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2016年11月24日 (木)

【書評】夫に死んでほしい妻たち 小林美希/著

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思わず歯ブラシを見つめましたが、あなたのおうちは大丈夫ですか?
これが標準的な感覚なら私は毎日死なないといけないみたい(笑)

【巻頭帯文】
「イクメン」それ、誰のこと?
離婚よりも恐ろしい、妻たちの願望。

家事や育児で、妻の「してほしい」と夫の「しているつもり」の差は、あなたが想像しているよりもはるかに大きい。
毎朝子どもを保育園に送る。週に一度は料理を作る。
それだけで自信満々な夫を、妻はどう感じているか?
やがて、怒りを爆発させることにも疲れた妻は一人つぶやく。
「死ねばいいのに・・・」
世の男たちを戦慄させる、衝撃のルポルタージュ!(巻頭帯文からの引用)

【最も印象的だった一節】
実は葉子さんは、強烈に「死ね」と思った時には、夫の歯ブラシでトイレ掃除をして、そのまま歯ブラシ置き場に戻していたのだ。
それを知らずに歯を磨いている夫を見ると、葉子さんは胸がスーッとした。
ことあるごとの、このささやかな復讐を友達にも薦めている。
夫を殺したいと思うことはあっても、それは倫理観が止めている。(本著からの引用)

【感想】
イクメンという言葉がない時期でもあり、ほとんど育児に携わることなく過ごしたまさに何もできない亭主そのものの私にとって、本著序盤の第1章 子育てという試練!そして愛は殺意に変わる、第2章 「寿退社」は地獄の扉!専業主婦の呪いの日常 などを読むと私などは千回は殺されているだろう。(笑)
むしろ銀婚式が近付いていることから、最終第5章 離婚するよりおトク!?だから妻は夫の死を願う の方がリアリティが勝っている。
その第5章の一節が先に引用した「夫の歯ブラシでトイレ掃除」の件である。
その他にもいっぱい夫である男性にとって戦慄の仕打ちが事実として描かれている。

というわけで、これらが事実なら、大変というか末恐ろしいことである。

著者は、若者の雇用、結婚、出産・育児と就業継続などの問題を中心に取材・執筆している方らしい。

私のような歴史には学ぶべきことがあるという保守思想を有する人間もひとつの生物だと思っている者とは真逆の人間平等至上主義の方のようであるのだが、一方で、真逆の思想を持つ人の著作を私は読まないと気が済まないくなるので、本著は正に私の嗜好にぴったりな本であった。

ランニング三昧で、単独での海外レースまで遠征するように、まさに好き勝手に生きているかのような私であるので、本著で論じられるようにある意味、死ねばと呟かれても仕方ないのかもしれないが、お気楽な私はそうならない気がしている。

それは私によるものでなく、相手の思いやりや心情によるものであり、それを感謝するという意味で、本著を読んだ甲斐があったというものだ。

それに加えて、極端な世間の一例として、心に刻んで、日々を過ごしていきたいと思いました。

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