げっ、ハイドレーションがカビてた!
登山及びトレイルランニングにおいて、必須アイテムとなりつつある給水システムがハイドレーションシステムである。
私もその便利さにはまり、すでに7年以上、愛用している。
どういうシステムかと言えば、水をビニール状の袋に入れて、背中のリュック等に入れ、袋につながるチューブを肩越しに前面に回して、リュックを下すことなく給水する仕組みである。これが従来の水筒であれば、リュックを降ろし、水筒を取出し、水筒を開けて飲む必要があるが、ハイドレーションシステムであれば、飲み口を口につけて、吸えば水を飲むことができるというものだ。これにより、リュックを降ろす必要がなくなることはもちろん、走り(又は歩き)ながら給水ができる優れものなのである。
7年も使用していると、今のハイドレーションシステムは実に3代目になるのである。1代目は私も素人であったため、水以外、具体的にはスポーツ飲料を入れていたため、すぐに使用に堪えなくなった。2代目は、忘れもしない甲斐駒ケ岳の狭い岩場を抜ける際に、リュックに圧力がかかり、その圧力を受けて、袋が破れてお釈迦になった。それを受けて急きょ買った3代目は、少しお高いイスラエル製という代物だったが、予想通り丈夫で、しかも抜群に使い勝手がよく、なにかと多用している。
もちろん、このハイドレーションシステムは、使用後はすぐに洗って、室内干ししていたのであるが、干してあるこの物体を見て、嫁さんから重大な指摘を受けた。
「カビだらけだよ!」
指摘されてチューブをよくよく見ると、確かにカビだらけであった。なぜ今まで気が付かなかったのか不思議なくらいだ。(笑)
どうりで、トレランの大会後にお腹の調子が悪くなるわけだ。(苦笑)
※イスラエルでは、トレラン用でなく、砂漠で戦う兵士が銃を持ちながら給水するためのツールとしてハイドレーションシステムが発達したようだ。なので、使用勝手はよく、車に踏まれても破れないほど頑丈であり、また長期間使用を想定し、バクテリアや雑菌の繁殖が抑えられる優秀なつくりなのであるが、流し洗い程度で、分解メンテナンスまではしなかったため、高温多湿な日本では、飲み口に近い部分はわずかに口から逆流した微量の養分を得て、カビが育ってしまったようだ。(笑)
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