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2017年1月

2017年1月29日 (日)

第37回館山若潮マラソン大会結果報告

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今年初のフルマラソン大会であり、ここ数年参加して完走するのが恒例となっている地元千葉県の館山若潮マラソン大会は今日の開催であり、朝5時半に起きて、朝食をとって、出発しようとしましたが、結局欠場しました。

なので、みなさまには過去の出場記録をリンクします。
館山若潮マラソン初完走と10戦連続自己ベスト更新2010年
館山若潮マラソン完走記(コース写真あり)2015年
館山若潮マラソン完走&自己ベスト更新報告2016年
※お薦めはデジカメを携帯してコース写真を撮りまくった2015年大会のブログ記事です。(笑)

今回の欠場の直接的な理由は、頭痛で体調が万全でないというか、風邪の予兆のような感じだったので、リスクを回避したのですが、これがどうしても出場したいウルトラマラソンやトレラン大会であったなら、絶対に回避することはなかっただろうなというのが、自分自身で想像できるところです。

つまりは、香港100ウルトラトレイルレースでの完走とその後の激務の疲労が抜けず、練習も全く行っていなくて、自己ベスト更新はもちろんのこと、満足な走りすらも絶望的な状況で、すでに何度も走っているマラソン大会に参加するという強い気持ち、モチベーションが結局、湧いてこなかったというところです。

そんな気もして、このひとつ前の記事今年のレース計画と目標宣言にわざわざ、本大会での完走を最初の目標としたのですが、寝起きの頭痛に戦意を喪失したところです。

昨夜、風邪予防に効くらしいと聞いた「R1ヨーグルト」を、コンビニにわざわざ2本買って、昨夜と今朝寝起きに飲んだのに、欠場とは我ながら、少し情けなく、反省の意味を込めて、これを書いている次第です。

せっかく、マラソン大会欠場によって、大会と移動に拘束される時間から解放されたので、有意義に使わないと。

というわけで、来週末からの8日間で4回も講師をさせられる分不相応な講演会資料(しかも全部テーマが違う)の作成に勤しみます。

追記:
 今年の参加賞が気になりますね。毎回参加賞を変えてくる大会なので(笑)

2017年1月26日 (木)

2017年のレース計画と目標宣言

今年に入っても、仕事が忙しくてブログの更新が滞っているのは、良くご覧になっていただく方にはある意味ご承知のとおりというか、ご期待に沿えず申し訳ありませんという状態なのであるが、そんなぼやきを会社ですると、「香港まで走りに行ってるじゃないですか?」と突っ込まれるので、それもできず、ストレスはたまるばかりだ(笑)

と、ひととおりぼやいたのであるが、今日は終電よりかなり前に帰り着くことができたので、ブログ更新しようと思い立って、本来ならば、まったく進んでいない「HK100(ビブラム香港100ウルトラトレイルレース)完走記」を書くべきだとは思いつつ、まだ一年の計を宣言していなかったということで、仕事などは目標を書かされているので、ここは純粋にランニング関係ののみの計画と目標を時系列で書くことにする。(ぼやぼやしているうちに、また一つ年を重ねてしまったので焦ってもいるのだ。(笑))

2017年ランニングのレース計画と目標

 1月 館山若潮マラソン(42.195km) 完走4回目 3.5時間以内
 3月 小江戸大江戸マラニック200k(230km) 初出走・初完走 30時間以内
    佐倉朝日健康マラソン(42.195km) 完走4回目 自己ベスト更新(3時間18分)
 4月 チャレンジ富士4湖(100km) 初出走・初完走 サブ10(10時間以内)
 5月 川の道フットレースハーフ(254km) 初出走・初完走 38時間以内
    トレニックワールド(110km) リベンジ完走 28時間以内
 7月 おんたけウルトラ100(100km) 完走5回目 自己ベスト更新(14時間以内)
    富士登山競走 山頂の部(21km 標高差3000m) 初八合目突破
 9月 UTMB ネット観戦・応援(師匠)
    上州武尊山スカイビューウルトラ(130km) リベンジ完走2回目 32時間以内
    信越五岳トレラン(110km) 初出走・初完走
     スパルタスロン(246km) ネット観戦・応援(K内さん、バカロードさん)
10月 ハセツネ(71.5km) 完走3回目 16時間以内
    瀬戸内行脚(222km) 完走2回目 30時間以内
11月 FTR100(105km) 完走3回目 25時間以内
12月 神宮外苑24時間チャレンジ 200km突破

 前半はロードやウルトラ中心、後半はトレラン中心と綺麗に分かれている。

 リベンジ完走が人生最大の目標となっているモンブラン一周レース(UTMB)の参加が2018年に確定したので、そのリベンジ完走に向けて、しっかりトレーニングして、前哨戦のつもりで2017年のレースを故障することなく、しっかり走っていきたい。(何より7月以降のレースは、まだエントリー確定していないので、そのクリック合戦がまずは最初のいわゆるゼロ関門突破が待っているのだが)

 さて、こうして宣言した以上、仕事が忙しいなどと言い訳して、昨年のような無様なレース結果をお知らせすることがないよう、頑張ります!

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 とりあえずは、前半のメインレース、川の道ハーフで、昨年完走して、与えていただける永久ゼッケンで、昨年は満足に走れなかった後半部分を疾走したいと思っています。

2017年1月22日 (日)

HK100完走記1

ビブラム香港100ウルトラトレイルレースの完走記録その1です。

このHK100は、ウルトラトレイルワールドシリーズ第1戦であり、距離100km、累積標高4100m、ITRAポイントは5ポイントのトレイルランニング大会です。
日本では真冬のこの時期に5ポイントレースは開催されないので、登録人数2033人のうち、119人が日本人でした。

私は、後輩W君を誘って、初めてのビブラム香港100Kへの参戦です。

●コース記録図
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香港の中心街は中央やや左下の九龍(KOWLOON)です。

●コース高低記録図
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後半部分に山が集中しています。
夜間部分でもあり、疲労感を強く感じさせるコースでした。

●スタートゲート前
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今回、一緒に参加した後輩W君と
W君は初の100kmトレランであり、初の海外レースでした。
楽しく会話しながら待ちました。

●スタート
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スタートで並ぶ位置は、自己申告でした。(招待、16時間、20時間、24時間、それ以上だったかな?)
また一斉スタートだと思っていましたが、実は5分毎のウエーブスタートというのを直前で知りました。
今回は距離、制限時間とも緩かったし、同行者もいて、レース全般の情報について、完全に事前予習不足でした。(笑)

●まずはロード
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距離にして1kmくらい走ります。
明らかに自己申告過大なランナー(とても遅い)がいっぱいいました。(笑)

●トレイル入口
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●シングルトラック渋滞
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●イーストダム
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香港の東にある巨大なダムです。そして日本にはないダムでした。
日本のダムは、谷川の下流を一か所せき止めてダムにしますが、香港では大きな谷は無いようで、盆地のような場所の切れ目を何か所もせき止めて、ダムにしてました。
つまり、上の写真のような堰堤が山の切れ目に何か所もあり、その上を何か所も走りました。
ダムマニアではありませんが、私、いつもこんな余計なこと考えて走っております。だから早く走れないんです。(笑)

●ダム湖畔到着
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●堰堤
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左がわがダム湖
走りやすい堰堤でしたが、牛糞はそこかしこにありました。(笑)
こんなところにも牛がいるんですね。

