県立中村中学校・中村高等学校補助グラウンド(高知県四万十市)
主催者(連絡先):幡多地区陸上競技協会、四万十市、四万十町(☎06-6305-6302)

【レース概要】
カテゴリー:ウルトラマラソン(距離100㎞)
累積標高差:詳細不明(800m程度か?)
参加人数:2400人(100km1800人、60km600人)
制限時間:14時間(19:30)
関門数:7カ所(エイド38カ所)
関門時間
①36.6km地点(5時間25分)
②56.5km地点(8時間24分)
③61.4km地点(8時間53分)
④71.0km地点(10時間7分)
⑤79.5km地点(11時間12分)
⑥86.9km地点(12時間18分)
⑦93.9km地点(13時間16分)
⑧100km地点(14時間00分)

【コース概要】
●コース図
Shimanto01
Shimanto02

●コース高低図
Shimanto03

【レース戦略】
今回のテーマ・目標 激坂を走りきって、サブ10奪還
想定タイム 10時間30分(16:00)
峠21.3km(07:45)
①36.6km(09:15)
②56.5km(11:15)
③61.4km(11:45)
④71.0km(12:45)
⑤79.5km(13:35)
⑥86.9km(14:20)
⑦93.9km(15:05)
ゴール100km(15:40)

【装備】
ウェア上:半袖ハーフジップ、冷却アームカバー
ウエア下:ユニクロ半タイツ、ハーフパンツ、ゲイター、レースソックス
シューズ:イダテン
アクセサリ:バイザー、グローブ、ウエストポーチ、GPS腕時計
携行品:デジカメ、携帯、健康保険証、銭、薬、アミノ酸、ティッシュ、食料(塩キャラメル)、蜂対策ネット

【ひと言】
ワクワクと書いたのは、レースよりも四国を旅行できるという部分の方が大きい。(笑)

事情があって、四万十川ウルトラマラソンの前哨戦としていた南房総ウルトラマラソンを欠場したし、走れていないしなど、100kmを爆走できる状態に仕上がっていないのが現実である。はぁ~・・・

明日、明後日、明々後日とちょっと強めの練習、いや調教して、仕上げていきたい。

最後の頼みである「簡単で最強な階段トレーニング」をするかどうか、今はちょっと迷っていますが、たぶんするでしょう(笑)

追記:
 高知県でもかなり辺鄙な地方にある四万十川ウルトラマラソンに千葉から飛行機で移動してのレース出場ながら、宿をとっていない。

 ツアーは高いから、LCCとレンタカーのみ手配しただけで、どうせ当日はどんなにギリギリまで寝たとしても、たぶん3時くらいには起きるしかないのだからと、宿は手配しませんでした。

 じゃあ、どうするの?と言われれば、レンタカー(軽自動車)で仮眠します。(笑)

 100kmくらいなら、仮眠でなんとかなるのではないか?なんてね。

 きっと、走りながら、「やっぱ、ゃんと宿手配すれば良かった、チクショー」って、毒づきながら走っているんでしょうね。(笑)

2017年10月 5日 (木)

ハセツネ完走支援(ライトと天気予報とアドバイス)

いよいよ、今年で24回となる日本山岳耐久レース(通称ハセツネカップ)が今週末に開催です。
実は私、ハセツネについては、2回しか出場しておらず、あまり詳しくありません。(笑)
しかも大部分が夜間走となること、苦手な激登りと激下りが多いことなど、コース的にも好きではないのですが、私がトレランを始めた11年前には、ハセツネは日本最高峰の山岳レース(当時はトレランレースより、山岳レースと呼ぶ方が主流でした(笑))でしたし、今でもそうなのですが、「日本」という名前がつく唯一のトレランレースですから、歴史と格式があって、人気もまだまだかなり大会なのです。

ハセツネ完走記(2014年)

そんなハセツネに後輩H君が初参加するということで、楽しみにしていたところ、社内で会ったときに意外な申し出がありましたので、ご報告申し上げます。

初心者H君:おつかれさまです。ハセツネに怯えているトレラン初心者Hです。

     ちょっと前に立ち話でお願いしたライトの件ですが、本当にお借りしてもよろしいでしょうか。
     直前になってしまいましたが、お借りできるなら受け取りに伺います。
     よろしくお願いします。

