副校長って教頭のこと?
我が家の2015年の年賀状もやっと落ち着いてきました。
というのも昨年は喪中でこちらが出さなかったことに加え、こちらも年末ぎりぎりに年賀状を出したこともあり、遅れて届く年賀状が多かったためです。
さて、私の場合、男性ということもあり、特にそうなのですが、古い友人とは年賀状だけのやり取りしかしていない場合が多々あります。それで、なんだか満足してしまう自分の態度は、自己中心的な自己満足と言えばそうなのかもしれませんが、私は自分の友人の厚誼に素直に甘えさせていただいているところです。
と、その中の一人で教諭である学生時代の友人の年賀状のメッセージに「来年から副校長になります。」というのがありました。
ほう、地道に頑張って偉くなったんだなあと思いつつ、副校長って聞きなれないなあと思ったのであります。
我が家には3人子供がおり、当然、学校に通っており、教頭先生はいましたが、副校長はいたことがありません。いや、長男の高校にはいたかも?
はて?なぜだろうと思い、調べてみた次第です。
副校長とは
2007年6月27日に改正された学校教育法によって、小・中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に校長と教頭の間に置くことができるようになった新しい管理職。幼稚園の場合には、副園長。教頭は法改正前には、必置の職ではなかったが、改正法において、教頭は教諭、養護教諭及び事務職員とともに必置の職とされた。副校長は各学校の判断で「置くことができる」職で、「校長を助け、命を受けて校務をつかさどる」ことがその職務。副校長を置くときには、教頭を置かないことができる。従来、国立大学の付属学校で、教授が校長を兼ねている場合には、その下に副校長と教頭を置くのが通例となっており、神奈川県など一部の地域では、教頭相当職を副校長と称していたが、学校教育法改正によって、設置主体にかかわらず前記学校のすべてに置ける法定の職となった。教頭は、必要に応じて児童生徒の教育をつかさどることになっているのに対して、副校長にはその任はない。(知恵蔵2014より引用)
教頭とは
校長や園長を助け,校務・園務の整理などの職務を行なう教育職員。学校教育法は,小学校には特別の事情のないかぎり教頭を置くこと,教頭は校長を助けて校務を整理し,必要に応じて児童の教育を司ること,校長に事故があるときはその職務を代理すること,校長が欠けたときはその職務を行なうこと,などを定めている。(ブリタニカ国際大百科事典より引用)
「『副校長』は、職階的にいうと『校長』と『教頭』の間にあたります。校長は『校務を司る』役目で、副校長は『校長を助け、命を受けて校務を司る』役目。教頭は『校長・副校長を助け、校務を整理する』となっています。副校長と教頭との大きな違いは、副校長が校長の命を受けて“副校長自身の権限で決済などできる”のに対し、教頭はあくまで“整理する”役目だということです」
実は「副校長」は、平成19年に法律が作られ、平成20年4月から導入されているのだとか。とはいえ、法律の内容は「置くことができる」というもので、自治体によって置いているところと、そうでないところがあるのだという。(田幸和歌子氏の記事「最近聞く「副校長、「教頭」とはどう違う」より引用)
うーん、よくわからないのであるが、自分なりに解釈すると、以下のとおり
・千葉県内の公立小中学校には法的に必置でない副校長はいない(と思う)。
・東京都は副校長を制度的に運用している。(東京都では2000名超の副校長がいるらしい。)
・ちなみに私の学生時代には副校長はいなかったし、そういう制度ができたことも知らなかった。
友人は副校長が務まるかを謙遜して書いていましたが、私はこの場を借りて、友人として申したい。
「教育に篤い思いのあるかまちゃんならなんの問題もなく十分務まりますよ」
追伸:
みんなと会いたいとか企画よろしくとか賀状にいっぱい書いてありましたが、私はそういうの無精なのを友人は忘れているのかしら?
それでも、少しその気になってきているのですが(笑)
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