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2017年9月23日 (土)

信越五岳トレランレース完走記1(移動・受付・休憩編)

お待たせしました、先日出場しました信越五岳トレランレースの完走記です。

※信越五岳トレイルランニングレース(パタゴニアカップ)とは、日本を代表するトレイルランナーの一人である石川弘樹さんがプロデュースしているトレラン大会で、その名の通り、信州(長野県)と越後(新潟県)の五つの山を巡るトレランレースで、距離は110km(制限時間22時間)でしたが、2017年から100マイル(160km 制限時間32時間)が加わった9月の三連休に開催される大会

●信越五岳トレランコースマップ
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私にとってはかなり無理のある挑戦なのではあるが、8月に月間600kmを走り込んだという、ただその一点を心の糧に、制限時間32時間とスピードの遅い私にとっては、厳しい制限時間の100マイルレースに臨みました。

しかも、勢力の強い台風18号が直撃する予報の中での開催となり、中止も危ぶまれましたが、主催者の冷静な判断の下、距離と時間短縮、100マイルは102km、制限時間20時間に、110kmは52km、制限時間10時間での開催となりました。

それを前日15日(金)の仕事中に、110kmに参加する後輩W君からの一方で知った私は、「とりあえず中止でなくてよかったが、たった102kmか・・・、(楽勝だな)」と思って、気持ちが緩んでしまった。

仕事も忙しいこともあり、多少寝不足でも102km20時間ならなんとかなるだろうと、溜っている仕事をひとつでも減らすべくと思ったのであるが、実際には、皆さんが気にしているであろう、信越五岳レースの関連情報をブログにセッセと上げることに勤しんでしまった。その結果、準備は深夜から開始し、その準備が終わったのは、なんとスタート当日の午前2時でした。(笑)

5時間ほどの睡眠をとって、実母の見舞いに向かう嫁さんと、東京行きのバスに乗り込んで、東京駅に9時50分に到着すると、台風が来ることなど関係ないかのようなごった返す人込みをかき分け、新幹線乗り場に向かうと、私が手配した新幹線の切符では嫁さんは乗れないことが判明して、急ぎ、みどりの窓口で指定席を手配するも、当然のごとく満席、仕方なく、私と同じ自由席で停車駅の多い北陸新幹線はくたかの自由席の列に並ぶことにした。

これまた自由席の列が長くて、びっくり。座れるか不安であったが、列に並び、15分ほど時間があったので、3連休の帰路の指定席券確保に向けて、ダッシュでみどりの窓口に向かった。

みどりの窓口も10人ほど並んでいたが、15分あれば自分に回ってくるのではと期待して待っていて、次は自分の番まで来たときに新幹線の発車まで残り6分。2分待っても自分は窓口に呼ばれなかったので、ここで諦めて、改札外のみどりの窓口から、込み合う東京駅構内を猛ダッシュで駆け抜けて(このあたりはトレランランナーの強み(笑))、階段も一気のダッシュで、23番ホームを駆け上がると、残り2分で、列車のドアが開いて、乗客が乗り込み始めた。

まずいということで、これまた、ごった返すホームをぶつからない程度のスピードで駆け抜けて、嫁さんの待つあたりに到着すると、2つの大きなバッグを器用に前に進めている嫁さんを発見し、一緒に乗り込んで、自由席の3列シートの通路側2席を確保して座れて、すぐに座れない乗客で自由席の通路がいっぱいとなって、新幹線は出発した。

私の隣は、ガタイの良い坊主頭のあんちゃんで、靴を見れば、明らかにトレランシューズ。

通路に立っている人の何人かも、トレラン用ザックを持っていたりと、明らかに信越五岳の参加者多数の様子。東京方面からだとこの新幹線の後では、無料送迎バスに間に合わないのだから、仕方ない。

あまりの同業者の多さに、嫁さんも、「あんたと同じような人ばっかだね」とに思わず笑ってしまった。

その後も、上野、大宮でさらに乗客が乗り込んで、軽井沢と長野で大量に下車して、東京から約1時間50分後に飯山駅に到着して、結局、ほとんど眠ることもできず、自分は下車となった。

