« UTMBレース記録03(第1関門サンジェルバから第4関門シャピー) | トップページ | UTMBレース記録05(第5関門コンバルから中間地点クールマイヨール)) »

2015年9月13日 (日)

UTMBレース記録04(第4関門シャピーから第5関門コンバル)

モンブラン一周レース(距離169.4km累積標高差9889m)のレース記録その4、第4関門シャピー(49.4km地点)から第5関門コンバル(65.8km地点)の距離16.4km部分(下の地図の黄色い線部分、反時計回り)です。
距離は短いものの、いよいよ2500mの峠越え2か所(セイニュ峠とカルカイレス峠)という難所の登場です。新コースとして設定され誰も知らないカルカイレス峠はどんな場所・コースなのか?
Utmbmap3

Dsc06350
03:48 シャピーのエイドのテント内。ほとんどの関門エイドはランナー全員をテント内通過させる構造で、序盤のエイドでは大渋滞発生。食べない私にとっては、ちょっと迷惑な設定でした。とは言いつつ、いつもコーラ三杯以上いただきました。

Dsc06352_2
03:52 シャピーの街を抜けて行きます。

Dsc06355_2
03:54 山が迫る広い谷底を進みます。満月の明かりで、この写真のようにうっすら山並みが見えて、山好きの私はゾクゾク、ワクワクしながら進めました。

Dsc06356_2
03:54 広い舗装路を緩やかに登って進みます。たぶん走れるけど、早歩きで進みました。

Dsc06357_2
04:25 雪を被る山が満月の明かりでうっすら見えます。その下をランナーの明かりが続いています。

Dsc06358_2
04:54 セイニュ峠に向かってライトの明かりが繋がっています。本物はそれはそれは美しかったですよ。

この後、舗装路から本格的なトレイルに変わり、登りのペースが落ちてきたところで、予想外に師匠に抜かれました。どうやらシャピーでトイレ休憩だったようで、休まず進んだ私がいったん抜いたようです。50km過ぎまで師匠を先行していたなんて、驚きです。それだけ私なりにしっかり登ったということでしょう。

Dsc06359
06:16 振り返ると光の帯は遥か麓まで続いていました。ドベではないことに少し安心。

Dsc06360
06:16 夜が明け始めました。

Dsc06362
06:18 セイニュ峠かと期待させますが、山頂域の広大なアルプスを理解していませんでした。

Dsc06363
06:18 谷の向かい側の山が明るくなってきました。日本の山の大きさに慣れている私にはとても近く見えるのですが、山がでかいアルプスなので実は結構距離があると思われます。

Dsc06364
06:29 写真撮っていると前とすぐに差が開きます(笑)

Dsc06365
06:29 そんな写真撮っているとまた抜かれました。(笑)

Dsc06366
06:31 日の出前の明るい空にランナーの列が見えます。セイニュ峠はまだですか?

Dsc06368
06:48 やっとセイニュ峠が見えてきました。

Dsc06369
06:49 ここがフランスとイタリアの国境、標高2502mのセイニュ峠です。3時間かかると思っていた登りを2時間で制覇し、想定タイムを50分余らせました。ガシガシ登った成果が出ましたね。しかも天候にも恵まれ、ミドルレイヤー1枚を重ね着しただけで、寒いと言われる高山地帯を通過できました。

Dsc06370
06:50 イタリア側です。

Dsc06372
06:50 振り返ってフランス側。続々とランナーが到着しています。

Dsc06371
06:50 北側はセイニュ峠からモンブラン山群に続く稜線です。

Dsc06374
06:51 緩やかな下りを進みます。

Dsc06375
06:58 峠からわずか8分で小屋が見えてきました。

Dsc06376
07:00 小屋には人だかりが・・・。休まず進みます。

Dsc06377
07:00 さらに下って、左に進む様子が見てとれます。どうやら、そこからが新コースのようです。

Dsc06378
07:02 新コース、どこを抜けて下に降りてくるのだろうか?

Dsc06379
07:04 橋を渡って左折して最高標高地点もある新コースに向かいます。

Dsc06380
07:36 序盤は湿潤な柔らかい草の上を進んでいましたが、中盤からはゴロゴロしたガレ場を進むことになりました。1時間程度で抜けたいと思っていた私は、セイニュで峠で力を使い果たし、しかも標高2500m付近で空気が薄いにもかかわらず頑張りすぎてバテがバテになってしまいました。

Dsc06381
07:44 最高標高2563m地点に到着です。想定タイムの貯金は55分に拡大。しかもここからは得意の下りと思いきや・・・

Dsc06382
07:44 ガレガレ(大き目の石がゴロゴロ)の下りでした。(´;ω;`)

Dsc06383
07:45 モンブラン山群のすぐ近くを降りますが、登りは早いが下りは遅い外国人にすこしイラつきながら写真撮って、間をあけました。

Dsc06384
07:49 ピラミダルな山容はアルプスですな。

Dsc06385
07:50 どこまでもガレガレな下りのトレイルです。雨降っていたら、転倒しまくりですな。

Dsc06386
08:00 下りの遅いランナーは抜かして、そこそこ早いランナーの列に付きますが、でもまだ遅いので、写真撮って、間を空けます。

Dsc06387
08:07 朝日がだいぶ昇って眩しい中を、谷に向かって進みます。

Dsc06388
Dsc06389
08:11 綺麗な風景を撮りまくります。

Dsc06390
08:24 右手が開けてきました。たぶん、古いコースはこの谷間を進むはずです。(師匠曰く、なんてことない下りだそうです。)

Dsc06391
08:24 古い建物が見えてきました。こんもりした丘が一瞬、古墳?って思ってしまいました。(笑)

Dsc06392
08:25 城跡?

Dsc06393
08:27 水場がありました。冷たくて美味しかったです。

Dsc06394
08:29 振り返って、あの山を越えてきたんだなあと見上げました。それにしてもどこ通って降りてきたんだろうか?という厳しいコースでしょ!

Dsc06395
08:29 コンバル湿原に向けて最後の下りです。

Dsc06396
08:30 第5関門のコンバルが見えてきました。えっ、見えないって。拡大しますよ。

Dsc06396_3
08:30 テントがいくつか張ってあるのが第5関門のコンバルでしょう。激下って向かいました。

エイドの手前ではドローンが飛んでいました。おそらく主催者が撮影しているのだと思います。その映像どこかに使われたかな?

コンバル到着は08:40。
新コースは1時間半もかかる難コースで、先ほどまであった想定タイムの貯金をだいぶ使い込みましたが、制限時間までの余裕10分の想定が、50分の余裕を持てて、ガッツポーズのレース展開となりました。

« UTMBレース記録03(第1関門サンジェルバから第4関門シャピー) | トップページ | UTMBレース記録05(第5関門コンバルから中間地点クールマイヨール)) »

トレイルラン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: UTMBレース記録04(第4関門シャピーから第5関門コンバル):

« UTMBレース記録03(第1関門サンジェルバから第4関門シャピー) | トップページ | UTMBレース記録05(第5関門コンバルから中間地点クールマイヨール)) »

★誘惑サイト★


リンク

2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

●広告サイト●


記事画像

  • ブログ記事画像
無料ブログはココログ

◆お願いサイト◆