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2016年1月 4日 (月)

【映画】独裁者と小さな孫

驕れる者は久しからず、常に他者に優しく、また貧すれば鈍するではなく、怒りに我を忘れないように志を持って生きたいですね。言うのは簡単なのですが・・・
平和ボケとよく揶揄してしまうが、何より平和は一番だと痛切に思いました。

Dokusai

クーデターにより幼い孫と共に逃亡を余儀なくされた老独裁者が、行く先々で自分の圧政のために苦しんできた人々を目撃する…。ヨーロッパで亡命生活を続けているイランの巨匠モフセン・マフマルバフがグルジアで撮影したドラマ。2014年11月22日より東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇にて開催された『第15回東京フィルメックス』にて、特別招待作品として上映(同映画祭タイトル「プレジデント」)。2015年劇場公開予定。

【ストーリー】
独裁政権に支配されるとある国である日、クーデターが起こり、老いた独裁者(ミシャ・ゴミアシュウィリ)は幼い孫(ダチ・オルウェラシュウィリ)と共に逃亡を余儀なくされる。彼は政権維持のため、多くの罪のない国民を処刑してきた冷酷な男だった。変装で素性を隠しながら、独裁者と孫は海を目指すが、その逃亡の旅で驚くべき光景を目の当たりにする。自らの過去の罪に追われる独裁者と孫に待ち受ける、衝撃的な結末とは……。

【作品データ】
原題 THE PRESIDENT
製作年 2014年
製作国 ジョージア フランス イギリス ドイツ
配給 シンカ
上映時間 119分
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【スタッフ】
監督 モフセン・マフマルバフ
脚本 モフセン・マフマルバフ 、 マルズィエ・メシュキニ
製作 メイサム・マフマルバフ 、 マイク・ダウニー 、 サム・テイラー 、 ウラジミール・カチャラワ
共同製作 デヴィッド・グルムバッチ 、 マチュー・ロビネ 、 ルドルフ・ヘルツォーク 、 ヘニング・ブリュンマー
撮影監督 コンスタンチン・ミンディア・エサゼ
美術監督 マムカ・エサゼ
音楽 グジャ・ブルドゥリ 、 タジダール・ジュネイド
編集 ハナ・マフマルバフ 、 マルズィエ・メシュキニ
衣裳デザイン カテワン・カランダーゼ

【キャスト】
大統領 ミシャ・ゴミアシュウィリ
孫息子 ダチ・オルウェラシュウィリ
売春婦 ラ・スキタシュウィリ
歌手の政治犯 グジャ・ブルデュリ
理髪師 ズラ・ベガリシュウィ
護衛 ラシャ・ラミシュヴィリ
愛に生きる政治犯 ソソ・クヴェデリゼ
寛大な政治犯 ダト・ベシタイシュウィリ

【感想】
ハリウッドや日本映画なら、単にユーモラスな祖父と孫の珍道中に仕上げかねない内容なのであるが、そこは自身が亡命しているイラン出身監督だけに、平和ボケしている我々にど真ん中の剛速球を投げ込んできて、正直観ていて疲れました。(笑)

独裁政権下で生活したことがなく、しかも平和な日本に住む私には、そうした世界を知るには、もはやニュース映像くらいしかない。
本作品の監督はイランからの亡命した人であり、そうした世界観を体験したことがあるであろうし、私には想像の域を出ないながら、きわめてリアルに感じることができた。
独裁に対する言葉は民主なのであろうが、独裁から民主的な社会を構築することがいかに難しいかは、中東の情勢を見れば明らかであろう。独裁の方がむしろ平和なのであるのだから・・・。、
それもすべては、憎しみの連鎖と言われる敵を容認しない社会においては、圧政でもしない限り、その連鎖が止まらないということなのだろう。
民主的な国家が根付くには、かつての日本そんなことはわかっていても、止まらないのが社会の常であるはず。
最後はわからないが、希望を捨てないマフマルバフ監督の意地が垣間見える作品であった。