●飯山駅新幹線ホーム
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200人位の大量下車を飯山駅の改札では裁け無いようで、長蛇の列の後方に並んで、なんとか改札を抜けると、すぐに、みどりの窓口に向かい、駅員さんがひとりしかいないみどりの窓口に並んだ。前にはランナーのカップルが帰りの新幹線の指定を抑えようとして、成功し、次は自分の番で、これまた残り一席だったのですが、無事確保して一安心。

駅のベンチに座って、後輩W君にさっそく連絡し、自分は指定席を取った旨伝えた直後、、大会スタッフから、バスはもう来てますとのアナウンスがあり、駅のロータリーに進むと、ちょうど満席となったバスが出発したところだった。

なんか食べるもの買わないと、昼は大会主催者に予約した弁当があるにしても、スタート前に腹が減るなあと思いつつ、そのまま、なにも買わず、促されるまま、次のバスに乗り込んだ。

ものすごい傾斜の坂道を30分ほど進むと、斑尾高原の頂上近くに進み、長野県から新潟県に入って、少し下って、受付会場のレストランハイジに到着した。

●レストランハイジ全景
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晴れ間はないものの、雨は降っておらず、その点は良かったが、冷たい風がビュービュー吹いていた。

100マイルは受付前に、まずは装備チェックがあり、別の建物に入るため準備をしていると、「かずさん!」と声を掛けられた。

その声の持ち主の方に顔を向けると、それはtsuneさんでした。

「あれ?完走されたUTMRって、最近じゃなかったでしたっけ?」
「今週は時差ボケで眠くて眠くて」
「UTMRって、制限時間は60時間くらいでしたっけ?」
「制限時間は60時間で、49時間で完走しました」とのこと。

一週間の休養で信越五岳100マイルに参戦とは、さすが、トルデジアンも24時間残して、余裕で完走したtsuneさんである。

嬉しい邂逅もあり、一緒に装備チェックの列に並びながらの楽しい会話ができた。

●装備チェックの様子
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チェックされた装備は次の4つ

1 主催者からのSNSを受信したスマホ
2 レインウエア上下
3 ライト2つと予備電池
4 マイカップ

SNSは受信できてなかったし、ライトはペツルのスイッチが作動してしまっていて、電池の残量がかなり無くなっていたことが判明したが、無事装備チェックが終わり、tsuneさんと一緒に受付会場に向かった。

受付でゼッケンと参加賞を貰って、tsuneさんとはお互いの健闘を誓って、ここで別れた。

予約していた弁当をゲットして、寒風吹きすさぶ中、弁当を平らげていると、すぐ近くに見覚えのある顔が・・・

「さきほどはどうも」と挨拶すると、相手は怪訝な顔に

「さっき、新幹線でとなりだった者です」で、認識してもらったらしく

「奥さんとは別行動なんですね」との突っ込みをもらってしまった。

弁当も食べ終わったので、彼とも別れて、ブースに買出しに出かけた。

買いたい物は2つ、家に忘れてきた「サンドゲイター」とスタート前の「食料」

しかしながら、サンドゲイターは出店ブースにはなく、食料もレースで携帯するものしかなかったので、とりあえずメダリストの寒天タイプを購入し、スタート前には持参したカロリーメイトを食べることにした。

全員配布らしいマグカップには、なぜか長蛇の列ができていたので、どうせ使わないし、早く仮眠所で準備して寝たかった私は、斑尾高原内を循環するバスの停留所に並んだ。

●斑尾高原のバス停
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どんなバスが来るのかと思っていたら、8人乗りのワンボックスだった。

私は仮眠所として指定された「山の家」にバスに最後まで乗っていた3人で下車して、向かった。

●山の家全景
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すぐに受付のスタッフに、「食料が買える場所はないですか?」と尋ねると、道路を挟んだ向かい側にコンビニがあるとのこと、日頃の行いは悪いのに、こういうことは運が付いている。(笑)

2階の仮眠所に進むと、畳敷きの大広間(50畳と30畳くらいか?)が2つあって、少し狭いが眺めの良い奥の広間の窓際に陣取ることができた。

●仮眠所からの眺め
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大広間の写真は取り忘れました。

確保して最初にしたことは、ペツルの電池への充電だ。モバイル充電器に差し込んで充電開始し、そうだ、次は食料確保だということで、すぐにコンビニに買出しに行くと、そこはサンパティック斑尾というホテルの売店だった。

●コンビニ?
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常時お客がいるような場所でないらしく、閉まっていたので、電話して開けてもらった。

