第1回上州武尊山スカイビューウルトラトレイル120km結果速報
今年、私のトレランのメインレースとなったこの大会、無事完走することができました。
来年のモンブランのエントリーポイントも確保できました。
※上州武尊山スカイビューウルトラトレイル完走報告はこちら
タイムも予想外の30時間切りとリタイアの可能性の方が高いと思っていただけに喜びも一塩です。
(実は胃腸炎でお腹の調子が悪かったのです。執念の賜物でした。)
トレランは山岳マラソンと言われるだけに、山を登ったり、下ったりするコースでレースするのです。
登りはもっぱら心肺能力がものをいいます。一方、下りはテクニック勝負なのです。
心肺能力が一般人並みな私は、登りの能力はトレイルランナーでは底辺に属しています。
(多くのトレラン大会ではスタート直後は登りのため、私は最初から最下位争いになるのです。(笑))
案の定、前半は関門制限時間が厳しく、大きな登りが2つあったため、ほぼ中間地点のエイド3では、関門制限時間2分前に通過というギリギリまで追い込まれました。
その後は、登りも下りもあまり力が低下しない私の特性(低下できるだけの幅が無い(笑))が出て、34時間の制限時間のうち、4時間を残す余裕でゴールできました。
それにしても、今回の大会は、日本のトレイルランナーの第一人者の鏑木毅さんが自分のホームグラウンドで思いのままプロデュースしただけに実に特徴のある大会でした。
1 累積標高差が8400mと100マイルレース並み
2 トレランと言うより登山のような急傾斜や渡渉(沢を横断する)が多かった
3 ルートファインディングが必要な沢登まであった
今回は雨が降らなかったのですが、雨だったら完走率は相当低くなるでしょうし、そもそもけが人続出でしたでしょう。(増水時の沢での事故や急傾斜での滑落)
すでに40時間以上一睡もせず起きているのですが、さすがに眠くなってきました。(笑)
追記:
優勝者は15時間15分でした。登りも走るように登っているのでしょうね。
追記2:
ラストスパートは全力出しました。残り3kmの表示板を見て、腕時計を見ると29時間43分でした。
すぐに計算して、ロード3kmなら17分で走ることは可能とラストスパートを完全全力疾走に切り替えました。
呼吸や心拍の感じではキロ4分30秒くらいで走っているつもりでしたが、約30時間120km走った後で、筋力パフォーマンスも落ちて、全力疾走でもキロ5分20秒くらいしか出なかったようでしたが、ゴール目指していた先行している他のランナー10人くらいをごぼう抜きして、無事30時間をきることができました。(笑)
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完走おめでとうございます!
後半の追い上げ、素晴らしかったですね。関門時間ぎりぎり通過も最後は余裕のゴールとは、さすがウルトラランナーです。
まずは、ゆっくり寝てください。
お疲れ様でした。
投稿: tsune | 2014年9月22日 (月) 22時48分
tsuneさま、コメントありがとうございます。
いや、それよりトルデジアンの見事な完走、改めておめでとうございます。感動させていただきました。
私の方は、トルデジアンの3分の1以下のコースをギリギリでなんとか粘れて完走できました。恥ずかしい限りですが、とりあえず来年のモンブランにはエントリーできる権利を得たので挑戦したいと思っています。
投稿: かずさん | 2014年9月23日 (火) 23時38分