●堰堤右側
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堰堤直下は湖で、貸ボートなどある公園でした。
その先の青いところは海だと思います。

●救急車とパトカー
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狭い湖畔道だったので、路肩によけました。

●次の堰堤
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路上の黒い点は牛糞です。
まさに地雷です。今は明るいから見分けが付きますが(笑)

●またも堰堤の右側は海
Dsc09709
説明版に何か書いてありますが、立ち止って見てはいませんので、分かりません。

●給水所(11km地点)
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イーストダム給水所が見えてきました。

●給水所
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給水だけでなくて、食べ物もいっぱいありました。

●本格的な急登?
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と思っていたら、ちょっとの登りでした(笑)

●ビーチだ
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きれいなビーチが見えてきました。

●ビーチに向かう下り
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トレイルはコンクリートで固められていました。この下りもすでに階段でした。

●最初のビーチ
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Dsc09754
曇りでこれだけ美しい景色、晴れていたら、きっと熱中症です。(笑)

この後、西湾山に向けて、一気に300m超、登りました。

●Maclehose Trail
Dsc09760
来理浩径?
この部分のトレイルは、自然道でしたが、石段は多かったです。
明らかに抜かせないシングルトラックでしたが、韓国ランナーらが、ガンガン抜いてくるので、ついこちらも力が入って、抜かしながら登っていったら、後輩W君を置いていく形になりました。(笑)

●石段地獄のはじまり
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日本と違って、なぜか山の樹林が低いんですよね。
ずっと考えていましたが、よくわかりません。




























2017年1月21日 (土)

トランプ新大統領の就任演説(全文和訳)

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【ドナルド・トランプ新米大統領の就任演説(約16分)の全文和訳】
※最後に私の感想あり

ロバーツ最高裁長官、カーター大統領、クリントン大統領、ブッシュ大統領、オバマ大統領、同胞のアメリカ国民の皆さん、世界の人々、ありがとうございます。

私たちアメリカ市民は今、この国を再建し、国民全員への約束を復活させるため、大いなる国家的事業に取り組むべく団結しています。

私たちは一緒になって、今後何年も続くアメリカと世界の進路を、定めていきます。

課題に直面するでしょう。困難に直面するでしょう。しかし、私たちはやり遂げます。

4年ごとに私たちはこの階段に集まり、秩序ある平和的な権限の移行を行います。この政権移行の間、寛大に支援してくれたオバマ大統領とファーストレディのミシェル・オバマ夫人に感謝しています。二人は素晴らしかった。

けれども今日の式典には特別な意味があります。なぜなら私たちは今日、単にひとつの政権から次の政権に、あるいはひとつの政党から別の政党に、権力を移しているだけではないからです。私たちは権力をワシントンから、国民の皆さんにお返しするのです。

今まであまりに長いこと、この国の首都の少数の人たちが政府の恩恵にあずかり、国民がその負担を担ってきました。

ワシントンは栄えたが、国民はその富を共有しなかった。

政治家たちは豊かになったが、仕事はなくなり、工場は閉鎖した。

国の主流派は自分たちを守ったが、この国の市民は守らなかった。

彼らの勝利はあなたたちの勝利ではなかった。彼らの成功はあなたたちの成功ではなかった。彼らはこの国の首都で祝っていたものの、国中各地で苦しむ家族たちにとって祝うに値することはほとんどありませんでした。

それは一切変わります。まさに今、ここで。なぜならこの瞬間は皆さんの瞬間だからです。これはあなたたちのものです。

今日ここに集まった全員のもの、アメリカ全土で見守っているすべての人のものです。

今日はあなたの日です。これはあなたのお祝いです。

そしてこの、アメリカ合衆国は、あなたの国なのです。

本当に大事なのは、どちらの党が私たちの政府を仕切っているかではなく、私たちの政府を国民が仕切っているかどうかです。

2017年1月20日は、国民が再びこの国の指導者となった日として記憶されるでしょう。

この国の忘れられた人々は、もうこれ以上、忘れられることはありません。

誰もが皆さんに耳を傾けています。

何千万人もの皆さんは、世界が今まで見たこともない歴史的な運動の一部になるため、参加しました。

この運動の中心には、不可欠な確信があります。国は市民に奉仕するために存在するのだという確信です。

アメリカ人は子供たちのために最高の学校が欲しい。家族のために安全な地域が欲しい。そして自分たちのために良い仕事が欲しい。

正義の人々、そして正義の社会にとって、これは正当で道理のある要求です。

しかしこの国の市民のあまりに多くが、これとは別の現実の中にいます。都市の中心部では母親と子供たちが、貧困に囚われている。この国のあちこちで、さびついた工場が墓石のように散らばっている。資金を大量につぎこまれた教育制度は、若く美しい生徒たちに何の知識も与えないままだ。そして犯罪とギャングと麻薬が、あまりにも多くの命を奪い、あまりにも多くの可能性を実現しないままこの国から奪い去った。

このアメリカ内部の殺戮は、まさにここで、たった今、終わります。

私たちはひとつの国です。苦しむ人々の痛みは、私たちの痛みです。彼らの夢は、私たちの夢です。その成功は、私たちの成功となるでしょう。私たちはひとつの心、ひとつの家、そしてひとつの栄光ある運命を共有しているのです。

私が今日行う就任の宣誓は、すべてのアメリカ人に対する忠誠の誓いです。

何十年も前から私たちは、アメリカの産業を犠牲にして外国の産業を豊かにしてきました。

この国の軍隊が悲しくも消耗していくのを許しながら、外国の軍隊を援助してきました。

自分たちの国境防衛を拒否しつつも、外国の国境を守ってきました。

そしてアメリカのインフラが荒廃し衰退する一方で、海外では何兆も何兆もの金を使ってきました。

我々は、この国の富と力と自信が地平線の向こうで衰退していく間に、よその国々を金持ちにしてきたのです。

工場はひとつひとつ、次々と閉鎖し、この国を出て行きました。取り残された何百万人ものアメリカの労働者のことなど、何ひとつ考えないまま。

この国の中産階級の富は無理やり奪い取られ、世界中に再配分されていきました。

しかしそれは過去のことです。そして今の私たちは、ただひたすら未来だけを見つめています。

今日ここに集まった私たちは、すべての都市、すべての外国の首都、そしてすべての権力の回廊に聞かせるため、新しい布告を発します。

今日から今後は、新しいビジョンがこの国を統治します。

今日から今後は、ただひたすら「アメリカ第一、アメリカ第一」です。

貿易、税金、移民、外交に関するすべての決断は、アメリカの有権者とアメリカの家族の利益となるよう行われます。

私たちは、私たちの製品を作り、私たちの企業から盗み、私たちの職を破壊する外国の侵害から、この国の国境を守らなくてはならない。保護によって、繁栄と力は拡大します。

私は自分の命すべてをかけて皆さんのために闘います。そして決して、絶対に、がっかりさせません。

アメリカはまた勝ち始めます。かつてないほど勝ち始めます。

この国の仕事を回復させます。国境を回復します。富を回復させます。そして私たちの夢を復活させます。

私たちはこの素晴らしい国の全土で、新しい道路、高速道路、橋、空港、トンネル、鉄道を造ります。

国民がもう生活保護を必要としないように、仕事に戻れるようにします。この国をアメリカ人の手とアメリカ人の労働で再建します。

私たちは2つの素朴なルールに従います。アメリカのものを買い、アメリカ人を雇うのです。

私たちは世界の国々との間に友情、そして友好を求めます。しかしその前提には、すべての国は自国の利益を優先する権利があるという認識があります。

私たちは自分たちの生き方をほかの誰にも押し付けようとはしませんが、むしろお手本として輝くように、私たちは輝きますから、ほかの人たちが見習うべきお手本として輝くようにします。

