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2014年8月15日 (金)

経営者が推薦する図書24冊

 私は好奇心旺盛で多読乱読なので、常々、読む本を探している。友人知人のお勧め本もよく借りるのであるが、いかんせん小説が多い。
 かつては、NHKで毎週放映されていた週刊ブックレビューという番組が私の読書指南であったがのだが、すでに放送が終わって久しい。
 記事:http://run-run-kazu.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-00eb.html
 そんな中、とあるWebの記事で、経営者がこの夏に推薦する図書の記事があったので引用する。
 この夏といいながら、特段新しい本でなく、私もすでに2冊読んでいるが、経営者という視点で勧められているという意味で、別に経営者になろうというわけではないが、私的には実に興味深い。近々何冊かは読むことになるだろう。

01『トレードオフ』
 ケビン・メイニー著/プレジデント社

 本書は企業戦略に必要なのは「上質をとるか、手軽をとるか」の二者択一(トレードオフ)だと迫る。多くの事例を取り上げ成功、失敗の法則をトレードオフで紐解いていく。(アサヒビール 小路明善社長推薦)

02『心を高める、経営を伸ばす』
 稲盛和夫著/PHP研究所

 京セラ創業者、稲盛和夫氏が悩み苦しみながら学び得た人生哲学書。1テーマが見開き完結で、短い言葉の中に仕事や人生に真摯に立ち向かうためのメッセージが込められている。(ワタベウェディング 渡部隆夫相談役推薦)

03『芸術起業論』
 村上隆著/幻冬舎

 芸術家による、社会で生き残るためのビジネス論。戦略の重要性、業界の分析、精神力の訓練、根回し術、モチベーションは怒りや執念という独自の理論は説得力がある。(エムアウト 田口弘社長推薦)

04『海賊とよばれた男』(上・下)
 百田尚樹著/講談社

 出光興産の創業者・出光佐三がモデル。社員は家族、財産として社員一人もリストラすることなく会社を再生させた男の生き様は感動を与える。(一休 森正文社長推薦)

05『100年予測』
 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図
 ジョージ・フリードマン著/早川書房

 地理的な位置関係から政治・国際問題を研究する「地政学」を基に、独自の情報収集と調査により未来の科学的進歩、社会情勢などを予測。(ローソン 玉塚元一COO 推薦)

06『ゴールは偶然の産物ではない』
 フェラン・ソリアーノ著/アチーブメント出版

 スペインのサッカーチーム・バルセロナを破綻寸前からわずか1年で黒字、3年後には収益3倍にしたという、強力な経営戦略と組織力を向上させるためのマネジメント書。(キャリアバンク 佐藤良雄社長推薦)

07『なぜ、働くのか』
 田坂広志著/PHP研究所

 現実社会という激流に流されず格闘していくためにも、仕事には「思想」が必要だと著者は説く。「死生観」「世界観」など10のテーマで働くことの意味を考える。(神戸ポートピアホテル 中内仁社長推薦)

08『ザ・チーム』
 齋藤ウィリアム浩幸著/日経BP社

 「チームがない」。著者が発見した日本の問題点は、個人が優れていても組織となると力を発揮しないこと。チームの本質を説き、日本に必要なチームづくりへと導く。(日本M&Aセンター 三宅卓社長推薦)

09『渋沢栄一100の訓言』
 渋澤健著/日経ビジネス人文庫

 明治時代に生きた日本の実業家・渋沢栄一の名言集。選び抜かれた100の言葉は時代を超えてビジネスマンの心に響く。5代目子孫にあたる著者の現代向けの解説付き。(富士重工業 吉永泰之社長推薦)

10『日本のもの造り哲学』
 藤本隆宏著/日本経済新聞社

 企業は切磋琢磨していいものをつくればいいだけではないと著者。製造現場は強いが本社の戦略立案が弱いことを認めたうえでの現場発信の戦略論。(三菱鉛筆 数原英一郎社長推薦)

11『論語と算盤』
 渋沢栄一著/角川ソフィア文庫

 「日本資本主義の父」と呼ばれる著者は、利益を得たら社会に還元しなければならないという確固たる倫理・道徳観を持つ。健全な利益と築いた財産を永続させる、先達の叡智が詰まった一冊。(アウディジャパン 大喜多寛社長推薦)

