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2015年4月

2015年4月29日 (水)

恥ずかしいやら、嬉しいやら (*ノωノ)

4月に異動があって、新しい業務にまだまだ追われている今日この頃です。

それでも、天気も晴れる日が多くなったし、入学騒動もひと段落したしで、ランニングをする余裕ができてきました。

今夏、UTMB(モンブラン一周レース)という一世一代の舞台が待っている以上、生涯最高の状態で舞台に立ちたいところであるだが、いかんせん、ここまでのトレーニング状況は、過去最低である。(笑)

それでもここ6日間で82kmと月間300km超のペースに戻せてきた。

という今日は、休日出勤の職場から帰宅ランでしたが、お店によるため普段とは違うコースをあと1kmだと思いながら走っていたら、若いご夫婦とすれ違うと、「かず(本名)さん?」との声が聞こえた。

はて、子どもたちのご父兄さんか?と立ち止ると

「スパルタスロンへの遥かなる道のブログ見てます。かずさんですよね?」と声をかけられました。

「そうですが(なぜ、私のことが分かったの?)」との怪訝な私の反応に

「お顔がそうかなあと思って」と。一緒におられたご主人もトレランをやられるとのこと。

「道志村トレランに出られますよね」「はい、そうです。」と。

伺うとお住まいは隣の団地とのこと。

いやあ、解像度からわかりゃしないだろうと思って、最近、顔出しの写真を載せ始めての予想外での反応に嬉しいやら、恥ずかしいやら

日中走っていると、ドライブ中の知り合いに見られていることはわかっていましたが、直接知らない方にも見られているとは、驚きましたね。

急な出来事にろくな対応もできないところが私らしいので、どうかお許しください。m(__)m

何はともかく、道志村でお見かけしたら、お声かけください。私も気が付いたらお声掛けしますので、よろしくお願いいたします。

2015年4月28日 (火)

HOKA ONE ONE (ホカオネオネ) 買っちゃいました。

Hoka
ホカオネオネって知る人ぞ知る、現在、超長距離向け最強のランニングシューズです。

今夏のUTMB参戦に向け、とうとう買っちゃいました。(モントレイルマゾヒスト以来の定価買いです。在庫がなくなりそうだったので(笑))
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買ったのはMAFATE SPEED(マファテ スピード)です。(最初の写真)

特にアウトソールの形状が気に入りました。
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カタログには「山岳トレイルを飛び撥ねる」と書いてあります。

さて、このホカオネオネシリーズの特徴は、ヒールが高いというところです。

マファテスピードも例外でなく、ヒール高35mm、つまり3.5cm背が高くなるのです。
(またの名をシークレットトレランブーツです。(笑))

この特徴的なシューズを履くと、他メーカーの靴を履けなくなる気がしますが、モンブラン一周レース完走のために、今現在最強のシューズ(ハセツネとUTMFを優勝)を選択したわけです。

履いた感じ、欧米人の足型の細長形状に合わせて作られており、私には少しきつい感じがするのが気になりますが、クッション性に期待大です。

5月10日の道志村トレイルラン大会をデビュー戦とすっかなあ・・・

2015年4月26日 (日)

【書評】「戦場体験」を受け継ぐということ 遠藤美幸/著

【書評】「戦場体験」を受け継ぐということ 遠藤美幸/著
「貴官にやってもらいたいことがある。守備隊が最期を迎えたら、貴官は陣地を脱出して、龍陵の司令部へ戦況報告に行ってもらいたい。」(守備隊長)

「大隊長の命令ではありますが、木下はお受けできません。最後まで守備隊将兵と行動をともにしたいと思います。」(木下中尉)

「貴官の気持ちはわかる。だが、もう少しよく考えてもらいたい。ここで全員死んでしまったら、長い間の守備隊の苦労が師団にわかってもらえないではないか。それに戦死した将兵の遺族に対して、だれがこの状況を伝えるのか。それから後世に対しても、子々孫々に至るまで、この拉孟の戦闘の模様を伝えねばならぬ義務があると思うが」
「このことは、松井連隊長殿にも師団司令部にもすでに報告してあるので、貴官にぜひやってもらいたい。これは守備隊長の命令だ。」(守備隊長)

「・・・」(木下中尉)

「もし内地に帰る機会があれば、戦死した将兵の遺族にも戦闘の模様を伝えてもらいたい。それから、脱出するときには1、2名、伝令を連れて行け」(守備隊長)

もはや中尉は断ることができなかった。
「はっ、承知しました」と答え、敬礼をして壕を出た。(本著からの引用)

【概要紹介】
副題は「ビルマルートの拉孟全滅戦の生存者を尋ね歩く」

1941年12月8日のハワイ真珠湾とマレー半島への奇襲攻撃から半年たらずで、日本軍はマレー半島を席巻して、シンガポールを、次いでスマトラ、ジャワ島、あわせてフィリピンを占領、翌42年5月にはビルマ(現ミャンマー)全土を制覇した。

一方で、蒋介石の率いる中国国民政府は、日本軍により首都・南京を追われ、奥地の重慶に本拠を移した。
その国民政府を支援するため、米英両国は「援蒋(えんしょう)ルート」を通じて軍需物資を送った。
その最大のルートが、ビルマのラングーン(現ヤンゴン)から北上して中部マンダレー、ラシオを通り、中国国境を越えて雲南省に入り、昆明に至る「ビルマルート」であった。

その「ビルマルート」を遮断するため、四二年5月、日本軍は中国雲南省西部の軍事拠点・拉孟(らもう)に陣地を築き、1300人の守備隊を配備した。しかしほどなく太平洋戦線での米軍の反攻が開始され、日本軍は後退を余儀なくされる。

そうしたなか、44年6月、米中連合軍は新たな「ビルマルート」の奪回作戦を開始、中国軍4万人が拉孟陣地を包囲する。
100日にわたる死闘の末、9月7日、拉孟守備隊は全滅した。その拉孟全滅戦の実相が、奇跡的に生き残った将兵の証言により、ここに初めて明らかにされる。

本書は、その将兵と〝奇縁〟によって結ばれた戦後世代の女性研究者による記録である。(amazonサイトの内容紹介からの引用)

【ひと言】
今の世の中でどんなに厳しい状況に陥ろうとも、太平洋戦争の最前線の厳しさに比べれば、比較にならない、いや天国みたいなものだと思う。
すなわち、食料も弾丸も援軍もなく、逃げることはもちろん、生きる望みすらない状況でその場に踏みとどまって職務を全うするしかなかったのであるのだから。
(実は、自分が苦しいときに、戦争で死ぬわけじゃないんだといつも自分自身を奮い立たせているのだ(笑))

そういう過酷な帝国主義の時代があったということを知る意味でも多くの人に読んでもらいたいのであるが、何せ前提となる知識が必要なのがノンフィクション書籍の難しさである。

何度も映画評で書いてきたが、戦争ものは映像や映画の方が、理解が早く向いているのだが、商業的な成功が期待できない題材、さらには当時を体験した生存者が一人の状況となっては、それもままならない。

本著における光明は、戦争を知らない戦後世代の女性が不思議な縁から本著をまとめるに至って、それが完成したということだ。そうしたことをなし得る日本と日本人を誇りに思いたい。