私たちは古い同盟関係を強化し、新しい同盟を結びます。そして、文明世界を一致団結させて、イスラム過激主義のテロと戦います。イスラム過激主義のテロは、この地上から完全に消し去ります。

私たちの政治の基盤は、アメリカ合衆国に対する完全な忠誠であり、私たちの国への忠誠心を通じ、私たちは互いへの忠誠心を再発見するでしょう。

自分の心を愛国心に向けて開けば、偏見が入り込む余地はありません。

聖書はこう教えています。「神の人々がひとつになって暮らすのは、なんて善い、心地良いことでしょう」と。

私たちは思ったことを自由に発言し、意見が違えば議論しなくてはなりませんが、常に連帯を目指すべきです。

アメリカが団結すれば、アメリカを止めることなど不可能です。

恐れるべきではありません。私たちは守られているし、常に守られていくでしょう。

私たちは軍隊と法の執行機関の偉大な人々に守られているし、何よりも神が私たちを守ってくれるでしょう。

最後に、私たちは大きく考え、さらに大きく夢見なくてはなりません。

アメリカの私たちは、国とは努力し続けなければ生き続けられないものだと理解しています。

私たちは、口先だけで行動しない政治家をもうこれ以上受け入れません。文句を言うだけで何もしない政治家など。

空虚なお話の時間はもう終わりです。

行動の時がやってきました。

そんなことは無理だと誰かに言われても、決して信じてはいけません。アメリカの心とファイトとスピリットに勝る挑戦などありません。

私たちは失敗しません。私たちの国は再び、栄えて繁栄します。

私たちは新しい千年紀の誕生と共にあります。宇宙の神秘の扉を開き、病の苦しみから地球を解き放ち、未来のエネルギーや産業や技術を活用しようという、その時に立っています。

国民としての新しい誇りが私たちの魂でうごめき、展望を引き上げ、分断を癒してくれるでしょう。

この国の兵士たちが決して忘れない古い格言を思い出すべき時です。黒だろうが茶色だろうが白だろうが、私たちは全員が、赤い愛国者の血を流すのだと。全員が同じ素晴らしい自由を享受し、全員が同じ偉大なるアメリカ国旗に敬礼するのだと。

そして、大都市デトロイトの郊外で生まれようが、風吹きすさぶネブラスカの平原で生まれようが、同じ夜空を見上げた子供は、同じ夢で心を満たし、同じ偉大なる創造主によって生命を吹き込まれるのです。

だから、すべてのアメリカ人は、この言葉を聞いて下さい。あらゆる都市にいる人、遠い近いや大小に関わらず、山から山へ、海から海へ、聞いて下さい。

あなたは二度と無視されたりしません。

あなたの声、あなたの希望、あなたの夢は、私たちアメリカの運命を決定するでしょう。

そしてあなたの勇気と善と愛が、永遠に私たちを導いてくれます。

一緒に、アメリカをまた強くします。

アメリカをまた豊かにします。

アメリカをまた誇り高くします。

アメリカをまた安全にします。

そして、そうです。一緒に、私たちはアメリカをまた偉大にするのです。

ありがとう。神様の祝福を。そして神様がアメリカを祝福します。ありがとう。神様がアメリカを祝福しますように。

【ひと言】
アメリカ大統領の就任演説なんかは、これまではニュースで要点を聞くだけの人生であったが、さすがに過激発言で知られる今度のトランプ新大統領の就任演説は、気になった。

他の大統領の就任演説を知らないので比較ができないのだが、「アメリカ第一」とか「再びアメリカ」とかのフレーズが多用されている演説に、これまで世界のリーダーを自負していたアメリカらしさは失われているといえるのではないか?

いずれにせよ、この大金持ちの独善的な言葉の汚いおっさんは、これまでの既得権益や世界秩序に大きなひびを入れることは確かであろう。

強いアメリカが自分のことだけ考えて政策を押し進めれば、弱者は悲鳴を上げ、ひどい目に会わされるだろう。日本とて例外でないが、ジャイアンにつき従うスネ夫にはなれるかもしれない。近いがゆえにときどきジャイアンにいじめられはするが(笑)

新しい同盟とは何を指すのか?ロシアとの関係改善か?西側ヨーロッパとの決裂は、長期的にはアメリカに理をもたらすとは思えないが、雇用と富という、目に見えるものを手に入れるために、アメリカは大事なものを失うのではないか?

かつてヒトラーは、世界を恐怖に陥れたのであるが、彼は自らの政策を書物としてあらわしていた。「わが闘争」である。

その当時の多くのドイツ人は「わが闘争」の中身を知らなかったかもしれないが、彼は自身の考えを表明した上で、それを実行したのである。トランプ大統領は何をするのか、書物に表していないが、これまで多くの発言があったし、この就任演説でも、抽象的表現ながら示唆しているもは多い。

きっと、彼は実行するであろう。

スネ夫のように、ジャイアン・トランプと仲良くなって、上納金を払いながら虎の威を借りる身となるのか?

あるいは、のび太のように弱いながらも独立して、生きていくのか?

われわれは、アメリカとは近い国だけに、実は最初にその態度を決めることを強いられるだろう。

すぐには決めかねるのでは、最初のうちはスネ夫になるしかないかな(笑)

2017年1月17日 (火)

HK100完走記録結果とレース展開・感想の備忘録メモ

HK100完走記録結果とレース展開・感想の備忘録メモ
HK100完走記録結果とレース展開・感想の備忘録メモ
ビブラム香港100ウルトラトレイルレースの公式サイトに記録が掲載されていました。
順位は真ん中くらいだと思っていたのですが、真ん中より後ろでしたね。
ハセツネなんかより緩い雰囲気でしたが、さすがはウルトラトレイルワールドシリーズ第1戦ですかねって、練習してないから仕方ないですね(笑)

今回の最大のご報告は、後輩W君の初100kmと海外レースを成功させたことです。(ただし、私は何もしていませんが(笑))

さて、いつものようにブログに詳細な完走報告を書くつもりであるが、当分業務多忙で報告をアップできそうにないので、とりあえず備忘録的に箇条書きで要点を書き連ねておきます。
意味わからないかと思いますが、想像してみてください。

・後輩W君とは別便での現地入り
・フランス人添乗員ロマンくんが現地出迎え
・空港到着後1時間待ち
・大瀬選手もツアー添乗員?
・ホテルチェックイン2時間待ち
・シングルルームにセミダブル事件勃発
・リバービューの部屋は夜景がきれい
・参加賞が充実でびっくり!
・完走賞があるのをはじめて知る
・参加賞の優れモノのボトルを早速使用することに
・夕食はコンビニ
・シャワーも浴びず、明日の準備だけして寝る
・朝、起きると雨
・朝食は日本から持ってきたカップラーメンでしたが完食できず
・バスに乗り損ねそうになった