追記:
 可愛らしい孫息子の好演が本作品の価値を際立たせている。子供に罪はない。そのとおりだと思ったし、大人は子どもたちが道を誤らない健全な社会を維持していかなければならないですね。ただし、それは言うは易しで、いつの間にか大人が子どもたちの未来を潰しているようなことがあるので、それは例えば、環境破壊であったり、ISのテロだったりであることを、胸に刻みたい。

追記2:
 日本は幕末において、徳川幕府を倒したのであるが、将軍慶喜を殺しはしなかった。
 第二次世界大戦において、アメリカ軍に占領されたが、アメリカ軍の善政もあり、アメリカ憎しにはならなかった。
 世界標準からみたら民主的な国家でないとも言われるが、日本国内的には負の連鎖が起きなかったという点は評価できるのではないか?
 それを実現しているのはなぜなのかはよくわからないのであるが・・・。

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コメント

明けましておめでとうごさいます。表題とは違うのですが「川の道」のご質問にお答えします。

3か所あるレストポイントで2時間休憩するとのことですが、
仮眠、食事、風呂のサービスとその時間に制約はあるのでしょうか?

■各宿で「何時までに出発すべし」という時間が決まっていますが、あまり気にしたことがありません。
ので、気にしなくてよいと思います。
例えば、第1関門のこまどり荘は「5月2日の午前5時までに出発」ですが、
かずさんがこの時間まで滞在することは考えられません。
この時間に出発して、次の関門に間に合う人はよほどの剛脚ですが、
(つまり普通の人は間に合わないと思います)
剛脚の人がこの時間までいることも考えられません。

食事=第1関門「こまどり荘」と第3関門「鹿渡館」ではスタッフさん手作りの料理を出してくれます。
内容は、カレーライス、丼物、汁物、麺物、サラダ、フルーツポンチなどです。
おかわりさせてもらえますし、おなか腹一杯になるまで食べられます。
第2関門「小諸グランドキャッスルホテル」では食事はありませんが、カップ麺やおにぎりなどが
大部屋に用意されているはずです。夜になるとホテルの売店も閉まっています。
足りないようなら、宿の2キロくらい手前にあるコンビニで調達しましょう。

風呂=第1関門「こまどり荘」と第3関門「鹿渡館」は、制限時間内にゴールすれば大浴場が開いています。といっても「鹿渡館」のは小さなお風呂で、むちゃくちゃ熱いです。
第2関門「小諸グランドキャッスルホテル」だけが例外で、深夜12時が制限時間ですが、
深夜12時に大浴場が閉まってしまいます。そのため、早めにゴールすることをおすすめします。
小諸はサウナ、水風呂もあるのでアイシングできます。

仮眠=第1関門「こまどり荘」は2段ベッドのロッジです。
第2関門「小諸グランドキャッスルホテル」は布団がずらり並んだ大部屋。
第3関門「鹿渡館」は布団が数人分並ぶ小部屋です。いずれもすやすや眠れます。

各宿の滞在時間は、ランナーによってまちまちです。
速いタイムでいく人も、睡眠を3~4時間くらいちゃんと取る人もおれば、
遅いペースの人でも、睡眠1時間+その他1時間=滞在2時間できっちり出る人もいます。

あと444km地点の私設エイド「和田さん家」で、毛布などを敷いて、
仮眠のスペースを取ってくださっています。
カップ麺やおにぎりなど軽食も毎年用意してくれています。
完走ペースなら夜~明け方にかけて通る場所なので、非常にありがたいです。


給水ボトル以外に携行した方が良いグッズは何かありますでしょうか?

■僕はほとんど荷物を持たない派なのですが、あると助かるかなというのは・・・
・(軽い)エマージェンシーシート
(深夜にバス停、鉄道駅などで数10分仮眠する際に、暖かく眠れます)
・SuicaなどICカード
(コンビニで買い物するとき、言われた金額を出せなくなるくらい、朦朧としてしまいます)

うーん、あとは思いつきません。
まあ、足りないものはいくらでもコンビニで補充できるので、あまり荷物はいらないように思います。

役立たずなお返事ですみませーん。

バカロードさま、わかりやすく詳細な回答、誠にありがとうございます。
ものすごく、ためになりました。これで完走間違いなしです!(笑)
そして、いよいよ、スパルタスロンの申込みですね。
今年こそはと、密かに期待しています。

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