
低い山しかない千葉県のトレイルランニングの草分け的大会が房総丘陵トレイルランレースです。すでに7回目で、私は過去6回エントリーして4回出走・完走している思い入れのある大会のひとつです。
第3回までは養老渓谷駅前から清澄山までのワンウェイコースで、第4回からは清澄山スタート・ゴールの周回コースになりましたが、昨年の第6回は大雪で中止、その時の倒木が今なお処理できず、コース復旧できなかったことから今年は養老渓谷駅前スタートの周回コースとなりました。


あいにくの雨の中、朝7時25分に自宅を出発し、8時15分には養老渓谷に到着。大駐車場に無料で駐車しました。

すぐに受付のある小湊鉄道養老渓谷駅前に向かい、受付します。

そこで会場アナウンスを聞いていると、30kmの部は悪天候で20kmコースに短縮し、20kmの部は同じコースとなったことから30分スタートを繰り下げて11時スタートになるとのこと。
駐車場に戻ると師匠から列車で駅に到着との電話あり。部下のW君にスタートが遅れることをメールするとすでに到着していた。
ゆっくり着替えていると雨が小雨になってきたので、上下レインウエアから上のみレインウエアに変更して、駅前に向かうと無事師匠と会えた。
奥宮俊介さんとリラックス体操をしているとスタート12分前に。

急いでスタート地点にみんなで向かう。いつものことながらスタート地点まで約1kmのウォームアップランだ。比較的前のほうに師匠と陣取っていると間もなくスタートとのこと。

後ろを振り返るとまだスタート地点にたどり着いていない選手が多数いたようだが、定刻通り10時に号砲がなり、スタート。
いつもなら梅ヶ瀬渓谷に向かうところであるが今回は山のほうに向かう。ロードをゆっくり上っていく。


やがてトレイルに入る。









ちょっと幽玄な坂道を上ります。
唯一のエイドに到着(11:05)



コーラ、どら焼き、バナナと好物が置いてありましたので、たくさんいただきました。


急坂渋滞です。これが5回くらいありました。

ランナーさんたち、ロープに頼りすぎでうまく登れていません。「基本足で登って、ロープは補助としてください。」と山登り好きの私は思いながら待ってました。

ここも渋滞です。ドロドロのトレイルをロープを頼りにトラバースします。

おNEWのシューズがドロドロです。でもグリップ力はなかなか上々なのが嬉しかったです。尻餅はもちろん、一度も手すらもつきませんでした。(ゆっくり走りましたから(笑))

前の人は、攻めたのか転倒したようですね。攻めない自分に反省です。

最大の難関だった場所を通過して振り返ります。道がただの滑る斜面状態なのがよくわかると思います。

トレイルが終わり舗装路に出て、下りかと思っていたら、結構アップダウンが続きましたが、一度も足を止めずに走り続けました。
いつの間にか梅ヶ瀬渓谷に入りました。

白いテープがあるとおりここがコースです。

ハイキングコースなだけに飛び石はしっかりあります。十数回渡渉しました。

渓谷を抜け、舗装路を走ります。不思議な家?に思わず写真撮りました。(笑)

養老川に架かる吊り橋を疾走して渡ります。

小湊鉄道の線路を渡って、線路沿いに進みます。ゴールの駅が見えています。

ゴールが正面に見えてきました。ゼッケンと名前をコールしていますが、私はリュックにゼッケンをつけていたので、「ゼッケンが見えませんが、カメラを持って走ってきます。」とアナウンスされていました。

3時間13分、350番台でゴールしました。最終ゼッケンは627番でしたが、出走数は不明。やっぱ短い距離は皆さん速いですね。

続々とランナーがゴールしています。雨も止んで良かった良かった。
ミネラルウォーターとトレイルバーをもらい、記録証をいただく。

駐車場に戻ると先着した師匠から電話。車で帰ろうとお誘いするもすでに切符を買ったとのこと、チーム★秋の道はそのまま解散ということになった。
さて、何かお土産でも買って帰ろうかと着替えて車を駐車場から出したが、そういえば、20kmに出たW君はそろそろゴールするのではないか?と思い、少し待つことにした。
先日買ったタブレットPCでfacebookにゴールを投稿したり、撮った写真を整理していると14時20分を経過していた。W君の走力は私とそん色ないはずなのでそろそろゴールかと思いフィニッシュゲートに向かう。
するとトレラン挑戦のシンガーソングライターのゴールシーンがちょうど見れました。

名前は・・・、すいません、忘れました。
しばらく待っていると、そろそろカレーライスが終了とのこと、400円で、お勧めの里山カレーを食す。


わりとがっつりな量、オリジナリティな味でしかも美味かったです。

15時半出発の東京駅行きのバスがやってきた。
やがて、ラストランナーが来るとのこと。

そのラストランナーのカップルが到着しました。
それはW君と彼女でした。(笑)(ピンボケすいません。m(__)m)
フィニッシュゲート前、ハイタッチで健闘を祝せました。
それにしても初レースがこの悪天候のトレラン、しかもちゃんと完走とは素晴らしいですね。待ってた甲斐がありました。初めてラストランナーを迎えることができましたよ(笑)
彼女とは初対面でしたが、三人で少し話をして別れ、せんねんの木でバウムクーヘンを買って、自宅に帰りました。
追記:
私が貰った参加賞のTシャツをW君に健闘賞として進呈しました。きっと彼女に渡されることでしょう。(笑)
追記2:
2016年の大会参加報告はこちら
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