かずさん:もちろん、了解です。
     ちなみにH君のウエストサイズはどれくらいですか?
     腰ライトをしない最大の理由はウエストがきついという場合が多いようですので伺いうものです。
     私のペツルナオもお貸ししましょうか?
     忘れなければ、明日にでも、ブラックダイアモンドのアイコンと3種類、持ってくるようにしますよ。

初心者H君:ありがとうございます!
     ウエストは80cmです。
     試しに自分のライトをウエストに巻いてロードを走ってみましたが、そんなに気になりませんでした。
     ペツルナオ、そんな高価なものを…さすがに転倒して壊してしまうとマズイのでちょっと気が引けますね。。

     それでは会社にお持ちいただいたら、ご連絡ください。伺います。
     よろしくお願いします。

という訳で、後輩H君の初ハセツネ&初夜間レース出場に向けて、わが最強ヘッドライトコンビの片割れをお貸しすることになった。

最強と謳いながら、腰ライトのLED LENSER SEO5単独では、実はそれほど明るくはない。ペツルナオとのコンビでは最強と思っているが、単独では、ちょっと、いまいちなのであるが、視力が良く、夜目の効く後輩H君なら、問題はないだろう。

それにしても、初めてのトレランが、後輩W君のハセツネ夜間試走で、いきなり40キロも走らされるという、先輩(私)による体育会系のシゴキで恨まれているはずなので、ヘッドライトの一つや二つ、いくらでもお貸ししますよ。(笑)

●ハセツネ夜間試走トレーニング集合写真
Dsc06828
後左:W君、右、H君
前左:かずさん、右:師匠

その時のハセツネ夜間試走のブログ記事はこちら

後輩H君はハセツネに怯えていると謙遜しているが、三頭山からゴールまでは、すでに夜間試走しているという点から、完走への道筋はできているに等しいだろう。

一方、気になるのは、ハセツネ当日の天気なのだが、見事な快晴になる予報である。

快晴になり過ぎて、最高気温がハセツネコース近くの青梅市で26度と予想されていて、こうなると、熱中症と水不足が要注意である。

高温対策としては、携帯する水の量を多くし、序盤で汗をかき過ぎないぐらいしか、私からのアドバイスはない。

ハセツネの場合、エイドは1カ所で、水1.5リットルと決められているので、完走を目指すなら、とにかく必要と思うものは、不足なく持っていくしかない。

という訳で、「ハセツネには、水と食料だけはいっぱい持って行け」というのがハセツネが苦手な私からのしょーもないアドバイスでした。(笑)

2017年10月 4日 (水)

あのサンガス山を越えることができたのだろうか?

10年以上走っているので、それなりの数のマラソン大会などに出場している私であるが、思い入れの特に強い大会となると、やはりこのブログのタイトルになっている「スパルタスロン」や「UTMB」などの大会に限られてしまう。

そして、毎年9月末に開催されるのが、「スパルタスロン」である。

思い入れがあると言いながら、私は2013年の1回しか参加していないのだが、多くの先輩ランナーは、複数回、たいがいは5回以上参加されている。

そして私が敬愛するウルトラランナーの一人である、バカロード師匠もスパルタスロンに複数回チャレンジしているお一人である。

バカロード師匠は、確か今回で8回目のチャレンジである。不思議なことに一度も完走されたことがないのである。

未完走ということは、完走する実力が不足しているのか?と問われれば、そんなことはないと私は思っている。

なぜなら、世界で数人しか成し遂げられなかった北米大陸横断レース(距離約5000キロ)を完走されているのだから、実力は十分というか、世界屈指の変態ランナーのお一人なのである。

そして、そのときバカロード師匠が綴られた北米大陸横断レース完走記は私の人生を変えた、まさに私にとってのバイブルそのものの完走記であり、それを読み返すたびに、抱腹絶倒しながら感動の涙にくれてしまうのである。

おっと、話がだいぶそれましたが、スパルタスロンは距離246km、制限時間36時間の世界屈指のウルトラマラソンレースで、その道中に、サンガス山という標高1100mの山を越えなければならないのである。

バカロード師匠は、このサンガス山を一度も越えたことがないらしいのであるが、今回はサンガス山直下のエイドに到着したことは、ネットの通過記録で明らかであった。

記録上、次のエイド(サンガス山を越えた麓の集落)には、時間内に到着しなかったようだが、ひょっとするとサンガス山を越えて、その直後にリタイアしたのかもしれないと思っての本ブログ記事のタイトルである。