・5分毎のウエーブスタート知らず
・第2波スタート
・自分と同じザックが多かった
・15kmくらいまで一緒に楽しく進む
・その後、私の追い抜きにW君ついて来られず
・白山ジオトレイルランナー(志賀さん)と会話する
・24時間以内完走から20時間以内完走に目標を切り替える
・酢飯が主食、チョコレートが携帯食に
・ビーチは美しいも砂浜は走りづらい
・峠を越えてビーチというトレイルがNZのアベル・タスマンに似ていることを思い出した
・ひと山越えると脚が前に出なくなってきた
・牛はいるし、牛糞は多かった
・それでも神宮24時間で覚えた前傾走りで何とか歩かずに進む
・エイドでゆっくり休むランナーをしり目に休憩そこそこに進む
・香港はもちろん、中国や韓国のランナーが多く、アジアの大会を実感
・トレイルはコンクリートで固められていて、日本との違いを感じる
・CP4から先に進むと山岳コースになり、石段地獄がはじまる
・地元ランナーの石段下りの速さに驚く(不整地は遅いのに)
・中間地点過ぎて、W君にラインを送る
・CP5以降、石段は酷く多かったものの、走れるトレイルでもあったのだが、練習不足で脚が出来ていなかった私はただ歩くしかなく、相当数のランナーに抜かれる。
・この辺りで20時間切りは難しいと認めざるを得なくなり、テンションは、相当に低くなった
・左足の親指が痛くなり、マメが出来たことを実感するが、無視して進んだ。
・CP6でお楽しみのカップラーメンをいただいた、お湯はぬるく、麺も硬かったものの、うまかった
・香港の裏側からの夜景もきれいで、写真100枚は撮ったと思う
・空が夜景の反射で橙色(オレンジ)に輝いていた
・猿、牛に驚く
・とにかく人家の無いコース
・濃霧にヘッドライトが乱反射
・一瞬コースアウト
・真っ暗にして進むと気合が入った
・半寝蛇行ランナーの速さに驚く
・ミートパスタは食欲がなくなっていたこともあり、まずくて食べられなかった
・カステラっぽいパウンドケーキでしのぐ
・最高峰手前は強風ビュービューで寒かった
・最高地点を踏めず
・なぜこんなところでテント泊?
・最後の下りは遅いながらも走った。
・ゴールの実況でゼッケンと名前と国籍がアナウンスされる中、全力疾走でゴールした。

・トロフィーと完走賞のパーカーをもらう
・パーカーのサイズで迷う
・ロマンに表彰ステージ前で記念撮影してもらう
・シューズを脱いで、ホカが破れていたことに初めて気がつく
・ロマンの車で寝る
・大うんち事件
・土砂降りの雨
・ラッキーなことにロマンの車でホテルに帰る
・ホテルのスパに入る
・左足に血豆あり、スパ後に血抜きする。
・朝食もコンビニ
・とにかく寝る
・5時に起きてパッキング
・6時から打ち上げ
・同じ大会に走ったランナー同志の会話には困らない
・二次会の誘われるも辞退
・夜23時くらいまでパッキング
・シャワー浴びずに就寝

・サイトウノブさんと6時半から空港に向かう
・シャトルバス車内でいろいろ相談する
・上りの力を鍛えることを決意
・空港
・お粥を食べる
・タイガーバームを大人買い
・オクトパスカードをすいている窓口でリファイン(解約払い戻し)
・パンダクッキーを購入
・チェックイン
・家のお土産買う
・出国審査
・空港内設備の充実ぶりに少し後悔
・最後のお土産購入
・W君に機内で直前までメール
・写真整理して機内食食べて、眠る
・wifi返却に手間取る
・乗り合いタクシーに待たされる
・帰国後、城2つゲット
・爆睡して帰宅
・旅行の道中を含め、写真は2000枚(笑)

2017年1月15日 (日)

ビブラム香港100k結果速報

レース前の4週間で一度しか走っていない、完全なる練習不足でしたが、無事完走できました。

記録は21時間12分44秒でした。

初の100kmトレラン&海外レースだった後輩W君との直接対決は双方とも 完走しましたが、予想外に2時間以上の差を付けて、先着できました。(笑)

ブロンズトロフィーと完走賞のパーカーいただきました。

詳しい報告はまた後程、アップしますが、コースの感想は、「石段地獄」でした。

直感的に5000段くらい上って、下りた感じです。脚の筋肉、完全崩壊です。(笑)

●コースから見た香港からの夜景
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●スタート前写真
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一緒に参加した後輩W君と

●コースであるビーチを上から写した写真
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●祭り会場のようなエイド
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●完走賞のパーカーとブロンズトロフィー
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2017年1月12日 (木)

UTMB落選

UTMB落選
本日、UTMB2017の抽選結果が発表された。

結果は、見事に落選

これまで4回の抽選で4回とも外れである。

一方、お師匠様は当選。

実に喜ばしい話なのであるが、4回で3回当選の高確率に、羨ましさに、ちょっとだけ嫉妬メラメラ

日ごろの行いの悪さをどう悔い改めればよいのかわからないが、2年連続のはずれで、とりあえず再来年の当選は確定したので、あとはエントリー条件の15ポイントの獲得に全力を挙げるのみだ。(明後日のビブラム香港100kを完走すれば15ポイント確定である。)

ところで、今の部署では、とてもUTMBに参加できるだけの休みは確保できなかったので、実のところ少しほっとしている自分もいる。
しかしながら、50歳を過ぎ、体力の衰えは目に見えてきたし、何より故障がちなのが心配であるが、これから1年半かけて、2015年に残り7㎞でリタイアしたUTMBのリベンジ、すなわち完走に向けた遥かなる道を一歩ずつ進むことにしたい。

追記:こんな記事書いているより、早く明日の出国に向けて、荷造りと睡眠をとった方が良いのだが、ついつい吐き出したくて書いてしまった。お許しをm(__)m

2017年1月11日 (水)

ビブラム香港100kトレランレース参加計画

ウルトラトレイルワールドシリーズ第1戦であるVibrum香港100kmに参加します。
レース概要と計画は以下のとおりです。(完走結果報告はこちら(予定))

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Ws000050

【レース概要】
カテゴリー トレイルランニング 距離97.1km
累積標高差 97.1km / 4350m D+ / 3920m D-
募集人数  1800人
制限時間  30時間(14:00)
関門数   10箇所(第1給水 11㎞ 10:30 ①Ham Tin 21㎞(10km)13:30 ②Wong Shek 28km(7km) 16:30 ③Hoi Ha 36km(8km) 16:30 ④Yung Shue O 45km(9km) 19:00 ⑤Kei Ling Ha 52km(7km) 21:00 ⑥Gilwell Camp 65km(13km) 02:45 ⑦Beacon Hill 73km(8km) 05:30 ⑧Shing Mun Dam 83km(10km) 08:30 ⑨Lead Mine Pass 90km(7km) 11:15 ⑬Goal 97.1km(7.1km) 14:00
スタート時間 08:00 一斉スタート
ゼッケン 1904

【レース計画】
今回のテーマ 「後輩とのガチンコ勝負」
 後輩と一緒に走れる楽しみを満喫しつつ、勝負にもこだわる
想定タイム 22時間30分(ゴール予定06:30)
想定天気  曇時々雨 最高気温20度 最低気温12度 (8日時点の天気予報) 
装備
 ウェア上 ファイントラックメッシュ、ハーフジップ青、アームカバー
 ウエア下 スポーツタイツ、ランパン、レースソックス(Tabio)
 シューズ ホカ、サンドゲイター
 アクセサリ バイザー、グローブ、バック、GPS腕時計、ゼッケン用ゴム
 バック  ULTIMATE DIRECTION PB(ハイドレ、ボトル2本、デジカメ、スマホ・ルータ、食料、救急セット)
 ドロップ ウエア(ソックス(Tabio)、ヒートX、レインウエアパンツ)
装備(ペツルNAOと予備バッテリー、予備ハイドレ)
食料(メイトなど)、薬など(薬袋、皮膚保護材、テープ)"
 ゴール  着替え(パンツ、ヒートテック半袖、長袖、ハーフジップ長袖、ダウンジャケット、ヒートテックタイツ、ジャージ)、ビニール袋、収納袋(富士競走?)

