【映画】愛しき人生のつくりかた
こんな孫(映画の主人公)にはもう成れないが、このような孫がいつかできるように生きていきたいと思いましたね。
フランスの国民的歌手アニー・コルディ主演のヒューマンドラマ。夫に先立たれ姿を消した祖母を探す旅に出た孫が、初めて知った彼女の過去とは。他に、「仕立て屋の恋」のミシェル・ブラン、「ディディエ」のシャンタル・ロビーらが出演。監督・脚本は、「アデル ファラオと復活の秘薬」などの俳優として知られるジャン=ポール・ルーヴ。
【ストーリー】
クリスマスを控えたある日、パリの小さなアパルトマンに暮らすマドレーヌ(アニー・コルディ)は最愛の夫を亡くす。3人の息子を育て上げ、ささやかだけど充実した人生を過ごしてきた彼女は、ひとりになってふと自分の人生を振り返り始める。中年の危機を迎えた息子(ミシェル・ブラン)と小説家志望の夢見がちな孫ロマン(マチュー・スピノジ)は、それぞれの平凡な毎日を生きている。ある日、マドレーヌはある夢を実現するため、突然パリから姿を消す。親友のように仲の良かったロマンは、手掛かりは祖母の想い出のどこかにあると考え、彼女を探す旅に出る……。
【作品データ】
原題 LES SOUVENIRS
製作年 2015年
製作国 フランス
配給 アルバトロス・フィルム
上映時間 93分
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【スタッフ】
監督 ジャン=ポール・ルーヴ
脚本 ジャン=ポール・ルーヴ
共同脚本 ダヴィド・フェンキノス
原作 ダヴィド・フェンキノス
【キャスト】
マドレーヌ アニー・コルディ
Michel Esnard ミシェル・ブラン
Nathalie Esnard シャンタル・ロビー
Romain Esnard マチュー・スピノジ
Philippe ジャン=ポール・ルーヴ
【感想】
また、老いがテーマの映画を見てしまった。(笑)
フランスはパリが舞台であるが、どこにでもありそうな普通の家族の普通のお話。
オープニングが墓地での埋葬に始まり、エンディングが同じ墓地での埋葬で終わるあたりは、フランス映画っぽくて洒落てましたね。
おばあちゃんと孫の青年の本当にありそうな組み合わせでのふれあいが観ているだけで微笑ましい。
死別の悲しさなどいろいろな不条理さは出てくるものの、全般的にはほのぼのとしたアットホームで、しかもコミカルさもあって、ハッピーになれる、お金を払って観るに値するいい映画でした。
自分の人生は自分で決める。決められる時に決める。それを支持してくれる人、たぶん家族だろうが、を見つけておく。
歳とっても忘れないようにしなくてはね。(笑)
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