コンビニというより小さなスーパーというような広さ売り場に、品ぞろえはコンビニの5分の1くらいで、私は、カップラーメン、アクエリアス、チョコバーを現金で購入。

チョコバーは仮眠所に戻ってよく見ると、賞味期限切れだった。(笑)

何はともかく、塩気の取れるカップラーメンをゲットできた(仮眠所でお湯を提供してもらえることは確認済み)ので、レース装備の準備を始めた。

ゼッケンを付けて、着替えて、ザックに必要装備を詰め込んで、4時前にブランケットも持ってこなかったので、タオルや着替えを枕代わりに、2時間弱の仮眠を取ることができた。

起きて、1階に降りると、ボランティアの集合場所のようで、50人位のスタッフがグループ別に打ち合わせやらを始めていた。その中で、お湯を貰って、カップラーメンを食べた。

●山の家の1階の様子
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食べ終わると、最終装備チェックをしつつ、外は寒いので、ギリギリまで仮眠所にいて、仮眠所に人がいなくなったので、出発することにした。

仮眠所から150mほど離れたバス停に向かうと、30人ほどの列ができていて、それに並んで、バスに乗り込んだ。

斑尾高原ホテルに到着して、一度降りて、ゴール及びドロップバッグを預けて、一応、トイレに向かった。

トイレから外に向かうと、外気温表示計があって、その表示を見てびっくりした。

●外気温11.6度
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午後6時半で11度台とは、明け方はもっと寒くなる可能性があるということか、ウエアリング大丈夫かな?と思ったが、まあ、動ければ大丈夫だろうと思っていると、tsuneさんに再会した。

一緒にバスに乗って、話をしながら、スタート会場に到着後、スタート地点に向かう。

●スタートゲート
Dsc08645
お決まりのスタート地点での記念撮影が暗黙の秩序で始まっていた。

tsuneさんが、「一緒に撮りましょう!」と誘っていただいたので、珍しくスタート地点で写真を撮ることになった。

それが以下の写真である。
Shinetsu01

正真正銘のトレイルランナーであるtsuneさんのかっこよさに引き釣られて、私までそれなりのランナーに見えるから不思議だ。(笑)

一緒に撮っていただいて、素敵な写真うぃいただいて、とても得した気分になりましたね。
tsuneさん、どうもありがとうございました。m(__)m

その後、知り合いと出会ったtsuneさんと別れて、110kmのパーティ会場に潜入した。

●パーティ会場
Dsc08649
まだ、そこそこ残っているものもあったので、摘まもうかと思いましたが、金払ってないので遠慮しました。(笑)

外は寒いの、屋内にいて、その後、もう一度トイレに寄って、スタート3分前にレストランハイジを出ると、当然ながらすでに、選手はゲートに並んでいた。

知らないとは面白いもので、さっき写真を撮ったところあたりに並ぶのかと思っていたら、そこは進行方向の場所で、奥が選手が並ぶところだった。

●スタート直前
Dsc08652
応援の人に交じって、写真撮って、スタートラインに進みました。

ゲート脇を進んでいると、ペツルのスタッフが寄ってきて、
「帽子の庇(ひさし)にセンサーが反応するので、雨が降るまでは後ろ向きに被ってください」とのアドバイスをいただいた。

私は、「最強ヘッドライトコンビ」として、頭にはペツルのナオを装着しているのです。

が、いつものように、普通に被って、スタートしたのだが、雨が降らなかったので、未明に試しに、サンバイザーを後ろ向きに被って、ペツルのヘッドライトを装着すると、庇の影が無くなって、驚くほど足元が良く見えて、びっくりした。

今度からは、夜はサンバイザーは被らないで、捨てるほどあるバフを被って、ペツルナオを装着することにします。ありがとうございました。m(__)m

有力選手の入場を遠目で見ながら、ストレッチしながら、ほとんど最後尾に並んだところで、石川さんがMCしていることに気が付いた。

●MCしている石川弘樹プロデューサー
Dsc08657

やがて、スタートまでのカウントダウンが始まり、スタートとなった。

次>信越五岳トレランレース完走記2

前<信越五岳トレランレース完走記のあとがき2

●信越五岳トレラン100マイル完走記

●信越五岳トレランレース結果速報

●信越五岳トレランレース完走率(2017)

●信越五岳トレランレースGPS記録(累積標高ほか)

●完走記のあとがき1

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