業務多忙で、24時間走以来、約1カ月で1回13kmしか走っていません。
練習不足どころか、完全な運動不足ですが、やるしかないです。(笑)
二回りも若い後輩と一緒に走れることが実に楽しみです。
そして、トレラン歴10年のノウハウでなんとか先着したいですね。(笑)

本当に理解ある家族や会社の上司同僚などには感謝するしかありません。
明日、もう一仕事を終えて、深夜に荷造りして、とにかく出発します!

追記
 フィールズオンアースのツアーで参加しますので、同じツアーの方はよろしくお願いいたします。ぜひ、ブログ観ましたとお声かけいただければ、とても嬉しいです。m(__)m

2017年1月10日 (火)

【書評】ラブホの上野さんの恋愛相談 上野/著

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【概要】
恋に悩める男女に贈る!ラブホの上野さんがあなたの悩みに答えてくれます。

Twitterフォロワー約17万人突破!! 世の恋に悩める男女から絶大な人気を誇るラブホスタッフ上野さんの恋愛指南書決定版!!
人気マンガ『ラブホの上野さん』(コミックフラッパー)の原案をはじめ、Twitter等でその紳士的な態度と的確な論理的恋愛アドバイスには定評のある上野さんが、恋愛についてのさまざまな悩み相談を受け、独特な論を展開してQ&A形式でズバッと回答。
WEBマガジン「eロマンスjp」で連載中の超人気コーナーを書籍化。本書のみに掲載のQ&Aやミニコーナーも収録!

【お悩み例】
はじめての彼氏なのですが…/元カレが忘れられません/年の差の恋愛のコツを教えてください/24年間、エッチをしたことがありません/不倫相手のことを本気に好きになってしまって…/別れ話を切り出されました/わがままなカレだけど別れたくない/どうしたら出会いを増やせますか?/二次元が好きで彼氏ができますか?/彼を振り向かせたい!/恋愛経験ゼロの私ですが…/振られました…死にたいです/男のひとはどうして浮気をするのでしょうか?/運命の人はどこにいるの?/ロリータファッションをやめろと言われてます/なんども振られるけど、好きなんです。/夫の不倫をとがめたところ、夫が家出をしました/付き合いはじめると醒めちゃうんです/友達としては好きな男性なんだけど…/カレをもっと自立させたい!/男の人に触れられるのがとても苦手です/母親が彼氏をディスりまくってきます/男に頼ってばっかりの女性をみるとムカつきます etc.

【感想】
めちゃくちゃ面白い本です。読書好きの人は必ずや、はまるでしょう。
文章が長いのと飛躍した論理と沈着冷静に冷徹な事実を突き付けてくる論述なので、読書が好きじゃない人は、どうなんでしょうかね。

この本の凄いところは、質問とはまったく違う状況の例えから入り、それが実に腑に落ちることから、質問者にとっては、まさに不都合な事実ながら、受け入れざるを得ない形で、その通りだと思える回答になっているところです。

●お悩み01
昨年、初めて彼氏ができました。
彼氏の迷惑にならないようにできるかぎり甘えず、彼のいうことをはできるかぎり実行してきたつもりです。
なのに振られてしまいました。
いったい何が悪かったのでしょうか?

★私ならこれだけの質問では状況が分からずお悩みに回答できません。で終わるところですが、著者の上野さんは、次のような展開で答えるのです。

◎上野さんのお答え01(概要抽出)
ご質問誠にありがとう御座います。
私は原稿を書くときはカフェやバーに行きます。(状況説明有り)
さて、ここでご質問の内容を一度完全に無視して、バーの近くに座った女性に声をかける際のテクニックをご紹介させていただきます。(女性にあるお願いをするもので、実に自然で誰でも簡単にできるテクニックです。)
ところで、バーでナンパをしている男性をよく見かけるのですが、私の場合と全く逆の方法、「一杯おごるよ」など男性側が先に貸しを作る方法です。(細く説明が続きます)
どちらの方法も「貸し借り」ということを行いながら女性にアプローチをしています。
さて、今回のご質問者さまは相手に迷惑をかけないで付き合っていたということですが、「貸し借り」で言えばどういう状態でしょうか?
甘えないというのは、「まったく貸し借りをしていない」か「貸しっぱなし」のどちらかでございます。
お金を借りた経験があればわかると思うのですが、お金を借りている相手と会うのはなかなかに億劫なものです。
もしかしたら彼氏は質問者さまに引け目を感じて会うのが億劫になっていたのかもしれません。
実は「貸し借り」というのは信頼の面で非常に重要なのです。(銀行が融資をするのは、何度も借り入れして、きちんと返済した企業には信頼して融資するという話が続けられます)

私たちの人間関係でも「借り」をきちんと「返す」以外に信頼を勝ち得る方法はないといっても過言ではないでしょう。
もちろん、「借り」をきちんと「返さなかった」という実績は信頼を失うに充分すぎる実績でしょう。
ですが「貸し借りをしない」という実績もまた信頼を失うには充分すぎる実績であることを忘れてはいけないと思います。

相手を困らせないように、甘えないで相手の言うことをできるかぎり聞くというのは、利用されることがあっても、信頼されることはございません。

【再び感想】
まずは質問とは全く関係のない、バーでのナンパの話で、具体性を持った「貸し借り」の話を行い、誰にでも分かるイメージを持たせたうえで、質問者の状況に当てはめ、質問者が陥った「貸し借り」の罠を明確に指摘する。

それでいて、実に丁寧に教え導くかのごとく優しい文章で綴られているのである。
しかも文章は長いものの、大事なところには赤いアンダーラインが引かれて、ポイントを逃すことはないのである。(私のブログでは、大きな赤字部分です。)

私の稚拙な文章で申し述べるのはまったくもってお恥ずかしい限りというか失礼千万なのであるが、正直、上野さんのようなアッと思うような特異な視点から論理的にも人間的にも説得力のある文章展開こそが、私にとっての理想的な文章であり、自分なりには実行しているつもりなのでありますが、当たり前ですが、上野さんには到底及びませんね。(笑)

本著では、33もの質問とその回答が続き、その後でショートコラム、巻末企画として、「お役立ち恋愛HOW TO 男女別一問一答」があります。(でも、一番のお薦めは、えんえん続く質問と回答ですね。面白いし、ためになります。)

あとがきでは、生きることの自信の付け方がこれまた分かりやすく書かれています。
そして、普通は最後になる「あとがき」の後に、「可愛い」と「可愛くない」について語っている珠玉の文章があります。この話を読むと、ときどき遭遇する「可愛くない女子」って、そういうことだったんだと腑に落ちましたので、最後に引用しておきます。

