トレニックワールド彩の国100km完走記(ノース編)
第2回トレニックワールド 100mile & 100km in 彩の国の100kmの部の完走記録
これは昨年、師匠とともに玉砕したトレニックワールド彩の国のリベンジを期して、再度の挑戦の記録である。(→本レースのGPSデータなどの記録集はこちら)
まずは前半のノースコース編
●ニューサンピア埼玉おごせ(08:36)
指定駐車場が1km離れた越生梅林で、しかも道に迷って、徒歩30分近くかかって、スタートわずか24分前に到着。
すでに駐車場で着替えや準備(受付していないのでゼッケンなどはもらっていないが)をすべて行っていたのであるが、ハイドレーションシステムが1月の香港トレランで使用してから、掃除したと思っていたのですが、実際には掃除をしていなくて、カビだらけで使えないという自業自得の事件(しかも2回目)に加え、スタート前から道迷いで消耗するという事態に、楽天家の私もさすがにちょっと涙目になってのスタート地点到着となりました。(笑)
●体育館
受付でゼッケンをもらって、体育館の隅っこでゼッケンを付けて、ドロップバッグを置きました。
今回は駐車場から遠かったので予備シューズを持ってこないで、車に置いてきました。最悪、コースに近接している駐車場に寄り道すれば、交換できると踏んでの選択です。だって、駐車場からここまで遠いんだもん(笑)
●開会式(08:53)
なんとか開会式に間に合った。師匠はどこだろうか?
その後、スタートラインに並ぼうとゲートの後ろに回る途中で、師匠が見つけてくれて、合流できた。スタート5分前に(笑)
結果的にいつものように師匠の横に並んでスタートした。真ん中より少し前くらいの位置だった。
●スタート(09:00)
師匠は暑さ対策でネックカバー付きのキャップを購入していたのだが、スピード差から師匠に先行を許して、5,6m後ろから後姿を眺める格好で進むことになったのだが、ふと師匠のキャップを見ると、タグが付いたままだったので、少しスピードを上げて追い付いて、師匠にお知らせした。
スタートした時点でこの暑さ、自分的には先が思いやられる展開だが、期待もできる展開だ。「肉を切らせて骨を断つ」みたいな(笑)
●越生梅林近く(09:16)
なんか見たことがある地点だと思ったら、駐車場から反対方向に進んだ地点だった。(笑)
しかし、わずか16分で、こんなにばらけるとは、抑えすぎかなあ。
●トレイル(09:47)
コースマーキングは、左のような矢印か、右のような黄色テープでした。
●大クス(09:54)
この辺りは、巨木が多くて、しかも都会に近いので、巨木めぐりの人にはたまらないエリアだと思う。
●コースアウト!(10:02)
調子よく下りのトレイルを走っていたのですが、前方ランナーとは差が開き、分岐に気が付かずに、トレイルから林道に突き当たってしまいました。
キョロキョロしている私に続いて、そのあと4人のランナーが続いてきました。
そのうちのひとりは医師ランナーさんで、上りのはずだと数百メートル進むも、マークが無いのはおかしいとみんなで戻りました。
●コースアウト部分
矢印部分がコースアウトして、戻った軌跡です。
右下の縮尺と比較すると往復1kmくらいに見えますが、GPSの当該区間の距離計測では600m長くなっていたので、600mのオーバーランといったところか。いずれにせよ序盤でのコースアウトは、選手密度も高く、50から100番くらいは順位落としたかもしれませんが、私の場合、その後も順位落としているので、ほぼ影響なしってところでしょうか(笑)
●見過ごした分岐(10:04)
そうしたら、鋭角に曲がる分岐があり、そこに少し見えにくい感じで、矢印マークがありました。でも写真でみると見過ごすほどの感じでもないですね。
2分でコースに戻れて5人で安堵しました。先頭切って、コースアウトして申し訳ありませんでした。m(__)m
●(10:04)
ランナーが前にいるって、嬉しかったです(笑)
●斜面(10:37)
木陰の斜面トレイルは走りやすかったです。
●渡渉ポイント(10:50)
川に落ちてずぶ濡れになった方が涼しいかもって思いつつ、痛そうなので慎重に渡りましたよ(笑)
●60歳台ランナー(10:53)
ゼッケンが6で始まるのは60歳台ランナーです。私より一回り上のランナー2名に抜かれました。このあと何度も抜きつ抜かれつしました。憧れる60歳台のランナーさんたちでした。
●景色が開けた
K384ランナーさんです。無事完走されたようです。おめでとうございます。
●集落通過(11:06)
K366ランナーさんも無事完走されています。おめでとうございます。
●区間最後の激坂(11:15)
くぬぎむら体験交流館手前の激坂です。赤いK409ランナー、その前の緑パンツK374ランナーさんともども、抜いて、エイドに先着してました。私、写真撮りながらも、ちゃんと走っていたのですね。(笑)
●給水&水被り地点
まずは給水して、エイドで食べて飲んで出発前に水被って、出発しました。
水被ると冷たくて生き返りましたね。
●第1エイド くぬぎむら体験交流館(11:17)12.8km地点
ミニあんパンとジュースをいただきました。滞在時間は3分くらいではないでしょうか。
●気温25度(11:24)
暑く感じていても、まだ気温25度とは、あとどれくらい暑くなるのだろうか。
不安半分、期待半分(笑)
●バス停(11:25)
アニメや漫画に出てくるようなバス停。しかも時刻が書いてないんですが、やっぱり偽物?
