瀬戸内行脚完走報告その2(中盤:夜間爆走編)
伯方エイド(75キロ地点)をなんと4番目の通過で出発します。
●伯方エイド(道の駅伯方S・Cパーク)付近(15:18)
伯方エイドを出たところ。上の写真は北方向を写したもので、左隅にエイドが見えます。
下の写真が進行方向で伯方島を反時計周りに進みます。橋を降りてのすれ違い区間なので、5番手、6番手とすれ違いました。
●伯方町有津付近(15:41)
空のあお、海もあお、線までもあおです。
●伯方郵便局前(15:52)
ここ左折です。Dさん、I村さんの姿が見えました。
●多々羅大橋(16:33)
橋長1480m、国内最長、世界第5位の斜張橋です。
愛媛県と広島県を結ぶきれいな斜張橋ですが、今回はここは走りません。下はくぐりますが(笑)
●伯方島北岸(16:35)
西に進んでいて、坂の上の夕陽に向かって進みます。
●伯方町伊方付近(16:48)
伯方島西岸にぶつかり左折になります。
●西瀬戸自動車道(16:55)
そろそろ伯方島ともお別れが近付いてきました。
●大三島橋の自転車歩行者専用道(16:56)
ずいぶんと長い専用道でした。時間帯が通勤時間らしく原付バイクががんがん通っていました。
●大三島橋(17:09)
全長:328m。誰も通っていませんね(笑)
●瀬戸内海の日没(17:10)
眺めの良い大三島橋上でグッドタイミングでした。だいぶ冷えてきました。
●多々羅大橋と生口島(17:38)
大三島に上陸し、北上しての景色です。すっかり日が暮れてしまいました。9割方、力を使い果たし、残り1割で120km以上はどうやっても走れないなあと思いまながら、エイドのカップラーメンに希望を託し、進んでいました。
●西瀬戸自動車道高架(17:52)
多々羅大橋直下です。先に見える明かりは大三島コンビニ(97km地点)です。カップラーメン食べれるかな?と思ってました。
●大三島コンビニ(97km地点)(17:54)
念願のエイドでしたが、無人のセルフエイドでした。(笑)。先着されていたDさん、I村さんはビール買っての宴会中でした。お呼ばれしましたが、私は走っているときにとても飲めませんし、とくに買うべきものもないので、先発しました。先行していたS石さんは、どうやら多々羅温泉に行ったらしく、ここで人生初のレースでのトップランナーとなりました。(笑)
●自販機(19:23)
主催者が配布したマップに、この区間、コンビニはなく、自販機の2台とのことで、2台目の自販機に立ち寄りました。建設事務所の自販機のようで、作業員のおじさん(と言っても私より若いと思いますが)が、「裏の自販機は100円だよ」とお薦めしてくれたのでその自販機です。「走ってるの?」とお声掛けいただいたので、「そうです。」「どこまで行くの?」「松山です。」「・・・、このあたりはイノシシが海岸沿いまで出てくるから気を付けて!」と会話しました。
そういえば、林で「ガサゴソ」、「バキバキ」音がしてたなあ。どう、気を付ければいいのかわかりませんが、「わかりました!」といって、ここを後にしました。
●自販機のあった建設事務所(19:25)
街灯はもちろん、民家すらないさみしいエリアでした。
●大三島の夜景(19:44)
星空とともに夜も美しい瀬戸内行脚でした。
このあと、道を間違えて、多々羅大橋に戻る道を進んでいました。
気が付いたのは、大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)※の前を通ったからです。
※大山祇神社は日本総鎮守で、武将の信仰を集め、文化財として国宝8件、国の重要文化財76件(2014年現在)を有する神社。
まだ空いていた居酒屋の扉を開けて、大将に道を聞くと、「どっちに行くんだい?」とのこと、地図を見て「宗方港方面です。」「じゃあ」と道に出て、道順を教えてくれた。「宗方までだいぶ距離あるけど、どこまで行くんだい?」と聞かれたので「松山まで」と答えると、理解不能に陥っていましたが、お礼を言って、正しいルートに戻りました。1kmの回り道で抑えられました。