【あとがきの「あとがき」】
(前略)
客観的に見て、私が「この子、可愛くないな」と感じてしまうような女性は「性別の問題」以前の問題で、人間として相手に失礼なほど「警戒心や不信感」が強いのです。(中略)
ですので私は「可愛い」の対義語は「可愛くない」ではなく、「失礼」だとすら思っております。(中略)
ですのでもし貴方様が「可愛くない」と言われているのであれば、それは顔立ちが悪いとかファッションセンスが悪いとかそういう問題ではなく「あなたは人間として失礼だ」と言われていると思った方が良いかと思います。(中略)
だから「可愛くない女性」はモテないのです。もちろん「可愛くない男性」もあまりモテません。
モテるモテないの問題の前に「人間として失礼」なのですから好かれるはずがないのです。

非常に不愉快な事実ではございますが「美人」は才能でございます。
幸運にも美人に生まれたならばともかく、そうでないならばいまさらどうこうできませんので諦めましょう。私も「顔がイケメン」と呼んでもらえることは諦めております。
しかし美人が才能であるのに対して、可愛いはスキルでございます。
そして可愛いは義務ですらあります。(中略)
可愛いは顔のパーツの話ではないのです。しぐさやマナー、そして何よりも相手に対しての好意が「可愛い」でございます。

可愛くないというのは人間嫌いです。
すぐに人を嫌いになる、人を好きになりにくい、基本的に人が嫌い。その性質こそが「可愛くない」の本質でございます。
そうやって孤独に生きていくのであれば可愛くなくても構いませんが、人間社会の中で生きていきたいのであれば、可愛いはマナーでございます。
相手に対して好意があることを示す仕草や立ち振る舞い。
それができない人間が、人に好かれると思いますか?

追記:
 漫画にもなっているようです。
Ws000048

追記2:
 テレビ放映もされるようです。
 フジテレビ系1月18日(水)スタート 深夜26時25分開始
Ws000046
漫画を知らないけど、期待して見ようっと!

2017年1月 9日 (月)

千葉の成人式も荒れた?

今日は成人の日

千葉の成人式は成人の日と決まっているので、今日が成人式だ。

わが息子も新成人となって友達と成人式に出席するとのことで、スーツ姿になったので、玄関先で写真を撮って、友人と待ち合わせをしている最寄りの駅まで送った。
(ちなみに息子のスーツ姿は塾講師バイト時に着ているので、見慣れており、服装的な感動はなかった。(笑))

私はそのまま残務整理のため三日連続となる休日自主出勤に向かったのであるが、道中、奇妙な車に出くわした。

蛇行しながら進み、まるでピックアップトラックの荷台に祭りに向かう人達を載せているのかと見間違えたのであるが、信号で双方停止(私はかなり後方であったが)すると、ようやく何事かわかった。

白い紋付き袴(最初は特攻服かと思った)を着た数人の暴走族風の新成人がオープンカー、あるいは車の屋根を勝手に切り取った違法改造車を先頭に、数台の仲間たちが、一般車両に交じって、成人式会場に向かっているところらしかった。

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となると千葉の成人式もそれなりに荒れるということか?

ただ、一応信号では止まっていたし、木刀とか持っていないし、酒も飲んでいる風でなく、爆音や大音量の音楽も流していない、それなりに節度がある走りだったので、それほどではないかも(笑)

案の定、成人式会場の千葉ポートアリーナ付近には真新しいスーツ姿の新成人男子や晴れ着姿のあでやかな新成人女子の姿がそこかしこで見られるとともに、道路は送迎の車で相当先から大渋滞となっていました。

息子は今日、何時に帰ってくるかわからないけど、成人式の様子や心境の変化をあとで聞いてみようっと

2017年1月 7日 (土)

東北・北海道 車中泊の旅

かつての上司で今は引退され、自由気ままに旅をされている大先輩から旅のレポートが届きました。
とても素敵な写真が散りばめられていたので、ご紹介します。

①宮城(石巻、南三陸、女川など)、山形、秋田へ 途中の無人駅で朝一番の列車をパチリ ↓
01_1        

②象潟漁港から見る鳥海山‥日本海の風は冷たい。この後白神山地滞在を目論むも雪多く林道閉鎖で断念↓
02

③4月29日、悪天候の中フェリーで大間から函館へ、早朝の松前、気温5度‥久々の太陽光に歓喜 ↓
03

とりあえず桜前線を追い、2016/4/20の早朝に軽自動車で自宅を出発、途中「道の駅」での車中泊をしながら、車が飛ばされそうな烈風渦巻く下北半島大間港からフェリーで氷雨降る函館に渡った。
出発早々に気づいたのは、キャンプ用の寝袋では冷え込み(明け方5℃)に耐えられないこと(10℃以上ならOKだった‥いずれ冬山登山用の寝袋購入を決意)で、結局5月いっぱいまでは明け方3時には足先の冷たさに耐えられずエンジン始動⇒移動⇒夜8時に就寝という生活。

④静寂の大沼を見守る駒ヶ岳‥名峰!撮り鉄さん達には有名な撮影ポイントにて
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⑤酪農も蕎麦も有名「新得町」‥山と河に寄り添う味わい深い里
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⑥残雪の狩勝峠越え‥急勾配の大S字カーブにディーゼルが吠える。この辺りの林道を3日ほどをウロウロ。
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スーパーのレジのお姉さんや食堂のおばちゃんと言葉を交わす‥銭湯で地元の人と会釈を交わす‥こともたまにあるが一日無言の日の方が多い。カメラリュックと三脚を担ぎ熊除けの鐘を鳴らしながら歩く。

⑦崖上で鐘を鳴らしながら滅多に来ない列車を待つ‥気に入った場所は何度も通い陽射しや時刻表と睨めっこ。
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⑧サロベツ原野近くの漁村で‥人影はなくキタキツネが「俺の村だ!よそ者は出ていけ」と威嚇!
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⑨獲物を探し旋回するアオサギ‥俺なんか眼中にない‥みんな生きることに必死その姿は恰好良い
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明日の行先は天気次第!気に入った場所(を見つけるのが旅の目的かも。)は飽きるまでいる。林野庁の事務所で林道ゲートの鍵を借りカラマツ林で寝転んだり、数日前の場所に立ち戻ったりする。愛車を停めて崖を登り草原を歩く。近くに町が無くてもしばらく走れば道内では無敵のコンビニSeicoMartがだいたいある。儲け度外視?地域の安全のためか‥ポツンと照明を灯している風情。

⑩落日に利尻富士が浮かぶ‥強風のサロベツ原野にて
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⑪サロマ湖水に映える漁船‥照明灯にはトビ
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⑫耕す‥5月なのにタンポポ
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⑬原生花園で見つけたクロユリ‥意外と小さい‥が凛として美しい
13

【追記】
 メールで届いたもので、その中の、旅の写真とコメントに対して、以下のように返信しました。

 素敵な写真、ありがとうございます。

 私の憧れる旅ですね。

 気に入った場所に戻れるような自由な旅は、なかなかできません。
 私も宝くじ当たったら、辞めて実現したいですね。(笑)
(返信メールからの抜粋)