【追記】
奇しくも、韓国と歴史認識で軋轢が起きている慰安婦について、以下のような記述があったのでそのまま紹介したい。

8月23日頃(全滅の2週間前)になると守備隊内の弾薬や食糧はほとんど尽き、脚気、アメーバ赤痢患者が続出し、ほとんどの将兵が体力を消耗し歩行すら困難な状況となった。(中略)
拉孟陣地の「玉砕」が刻一刻と迫っていた8月下旬、朴永心ら朝鮮人「慰安婦」たちについて早見上等兵は次のように語っている。
「このとき、本当に頭の下がることがあってね。砲弾と雨のなかをくぐりぬけながら、あの女の人たちは握り飯を兵隊たちに運んでくれたんよ」

私も感動し、頭が下がりました。

2015年4月24日 (金)

隣人が変だとこちらも変になる?(日韓関係)

 自己中心的な主張はみっともないと思ってしまいがちなわれわれは、近所の人から好意的に扱われているのだが、嫉妬深く何事も他人のせいにする口うるさい隣人に、過去の過ちを毎回顔を合わせるたびに言われ、最近それに論理的に反論しはじめると、近所の有力者(中国やアメリカ)にあることないこと触れ回っている。最初、近所の有力者は、自分たちの都合もあって、われわれを批判していたが、あまりに自己中心的にうるさい隣人に嫌気がさして、最近は、われわれの肩を持ち始めた。

 現在は、そんな状況だろうか。

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 ネットの情報は、単純に信用できないのであるが、以下の記事とそれに対するユーザーの反応には思わずそう思ってしまったのである。

●米国ネットは「日本は国として存在する限り謝罪し続けなければいけないのか?」と批判の声多数(Record China 4月24日(金)8時13分配信)

2015年4月23日、AP通信は、安倍晋三首相が22日、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)で行った演説で、第二次世界大戦における日本の侵略行為について謝罪の言葉を述べなかったことについて、韓国政府が遺憾の意を表明したと報じた。

安倍晋三首相は22日、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)で行った演説で、第二次世界大戦における日本の侵略行為について、歴代の首相がこれまで使っていた表現のうち「深い反省」を述べたものの、「心からのおわび」という表現を使わなかった。これを受けて、韓国外交部は「安倍首相の演説には、謝罪と反省という重要な表現を省略したことは非常に遺憾である」との見解を示した。また、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は、「日本が侵略の歴史を直視し、反省することで、アジアの近隣諸国と和解し、国際社会の信用を得ることを希望する」と述べた。

この報道に、米国のネットユーザーからは批判の声が多く上がっている。

「なぜ日本は謝罪し続けなければいけないんだ?とっくの昔に謝罪したじゃないか。日本は野蛮な国ではないし、侵略国家でもない。今の世代の日本人は70年前の第二次世界大戦の戦争の罪について謝罪する必要はない。そして中国は今、とても攻撃的で、日本を含む国々の領土を手に入れようとしている。中国こそ、近隣国への嫌がらせを辞めるべきだと思う。日本は他国を植民地支配することに興味を持っていないだろうし、戦争の恐ろしさを知っていると思う」

「中国は毛沢東の肖像画を高く掲げるのをやめたらどうだろう?彼は何千万人もの自国民を絶路に追いやった責任がある」

「習氏はチベットの人たちに謝罪すべきだと思う」

「中国は常に日本のあら探しをしたがっていて、謝罪を求めている。世界中の国々は第二次世界大戦後の日本の貢献に感謝している。中国の計略はうまくはいかないよ。日本は中国の領土拡大に十分注意してほしい。私たちは日本を大切に思っているよ」

「第二次世界大戦の恐ろしいできごとについて十分に謝罪できる人間はいない。記憶にとどめ、過去から学び、未来に向かって歩いて、世界をより良くしていくべきだ」

「今生きている日本人の99%が第二次世界大戦とは関係ない。現代の白人のアメリカ人に対して200年前の奴隷制度について黒人に謝罪するよう求めているようなものだ。過去の罪を関係のない人々に押し付けることはもうやめるべきだ」

「私はアメリカの奴隷制度について謝罪しないよ。なぜなら、奴隷に会ったこともなければ奴隷を家に置いていたこともないんだから。犠牲になった人たちの行為に対して責任を負うつもりはない」

「何百万年も謝罪し続けなければいけないのか?」

「では日本は、国として存在する限りずっと謝罪し続けなければいけないのか?ばかげている」(翻訳・編集/蘆田)

●韓国ネットでは日本批判のオンパレード

日本の「知韓派知識人」が嫌韓ムード醸成、日本国民に影響(FOCUS-ASIA.COM 4月23日(木)23時47分配信)

(詳細記事内容省略)

このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「こんな状況でも子連れで日本に行く人が溢れてるし、日本の称賛ばかりしている」

「日本人は韓国製をわざと買わない。静かに不買運動をしている」

「日本は基本的な良心がなく、国民は愚か。政府によって操作されているロボットみたい」

「島国だから本当の知識人が育たない。日本という国の間違った歴史観が将来に与える影響を心配したほうがいい」

「日本製品を使うのはやめよう」

「日本との戦争に備えておこう」

「正確な指摘。日本で品のない政治家が支持されているのは、国民に品がないから」

「日本が好きそうな事件ばかり記事にする韓国メディアにも問題がある。小さいことまで全部日本語版で訳す必要はない」

「隣国の悪口を言ってお金を儲ける国が、世界の先進国だなんて信じられない。ああいう社会でまともな子供が育つとは思えない」

「日本は本当におかしな国。自己正当化に長けている」

「超高齢化に貧しい若者。彼らを一つにまとめるには、韓国を敵にするしか、これといった政策がない」

「井戸の中の蛙。復興は難しいだろう」

「現代車は日本から追い出されたのに、トヨタ、日産は韓国で順調。なんでそんなに日本のものが好きなの?」

「日本はいつか三流国家に転落する」

「すべては日本人の劣等感のせい」

「このままでは日本と中国が手をつなぐことに・・・正直、我々も手をつなぐなら、中国より日本!」

「日本では韓国の悪口を言うと喜ばれるし、韓国では日本の悪口を言うと喜ばれる。まったく同じ商法」

「韓流は日本にもあった。ただアイドルがテレビなどに出過ぎて厭きられた」(編集 MJ)

【ひと言】
 日本がおかしいのか?韓国がおかしいのか?

 私はいまだに気になるのであるが、コメントを見るとお隣の韓国の人はまったく自分たちを疑うことすらしないようだ。

 いや、絵のように、本当はかまってほしいのかもしれない(笑)

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 そういう意味で両国を比較すると、お互い様というのが事実なのだろうが、日本も正しくない部分もあったのだろうが、正しい部分も相当にあると思えてくるから不思議だ。

 結局、感情的な相手には冷静かつ論理的に対応し、事情がよくわからない第三者には主張すべきところは丁寧に主張し、否定すべきところは論理的に否定することが、国際的な日韓対立の理解の流れを変えることにつながったということか。

2015年4月22日 (水)

中城城【日本百名城99】

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城 名:なかぐすくじょう
別 名:
種 類:山城
築城年:14世紀後半
築城者:先中城按司、護佐丸
城 主:先中城按司、護佐丸
遺 構:一の郭、二の郭、三の郭、門、石垣
天守閣:なし
復 元:石垣修理
文化財:国指定史跡、世界遺産
所在地:沖縄県中頭郡中城村字泊1258
電 話:098-935-5719
スタンプ設置場所:管理事務所
入場料:有料(400円:2015年3月時点)
駐車場:無料駐車場有
日本百名城登城一覧はこちら

【ひと言】こどもたち全員での百名城登城で、感慨深かったです。

Map
中城城跡の案内図です。

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駐車場からの中城城全貌

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プレハブの管理事務所。百名城スタンプ置いてありました。

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前日城内でロックフェスティバルが開催されたらしく、裏側のカンジャーガマから進みます。

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カンジャーガマに入ってまず目についたのが、豪勢な廃墟。一瞬、城跡?と思うほどの容貌です。いったい何の廃墟なんだろうか?ホテル?