12『敬語の英語 実践編』
 デイヴィッド・セイン&佐藤淳子著/ジャパンタイムズ

 「意見に賛同できない」「残業を断る」などTPOに応じたフレーズを「とても丁寧」「常識的に丁寧」「ずばり、言いたいこと」の3段階で使い方を解説。(インテル 吉田和正社長推薦)

13『マオ』(上・下)
 ユン・チアン他著/講談社

 十数年にわたり中国国民を支配した独裁者、毛沢東を徹底的に調べたノンフィクション。関係者100人以上に取材し、中国の社会情勢とともに描かれた中国を知るために必読の書。(アパグループ 元谷外志雄代表推薦)

14『極北に駆ける』
 植村直己著/文春文庫

 世界初となる五大陸最高峰登頂に成功した冒険家が、地球最北の村シオラパルクで1年間の極地トレーニングから北極圏3000キロの単独犬ぞりの旅を達成するまでを描いた体験記。(ソウ・エクスペリエンス 西村琢社長推薦)

15『星の巡礼』
 パウロ・コエーリョ著/角川文庫

 実在するキリスト教神秘主義の秘密結社RAM教団での体験を基にしたスペイン・サンチャゴ巡礼の旅。巡礼の旅で様々な試練を乗り越え、人生の指標を見出す自伝的小説。(ゲッティイメージズジャパン 島本久美子社長推薦)

16『「中国古典」の教え』
 守屋洋著/フォレスト出版

 「人間を磨く」「人と交わる」など6項目から人間関係における心得を提言。中国古典からキーワード、原文、現代語訳、解説の4段階でまとめる。(トーセイ 山口誠一郎社長推薦)

17『逝きし世の面影』
 渡辺京二著/平凡社ライブラリー

 幕末から明治初期に日本を訪れた外国人が日本を賞賛している文章を基にまとめている。賞賛の文面から、実は日本が失ってしまった素晴らしいものとは何かを考える一冊。(キヤノンマーケティングジャパン 村瀬治男会長推薦)

18『落日燃ゆ』
 城山三郎著/新潮文庫

 A級戦犯として絞首刑となった元総理大臣、広田弘毅の生涯を描いた小説。戦争防止に努めながらも裁判では判決を受け入れた生き様からはトップに立つものの覚悟が伝わる。(京セラコミュニケーションシステム 佐々木節夫社長推薦)

19『武士道』
 新渡戸稲造著/ちくま新書

 新渡戸稲造が外国人に向けて書いた日本文化論の現代語訳。事例を挙げ「義理」「忠義」「真と誠」など、日本人の道徳意識や思考法について現代人向けに時代背景を含め解説。(富士通フロンテック 海老原光博会長推薦)

20『風をつかまえた少年』
 ウィリアム・カムクワンバ他著/文藝春秋

 学費が払えず、中学校を退学した著者が、1枚の写真を基に14歳で風車で自宅に電気を通すことに成功。学びは人生を豊かにしてくれると実感する。(チューリッヒ生命日本支店 太田健自CEO 推薦)

21『堂々たる日本人』
 知られざる岩倉使節団
 泉三郎著/祥伝社黄金文庫

 岩倉使節団が欧米視察の旅で見せた行動力や謙虚さ、礼節などは訪問先で賞賛された。その姿からは使命を全うしようとする志が感じられる。(セーラー万年筆 中島義雄社長推薦)

22『「孫子」の読み方』
 山本七平著/日経ビジネス人文庫

 兵の用い方を説いた書として名高い「孫子」だが、組織力で勢いに乗る「勢篇」、部下のやる気を引き出す「九地篇」など13篇からなる戦術はビジネスの鉄則に通じる。(新日鉄住金エンジニアリング 高橋誠社長推薦)

23『方法序説』
 デカルト著/岩波文庫

 数学者でもあるフランス人哲学者デカルトの真理を導き出す論述。学問に関する考察、道徳上の規則など6部からなりデカルト哲学の核心を知ることができる一冊。(東京海上日動火災保険 石原邦夫会長推薦)

24『ゴルフから学んだ誇りある生き方』
 ゲーリー・プレーヤー著/青春出版社

 著者は世

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