 いい風景を見るため、その絶景を写真で撮れるまで、場所を探し、見つけたポイントから離れないというような、ぜいたくな旅、してみたいですね。

2017年1月 5日 (木)

箱根駅伝「幻の区間賞」と私の関係

 今年の箱根駅伝は青山学院大学の圧勝での三連覇で幕を閉じた。

 そんな中で、話題となったのが、幻の区間賞である。

 関東学生連合の照井明人(東京国際大4年)が、10区で“幻の区間賞”となった。関東学生連合はオープン参加のため参考記録となるが、1時間10分58秒の快走。区間賞だった順大・作田直也(4年)の1時間11分0秒を2秒上回った。

箱根駅伝「幻の区間賞」と私の関係
↑照井明人選手(東京国際大4年)

 順大の10区作田(4年)が、初の区間賞にも複雑な表情を見せた。1時間11分0秒で走ったが、照井の参考記録に2秒遅れだった。「『マジか』と思いました。(参考記録でも)負けは負けなので。1秒でも速い選手がいれば、そっちの方が強い。(区間賞の)トロフィー、もらっても微妙ですね。強い選手がいれば、そっちにあげればいいなと思うんですが…」と口にした。

箱根駅伝「幻の区間賞」と私の関係
↑作田直也選手(順天堂大学4年)

 関東学生連合は、予選会で惜しくも敗退した中央大学や東京農業大学、城西大学といった16人のランナーが集まるオープン参加のため、走破タイムも「参考記録」でしかない。だが、その10区(23.0キロメートル)を走った東京国際大学の照井明人選手(4年)が1時間10分58秒の快走を見せ、区間賞を獲得した順天堂大学の作田直也選手(4年)の1時間11分00秒を上回ったことで起きたのが今回の話である。

 いわば、「幻の区間賞」というわけだ。

 2017年箱根駅伝の予選会で、東京国際大学は10時間25分29秒で15位。その中で照井選手は1時間29秒で学内トップ(個人総合成績で27位)だった。初出場した2016年は、3区を走り13位だったらしい。

 さて、ここからが今日の本題である私との関係をご説明します。

 実は私、区間賞の作田選手を応援しておりました。

 理由は、息子の高校の先輩だからです。

 しかし、それだけでは今回の記事にはしなかったのですが、本日、新たな関係性を発見したからです。

 なんと作田選手のお父さん、会社の先輩だったのです。びっくり。

 お父さんより各段にハンサムなので気が付かなかったです。(笑)

 今度会ったら、お祝い言おうっと!

2017年1月 4日 (水)

【映画】ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

スターウォーズは面白い。完璧にエピソード4に繋がっていました。それが嬉しくもあり、悲しみを深くするものでもあった。

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『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』へと続く物語が描かれる、人気シリーズのスピンオフ作。帝国軍の究極兵器、デス・スターの設計図奪取に挑む無法者集団、ローグ・ワンの活躍を描く。女戦士ジンをフェリシティ・ジョーンズが演じるほか、ドニー・イェン、フォレスト・ウィテカーら個性豊かな俳優たちがその仲間に扮する。

【ストーリー】
銀河全体を脅かす帝国軍の究極兵器“デス・スター”の設計図を入手するため、反乱軍は極秘チーム<ロ―グ・ワン>を結成。情報将校キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)、盲目の僧侶チアルート・イムウェ(ドニー・イェン)、巨大銃ブラスターを駆使するベイズ・マルバス(チアン・ウェン)、貨物船の凄腕パイロット、ボーディー・ルック(リズ・アーメッド)たちとともに命を懸けた作戦に身を投じることになった孤独な女戦士ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)。様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かってゆくが、その運命のカギは天才科学者であり、何年も行方不明になっている彼女の父ゲイリン・アーソに隠されていた……。

【作品データ】
原題 ROGUE ONE: A STAR WARS STORY
製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間 133分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督 ギャレス・エドワーズ 
脚本 クリス・ワイツ 、 トニー・ギルロイ 
原案 ジョン・ノール 、 ゲイリー・ウィッタ 
製作総指揮 ジョン・ノール 、 ジェイソン・マクガトリン 
製作 キャスリーン・ケネディ 、 アリソン・シェアマー 、 サイモン・エマニュエル 
撮影 グレッグ・フレイザー 
プロダクション・デザイン ダグ・チャーン 、 ニール・ラモント 
音楽 マイケル・ジアッチーノ 
衣裳デザイン デイヴ・クロスマン 、 グリン・ディロン 
ビジュアルエフェクトスーパーバイザー ジョン・ノール 

【キャスト】
Jyn Erso フェリシティ・ジョーンズ 
Captain Cassian Andor ディエゴ・ルナ 
Saw Gerrera フォレスト・ウィテカー 
Galen Erso マッツ・ミケルセン 
Chirrut Imwe ドニー・イェン 
Director Orson Krennic ベン・メンデルソン 
Baze Malbus チアン・ウェン 
K-2SO アラン・テュディック 
Bodhi Rook リズ・アーメッド 
Darth Vader (voice) ジェームズ・アール・ジョーンズ 

【感想】
40年前のエピソード4の直前が描かれたスターウォーズのサイドストーリー
懐かしい映像とシーン、特に惑星ヤヴィンの共和国軍秘密基地は、40年前の映像通りに再現されていて、感動ものでした。
そしてエピソード4に完璧に繋がりました。
繋がっていたことに嬉しくなったのであるが、そのためにしなければならないことがあった。
つまり本作品はあくまでもサイドストーリー、主役ではなく脇役。しかも本作に影響を与えていけない。

ああ、無情・・・

名も無き人々の努力の上にこの世は成り立っているという寓話として、意義深い映画でした。

【ネタバレ】
孤独な女戦士ジン・アーソは育ての親ともいうべき反乱軍過激派指導者の○○(名前忘れました)に会いに、情報将校キャシアンと向かう。そこで、盲目の僧侶で空手の使い手チアルートと巨大銃ブラスターを駆使するベイズ、帝国軍からの脱走パイロット、ボーディーらと仲間になり、デススターに致命的な欠陥を埋め込んだ科学者である父からのメッセージを受け取るが、反乱軍指導者たちには信用されなかった。
そこで、彼らとともに極秘チーム<ロ―グ・ワン>を結成し、まずはジン・アーソの父親で帝国軍の科学者である彼女の父ゲイリン・アーソに会いに行き、何とか会うことができるが、味方の攻撃もあり、父は死んでしまう。
デススターの設計図を手に入れるため、帝国軍がすべての秘密文書を管理している惑星○○に、脱走した帝国軍の輸送船で乗り込む。
ドーハのブルジタワーに見紛う美しいビーチのそびえたつ巨大ビルに侵入するあたりは、初代スターウォーズシリーズ、エピソード4とそっくりな展開
応援に駆け付けた共和国軍の船団とゴールドチームー、レッドチーム、ブルーチームの攻撃隊の映像は40年前の映像が使われていたり、惑星ヤヴィンの基地は精密に再現されてます。
ダースベーダ―は出てくるも彼らと直接対決することはなく、なんとかデススターの設計図を手に入れ、伝送することに成功するも、完成したデススターの破壊兵器が照準を合わせていた。
名も無き人々は、破壊兵器の衝撃波から逃れることなく葬り去られて、スターウォーズシリーズには何の影響も与えることなく、続くことになったのであった。

2017年1月 3日 (火)