●正しいコース(20:05)
大三島の中心街でもこの程度の明るさでした。このあと、アップダウン<道が続きましたが、スタッフ/車の応援もあり、乗り切れました。最最後、上りきって左カーブの先にエイドがありました。p>
●大三島エイド(120km地点)(21:03)
この寒い中、スタッフの拍手で迎えていただく最初のランナーとなることができました。
●カップラーメン(21:16)
待望のサッポロ一番塩ラーメンをいただきました。なかなかお湯が沸かなかったですが、その間、左足の人差し指のケアしてました。そうこうしていると、名古屋の呑兵衛コンビ、DさんとI村さんが到着してにぎやかになりました。こちらはカップラーメン食べ終わったので、先行することに。K内さんが固い握手で送り出していただきました。(21:23)
このままトップの爆走続けようと決意して出発しました。
●瀬戸内海の夜景(22:01)
隣の島の夜景。大三島の南岸は人家のほとんどないさみしいところでした。先頭を走る私は、「ガサガサ、バキバキ」と人が通って驚いてイノシシが林の中に逃げる音を十数回聞きました。怖かったので、林から遠い道の端を走ってました。
●工事個所の点滅と月(22:02)
工事中の安全標識の点滅が月夜に美しかったですね。
●野々江トンネル(22:11)
トンネルの中は温かかったです。イノシシもいませんし、快適でした。
●歩行者専用トンネル(23:16)
大三島橋に向けての歩行者専用道のトンネルです。歩行者、自転車、原付、誰一人ともすれ違いませんでした。こんな夜中、当たり前か
●夜の大三島橋(23:25)
夜の橋はもの寂しくも綺麗でした。
●伯方エイド(140km地点)(23:53)
復路は大三島橋を通過するとすぐに伯方エイドに着きました。クリームパンをバクバクいただきました。食べられることだけがウルトラランナーとして私の唯一の強みですね。
●伯方エイド(復路140km地点)(23:57)
Dさん、I村さんコンビ到着です。実力以上の走りで逃げている私ですが、どうしても引き離すことができません。さすが名だたるウルトラランナーですね。お互いの健闘を称えあったのち、食べ終わった私は、先行しました。
●伯方・大島大橋への登り(00:02)
伯方エイドを出るとすぐに伯方・大島大橋への登りの開始です。
●夜の伯方・大島大橋(00:21)
実物はそれはそれは美しくライトアップされた伯方・大島大橋でしたが、写真は今一つでしたね。すいません。
大島に渡ると、往きと同じ大島北岸のアップダウンのある道を進みました。このあと大きな登りがあるんだようなあと思っていたら、とっくにその登りが終わっていました。疲労困憊で、思考能力が鈍っているようでしたが、結果的にラッキーでした。
走るのも厳しい状況に陥りつつありましたが、やがて最後の橋である来島海峡大橋が近付いてきました。
●来島海峡大橋への登り(02:27)
なんとなく通ったなあという道を逆に戻っていきます。
●来島海峡大橋(02:38)
これから渡る来島海峡大橋を下から撮りました。
●来島海峡大橋(02:48)
来島海峡大橋上です。暗そうに見えますが、ヘッドライトなしで十分走れました。
●来島エイド(復路165km地点)(03:29)
念願のエイド到着も、スタッフは車でお休み中だったので、起こさず、測定器にICチップをかざすと、「ピー」と反応したので、そのままスタッフに声かけずに、エイドでひとり食事しました。ハイドレに水を入れたかったけど、水が見つからず、寒くなる前に出発しました。
これが、この後、ちょっとした騒動になるとは、思っていませんでした。
ここまで、まさかのトップ独走、人生初のこの経験は、チョー気持ちよかったです。
・瀬戸内行脚完走報告その1(序盤:思い出編)
・瀬戸内行脚完走報告その2(中盤:夜間爆走編)
・瀬戸内行脚完走報告その3(終盤:失速苦闘編)
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