川の道フットレース完走結果速報
ゴールデンウィークの中盤は、全国的に晴天に恵まれ、絶好の行楽シーズンであったかと思われます。
私が参加した川の道フットレースですが、30日に東京をスタートしたフル、つまり520kmの部の方は、1日の昼頃、暴風雨に見舞われ、トップランナーでは最も標高の高いぶどう峠あたりであったらしく、大変だったようですが、それを除けば、全般的に天気は良かったようです。
私が3日から参加した川の道フットレースの後半ハーフの部は、最初から最後まで快晴に恵まれ、天気は最高でした。
川の道フルの全体のレースのご報告ですが、ここ2年連続して2位となっていたS藤選手が、序盤はスローペースで中盤から優勝争いをするといういつもの展開でなく、今回は序盤からトップ独走されていて、公式サイトの結果速報を眺めていた私をはじめとする多くの川の道フットレースファンの身からすると、「これは凄いことが起きるのでは?」とますます公式サイトと本人から投稿されるFBに目が釘付けとなってしまいました。
(私なんかは、後半ハーフに出るのだから、いい加減、結果速報眺めているより、自分の準備した方が良いと思うのであるが、最も凄いのは、トップを走っているS藤選手自らが、結構な頻度でレースの状況をFB投稿されることである。私なんかは、走っているときにそんな余裕はまったく無い。)
最終的に、S藤選手は、300キロ過ぎあたりから、走れなくなったようで、優勝争いから脱落し、昨年の覇者であり、今回も前回同様、ずっと2位追走していたM選手が、最終的には独走での優勝をされました。
記録は84時間7分と、昨年とほぼ同等、正確には少し遅いタイムだったようです。
これだけ暑い中、昨年同様のタイムを出されるとは、さすがチャンピオンさんです。
2連覇での優勝おめでとうございます。
さて、私の結果の方ですが、最高の天気の下、栄誉ある永久ゼッケンをいただいて、初めての出場となった私は、楽しく大爆走する意気込みを語りながら、思ったほどの大爆走はできないながらも、何とか完走することができました。
今回の暑さは、まだ2回しか経験していない私が語るのもおこがましいですが、半端なかったと思います。
スタート直後は、2番手集団から一度は飛び出したものの、暑さで足が前に出なくなって、ずるずると後退する結果で、中間地点の旧三箇小学校に到着。
最低限の2時間休憩で出発するつもりでしたが、2時間45分程度の滞在となり、すでに陽が上って暑い中でのレースになって、ぐんぐん下って、ますます暑さが増す中、昼過ぎからは、恐らくは熱中症気味に陥って、まったくごけない展開になって、日陰で2時間横になって、暑さをやり過ごす展開となりました。
少し涼しくなった、夕方からコース復帰するも、まだ暑さが残る夕方は走れず、日が落ちて涼しくなってから、やっと走れる展開となって、昨年やり残した新潟大爆走は、小爆走程度ながら、実現することができて、夜明け直前の曙光が幻想的な川の道岬で日本海を眺めることができてのゴールとなりました。
●夜明け前の川の道岬
このタイミングでこの美しい日本海を眺めることができたのは、私だけでした。(前日に早いタイムのフルのランナーさんが誰かいたかも)
●ゴール後の記念撮影
特別にマイカメラで撮影していただきました。
熱中症気味の後遺症は大きくて、眠いのに眠れないはどの疲労感(うまく説明できないのですが、気持ち悪くて眠れないのです。)で、こうして、ブログ記事をアップしている次第ですが、何が言いたいかといえば、今年の川の道は、とにかく暑かった。
最終日の5日の新潟平野はさらに暑くなっていて、、制限時間に追われる多くのランナーは、この灼熱地獄の中、休むこともままならずに、苦闘の歩みを進めていることと思いますが、とにかく自分ができる範囲で諦めずに、前に進んで、栄光のゴールテープを切っていただきたいところです。
川の道ランナーの皆さん、そして大会スタッフの皆さん、最後までがんばってください!
ありがとうございました。m(__)m
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はじめまして。いつも楽しくブログを読ませていただいております。ハーフとはいえ、川の道フットレースに2年連続出場して完走するのはすごいなぁと思います。また難易度の高いレースに果敢に挑戦する姿にはあこがれます。
実は、今年UTMBに出場できることになりまして、このブログで研究させていただいております。本当に参考になる内容ばかりなので、その事を言いたくて書きました。
次はトレニックワールド彩の国ですかね。私も100kmの部に出場します。また今年も高温多湿になりそうですね。
投稿: 降矢信彦 | 2017年5月 7日 (日) 20時31分
はじめまして降矢さま、コメントありがとうございます。
また、ブログを読んでいただき、多少なりともお役にたっているとのこと、素直に嬉しい限りです。
ところで降矢さまは、年末の香港トレランで日本人最上位の降矢さまでしょうか?
むしろ、私の方が教えていただきたいです。(笑)
いずれにしても、今月のトレニックワールド彩の国では、お互いに完走を目指しましょう。
そして、夏にはモンブラン出場とのこと、上位入賞を期待し、日本から応援させていただきますとともに、健闘をお祈り申し上げます。
投稿: かずさん | 2017年5月 8日 (月) 07時49分