●大スギ
大きすぎて、まったく画角に収まらず、すいません。m(__)m
●走りやすいトレイル(11:57)
前は女性ランナーK067さん。
本大会の全体の完走率は56.9%なれど、女性だけでみると、出走45人中、完走は33人で、完走率は73.3%
女性は耐久力があると言われているが、結果が証明してますね。
精神的にも肉体的にもきつかった今大会ですが、耐久力勝負では女性の方が強かったということですね。素晴らしいです。
●宿交差点(12:04)
ときがわ町の宿という集落の交差点。ここから慈光寺エイドまで標高差約200m強の登りです。暑い暑い。('◇')ゞ
●舗装路からトレイル(12:13)
あまりの暑さにボーッとしてしまいます。なので青いランナーさんは、左折しないでまっすぐ進んでいましたね。左のランナーさんが声掛けして、事なきを得ました。
●慈光寺への石段(12:29)
ものすごい傾斜の石段でした。
前の299ランナーさんは、この後、250人抜きで完走されていたようです。
素晴らしいです。
●第2エイド慈光寺(18.9km)12:34
ここではお稲荷さんを3個くらい食べて、ジュース飲んで、給水して、水浴びて、出発しました。
●杉木立の上りトレイル(12:48)
金獄(標高539m)に向けての上りトレイルです。
●杉木立の下りトレイル(13:18)
下りトレイル、走りながらの激写です。(笑)
●舗装路(13:27)
60歳台ランナーさんとプチデッドヒートしてました。
あと10年後、とてもここまで走れる気がしないと思うと、一レース、一レースが大事ですね。
ここからしばらく平坦な集落を走った後、本コース最大標高差約600mの登りが始まりました。
●笠山神社登山口(14:00)
ここから登りの傾斜もきつくなって残り標高差約400mの一気の登りです。気合だ!
●木陰の登山道(14:04)
涼しい木陰の登山道が続きます。でも、ゆっくり登ります。
●笠山神社直下の厳しい石段(14:41)
一応、笠山神社の参道のようですが、とにかく急ですいた。
●笠山神社(標高837m)14:43
山頂到達、小さな祠ですが趣有りますね。
●笠山山頂標高837m(14:45)
懐かしい景色でした。
何度も通った外秩父七峰縦走ハイキング大会のルートですね。
ここから堂平キャンプ場、さらには白石峠までは完全に同じルートでした。懐かしい!
●ルートマークが2つ
右の樹の黄色のマークは本大会用、真ん中の木標は外秩父七峰縦走ハイキング大会の案内マークです。
●笠山峠(標高695m)14:54
一気に下りて、また登りです。(苦笑)
●堂平山の草原(15:12)
この印象的な風景はまさに記憶を呼び起こしてくれますね。
前はK055ランナーさん、完走されてますね。素晴らしい。
●堂平山の庭園
これまた印象的な風景でしょ。この先、木陰が無くなって暑いのですがね。
●第3エイド堂平山キャンプ場(28.7km地点)15:16
左の電子計測機にタッチして、ここでもバクバク食べました。そうそうパスタいただきましたね。
●堂平天文台(15:24)
標高875m。夜空が綺麗なんでしょうね。
●稜線上のトレイル
こまかく上ったり下りたりの稜線上のトレイルが続きます。
結構、これが精神的に堪えるんですよね。
●白石峠
ここで若者二人と道を譲り合いました。
こちらは50代と年齢を理由に譲りましたが、本当は登りが苦手なので譲ったのです。(笑)
●木段その2(15:42)
延々と続く直線状の木段です。
譲った若者ランナー二人、左K160ランナー、右K368ランナー、仲良く同時にゴールでともに完走されてます。おめでとう!