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カンジャーガマ

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親子三代男組で城内に進みます。

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中城城跡の石碑と石垣の城壁

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仮設?の通路を進みます。

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南の郭、霊域だった場所のようです。

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一の郭からみた城壁と門

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城の南側は天然の城壁です。

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一の郭南半分

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一の郭東端部

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二の郭

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太平洋が一望です。これほど海に近いとは驚きました。

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地形に合わせた曲線の城壁が実に優美です。

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城壁の門は本土にないユニークな美しさに見とれてしまいます。

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祖父と孫、沖縄に来たかいがありましたね。
城好きの私が置いていかれてのショットです。(笑)

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石垣危険。背景が綺麗な海だけに乗りたくなりますわな。

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城壁の上を歩いて進みます。

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二の郭(東側から)

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二の郭の城壁

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一の郭から見た二の郭の城壁

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ウフガー(大井戸)は十分な水がありました。

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北の郭から見た二の郭城壁。迫力があります。

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ペリー提督がエジプト式と呼んだ裏門です。

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三の郭の城壁

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記念運動場が通行禁止でした。なので、また遠回りして戻りました。

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城壁の外側で戻れるかと進みましたが、行き止まりでした。(笑)

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城壁修理を続けているようです。沖縄らしく石灰岩(サンゴ礁)の石垣なので、できた当時は、写真のように白亜でさぞかし美しかったのでしょうね。

2015年4月21日 (火)

今帰仁城【日本百名城98】

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城 名:なきじんじょう
別 名:北山城、今帰仁グスク
種 類:山城
築城年:13世紀末ごろ
築城者:不明
城 主:北山王
遺 構:石垣
天守閣:なし
復 元:石垣修理
文化財:国指定史跡、世界遺産
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊4874
電 話:0980-56-4400
スタンプ設置場所:今帰仁グスク交流センター休憩所
入場料:有料(400円:2015年現在)
駐車場:無料駐車場有
日本百名城登城一覧はこちら

【ひと言】沖縄旅行のメインテーマが百名城登城でした。高齢の両親との登城は感激深かったです。

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今帰仁城跡(なきじんじょうあと)は沖縄本島の北の方です。美ら海水族館と古宇利島の中間です。

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今帰仁城の模型です。沖縄最大の城跡です。

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世界遺産の立派な石碑とその後ろの城壁です。(普通はここで記念撮影ですかね。)

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曲線の城壁が本土の城と異なります。

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中国の城壁に似てますね。万里の長城と紫禁城しか行ったことありませんが(笑)

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これまた本土のは見られない石垣内にある平郎門を進みます。

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大隅内にある長い石段を進みます。

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大隅西側

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大隅東側 大隅はもっとも高い城壁に囲まれ兵馬を訓練した場所だそうです。

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御内原から大隅越しに青い海が見えました。

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望遠で青い海を際立たせてみます。

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曲線の城壁が特徴的です。まさに琉球の城ですね。

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東側は川まで急峻な崖で天然の城壁ですね。

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本丸

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今帰仁城の変遷が書かれていました。

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志慶真門郭

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志慶真門郭からの景観。左が本丸、全面が東シナ海

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志慶真門郭から見た本丸

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長い石段で戻ります。

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今帰仁村グスク交流センター

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百名城スタンプ置き場

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無料駐車場

2015年4月20日 (月)

今年の外秩父七峰縦走ハイキングレポート

今年、私は諸事情で不参加でしたが仲間(弟子)が参加してちゃんと結果報告してきましたのでアップします。(笑)

【レポート】
第30回外秩父七峰縦走ハイキング大会に参加しました。
舗道が多いコースなので今回の靴は履きなれているランニングシューズにしました。

予定より出発が遅くなり、しかも乗換駅で乗り過ごしてしてしまい、受付のある小川町駅に着いたのは九時過ぎでした。今回の参加記念品はミニハンカチと記念バッチです。
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受付を済ませ、東武竹沢駅へ電車で移動したのは九時半ごろ、パラパラといる参加者を追いかけて、道路を小走りで行きました。
その時間帯だとゆっくり歩く人が多く、この大会が幅広い世代に親しまれていることを実感します。
和紙の里ではお団子とまんじゅうを購入、お団子はその場で食べて、まんじゅうは後でのエネルギー源としました。
山里の景色を楽しみつつ、快調に進み、山道に入ってしばらくすると、笠山の登りで渋滞にはまりました。
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このころからポツポツ雨が断続的に降ってきます。
登ってみると急ではない場所での渋滞で、この大会の人気と、一年で完歩を目指すなら、六時台にスタートしないと難しいことを実感します。
最終的には剣ヶ峰チェックポイントで下山時刻を過ぎて終了。バス停の白石車庫まで一時間歩きます。
山を降りて山里の景色と小川のせせらぎに癒されつつゆっくり下ります。
そして最後に待っていたのは白石車庫からのバス待ち30分でした。バスに乗車後は30〜40分620円で小川町駅に到着。
一年で完歩出来ませんでしたが、楽しいハイキングでした。

【ひと言】
やはり記念大会の記念品がありましたか・・・。
いつも完歩賞でもらえる緑色の帽子は25回記念大会と同じ赤色だったのかなあ・・・
来年は川の道前の足慣らしで参加したいですね。
最後に気合があれば、9時スタートでも完歩できるはずだ!(ちなみに私の過去最速完歩記録はこちら

2015年4月19日 (日)

くろいちご2粒は超美味しかった(*^^)v

夕食に超美味しいという触れ込みのいちごがひとり二粒限定で出された。

そんなに美味いのか?と思いつつ食べると、甘くて美味しかった。まさにスイーツの甘さ、濃厚さだ。

くろいちごという品種らしい。それにしても二粒とはどんだけ高級なんだと思ったが、そんなに高いものではなかった。
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黒イチゴとのことだが、写真のとおり濃い赤色である。

購入先は道の駅ながらで、生産者は浦部農園と表示されている。小粒なので安いようだが、その分人気で朝イチで売り切れるようだ。

ネットでググると、公式サイトがあった。

Urabe

次男坊の遅刻事件が導いた「くろいちご」、次回が楽しみだ。

2015年4月16日 (木)

【映画】バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

ラストシーンの解釈は難しい。だが、おそらく彼は死んでいないのだろう。 その不可思議さがあるからこそ、この映画は現代の神話といえるのだ。
Birdman

『バットマン』シリーズで主人公を演じたマイケル・キートンが、かつてヒーロー映画で人気を博した俳優に扮し、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む姿を描くブラック・コメディ。人間ドラマに定評のあるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が『ゼロ・グラビティ』で撮影を担当したエマニュエル・ルベツキを迎え、ほぼワンカットの映像で見せる。   

【ストーリー】
 俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、かつて『バードマン』というスーパーヒーローを演じ一世を風靡したものの、シリーズ終了して20年経った今ではすっかり落ち目となってしまった。彼はレイモンド・カーヴァーの小説『愛について語るときに我々の語ること』を自ら脚色・演出・主演を手がけ舞台化、ブロードウェイで上演し、再び喝采を浴びようとする。しかし起用した実力派俳優のマイク・シャイナー(エドワード・ノートン)ばかりが注目される上に、娘サム(エマ・ストーン)との溝も深まる一方。リーガンは精神的に追い込まれていく……。   

【作品データ】
原題 BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)
製作年 2014年
製作国 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間 120分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 
脚本 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.

