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2015年11月 5日 (木)

瀬戸内行脚完走報告その1(序盤:思い出編)

昨年、早々にリタイアしてしまった瀬戸内行脚ですが、今回はコースも変わって、距離も伸びてのリベンジ参戦です。そしてもっと大事なことは、心優しきウルトラランナーで多くのウルトラランナーに慕われていたみっちゃんの追悼大会であるということでした。

さて当大会の距離は222km、松山市の道後温泉をスタートし、今治市を経由して、瀬戸内海のしまなみ海道の島を3つ(大島、伯方島、大三島)をぐるりと回り、今治市に戻って、海沿いを進んで松山市に戻るというコースでした。
Seto2015course

●スタート地点(道後温泉本館前)
Start
7時スタート組の集合写真です。スタートは9時と12時もあります。みっちゃんの遺影を前にどんな顔をすればよいかと迷いましたが、皆さん笑顔なので、少し表情が緩められました。ちなみに私は後列左から2番目です。走り始めは7時5分でした。(笑)

●自転車のペイサー
Dsc08151
50km地点まで先頭ランナーには自転車のペイサーが付きました。私は先頭ではないので、この後、ペイサーを見たのは50km地点手前でした。

●伊佐彌波神社(07:06)
Dsc08152
いきなりの直登石段です。登り激弱の私は早くも最下位確定です。(笑)

●伊佐彌波神社(07:08)
Dsc08153
石段を登るとなかなか立派な神社でした。

●懐かしいダムへの道(07:31)
Dsc08154
30年以上前、毎週日曜日にこの道を通って、ダムに向かい、ブラックバス釣りに精を出していました。まさかこの道を走っているとは夢のようです。(笑)

●奥道後(07:46)
Dsc08155
道後温泉の奥座敷として一世を風靡した奥道後を通過します。昔と変わらない跨道橋が昔と変わらず懐かしいです。今もやっているのだろうかというような閑散とした状況が気になりましたが、この後、集団から抜け出して進みます。

●主催者(07:52)
Dsc08159
わざわざ主催者のK内さん自ら道案内に立ってました。ありがたいです。熱いエールをいただいて先に進みます。

●後続ランナー(07:52)
Dsc08160
K内さんの道案内で進んでいますね。

●石手川ダム(08:07)
Dsc08162
ここで先行していた二人(S田さんとU井さん)がトイレに行かれたので集団のトップになりました。
毎週日曜日に友人たちとブラックバスを釣っていたダムです。
思い出話をひとつだけ。ダムがあるだけにここまでずいぶんと登ります。標高は220mくらい。中学生だった僕たちは、帰路、自転車で競争して下っていました。ある夏の日も同じようにかっ飛ばして下っていたのですが、一部舗装工事中だったことを忘れていて、無舗装道路にフルスピードで突っ込み、見事に転倒しました。身体中、傷だらけの血まみれ、全身打撲で動けない状況となって、少し遅れて到着した友人は、大人がいるであろうダムの事務所に取って返して、私の危機を救ってくれました。
完治後、友人とダムの事務所にお礼に伺った時に、普段の見学では見せてもらえないダムの核心部分まで見学させていただいたというのがひとつの思い出です。

●ペット霊園(08:15)
Dsc08163
ブラックバス釣りのベース基地として重宝していた湖面に降りれる緩やかな斜面が、ペット霊園となっていました。

●ダム湖末端(08:24)
Dsc08164
石手川ダムには何度も来ていましたが、末端まで行ったことはなかった気がします。つまりここからは未知の世界。それはそれで楽しみです。

●日浦トンネル(08:29)
Dsc08165
先行するランナー発見。お互いに道を確認して進みました。登りが弱い私はその後、引き離されました。

●国道317号線(08:50)
Dsc08166
松山から今治に抜ける最短ルートですが、標高460mまで登るのが、ランナーには厳しいところですが、傾斜は緩やかで、全部走ることができました。

●ウォーターステーション(21km地点、09:16)
Dsc08168
最初の休憩場所に到着。スタッフは2013年スパルタスロン2014年さくら道でも一緒だったT智さんでした。

●水ヶ峠トンネル(09:18)
Dsc08169
Dsc08170
ほぼ直線3kmのトンネルです。歩道が広くて走りやすかったですが、空気は悪かったですね。ここから下りで私が待ちに待った時間です。(笑)

●市境(09:34)
Dsc08171
今治市に入りました。

●集落(09:58)
Dsc08172
のどかな農村集落を下ります。

●玉川ダム湖畔(10:04)
Dsc08173
Dsc08174
ボート競技の大会してました。

●今治南高等学校(11:14)
Dsc08176
古風な校舎に思わず写真撮りました。

●今治中心街(11:22)
Dsc08177
左折ポイントです。あと数キロで来島エイド(50km地点)です。

●しまなみ海道(11:47)
Dsc08178
しまなみ海道の高架下をくぐります。

●糸山公園への登り(11:57)
Dsc08179
来島エイドのある糸山公園への登りが始まりました。少し先にS石さんが走っていますが、登りでは簡単に引き離されます。