【映画】幸せなひとりぼっち(スウェーデン)

タイトルがそのまんまの名作映画でした。
ひとりぼっちとは孤独ではなくて、孤高という意味に近いかなあ

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スウェーデンのアカデミー賞にあたるゴールデン・ビートル賞で主演男優賞と観客賞に輝いた人間ドラマ。気難しいオーヴェは妻に先立たれ、生きる希望を失う。しかし隣りに引っ越してきたパルヴァネ一家から次々に厄介事を持ち込まれるうちに、心を開いていく。世界 30 ヶ国以上で刊行されるフレドリック・バックマンの小説をベースに、人の生き方について問いかけていく。監督は「青空の背後」(スウェーデン映画祭2014にて上映)のハンネス・ホルム。隣人との交流の中で変わっていく主人公を、「アフター・ウェディング」のロルフ・ラスゴードが演じる。

【ストーリー】
妻に先立たれたオーヴェは、これから一人で生きていくことに希望が持てず、哀しみにくれていた。しかし隣りにパルヴァネ一家が引っ越してきたことから、彼の暮らしは一変。一家は車の駐車やハシゴの貸し出し、病院への送迎、娘たちの子守りなど、オーヴェに罵声を浴びせられても次々に厄介事を持ち込んできた。やがてオーヴェは隣人に心を開いていき、愛する妻との思い出を話し始める。

【作品データ】
原題 EN MAN SOM HETER OVE
製作年 2015年
製作国 スウェーデン
配給 アンプラグド
上映時間 116分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督 ハンネス・ホルム 
脚本 ハンネス・ホルム 
原作 フレドリック・バックマン 
製作 アニカ・ベランデル 
撮影 ゴラン・ハルベルグ 
音楽 ガウト・ストラース 
編集 フレドリック・モルヘデン 

【キャスト】
オーヴェ ロルフ・ラスゴード 
バハー・パール 
フィリップ・バーグ 
アイダ・エングヴォル 
カタリナ・ラッソン 

【感想】
当初は、何度も自殺に失敗する主人公を喜劇のごとく描かれていて、私を含め観客の多くは笑いながら観ている。
不必要なほど正義感が強くて、私のようないい加減な人間にとっては、まさに面倒くさい人物そのものなのが主人公のオーヴェなのであり、そんな人物の滑稽さをまずは笑わせる演出で映画は始まるのである。
そんな当初の人物像が、映画が進むにつれ、彼の過去の半生がモンタージュ手法で少しずつ綴られていく中で、観客は彼の今の気持ちを徐々に理解できるようになる。
父母や愛妻への不運な事故が続けば、どんなに良い人柄の人物でも社会に対して絶望的な気持ちになるだろう。
そして、その辛さを知ったうえで、現在の彼の生き様に接したとき、かれの真摯な生き様を理解できるのである。
多くの老人と接する今の生活の中で、人を見る目を変えざるをないほど、衝撃的な演出であった。
終盤は、すっかり主人公に感情移入してしまい、多くの観客ともども、涙なくしては見ることができない展開となる。

幸せなひとりぼっちとは、言い得て妙なタイトルなのだが、決してひとりで生きているわけではないからこその、このタイトルなのである。

とにかくうまく表現できないのであるが、スウェーデンではあのスターウォーズ フォースの覚醒を抑えて、ヒットしたというのもうなずける感動的な映画でした。

久しぶりにエンドタイトルクレジットを涙と感動の余韻にどっぷりと浸れる素晴らしい映画でしたね。

スウェーデン育ちの女性映画評論者のリリコさんが一押しするだけの感動映画でした。

【ネタバレ】
冒頭はお店でクレームを付けるシーンから始まり、いかにも面倒な老人で登場する。早朝から町内を自主的に巡察し、ルールを破る住民などを執拗に注意して回る。40年務めた会社を首になり、自殺に挑むシーンから新たな展開が始まる。
人騒がせな新たな隣人の騒動に巻き込まれて、自宅での首つりに三度失敗し、その後はガレージでの排ガス自殺、最寄駅での飛び込み自殺を企図するもいずれも失敗。
失敗した理由は、いずれも自身の曲がったことが嫌いな正義感の強いまっすぐな性格ゆえに、他者に関わってしまったため。
周りの人の幸せのため、しばらくは死ぬことができなくなって、墓石の愛妻に死ぬのはもう少し後だと告げるシーンは秀逸。
やがて地域住民の幸せのため立ち上がり、それが挫折しそうになって、新しい隣家の若いイスラム系の奥さんから、ひとりで何でもしようとする姿勢を批判されながらも、それを叱咤激励と思い、みんなの協力を得て、地域住民全体の幸せを目指して、成し遂げた。
やっぱり元町内会長は主人公のオーヴェさんだと誰もが思って、少し緩んだところで、何度自殺しても失敗した彼はひとり自宅で天に召された。
タイトル通り残された家族は一人もいなかったが、多くの近隣住民によって葬儀が行われ、悲しみが共有されたことが、ますます見ている我々の涙腺を緩めてしまう。
葬儀が終わって、地域住民がそれぞれの自宅に帰るシーン、きちんとした性格のオーヴェの生き様が乗り移ったかのように、住民がきちんと団地の門を閉めるシーンで映画は幕を閉じた。
生きた証としての物質は何も残すものは無かった彼の人生であったかもしれないが、彼のポリシーは然りと根付いたことを象徴的に表してのラストシーンとは本映画らしい終わり方だった。

2017年1月 2日 (月)

初ランニング

12月18日の11時に終わった24時間走で195キロ走って以来、もう走るのは勘弁という気持ちに加え、実際にはダメージから回復するための休養、さらには年末の業務多忙と忘年会、年賀状作成などの年越し準備、ふるさと納税などもあり、年末年始までの2週間、まったく走っていなかった。

最初の一週間は、ダメージ回復で良かったのだが、次の一週間では、体調が戻ったのに走ることなく運動不足での食べ過ぎで、すっかりお腹が出てしまった(笑)

アラ50ともなると、運動不足は即、肥満に結びつくというのは、本当で、どうりでトクホの脂肪燃焼とか肥満解消系の機能食品が売れるわけだと改めて思った。

Ws000043

私も正月らしく、溜っているお酒を飲んでの、正月はニューイヤー駅伝、2日は箱根駅伝をテレビ観戦していて、そんなときにちょっと出かける用事ができたのだが、飲酒運転するわけにいかず、「仕方ない走って出向くか」となって、ついに久しぶりのランニングで出かけた。

そしてこれが、今年初めてのランニングとなった次第である。

わずか往復13キロのほろ酔いランニングとなったのだが、脚は上がらず、慢性化しつつある右臀部痛に苦しみながらのランニングとなった。

うーん、アラ50ともなると肉体の回復力の衰えは歴然で、故障もなかなか治らないなあ、と思いながらの初ランニングとなった。

この調子では、今月末の館山若潮マラソンでの自己ベスト更新は難しいなあと思いつつ、メラメラと闘志が湧きたつ自分もいたりして、まだまだ走る情熱を改めて確認できたが、川の道フルは、ダメージ大きすぎるから、当選したハーフに回避しようかなあなんて思ったりした。(笑)

せっかくその気になってきたので、今年一年の計をそろそろ考えますかね。

2017年1月 1日 (日)

新年あけましておめでとうございます

2017t

今年もよろしくお願いいたします。m(__)m

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