東北・北海道 車中泊の旅
かつての上司で今は引退され、自由気ままに旅をされている大先輩から旅のレポートが届きました。
とても素敵な写真が散りばめられていたので、ご紹介します。
①宮城(石巻、南三陸、女川など)、山形、秋田へ 途中の無人駅で朝一番の列車をパチリ ↓
②象潟漁港から見る鳥海山‥日本海の風は冷たい。この後白神山地滞在を目論むも雪多く林道閉鎖で断念↓
③4月29日、悪天候の中フェリーで大間から函館へ、早朝の松前、気温5度‥久々の太陽光に歓喜 ↓
とりあえず桜前線を追い、2016/4/20の早朝に軽自動車で自宅を出発、途中「道の駅」での車中泊をしながら、車が飛ばされそうな烈風渦巻く下北半島大間港からフェリーで氷雨降る函館に渡った。
出発早々に気づいたのは、キャンプ用の寝袋では冷え込み(明け方5℃)に耐えられないこと(10℃以上ならOKだった‥いずれ冬山登山用の寝袋購入を決意)で、結局5月いっぱいまでは明け方3時には足先の冷たさに耐えられずエンジン始動⇒移動⇒夜8時に就寝という生活。
④静寂の大沼を見守る駒ヶ岳‥名峰!撮り鉄さん達には有名な撮影ポイントにて
⑥残雪の狩勝峠越え‥急勾配の大S字カーブにディーゼルが吠える。この辺りの林道を3日ほどをウロウロ。
スーパーのレジのお姉さんや食堂のおばちゃんと言葉を交わす‥銭湯で地元の人と会釈を交わす‥こともたまにあるが一日無言の日の方が多い。カメラリュックと三脚を担ぎ熊除けの鐘を鳴らしながら歩く。
⑦崖上で鐘を鳴らしながら滅多に来ない列車を待つ‥気に入った場所は何度も通い陽射しや時刻表と睨めっこ。
⑧サロベツ原野近くの漁村で‥人影はなくキタキツネが「俺の村だ!よそ者は出ていけ」と威嚇!
⑨獲物を探し旋回するアオサギ‥俺なんか眼中にない‥みんな生きることに必死その姿は恰好良い
明日の行先は天気次第!気に入った場所(を見つけるのが旅の目的かも。)は飽きるまでいる。林野庁の事務所で林道ゲートの鍵を借りカラマツ林で寝転んだり、数日前の場所に立ち戻ったりする。愛車を停めて崖を登り草原を歩く。近くに町が無くてもしばらく走れば道内では無敵のコンビニSeicoMartがだいたいある。儲け度外視?地域の安全のためか‥ポツンと照明を灯している風情。
⑬原生花園で見つけたクロユリ‥意外と小さい‥が凛として美しい
【追記】
メールで届いたもので、その中の、旅の写真とコメントに対して、以下のように返信しました。
素敵な写真、ありがとうございます。
私の憧れる旅ですね。
気に入った場所に戻れるような自由な旅は、なかなかできません。
私も宝くじ当たったら、辞めて実現したいですね。(笑)
(返信メールからの抜粋)
いい風景を見るため、その絶景を写真で撮れるまで、場所を探し、見つけたポイントから離れないというような、ぜいたくな旅、してみたいですね。
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