UTMBレース記録06(中間地点クールマイヨールから第7関門アルヌーバ)
コース1,2を争う絶景ルートのクールマイヨールから第7関門アルヌーバまでの記録。
しかも余裕の行程のはずが、暑さや師匠の不調などで、時間オーバーのピンチに見舞われました。
最初に一度登れば後は高原地帯を平行移動ですが、実際にはアップダウンあります。
12:47 体育館を出たところで添乗員さんたちを発見。この直後に、予想外に師匠と再会。
足にマメができて、処置に小一時間かかり、この時間になったとのこと。
後半を師匠と一緒に進めるとは何たる幸運。
まずは、師匠の導きで公衆トイレに立ち寄った。
(クールマイヨールの体育館にもトイレがあったが満員御礼、カギしていないので、外国人お巨大なしりを見てしまいました。)
街の人の声援を受けながら、あまりの暑さに水冷の必要を感じると、師匠が確かこの先に水場があるはずとのこと。実に心強い。
13:19 考えることはランナー皆同じ。水分補給に水浴びをたっぷり行う。
13:23 街中からすでに登り。日陰も少なく、暑さ炸裂でしたが、水を浴びて、私は快適でしたね。
この後、登山道に入り、九十九折のトレイルを樹林帯の中進みます。
やがて、師匠が暑さで遅れだし、そのうち長い休憩を取り始めたので、私は他のランナーのペースで先行します。
14:28 一般登山者が脇にそれて絶景を眺めます。クールマイヨールが眼下で、一気に高度を稼いだのが分かりますね。師匠大丈夫かなあと思いつつ先を進みます。
14:41 暑い中の急登でランナー皆さん、お疲れです。ここでもコーラ三杯いただき、ハイドレに水2リットル充てんしました。水は危ないところでしたね。食事もしたりと、師匠を待ちます。
14:56 20分弱休憩するも師匠の姿は見えず。仕方なく師匠を置いて先に進むことにします。
14:57 高低図では小屋から登りはないように見えて、しっかりと登らされます。
15:02 どうです、この絶景ルート。これぞ本場UTMBですね。日本には存在しない絶景です。
遅れている師匠を待つ意味もあり、ゆっくりと進みます。
ちょうど、歩いている若い日本人ランナー2003番と話をしながら進みました。
彼はUTMF35時間と私よりはるかに早いトレイルランナーでした。
15:04 高角のデジカメですが、下界を写すと山が入りません。すごい高度感のある風景なのがおわかりいただけますでしょうか?モンブラン山群に向かって大きな道路があるってことは、このあたりはあの有名なモンブラントンネルの近くということでしょうか?
15:12 こちらのでかい山はアルプス三大絶壁の一つ、グランドジョラス(標高4208m)でないかと思います。
16:07 我々が進んでいるのは、モンブラン山群の向かい側の山群です。最高標高は2500mぐらいですかね。コースの標高はちょうど2000mくらいですが、暑いので小川を越える度に水を浴びて涼みました。(これがまた時間がかかった要因でもあるのですが・・・)
16:12 モンテビアンコに雲がかかり始めました。いやあ、それにしても絶景が続きます。
16:17 でかいでかいでかい、最高の眺めを進みました。暑かったけど・・・。
16:35 寝ているランナー発見(右の木陰)。確かに20時間以上経過し、これだけ暑いと消耗して、眠る気持ちもわかりますが、時間的余裕はないんじゃないかと。私はまだ眠気は大丈夫でしたね。
16:39 エイドのボナッティ小屋発見。うーん、嬉しいけど、この登りは、この暑さではきついですなあ・・・。
16:47 コーラ3杯もらって、クラッカーも大量にいただいて、想定タイムを確認していると、気が付きました。次のアルヌーバは第7関門。しかも残り5kmで時間は1時間ちょっと。まずまずいと急いで出発の支度しました。
16:57 しっかり被り水して、ボナッティ小屋を出発しました。
17:04 たらたら歩いていたら時間が無くなったので、急いでいますが、絶景についつい写真を撮ってしまいます。
17:10 高原地帯を北西に進みます。急ぎ足の私ですが、何人ものランナーに抜かれました。
17:33 アルヌーバが見えてきました。標高差250m、九十九折の激下りでした。
マメを気にしつつ、それなりに下りましたが、時間内通過を目指すランナーの速いこと速いこと、じゃんじゃん抜かれましたが、師匠の姿は見られませんでした。
18:07 アルヌーバに到着。制限時間8分前のギリギリの到着。後半は余裕だろうと勝手に思っていてろくに予習してなかった付けがまずここで出ました。その後も、付けが出てくるので、事前の予習は重要ですね。
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