参考まで、私のスパルタスロン完走記のサンガス山の部分を抜き出してみた。

CP47 02:46 159.5km地点(区間距離2.3km:登り)
 MOUNTAIN BASEというエイド。サンガス山越え直前のエイド。Imgp5964
第12補給地点。物資Aにべスパと百均カッパ。
 山越えということでまずイスに座らされ、ブランケットを掛けられ、ボランティアが熱心に山越え準備を手伝ってくれる。
 リュックが満杯なので、ヒートXシャツはスパルタに返送するとスタッフが山上は寒いと心配するので、レインウェアに交換すると説明すると納得してくれた。
 スープを奨められるが辞して、オレンジジュースをもらい、さっそくレインウェアを羽織って、出発する。
 エイドからすぐに左折して、登山道に入り、まずは直登。先ほど抜かれた外国人の何人かより先に出発したので先行して逃げる形。
 やがて右に折れ、電飾に迷わないように誘導してくれる九十九折のガレ場の登山道に入る。
Imgp5965
浮石で足が滑る登山道ということで外国人らのスピード上がらず、むしろ引き離して進む。
 寒い中、要所要所にスタッフもおり、体制は万全。寒さもかなりのものだが、体が動くので、レインウェアを着ると暑くて苦しかった。
 標高差350m強の足場の悪い登山道だが、前へ前へと進んでいると40分弱で案外あっさりと頂上に到着。

CP48 03:24 161.8km地点(区間距離2.7km:激下り)
Imgp5966_2
 サンガス山頂のエイド&第4関門。風も強く寒いので長居は不要。
 すぐに下り始める。傾斜は急でガレてはいるが幅広の登山道。ブルドーザーなら通行可能な道。私の得意の下りなので足の甲は痛いが走って降りる。
 日本人を含め何人かのランナーを抜かすが、下りではときどき強く踏ん張る必要もあり、足の甲の痛みは絶頂に達した。ここはトレランシューズが欲しいところだが、ここ以外は必要なかった。
 集落(サンガス)に入るとエイド到着。

CP49 03:52 164.5km地点(区間距離2.5km:少し上り)
 集落(SAGAS)内のエイド。
Imgp5967
スープを奨められるが辞す。3位S君(右端)に追いつき、後に4位になるさっきの下り坂で抜かしたらしいTさん(真ん中。レース後、彼から颯爽と抜かされましたと話してくれたことから判明)に追いつかれる。寒くないのでサンガス山越えで羽織っていたレインウェアをリュックのポケットの収納して出発。

以上が2013年のブログ記事からの引用

つまり、サンガス山の通過時間は、ほとんどのランナーは夜間の通過となり、真っ暗な山道をひたすら進み、山頂では真っ暗で何も見えず、しかもたいがいは風が強く、昼間は30度超だった気温も、一桁台で、風が強ければ体感気温は氷点下にもなるような悪条件で、とにかく寒くてとても長居はできず、登ったら、すぐに降りはじめるだけで、山頂自体には何の思い入れもない。

しかしながらスパルタスロンを象徴する難関の一つであり、それを越えたという事実は次への糧となるに違いない。

でも、最終的には、そんなことは、どうでも良くて、バカロード師匠の無事と、次への挑戦の意欲が確認できれば、それで良いのであるのだが、どうなっているのだろうか?

★★★追記(2017/10/04)

バカロード師匠から以下のコメントが届きましたので、ご紹介します。

いま関空つきました!
ご心配いただきありがとうございます!
今回、ひたすらゆっくり進む戦略が自分に合っていたようで160キロのサンガス山の麓まで元気もりもりで、メシも食いまくり、時間にも余裕がありました。
長いつづら折の登りも全部走れたくらいて、麓では暑いくらでした。そこに落とし穴がありました。山の中腹から横殴りの雨と風にやられはじめて、下りに入ると体がまったく動けなくなりました。

投稿: バカロード | 2017年10月 4日 (水) 19時42分

大げさかもしれませんが、し、死ぬかも、、と思ってしまったくらいです。夏山で薄着で登山して遭難する人のことをバカだなーと見下してましたが、まさに自分が今そうなっているという事態。山を降りたとこにエイドに着いても、震えが止まらず、おっちゃんにパンツ以外全部脱がされ、毛布にくるまれました。