【キャスト】
リーガン・トムソン マイケル・キートン 
ジェイク ザック・ガリフィアナキス 
マイク・シャイナー エドワード・ノートン 
ローラ アンドレア・ライズボロー 
シルヴィア エイミー・ライアン 
サム エマ・ストーン 
レズリー ナオミ・ワッツ 
タビサ リンゼイ・ダンカン

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【感想】
 今年のアカデミー賞最多受賞作品であることと、劇場予告編の出来の良さに期待しての鑑賞となったのであるが、予想に反してときにチャレンジブルとなるハリウッド特有の前衛実験的な映画であった。

 まずは誰もが気が付く独特なカメラワークとカット割り。

 背後霊のような角度からの執拗なクローズアップとどこまでも続くワンカット。

 それを可能にするのは、ブロードウェイの劇場内中心のストーリー展開。

 狭い空間という映画では退屈となるシチュエーションを逆手に、芸能に生きるもの特有のあくの強いキャラクター同士の濃厚な絡み合い。

 非現実的な状況に押し込めながらも、展開の中心は、典型的な人間関係(夫婦、恋人、親子、競争関係、利害関係)のぶつかり合い。

 そこに、耳障りなほど響くドラムスの音。(イライラしつつ高揚させられます。)

 それらが、主人公の妄想なのか、超能力なのか、ありえない世界観を見せられ、支離滅裂な展開に観ているこちらは付いていけなくなるのであるが、人間とは不思議なことに、この異常な展開の中で、わずかな日常感・現実感に心落ち着けようと、無理やりにでも登場人物に感情移入しようとしてしまい、作り手側の術中、つまりは演出に身もだえさせられるのだ。

 なにはともかく、リアルな世界を見せながらの超自然現象と支離滅裂な展開は現代の神話に思えてしまう。

 それでも、あえて私なりに単純化すれば「過去の栄光にしがみつくな、あまり考えず、新たな挑戦で新たな自分を見つけろ」という寓話だとしておきたい。

 そんな風にまとめたいのであるが、ラストシーンのおさまりの悪さは、絶対に理解させないぞみたいな嫌みな終わり方だった。(タイトルどおり、無知な人なら空を飛べる奇跡があると思わせたいのだろうが、そこまでは思えない(笑))

 だから結局のところ、この映画は私にとって、自然の摂理を超越した理解不能な神話と思うしかないのだ。(笑)

※私は、この映画をほら話でなく神話としており、つまり映画としては褒めていることを申し添えます。

【ネタバレ】
 過去の栄光を取り戻そうとしつつも、家族関係の悪化をあって、主人公のリーガンは舞台初日のラストシーン(拳銃で自殺する)を本物の拳銃で行う。

 その自殺は弾が鼻をブッ飛ばしただけ、命に別条はなかったのだが、辛口批評家のタビサの絶賛批評につながり、リーガンは新たな栄光を掴みとる。
病室には元妻や娘サムも見舞いに訪れ、家族との和解もできそうな展開であったが、主人公リーガンは娘サムが病室から離れたすきに高層の病室の窓から羽ばたいた。

 娘サムが病室に戻ると、父リーガンの姿がなくなり、窓が開いていることを見つけ、窓の外を覗く。まず下を向いて、次に上を向いて、微笑んで、映画は終わった。

 主人公リーガンはこの映画の中で、何度も空を飛んでいたのだが、それは妄想なのか、超能力なのかは判然としない。そんな中、ラストシーンは空を飛んでいる父を見つけたかのような娘サムの目線と表情で終わった。

【感想(一度消失した内容ですが復活できたので掲載します)】
今年のアカデミー賞最多受賞作品ということ、さらには劇場予告編の出来がとてもよかったということで、久しぶりに観たいハリウッド映画として観に行った。

時にハリウッド映画が挑戦する前衛的な映画であり、例えるなら現代の神話のような映画であると感じた。
監督・脚本のイニャリトゥが意図したかどうかはともかく、難解かつ不可思議で、多くの示唆に富む素晴らしい映画になっていました。

まず誰もが気になるのは、カメラワークの特異さだ。
背後霊のように対象に近接して、ハンディカメラ風の映像が切れ目なく続くのである。
近接俯瞰で、例えるなら幽霊目線のような映像に気持ちは落ち着かず、困惑してしまう。

次に音楽としてドラムスが強烈に心に響いてくる。
高揚感を常に高めようとしているかのごとく執拗で、心をざわざわさせるのである。現代社会のイライラを私はストーリーに加え、この強烈なドラムスの音で感じさせられた。

そして、映画の舞台であるが、とあるブロードウェイの劇場が舞台という我々一般人にとっては非日常、非現実的な狭い社会の中に、強烈な個性の登場人物がリアルに描かれ、しかも、それらの人物の関係性は密接ながらも多種多様(夫婦、親子、恋人、敵対関係など)で、一言でいえば、実に濃いのである。

すでにお気づきかもしれないが、私は単調な日常を丹念に描く映画が好きである。(一方で、強烈な不条理さが描かれる戦争映画も好むのだが(笑))

それとは対極の非日常性が凝縮された本作品であるが、強烈な個性のぶつかり合いを、不自然な角度からのクローズアップで、まさに目をそらさせることもさせないという圧迫感のある映像は、正直、新鮮であった。

ストーリーはリアルな現代を描きつつも、主人公の妄想なのか、超能力なのか、どちらとも判然とさせないシーンでつながっており、荒唐無稽な話になっている。
それがまさに私がこの映画を現代の神話と名付ける理由である。

そして神話には、超自然現象がちりばめられ、それらの現象には、人間の英知が忍び込ませられているのであり、本作品は、英知というかある種の寓意が含まれていると読み取りたくなるような、荒唐無稽な展開が、妙なほど自然に繰り広げられていること、それがまさに新しい神話と言わざるを得ない内容であった。

最後に、私なりに凝縮すれば、「過去の栄光は悪魔のささやき、その呪縛から逃れるためには、新たな挑戦をすること。」とまとめたい。
主人公と同世代で、能天気なほど前向きな私は、ごちゃごちゃ書いたが、そのように端的に理解したい。
しかしながら、ラストシーンが謎で、釈然とさせてくれないのが、この映画の嫌味なところだ。(笑)

2015年4月13日 (月)

【書評】女のいない男たち 村上春樹/著

Murakami
日本を代表する世界的な作家、村上春樹の小説の初読書である。ノーベル文学賞受賞前に読めて良かった。(予想)
(ちなみに彼のエッセイ「走ることについて語るときに僕の語ること」はランニング好きなので読んだことがある。)

今回、村上さんは、珍しくまえがきを書いたと言っている。その前書きの中で、自分は長編が得意なのだが、今回は珍しく自分から短編を書いてみたと言っている。

確かに何冊にもわたる長い作品が多いですね。

さて、本短編集であるが、実に意味深なタイトルだ。
結婚しない男、いや結婚できない男を指しているかのようだが、読めばわかりますが、そんな単純な話ではない。

「ドライブ・マイ・カー」
「イエスタディ」
「独立器官」
「シェエラザード」
「木野」
「女のいない男たち」

どれも村上ワールドの透明感のあるきれいな文体が心地よかったのだが、いずれも不可思議な話だ。

その中でも、「木野」は秀逸だ。

木野は合理的な行動をしているようで、じつは迷信を信じる不合理さが自身を蝕んでいる。
現代の男性の典型のような繊細さとそれゆえの弱さで人生が混迷さを増していく展開が印象的だった。

