ハセツネ完走報告
2014/10/12-13に開催された長谷川恒男CUP(第22回日本山岳耐久レース(距離71.5km、24時間以内))に6年ぶりに参加し、なんとか完走しましたのでご報告します。
スタートは東京都あきる野市の五日市中学校グラウンド12日13時、受付は12日の午前10時からなので、12日に千葉の自宅を出れば十分間に合うのだが、台風で帰宅困難になることを恐れ(臨時駐車場は翌午前8時まで出庫禁止)、前日の午後11時半に千葉の自宅を出て、12日午前1時にJR武蔵五日市駅前に到着。
ここで、問題発生。有料駐車場は待ち行列で入れず。ハセツネ出場者の考えることは同じだ。しかも6台目。午前2時になると3台が諦めて、列から外れる。これで3台目。私の後ろには3台待っている。午前2時半に1台駐車場を出たので最初の1台目が駐車場に入る。その後、動きは無く、寝るに寝られず夜が明ける。期待するのは、電車が動き出すこと。駐車した人が戻ってくる可能性にかける。午前6時10分の最初の到着電車で出庫があるかと期待するも、なし。午前7時20分に1台が出庫。次は私の番になり、その間も電車が2つ到着するも動きなし。午前8時になり、臨時駐車場が開いたが、そのまま待っていると1台出庫があり、駐車できた。やはり次は電車に限るわ。
そこから直ちに2時間半寝て、11時に起床。
●JR武蔵五日市駅前有料駐車場(収容156台)
ハセツネ参加者が多数停めて準備していました。
●会場に向かう選手達
駅から受付・スタート地点まで距離約1km。とりあえず私はゼッケン貰いに向かいました。
●受付会場の五日市会館
山岳保険証を忘れましたが、氏名検索で証明できました。ゼッケンと参加賞(おコメとマグネット)を貰って、駐車場に戻ります。
急いで車で着替えとトレラン装備準備します。
●スタート地点
ちょうど開会式が始まる直前に着きました。中学校グラウンドに選手が集合しています。
●スタートの号砲
いつものように「エイエイオー」の掛け声ののち、スタートの号砲が13時ちょうどになりました。
2500人とトレランとしては巨大大会だけにマラソン大会並みの長蛇の列です。
●スタートゲート通過
これだけの人数が狭い山道に殺到するのだから、渋滞しますわな。
●恒例の山道渋滞(2km付近)
30分ほど渋滞ですが、師匠と話しながら待っているので楽しく過ごせました。
●渋滞は二列(廣徳寺通過後)
6年前は下の右側にいたのですが、左側の方が眺め良いですね。
●渋滞はどこまでも
見えづらいかと思いますが、樹林の切れ目が道となっており、選手の列が続いています。
●新多摩変電所(3km付近)
山中の巨大変電所の脇は広いの渋滞が解消され走って通過します。
●今熊神社(4km付近)
渋滞のおかげで一旦ランナーがばらけます。
●今熊神社参道
早くも足がとまります。長丁場、私ごときはここで走ると後が持ちませんので。(笑)
というか、練習すればここを走れることができるのか?。持って生まれた心肺能力に乗り越えられない限界がある気きがしています。若いうちに鍛えれば何とかなったのかなあ・・・。
●入山峠までの渋滞(5km付近)
ま、ここまでくればハセツネ名物ですね。渋滞に巻き込まれたくなければ、普通では走れない坂道を猛ダッシュするしかない。それができるものは、渋滞に巻き込まれない。それなりに鍛えるトレラン参加者でも、9割方は無理でしょう。
●シングルトラックでの渋滞
ちょっと通行に慎重を要する急坂があると渋滞します。
●送電線の鉄塔
どうってことな通過点ですが、なんだか印象に残りますね。
その後は走りやすいトレイルで数珠繋ぎで走り抜けました。
●イッポチ山の分岐(市道山手前)11km付近
ボランティアスタッフの山の師匠と会えました。ボランティアは大会前日の午後5時集合し、準備をし、当日は各持ち場で終日ランナーのためにがんばります。頭が下がりますね。
この後、下り基調の走りやすいトレイルでした。
●醍醐丸の予備関門(15.2km地点)
最初の本格的な登りを終えて、一服している選手がいます。
●第1関門浅間峠22.66km地点
頑張って登ったので6年前より34分早く到着
●三頭山山頂36.32km地点
標高1527mのコース最高地点で距離もほぼ中間地点です。風も強く寒かったですね。
●鞘口峠38km地点
三頭山を激下りって到着です。道中、これ(鞘口峠)なんて読むんだっけ?たこぐち?さおぐち?さやぐち?なんてことずっと考えながら走っていました。(笑)
エイドのように見えてただの休憩ポイントです。
●第2関門の月夜見山第2駐車場42.09km地点
唯一のエイドに到着です。エイド手前でできるだけハイドレの水飲んでおこうとしたら、ちょうどなくなっていました。助かりました。ちなみに1.5リットルちょうどしか給水してくれません。少しこぼれたので、少し継ぎ足してもらいました。
●月夜見エイドの様子
みなさんお疲れのようです。私も第1関門から第2関門の経過タイムで前回記録と比較すると変わらず。序盤で登る力を使い果たしたようです。
●第2関門
小河内峠を経て、第2の難所、御前山の登りに向かいます。
●金毘羅尾根
走っているランナーに抜かれます。終盤に走れない自分が珍しく、気持ち悪いなりにその状況自体も楽しみつつ、ひとつの教訓・体験として自らの心に刻み付けました。
ずっと歩いていましたが、最後ゴール前は多くの応援があるので、自分のため、彼らへの思いに応えるためにも走りました。
●ゴール直前の応援の様子(後ろから写しました)
向こう側の横断幕を通過して、左側のフィニッシュゲートをくぐってゴールになります。
●炊き出し
吐きそうでしたが、トン汁いただきました。美味しかったです。
●参加賞、記録証、完走Tシャツ
参加記念品は福島産のおコメと妙なマグネットホルダーと試供品でした。
最後に、最低限の完走はできました。初めて吐いて、その後は吐きたくなくて歩きに徹しましたが、今思えば走ろうと思えば走れたと思います。帰宅や明日の仕事を考えての自重、大人のような安全策をとりました。
それにしても、この低レベルでの完走、UTMBのポイント獲得できましたが、これではとてもモンブラン一周はできそうに無い現実問題をどう解消していくのか・・・。
とても大きな課題が突きつけられましたね。
【全体結果】
エントリー総数2,590名 出走者2,264名
第1関門2,242名 第2関門2,052名 第3関門1,924名
フィニッシュ1,922名 完走率84.9%
男子 総合優勝 上田 瑠偉 Finish time 7:01:13
女子 総合優勝 Amy Sproston Finish time 9:31:18
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