【テレビ】花燃ゆ(NHK大河ドラマ)
幕末維新、影の立役者である長州の吉田松陰の妹、杉文が主人公で進むのが、2015年のNHK大河ドラマ。
幕末初期、しかも長州が舞台で、著名な歴史上の人物がまだまだ少ないが、登場人物が多く、時代背景をしっかり認識しないと理解不能に陥る難しいドラマ設定である。
視聴率が伸びるとも思えないが、今日の第5話「志の果て」は涙なくしてみることが出来ない珠玉のシーンがあった。
吉田松陰と金子重輔がペリーの黒船に乗り込んで、アメリカに行こうとする件(密航事件)で、獄に繋がれるのであるが、身分の低い金子の獄の環境は劣悪で、病気となり、死んでしまう。主人公文が金子の母の悲しみに触れ、金子の死を兄、寅次郎(のちの松蔭)に伝えるが、兄の理想論に、文が兄を支える家族みんなにそれをきちんと見せろと迫るシーンがものすごい迫力で圧倒された。
歴史的な事件に焦点があてがわれがちな大河ドラマらしからぬ人間群像劇が重厚に描かれそうな予感させる第5話でした。これから維新に向けて、ますます楽しみになりました。
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