それにしても、村上春樹ワールドは不可思議さで満ち溢れている。

そしてそれが少しも不愉快でなく、むしろ少し満ち足りない渇きを覚えるような、不思議な感じの読了で、そんな感じは初めてだった。

なるほどなるほど、これが村上春樹の小説なのかと思った。遅まきながら次は何を読もうかな(笑)

2015年4月12日 (日)

ハセツネ30Kは楽しく完走できました (^_^)v

統一地方選挙の日と重なったハセツネ30Kでしたが、ふるさと納税までして獲得した出走に見合う結果に加え、実に楽しく完走することができましたのでご報告します。

そして、1000位以内に入ったので10月末のハセツネ本戦の優先出走権を4人全員獲得しました。

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20km付近で一緒になった後輩ランナーと無事の完走を祝しての記念撮影しました。
ランニングの師匠は30分以上前にゴールし、余裕の500位台でした。

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駐車場から見た快晴の空と桜と奥多摩山系に沸く雲

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スタートライン

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登り半分、下り、登り、下りですね。今知りました(笑)

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4時間台後方に並びました。後輩のW君と一緒で楽しいスタートです。(08:30)

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まずは武蔵五日市市街の檜原街道を西に進みます。
師匠を見つけて話しながら、しばし併走しましたが、登りで引き離されました。

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後輩のW君には負けまいと思っていたのですが、序盤の長い林道の登りで早くも抜かれました。(中央の青いシャツに黒いリュックのランナー)

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トレイルに入る手前ではやはり大渋滞(約25分)

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渋滞の原因は狭く急な登山道

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渋滞解消後すぐに10km地点通過(09:54)

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まだ序盤なので急な登りもみんな元気です。

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前半は登り登りです。

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15km地点(約半分)通過(11:09)2時間39分

ひたすら下りが続き、写真があまり撮りませんでした。

20km地点(11:40)通過3時間10分

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桜が綺麗でした。

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登り返しが始まって、歩き始めたところで後輩のI君に追いつかれました。
今日は記録を狙わないとのことで、楽しく会話しながら進みました。
写真は激登いり地点ですが、ここも楽しく登れました。

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前には後輩I君

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後ろには後輩W君と贅沢な布陣で進みます。(笑)

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後輩I君はスパートで見えなくなり、後輩W君にも先行されました。(今熊神社)

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残り2km、変電所前でさらに引き離されつつあります。

このあと、50m位引き離されましたが、先輩の意地と1000位以内への執念で最後の最後で20人くらい抜きました。

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ゴール後、振り返って、W君のフィニッシュシーンを撮影。

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この後、3人でドキドキの記録証発行しました。

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それで、3人ともハセツネ本戦出走権を獲得!

記録
 4時間54分 男子総合901位

そろそろ1001位の悲劇のランナーが出てくるのではなどと後輩たちにはたしなめながらも下世話な話を私がしていると

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いらっしゃいました。1001位の悲劇のランナーさんが。
でも速報値だから繰り上がるかもと前向きな方でした。

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ゴールに向けラストスパートしているランナーに声援を懸けながら、先着した師匠が待つであろう駐車場に向かいます。

このあと、師匠と後輩W君を乗せて、今日のレースの振り返りや今夏のモンブラン対策などを楽しく会話しながらの帰路となりました。

追記:
 後輩W君の彼女にいただいたTABIO(トレラン専用5本指靴下)を履いて完走しました。
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ありがとうございました。
しかしこの靴下を履いて激走して、後輩W君を最後に抜き去るという大人気ない対応はまずかったかしら(笑)

追記2:
 スタッフに注意されても禁止のイヤホンを外さなかったランナーが私の前にいました。
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 途中聞いている曲に合わせて歌ってましたから、完全にルール違反なので失格の可能性もあるんだよなあ。
 1001位の悲劇のランナーさんのことを思うと、やるせないですね。(違反ランナーさんは私より先着していると思われるので)

2015年4月11日 (土)

【書評】アルピニズムと死 山野井泰史/著

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山野井さんは、登山、特に登攀者(クライマー)として世界的な有名な人であることくらいは、登山好きの私も知っている。
ドキュメンタリー番組で多数の指を凍傷で失いながらも大絶壁を今なお登り続けていることに驚愕したこともあった。
また最近では在住する奥多摩で熊に襲われ、重傷を負ったという事件報道でも知っていた。(その場所がハセツネのルートに近そうで、嫌だなあと思ったことが印象深い。)

さて、この世界的クライマーの山野井氏に比べ、私の登山はすでに開拓された一般の安全なルートで頂上を目指す完全なアマチュア登山で、登山は危険だと認識しているが、死に近いというイメージは持っていない。
高所恐怖症であり、身体の柔軟性がない私には、いわゆるロッククライミングの素養はないし、そもそも興味もない。百名山登山時にたまに現れる岩場で十分なのだ(笑)

一方、山野井さんは、本著でヒリヒリするような危険な大岩壁を好んで登攀し、そして多くの友人を失ったことが書かれている。

それらを含めて「僕が登り続けてこられた理由」を過去から探っているかのように自身の登攀登山を振り返っておられる。

特に彼の若いころの自信過剰なインタビューは印象的だ。
「考えるだけでワクワクするような感じになってこないと、行っても無駄だね。死ぬだけだもんね。」(1987年)
「成功率3割くらいが一番面白いね」(1989年)

本人はやや反省しておられるが、生意気な若造の感じが溢れ出ている強気のインタビューができたからこそ、メディアに露出できたし、クライマーとして認められてもきたのだろうし、奇しくも私と同級生で50才間近の彼の今があるのだろう。

最後に現代の安全登山に対するアンチテーゼをさらりと投げかけている文章が印象的だったし共感したので引用したい。

「山登りはとても不思議で難しいゲームだ。多少危なっかしい方が面白い場合が多く、完璧な安全を求めるあまり、つまらなくする場合もある。確実な天気予報を得られ、救助を要請できる携帯電話、位置を確認できるGPSなどを含め、山登りを面白くするため、あるいは山の中だけでも賢いクライマーを保つため、、あえて手放しているものも多い。
ヒマラヤの8000メートル峰でも、登頂率を高めるため衛星電話を使い、正確な天候、気温、風速風向などの情報を集めるらしい。
しかし、僕は違うスタイルを選びたい。(中略)
吹雪のなか、見覚えのある場所にたどり着いた瞬間や、深い藪を抜け出し正しい道に戻れたときの喜びは、ときには頂に到達するよりも感激するものだ。
禁欲的に見えるかもしれないが、動物としての能力が発揮できる機会を守っていくことは、山で生き残るうえでも重要に思えてならない。」

2015年4月10日 (金)

