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2017年6月10日 (土)

【映画】僕とカミンスキーの旅

面白い人生と旅の背景に人間の業の深さが隠されているなあと思いました。

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「グッバイ、レーニン!」の監督&主演コンビが再び組んだロードムービー。無名の美術評論家ゼバスティアンは一儲けしようと、かつて脚光を浴びた盲目の画家カミンスキーに着目。新事実を暴こうと旅に連れ出し珍道中を繰り広げるうちに、不思議な友情を育む。12年ぶりのヴォルフガング・ベッカー監督作品出演となったダニエル・ブリュールが野心家の青年ゼバスティアンを、彼を振り回すカミンスキーを「007」シリーズのイェスパー・クリステンセンが演じる。

【ストーリー】
無名の美術評論家ゼバスティアンは、金と名声を得ようとして、芸術家の伝記を書こうとする。目を付けたのは、画家カミンスキーだった。マティスの最後の弟子でピカソの友人である彼は、ポップアートが隆盛した1960年代ニューヨークで盲目の画家として脚光を浴びるが、今やスイスの山奥でひっそりと暮らしていた。ゼバスティアンはこの伝説的人物の新事実を暴くため、老いたカミンスキーをそそのかして彼がかつて愛した女性のもとへ連れて行こうとするが、思わぬトラブルが立て続けに起きる。

【作品データ】
原題 ICH UNT KAMINSKI
製作年 2015年
製作国 ドイツ=ベルギー
配給 ロングライド
上映時間 123分
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【スタッフ】
監督 ヴォルフガング・ベッカー 
脚本 ヴォルフガング・ベッカー 
原作 ダニエル・ケールマン 
プロデューサー ヴォルフガング・ベッカー 

【キャスト】
ダニエル・ブリュール 
イェスパー・クリステンセン 
ドニ・ラヴァン 
ジェラルディン・チャップリン 
アミラ・カサール 

【感想】
主人公セバスチャンのいい加減な調子の良さが本作の肝であり、こんな胡散臭い奴っているか?と思って観ていたのだが、そういう自分が結構、調子の良い奴その者なのを忘れての感想に思わずクスッとしてきた。(笑)

旅行でなくて、流離うような旅は、私も強く憧れるし、そういう映画は大好き(【映画】LIFE!(ライフ)【映画】しあわせはどこにある【映画】ロング・トレイル!など)でそういう意味で、本映画はそう言うテイストがあって、破天荒な漫才のようなやり取りに、切ない恋物語などもあったりと、楽しく鑑賞できた。

最後の二人の別れには、確かな友情がはぐくまれた見事なエンディングで、かなり感動できて、その余韻に浸ることができた。

一見、それが本映画の主題のように思ったのであるが、私の心に引っかかったのは、それではなくて、別のポイントであった。

老いた伝説の画家の晩年を娘が取り仕切っているのであり、それは大家族主義者の私から見ると、あるべき姿に見えるのであるが、一方で、父である老画家の健康などを案じるがあまり、家に閉じ込めるがごとくの隠遁生活を強いて、本来は自由奔放な芸術家の生き様を虐げているとも見えてくる。

でも、結局、最後は家族の下に帰っていく。

最後に帰るべき家族を持たない独身者はどうすんのかな?

直近、観た映画では、があったが、独身といっても、最愛の妻を失った老人だったので、純粋な独身者ではなかったなあ。

なんか、それをうまく描いた映画があったような気がしたが、今は思い出せない。

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