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2015年1月19日 (月)

【テレビ】流星ワゴン(TBS系)

Ryusei
初回2時間はあっという間に過ぎ去った。

香川照之の演技はさすがだ。あまりの名演ぶりに、今日まで2日間受験して、明日も受験の次男坊まで引き込まれて、一緒に観てしまった。(笑)

しかし、このドラマ、家族で見るには少し痛い、いやかなり厳しい内容だ。

人間描写の鋭い重松清の原作だけに、同じようなタイムトラベルものの先クールのドラマ「素敵な選TAXI」の軽妙さが幼稚にしか思えなくなってしまうほどだ。(笑)

主人公は最近結婚して世の女性を悲しませたた西島秀俊で、その役どころは、妻には離婚を迫られ、息子は家庭内暴力のひきこもり、自身はリストラとまさに追い詰められた、およそ似つかわしくないお父さん役なのであるが、主人公の生き様は現代の多数の夫・親である30代・40代にありがちな、妻子に対して、自身が戦後教育で身につけた個人主義に基づく平等感全開でかなり献身的に接しているのであるが、それが結果的に無関心、あるいは逆に押し付けに近いものとなって、うまくいっていない、いや最悪の事態を招いているのである。

そういう、結局、うまくいかないあたりはわが身にも、つまされる部分でもあり、主人公より一世代古い香川照之が息子である西島秀俊に表面的には子供に伝わってなかったものの、その実、子供の見えないところで、息子を親らしく温かく見守っていたこととの比較は、私にとって、後頭部を殴られた感じだ。(私はそう思ったが、そう思わない親が実は多数いそうで、それの方が恐い)

そういう意味で、核家族のお父さんにとって厳しいドラマであるが、きっちり観ていこうと思う。

また、次男坊は香川照之の演技に大笑いしていたが、主人公の中一の息子が引きこもった原因である中学受験の失敗には、内心思うところもあったのではと思う。

彼は、明日は5時半に起きて、三校目の私立入試に向かう。

ま、それだけでいいか。(笑)

追記:
 私としては、香川照之が演じる猛烈親父とはタイプが異なるが、子供を振り回す父親像と言う意味では、近似している部分もあると思っているのだが、それが本当に子供のためになっているのか?少しぐらついた。

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