【映画】パリよ、永遠に

Paris
フォルカー・シュレンドルフ監督、第二次大戦末期のパリで街を巡る攻防を描くドラマ

【ストーリー】
第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツ占領下のフランス。
この日、エッフェル塔も、オペラ座も、ノートルダム大聖堂も・・・パリの象徴でもあり、世界に誇る美しき建造物はすべて、爆破される運命にあった。アドルフ・ヒトラーによる「パリ壊滅作戦」が今まさに実行されようとしていたのである。かつてパリを訪れたヒトラーは、一瞬にしてこの街の美しさの虜となった。戦時下のベルリンが廃墟と化した今、パリの美しさが許せない。ドイツの敗北は時間の問題だったが、ヒトラーは嫉妬ゆえに破壊を命じたのだ。しかし、最後の最後で、パリは生き残った。 そこには、パリを守るために一世一代の「駆け引き」に出た一人の男の存在があった。

【作品データ】
原題 Diplomatie
上映時間 83分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督・脚本:フォルカー・シュレンドルフ
原案・脚本:シリル・ジェリー
撮影監督:ミシェル・アマテュー
セットデザイン:ジャック・ルークセル

【キャスト】
総領事ラウル・ノルドリンク:アンドレ・デュソリエ
ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍:ニエル・アレストリュプ

【感想】
場面がホテルの一室(といってもドイツ軍司令部の司令官の部屋)がほとんどで、まるで舞台劇のようだと思って見ていたら、そのとおりだった。
原題は「外交」「駆け引き」という意味で、その名の通りのストーリー展開でした。
歴史的背景をそれなりに知っている私にとって、この話は少し出来すぎな気がしますが、単純に心理的な駆け引きが楽しめます。
理不尽な上司の指示に対し、どう対処すべきかという現代に通じる構図を思うと、ドイツの将軍の苦悩はサラリーマンにも十分共感できるでしょう。
最後に、あれ?嘘だったの?というのはフランスならではのエスプリなんでしょうが、生真面目で義に篤い武士道精神を敬う日本人にはちょっと感情的に付いていけない終わり方(詐欺的な手法)にニヤリとはできませんでしたね。(フランス人ならブラボー!でしょうが(笑))

【追想】
 歴史好き、戦史好きの私は、第二次世界大戦末期にヒトラーが占領していたパリを放棄するにあたり破壊命令を出したが、ドイツ軍のパリ防衛司令官はその総統命令を実行せず、ほとんど無傷のまま連合軍に明け渡されたことを知っている。
 その経緯を私は詳しくは知らなかったが、私の認識では、コルティッツ将軍は芸術文化を愛する典型的なドイツ軍人ゆえに、ヒトラー総統のパリ破壊命令を実行しなかったと思っていた。

 このあたりは日本人にはよく分かっていないと思うが、簡単に解説すればナチス党とドイツ軍は第1次世界大戦後の敗戦国としてドイツの屈辱的な国際的地位を打破するため、双方が結託し、軍備増強・領土拡大にまい進し、第二次世界大戦に突き進んでいったのが歴史的事実である。
 しかしながら、ヒトラーを中心とするナチス党と伝統的に貴族階級出身者が多かったドイツ軍はその存在基盤・身分階層・文化思想的にナチスとは相いれない、むしろ対立しやすい組織同士であった。それでも、第二次世界大戦を戦っていたわけで、ゆえにパリ陥落の一か月前の1944年7月には実際にヒトラー暗殺未遂事件も起きているのもそうした背景があるからである。
 また、ドイツ軍の将軍将校がヒトラーを嫌う理由として、ヒトラーが庶民出身であるとともに、軍での階級が伍長(現代のサラリーマンでいえば平社員より少し上の主任レベル)という自分たちよりかなり低い階級だったため、一言でいえば馬鹿にしていた実情もあったのだ。
 さらに、連合軍のノルマンディ上陸後のフランスでは前線にしか兵力を配置できず、弾薬も欠乏する中、パリを守ることも、破壊することもそもそもできない状態であったと思われる。
 日本と違いに、当時のドイツ軍人のうち、ナチス党員やナチス親衛隊を除けば、国のためという思いはあっても、狂信的なはヒトラーに殉じようとは思っていなかったと思われる。

 そういう背景を知って本作品を見ていると、本作品でのそれぞれの苦悩が少し違って見えてしまうのであるが、この映画の主人公二人が歴史上接触し、それがどの程度、パリの無血開城に影響を与えたかはともかく、少なからず影響を与えたことは歴史的事実であり、素直に一つの解釈として受け入れたいとも思った。

2015年4月 9日 (木)

東京理科大学入学式

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長男の理科大の入学式は日本武道館。神楽坂キャンパスから地下鉄一駅、歩ける距離だけに会場として最適だ。

平日の首都高速で皇居北の丸に向かった。通勤時間帯なので相当な渋滞を覚悟していたが、スイスイと進んで、千葉から50分で到着した。北の丸駐車場にもあっさり入れて、ちょっと拍子抜けだ。
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時間があったので、江戸城のスタンプをゲットして、北の丸を散策した。

9時20分になり、入場開始になったので、父母入口から入場。

肝心の長男は友達と電車で向かっているらしく連絡付かず、まあ、そんなものだ(笑)

父母入口から3階席に進んで着席。見下ろす形で入学式参加となった。

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それにしても壮大な入学式だ。学生数も多いし、父兄の数も半端ない。

式は10分遅れで、まずは管弦楽団の演奏で始まった。

青いスーツで目立つはずの長男の姿は3階から見える範囲では見つけられなかった。

ゆっくり来て、後ろの方に座っているのだろう。

式は粛々と進んだ。まずは入学生報告、学長式辞。
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続いて理事長祝辞はなんと英語、しかも5分間。
要約すれば「チャレンジしろ、サポートはする。」という趣旨の話だった。

校歌は130年の伝統を感じさせる古めかしい詩と曲がとても印象的でした。

入学式後は学生アトラクション(太鼓・ジャズ演奏、クラブ紹介)で楽しませてくれました。
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長男と連絡が取れないまま閉会となったのであるが、武道館の外に出たところで、何とか出会えた。もう友達と楽し気に過ごしていたが、少し引っ剥がして写真撮った。
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そうそう理科大限定グッズ・お土産が飛ぶように売れていました。
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チロルチョコセットを買いました。950円。1個100円とはボッタくりだなあ(笑)

このあと、午後から開かれる学科懇談会に参加するため神楽坂キャンパスに向かった。
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これまで総武線の車窓からただ見ていただけのキャンパスがわが子の母校になるとは夢にも思わなかった。(笑)

まずはお腹が空いたので、27年ぶりに学生食堂でランチしました。

時間が余ったので、神楽坂界隈を散策して、たい焼きを食べて、学科懇談会に出席した。
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やはり私学はとにかく丁寧で、大学と理系学科のことが、よくわかりました。
4年間での卒業割合72%。文系には見られない極めて低い数字だ。

本人には自ら志望した理系学科をしっかり勉強していただいたうえで、学生生活を楽しんでもらいたいですね。

2015年4月 8日 (水)

【映画】ミルカ

俳優とは思えないほど、ものすごく鍛えられた肉体美に圧倒されました。インド人ってすごいな。

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3度にわたってオリンピックに出場するなど、“空飛ぶシク教徒”の異名を持つ実在のインド人ランナー、ミルカ・シンの半生を描く人間ドラマ。アスリートとしての成功の裏に隠された、国の対立による悲劇や苦悩など、彼の壮絶な人生がつづられる。インド映画界のスーパースター、ファルハーン・アクタルがミルカに扮する。