このあと、数時間、彼らと抜きつ抜かれつを繰り返します。
理由は、彼らは登りが早い、私は下りが早い。トータルでは同じくらいのペースだからです。
●倒木(15:47)
障害物レースのように綺麗に並べてるかのように倒木が続いていました。
●坂の上の空(15:55)
頂点を予感させるところと「坂の上の雲」を連想させる感じが大好きな風景の構図ですね。(笑)
●死んでいませんよ!(16:08)
木陰のアスファルト、冷たくて気持ちいいんですよね。
これ以降、そこかしこに、死体と間違えるような寝方をしているランナーさんたちがいっぱいおりました。(笑)
●大野峠からの眺め(16:40)
本コース最高標高約890mからの関東平野の眺め
●→が双方向
ここ戻るの?まじかよ?と思いましたが、こちらに向かっている矢印はどうやらスポーツエイドジャパン主催の第5回飯能アルプス-奥武蔵トレランのマークでした。そういえば、そんな注意書きあったなあ。
●カバ岳(16:35)
アップダウンが続きます。
この辺りは、FTR100の後半部分のコースと丸被り(進行方向は逆ですが)ですね。
●岩場(16:46)
FTR100ではこの辺りは夜でしたが、記憶のある岩場です。夜はかなり怖かったイメージでしたが、案外切れ落ちて無くて、標高差もなくて、夜間想像していたより、危険度が低い岩場でした。
●刈場坂峠のトイレ(17:01)
FTR100でも毎度使う、御用達のトイレです。(笑)
●関東ふれあいの道
舗装路は脚上げなくても走れるので、疲れてくると助かります。(笑)
涼しくなってきたし、ゆっくりながら走って前を追います。
●マイシャドウ(17:20)
これもよく撮る構図です。(笑)
前のK436ランナーさん、同郷だったようですが、残念ながら途中リタイアされたようです。
●シングルトラック
こういうところは走りやすいんですよね。私はスピードはないので、前とは離されてしまいますが(笑)
●第4エイド飯盛峠(39.1km)17:44
いやあ、稜線上のアップダウン、暑くて長かったですが、なんとかエイドにたどり着きました。
肩も凝ってきたし、リュック降ろして、座って休みながらパンをパクつきました。
●下りの林道(17:49)
ここから一気に700mの下りです。
しかも林道、ゆっくりですが、得意の下り、走って下ります。
●土砂崩れ(18:09)
時々斜面崩壊しているところがありました。
●下りトレイル
走りやすい緩やかな下りのトレイルに入りました。
●日没間近(18:40)
かなり足元が見づらくなってきました。
さて、前はK116ランナーさんです。残念ながらリタイアされたようです。
●里(18:44)
一瞬、里の舗装路に出ました。まだ、山の外はそれなりに明るいですが、もう一度山に入るので、そこでライト装着しました。
●城山(標高285m)付近(19:13)
すっかり日が暮れました。ライト必須の状態です。
このあと、激下りあり。
最強ヘッドライトコンビで地面を十分な明るさで照らして、スポルティバのワイルドキャットのグリップ力で駆け下ることができました。
越生の町に降りて、何人も歩いているランナーを抜かして、ニューサンピアの500m手前ぐらいの歩いているランナーを抜かそうとした瞬間、師匠であることに気が付いた。
「師匠、もう少しですよ、走りましょう!」と呼び掛けて、中間点までの並走となった。
●ニューサンピア埼玉おごせ
何とかたどり着きました。前方のライトは師匠です。
●第5エイドニューサンピア埼玉おごせ(51km地点)19:46
目標より1時間早く中間点に到着しました。
ノースコース11時間ならサウスコース13時間で行けるのではないか?なんて甘い皮算用しながら、師匠と食っちゃべりながら休憩してました。(笑)
参考:GPSデータ編
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