●糸山トンネル(12:05)
Dsc08180
ここを抜けると待望のエイドです。

●来島エイド50km地点(12:06)
Dsc08181
Dsc08182
スタッフに温かく迎えていただきました。足の親指が痛くなってきたので、靴を脱いでテーピングの処置して、食事して進みました。順位は4番手らしいです。

●糸山トンネル2回目(12:14)
Dsc08183
来島エイドはどんづまりの場所にあるので糸山トンネルを戻ることになります。5、6番手の
ランナーとすれ違いました。S田さんから「調子いいですね」と声かけてもらいました。

●来島海峡大橋の自転車歩行者道(12:16)
Dsc08185
いよいよしまなみ海道に入ります。らせん状の自転車歩行者道を進みます。

●来島海峡(12:17)
Dsc08186
らせんをもう一周して橋に進めます。

●らせんの歩道(12:19)
Dsc08187
もう少しで大橋に接続できます。

●来島海峡大橋(12:20)
Dsc08188
来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の総称。3つの長大橋梁により構成された世界初の3連吊り橋であり、全長は4105m。
ここから海上を走ることになります。一般の観光客やサイクリストもいっぱいいました。

●来島海峡の渦潮
Dsc08189
狭い海峡なので鳴門みたいに海が渦巻いています。それを見るため観潮船が渦の近くを進んでいます。

●来島海峡第二大橋
Dsc08190
Dsc08193
橋長間は長ーい直線です。

●来島海峡大橋(大島側)(12:46)
Dsc08195
ここを走って渡ってきました。天気は快晴、涼しい風に軽やかに走れました。
そういえば、まだランニングしていなかった1999年にまだ松山に実家があって、広島県の尾道からレンタサイクルでしまなみ海道を踏破して、帰省したことがありました。
最後の来島海峡大橋には、父と妹が今治側からレンタサイクルで迎えに来てくれて、親子3人でサイクリングしたことを思い出しました。
約100kmのサイクリングでも苦しくて感動的な達成感がありましたが、今やその倍以上をランニングしているというのが不思議です。

●大島(13:00)
Dsc08196
道路には青い線でしまなみ海道外周道路が表示されています。

●大島の大頭山(13:14)
Dsc08197
コンビニやお店、銀行などが続く大島一の繁華街を通ります。

●大島のサークルK(13:21)
Dsc08198
Dsc08199
ここで先行していたS石さんがコンビニに入られたのを見て、私も入りました。あまりの暑さにガリガリ君を買いました。S石さんをいったんパスして、食べながら走りました。(笑)

●大島の西岸(13:46)
Dsc08201
気持ちの良い天気に青い海です。

●大島・田浦峠への登り(13:56)
Dsc08202
当然歩いて登ります。

●田浦峠(14:05)
Dsc08205
実にわかりやすい峠の頂点でした。標高は77m

●下り坂(14:06)
Dsc08206
もちろん走って下ります。

●青い線と青い海(14:07)
Dsc08207
しまなみ海道の路線を表すのがこの青いラインです。基本、これに沿って行けば間違いないのですが、ときどきそうでないところがあるので注意です。

●大三島橋(大島から)(14:16)
Dsc08208
右が次に渡る伯方島、左がその先の大三島で、それを結んでいるのが大三島橋です。結構古くからある橋です。

●伯方・大島大橋(14:27)
Dsc08209
大島から次に渡る伯方大橋が見えてきました。

●伯方・大島大橋の袂(14:42)
Dsc08210
ここから橋を通るために登りです。

●伯方・大島大橋上(14:50)
Dsc08211
全長1230mの吊り橋です。歩行者は自転車・原付と共用です。

●伯方ビーチ(14:56)
Dsc08212
伯方エイドが設置されている伯方ビーチ方向です。

●分岐(14:59)
Dsc08213
歩行者道は自転車と共用で緩やかな傾斜となっており割と長いです。

●伯方島エイド(75km地点)(15:05)
Dsc08214
1,2番手のDさん、I村さんが休憩中でした。もうビール飲まれていました。さすがウルトラランナーです。この後4番手のS石さんが到着し、ハイドレに給水している私を残して、3人で先に出発されました。

瀬戸内行脚完走報告その1(序盤:思い出編)
瀬戸内行脚完走報告その2(中盤:夜間爆走編)
瀬戸内行脚完走報告その3(終盤:失速苦闘編)

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