【ストーリー】
1960年、ローマ・オリンピック。400メートル走に出場するインドのミルカ・シン選手(ファルハーン・アクタル)には、メダル獲得の期待がかけられていた。好調にスタートしたもののゴールの手前でなぜか振り返ってしまい、4位に終わる。それからしばらく後、隣国パキスタンとのスポーツ大会開催が計画され、ミルカはインド選手団団長に指名されるが、ミルカはどうしても引き受けようとしない。説得するよう首相からの指示を受け、首相の側近と長年ミルカと組んできたコーチはミルカの住む町へ向かう。その道すがら、コーチはミルカがパキスタン行きを拒む背景を語っていく……。

【作品データ】
原題 BHAAG MILKHA BHAAG
製作年 2013年
製作国 インド
配給 日活=東宝東和
上映時間 153分
映画公式サイトへ

【スタッフ】
監督 ラケーシュ・オムプラカーシュ・メーラ 
脚本 パラスーン・ジョンシ 
プロデューサー ラケーシュ・オムプラカーシュ・メーラ 
撮影 ビノード・プラダーン 
音楽 シャンカル=イフサーン=ロイ 
字幕 松岡環 

【キャスト】
ミルカ・シン ファルハーン・アクタル 
ビーロー ソナム・カプール 
イシュリ ディヴィヤ・ダッタ 
ミルカの父 アート・マリク 
ミルカ(少年時代) ジャプテージ・シン 
軍の陸上コーチ/グルデーウ・シン パワン・マルホトラ 
軍の教官/ヴィーラバンディアン プラカーシュ・ラージ 
国家チームのコーチ/ランヴィール・シン ヨグラージ・シン 

【感想】
映画大国インドのアカデミー賞を総なめにしたというので本作品を見ることにした。

インドは長く世界の人口第2位を占めていながら、スポーツの世界では今一つであることを不思議に思っていた。
特にオリンピックでは顕著で、夏季オリンピックは過去23回参加し、金メダルは9個(日本は21回参加し、金メダル130個)である。
現在のインドの人口は12億人、日本の10倍で、世界的に見て、人口比からすると、相当低い数字と言えるだろう。

しかしながら、インドにもスーパーアスリートはいたというのが本作品の強烈な魅力であり、インド建国の苦難も彼の人生に凝縮されているところが、素晴らしい映画となっていた。

主人公ミルカとは次元が違うもののランニングという広い意味では私と共通項がある。

国の誇りと自らの人生を賭けた走りをしたことはないので、その部分は想像するしかないのであるが、私にとって分不相応なスパルタスロン出場の緊張感が少し蘇ったりもした。

ただし主人公ミルカが走る原点は家族を殺され、故郷を追われて、走ったことからであり、私のように未知なるものに憧れて走るとは、根本的に違い、だから私の人生は映画にならないのであるが、それこそが幸せであることを切に感じた。

インドの映画はまだ数本しか見ていないのであるが、CGといった最新技術を惜しみなく使うあたりは、情緒重視で日常描写にこだわり続ける日本映画とは根本的に違うようで、これからがある意味楽しみだ。(私は安易なCGに感動が薄れてしまうのであるが・・・)

追記
 本映画に感動した知人に私の感想を求められて、私は「普通(の映画)」と短い感想をポロリと漏らしてしまった。
 実はこの映画、映画を見すぎで最近は小難しい映画が好きな私にとって、わかりやすいのである。半生を描くため、やんちゃでちゃらい時代のエピソードも描かれたりして、共感を得やすい作りなのであるが、私的には全体的に分かりやすいシナリオゆえに長いと思ってしまうのだ。
 パキスタンとの分離独立の歴史を知らない普通の日本人にとっては、そのあたりの壮絶な歴史を含めて、必要な映像だとは思うのであるが、やはり私にはちょっと長いと思ってしまうのだ。

 そう書くと今一つな映画に思えてしまうかもしれないが、私の大好きな「風と共に去りぬ」みたいな抗うことのできない歴史に翻弄される壮大な人間ドラマとして最後まで飽きることなく描かれている素晴らしい映画であることは確かである。インドの映画や歴史を知らない人にはぜひ見てほしいですね。

2015年4月 7日 (火)

県立高校の入学式

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桜散り始める小雨のなか、今日は次男の千葉県立高等学校の入学式でした。

いつもとは逆方向の電車に乗ること30分の長旅で伝統校に向かいました。

駅にはいつもと違って各高校の入学式に向かう初々しい新入生とその親で溢れてましたね。

目的の駅に到着目前、車窓からその高校が見えました。
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冷たい雨の中、駅から高校まで生徒父兄軍団で歩いて向かいます。

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伝統校らしい武骨な校舎です。

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体育館の入学式準備はできてます。

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次男坊入場です。

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次男坊着席です。

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1学年の教師紹介

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パイプ椅子の校章が素敵です。

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古めかしい校章が伝統を感じさせますね。

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式前に入学式の立て看板前で写真撮りました。

生徒指導の先生が今どき珍しいくらいの強面の先生でした。30年前に自分が学生だったころにいたようなゲンコツの似合う、おそらく生徒に恐れられていそうな先生だったのが印象的でした。

それにしても、暖房がなく、寒い入学式でした。ヒートテック3枚重ねとしっかり着込み、コートも着たままでしたが、それでも式後半は寒かったです。

今日から、行きたかった志望校でしっかり高校生活を楽しんでください。

2015年4月 6日 (月)

【書評】アベノミクスの真実 本田悦郎/著

Abenomikusu



安倍総理公認と表紙にでかでかと書かれている。
理由は著者が静岡県立大学教授ながら安倍内閣官房参与でもあるからだ。
なので読まないわけにはいかない。特に「アベノミクスの終焉」を読んだ後だけに

本著を読むまでもなく、私はアベノミクスのことをすでにある程度は理解しているつもりであるし、なにより日銀の国債買い入れには賛成している。
賛成しながらも円安については、国の通貨が安くなるということには違和感を持っていた。

長く円高を問題視してきた日本のマスコミ報道や世間の論調に私は真っ向から間違っていると思ってきた。

なぜなら歴史的に国の通貨が高い国は決して亡びない。逆に国の通貨が安くなることを止められなくなったとき、国家は亡びるという歴史的事実があるからだ。

その円高という結果にのみ気を取られ、その理由は日本の製造業の力が強いと思っていたのであるが、本書を読んで、円高の理由はもっと別の要因であることをはっきりと理解できた。

円高は日本のデフレによる実質金利の国際的優位性が原因であったというのだが、なるほどである。

なるほどと思いまながらもインフレターゲットによる緩やかな物価上昇で本当に抑えられるのか?というのはまだ不安視してしまうところでもあるのだが、イギリスは通貨供給量を3倍まで増やしてきて通貨インフレを起こしていないという事実は認めざるを得ない。

なにより、この20年間、デフレで日本経済は苦しんだ(私はそれなりに得した気もしているが(笑))訳で、適度なインフレは国家財政上もメリットが大きい上に、製造した工業製品の輸出で成り立つ日本の場合は、基本的に円安はメリットしかない。

それでも世界各国の通貨がジャブジャブな状態で、どこかで信用不安が起きたとき、信用収縮に耐えられない国、つまりは新興国はたまらないという状態をアメリカや欧米、日本といった経済先進国がその絶対的優位性のうえに胡坐をかいていていいのか?という道義的な一抹の不安があるが、それが資本主義経済なのでもある。
(しかしその資本主義強者による搾取が世界の不平等を生んで、中東にみられるイスラム教過激派の台頭につながっているのだが、それは政治の問題として別に論じることとしたい。)