投稿: バカロード | 2017年10月 4日 (水) 19時46分

1時間前までピンピンしてたのに、今は死にかけ、、、スパルタスロン甘くないです。厳しいです。最近は初参加される方の実力があがり、1回目で完走する例が多くなりました。連敗してる人はほぼいないです。遺産級の存在といってよいかも知れません。どんとん年寄りに近づいてますが、毎年30キロずつゴールに近づいてますので、計算ではあと3年後に完走できる予定です。

投稿: バカロード | 2017年10月 4日 (水) 19時53分

コメント欄に長々とすいません。
というわけで、今年も晴れて連敗記録を上積みしてきました。まだあきらめてないので、来年またチャレンジします!
どうせ負け続けの人生でございますし。最後に勝てばよいのです、おっほっほっ。
かずさんブログ読んでらっしゃるスパルタ参加者多いですよ。テーマに取り上げていただき、ありがとうございました!

投稿: バカロード | 2017年10月 4日 (水) 19時58分

【ひと言】
 まずは無事のご帰国、安堵しました。
 丁寧にコメントいただき、サンガス山での苦闘が目に浮かびました。
 それにしてもサンガス山でこのような酷い目に合っていらっしゃったとは、露知らず、びっくりでした。
 サンガス山で暴風雨を喰らうと、低体温症は必至だと思います。
 さすが鍛え抜かれたウルトラランナーのバカロード師匠、普通なら死んでもおかしくないところ、死なないで、きちんとサンガス山を越えているんですもんね。さすがです!
 もうこんなひどい目に会うことは無いしょうし、来年の完走に向けての闘志みなぎるコメント、すでに来年が楽しみです。
 来年、スパルタスロンにご一緒したいなあ・・・

2017年10月 3日 (火)

南房総100km・75kmみちくさウルトラマラソンの結果報告

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9月30日に開催されました第1回南房総100km・75kmみちくさウルトラマラソンに参加するとブログに書いておきながら、その後、音沙汰なく、その結果をブログで報告しなかったところ、各方面から「結果は?」との問い合わせをいただき、そのように期待されていることに誠に感謝したところであります。

そういうことで、結果を掲載させていただきますが、まずは、最初に謝ります。

「ご期待に沿えず、誠に申し訳ございません。欠場でした。」

実は、当日、寝坊して、欠場となりました。m(__)m

レースに寝坊で欠場するなんて、過去に1回ぐらいはあった気がしますが、極めて珍しいことでした。

寝坊自体の原因は、疲れていたことなのですが、絶対に目覚めるはずのアラームをセットし、さらに二度寝を恐れ、計10回のスヌーズ設定までしておきながら、起きられなかったのです。

目が覚めたときは、朝4時過ぎで、「しまったー!」と思い、ベッドで逡巡しながら、まずはトイレに行ってちょっと考えた。

「準備はもうできているから、今から車で出向けば、5時半には現地に到着できる。」
「30分遅れのスタートなら、主催者も許してくれるのでは?」
「30分なら遅いランナーにはすぐに追いつけるだろう」

そこまで考えながら、やっぱりそれを実行するのを止めて、二度寝することにした。

そしたら、8時過ぎに、妻が泣きながらこちらにやってきて、私を起こした。

「お母さんが今、息を引き取ったって、電話があった。・・・」

一瞬で目が覚めた。

そして、青ざめた。

「もし、レースに参加していたら、形態は持っているが、途中で見ることなんかしたことがない。つまり、義母の死を知らずに、呑気に走り切った可能性が高く、とんでもないことになるところだった。」

まさかの寝坊欠場は、理由があったのだった。

という訳で、レースの結果を報告する暇もなく、千葉を離れて、妻の実家のある石川県にて、悲しみを一族で共有しつつ、義母をみんなで、黄泉の旅路に送り出していたのでした。

それにしても、今回の寝坊は、単なるレース欠場以上の意味を持つものでした。

優しい義母が引き留めてくれて、私の失態とならないように配慮してくれたんだと思いますし、妻もそう言ってました。

以上、いつもと違う、変な結果報告となりましたが、そういう顛末でございましたので、どうかお許しをm(__)m

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