世界は日中韓の争いをこう見ている
「日中韓は戦争の過去乗り越えよ」、シンガポール首相(AFP=時事 5月30日(土)20時22分配信)
【AFP=時事】アジア・太平洋地域の国防相らが参加するアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ、Shangri-La Dialogue)が29日、シンガポールで開幕し、リー・シェンロン(Lee Hsien Loong)首相は戦後70年になってもいまだに戦争が日中韓の関係に影を落としていると述べ、アジア諸国は地域の信頼と協調のために第2次世界大戦の過去を乗り越える必要があるとの認識を示した。
リー首相は基調講演のなかで、日本について「一般的な意味では後悔と謝罪を表明している」と述べたうえで「慰安婦や南京虐殺の問題では立場が曖昧だ」と語った。
また中国と韓国に対して「日本に繰り返し謝罪を求めることはやめるべきだ」と述べ、「日本を守勢に立たせるため、または未来の世代にまで憎しみを永続させる目的で戦争の歴史を利用してはならない」と述べた。
【ひと言】
戦争中に日本軍に占領され、人種的にも華僑が多く、比較的中国寄りであるシンガポールの首相からしても、中国や韓国・北朝鮮は反論できない歴史を題材に日本を貶めたいと見えているということだ。
中韓は戦争被害者だと感情的に訴えているように見えて、実は政治的な思惑のプロパガンダであると世界はきちんと見ているのであるから、中韓の歴史攻撃には日本も割り切って、冷静かつ論理的に、事実に基づいてきちんと反論していく。
なんか、日本人としては日本の良さが壊れていくようで嫌なのだが、中韓だけには、そうするしかないということなのだろうなあ・・・
【追記】
なんと中国メディアでは上述の同じシンガポール首相の演説が全く逆に報道されている。
「中国は成熟しているのに日米は時代遅れの脳みそのまま」シンガポール首相が叱責―中国メディア(Record China 5月31日(日)11時32分配信)
30日、荊楚網は、ジャーナリスト・毛開雲氏のコラム「シンガポール首相、日米に授業」を掲載した。リー・シェンロン首相は関係各国に関係改善を促した。写真は会場のシャングリラ・ホテル。
アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)が29日、シンガポールで開幕した。シンガポールのリー・シェンロン首相は講演で、日本、米国など対立を深める各国をいさめた。以下は日本に関する言及。
戦後70周年を迎えた今年は「欧州人のように歴史を次のページに進める時が来た。日本は戦争を起こしたことについて謝罪する必要がある。だが慰安婦や南京大虐殺などの具体的な問題について日本の態度は明確ではない」と指摘。ドイツに学んで侵略の罪を徹底的に反省し、世界各国の信頼を得るべきだと促した。
またアジアインフラ投資銀行(AIIB)についても言及した。「日本はAIIBに加入していないが、最近になってアジアのインフラ建設支持に1100億ドル(約13兆7000億円)を(独自に)拠出する方針を表明した。大多数の東南アジア諸国は日本が積極的な役割を演じることを望んでいるが、一方で日中対立に巻き込まれたくないとも考えている」と指摘。中国は精神的に成熟しているが、日米の脳みそは20世紀の対立思考にとどまっているとして、友好を目指すよう促した。(翻訳・編集/増田聡太郎)
【ひと言】
どちらの報道が間違っているか?
原文を読めない私にはわからない。
わからないが、お互いの政治体制や報道の公平性、総合的な民度を考えたとき、中国の報道が都合の悪いことを隠ぺいしている可能性が高いと思われる。
世界の動向を捻じ曲げようとするような国との交渉は難しいよなあ。
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