あとはアベノミクスの三本の矢がすべてうまく行くことが重要なのだが、それにはTPPの妥結の仕方にもかかってくるのだが、私の歴史的認識としては、日本はどんな不利な状況であっても、ルールが固まれば、その中で、国民全体で不断の努力を続け、着実に進歩していくという文化がある。

幕末時の不平等条約後も日本は世界の帝国主義体制の中できちんと台頭したし、第二次世界大戦の敗戦後もしかりである。
スポーツにおいて、ルールの変わりにくい陸上や水泳競技において、日本人は肉体的なハンディキャップを負いながらも、それなりの成績を残す選手が出ている。どうような肉体的特性を持つ東アジアにおいても特筆すべき事績であろう。
バレーボールだって、スキーのジャンプや複合だって世界一になった後、ルール変更により、日本は弱くなっただけである。

TPPは多国間協定であることから、ルールはそうそう変えられないので、少しでも有利なルールであればそれはそれで良いのだが、関税の撤廃はともかく、日本人が大事にしたい食糧食品・工業製品の安全性や国民皆保険や医療制度・介護保険制度などは参入障壁などとして葬り去られるべきものではないと思う。
その点、著者も苦言を呈しており、そういう意味で、本著を私は共感できる内容であった。

2015年4月 5日 (日)

葛西臨海公園ナイトラン

葛西臨海公園で開催された第9回エコ・ジャーニー12時間走チャレンジ100km&4時間走に参加しましたのでご報告します。

大会というより夜の練習会といったマニア向けの大会でした。
結果はさっぱりな内容でしたが、コースは公園内らしく整備されていて、しかもきれいな写真が撮れましたのでアップしますね。

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大観覧車近くにエコ・ジャーニーマラソンの垂れ幕がありました。(本当は到着に迷いました。)

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エイドのテントです。果物はほんとに豊富でした。

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給水はマイカップをテーブルにおいてのセルフサービスです。100人弱の大会ならではですね。

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見上げると大観覧車が間近でした。

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右本部テント、左エイドテント

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周回はセルフチェックです。

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スタート2分前、ランナー整列です。

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スタートです。(手ぶれすいません)

コース説明もなくスタートになり、コースを覚えながら走りました。周回4kmですが、途中分岐して小回りするかなり暗い公園内コースを応援もなく淡々と走りました。
3周目でペースが落ち始め、7周目から膝が痛くなり、8周目に写真撮り始めました。

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葛西水族館

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東京ディズニーランド(望遠につき手ぶれ大でした。(笑))

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東京ディズニーランド遠望夜景

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夜桜

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エイド

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結局10周つまり40kmでリタイアしました。

ラップタイム
01 04km 21:39(0:21:39)
02 08km 22:27(0:44:06)
03 12km 22:32(1:06:39)
04 16km 23:41(1:30:20)
05 20km 23:31(1:53:52)
06 24km 26:55(2:20:48)
07 28km 28:14(2:49:02)
08 32km 39:08(3:28:10)
09 36km 30:25(3:58:35)
10 40km 46:31(4:45:07)

最後は風邪気味で調子が悪いというランナーと一緒に歩いての終了となりました。

夜の練習会は想像以上にきつかったですが、大観覧車と桜満開と夜景はきれいでした。

2015年4月 4日 (土)

いよいよ第9回エコ・ジャーニー12時間走チャレンジ100km&4時間走

エコ・ジャーニークラブとは、エコ(環境)・ウルトラマラソンを理解し、参加者自身が主催者となり、“自然と人との出会いを楽しむ”をコンセプトとし、各自自己責任での行動が基本の集まりです。

開催期日:平成27年4月5日(日)
時間:午前0:00スタート~午前12:00まで(12時間走)
   午前8:00スタート~午前12:00まで(4時間走)
コース:葛西臨海公園の周回(一周4km) 
集合場所:葛西臨海公園内スタート地点あずまや(観覧車北側)
集合時間:4日の23:00(12時間走)、5日の7:00(4時間走)
交通機関:JR京葉線葛西臨海公園駅5分
     東京メトロ東西線西葛西駅徒歩15分
参加費:6,200円(12時間走)/3,200円(4時間走)
     (参加費・エイド飲食・事務経費・スポーツ保険・賞品)
懇親会(抽選会)/会場 :無料/あずまや(12:15~14:15)
申込方法:はがき・FAX(事務局宛)・メール(広報宛)
参加費振込先  :郵便局払込取扱票(00130-7-407248 エコ・ジャーニーマラソン)
電話・FAX:03-3688-6814(事務局)
メールアドレス:info@eco-journey.org(広報)
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さて、今シーズン初のウルトラマラソンに参加です。

異動で仕事が忙しく、練習不足を一発解消しようと、先週土曜日に階段トレーニングを実施し、見事にひどい筋肉痛になって、超回復期待してのこの一週間でしたが、間に合いませんでした(笑)

去年のさくら道同様に筋肉痛のままの大会参加です。

まあ、12時間走り切って、目標はそうですね、100kをm目指しましょう。では、行ってきます!

追記:脚はすぐに動かなくなり、眠くなりました・・・。さっぱりな結果でしたが葛西臨海公園のナイトランはきれいでした。

2015年4月 3日 (金)

歓送迎会は楽しかった。

4月の異動に伴い職場の歓送迎会がありました。

ここ4年、送り出し、迎え入れる立場でしたが、久しぶりの主役となりました。(笑)

上司同僚部下に自分なりの言葉で感謝の気持ちは伝えたつもりです。

最後に記念にマイデジカメで同僚との写真を撮ってもらいました。

Dsc09169_2
1次会

お酒飲めないのに2次会も行きましたが、楽しくお酒飲めました。ありがたいことです。

Dsc09170
2次会

追記:
 飲めないお酒の飲みすぎが12時間走の惨敗につながったかも(笑)

2015年4月 2日 (木)

ギョル・スミス(さかなクンのウィル・スミス)

ウィル・スミスが詐欺師として主演する映画「フォーカス」は劇場で予告編を見ただけだが、興味をそそられていた。そんな中、4月1日のエイプリルフール限定のポスターがあるとのことで公式サイトを覗いてみた。

Focus

ギョル・スミスと書いてあるが、ウィル・スミスにしか見えない。

が、変な帽子をかぶっている・・・。

しかも、このさかなの変な帽子は、あの人でないのか・・・。

そうなんです、さかなクンがメイクをして撮影したものだそうです。

いやあ、さかなクンって、実はこんないい男だったのですね。

本物のウィル・スミスはこちら↓
Focus2

2015年4月 1日 (水)

UTMF2015落選(泣)

新しい職場で始まった新年度は慣れない業務に大した成果も上げられず、ただ、ばたばたと時間が経っていった。

そんななか、師匠から一本のメッセージが届いた。

「またUTMFに当選しました。」と

4回で3回も当選している強運の持ち主だ。
(第1回は先着順だったのだが、東日本大震災で延期し、再登録後の追加募集時に抽選があり、それには約5倍ながら師匠と私とも当選し、2人で完走した。第2回は私も師匠も外れ、第3回は師匠は当選、私はエントリー忘れでした。)

すぐにメールを確認するも、メールはなし。
ランネットで確認すると、落選の表示でした。

今年はUTMBに専念しますわ!

まあ、本日、昨年体調不良ながらなんとか完走した上州武尊山スカイビューウルトラトレイル120kmには無事エントリーできたから、良しとします。(笑)

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