アメリカは日本と違って、すごいな!(米政府高官、韓国の元慰安婦女性と極秘面会)
韓国の元慰安婦女性、米政府高官と極秘面会―韓国メディア(2014年8月5日(火)21時56分配信 Record China)
2014年8月5日、韓国・聯合ニュースによると、米ホワイトハウスと国務省関係者はこのほど、旧日本軍の元従軍慰安婦の韓国人女性2人と面会した。米国政府高官が元慰安婦と面会するのは初めて。中国新聞社が伝えた。
面会は米政府の要求により秘密裏で行われた。米国側は面会する関係者のリストを韓国側には渡さず、通訳者も米国政府が用意したという。元慰安婦は87歳と86歳。7月29日(現地時間)にホワイトハウス関係者、30日(同)に国務省関係者に会ったとみられる。
米議会は今年1月、慰安婦問題で日本に謝罪を要求した「慰安婦決議案」の遵守を求める法案を採択。韓国・聯合ニュースは「今回の面会は慰安婦問題をめぐる一連の動きの延長線上にある」と伝えた。(翻訳・編集/AA)
【ひと言】
また慰安婦問題で、韓国はアメリカに訴えたのかと思う記事なのであるが、よくよく読むとそうではなかった。
アメリカは、旧日本軍の慰安婦問題を自らの手で検証しようとしているのだと思う。
なぜアメリカが乗り出すのかといえば、実はほとんど報道されていないのだが、韓国でこんな問題が新たに発生しているのだ。
●韓国米軍慰安婦、韓国政府を提訴
韓国では今年6月、駐留米軍を相手に作られた売春街「基地村」で働かされた122人の元米軍慰安婦が「韓国政府は米兵相手の慰安婦制度を作り、自分たちを徹底的に管理し、苛酷な売春をさせた」として国を相手取り、1人1000万ウォン(約100万円)の賠償訴訟を起こした。
つまり、アメリカの尻にも火が付きそうなのである。
ちなみにこの動きは、韓国の非主流派である左派勢力によるもので、挙国一致の反日行為とは異なり、韓国政府はなんとか抑えたい暴走行為であり、よって韓国政府も韓国のマスコミもこの案件は、コメントも報道もなく、いっさい無視している。
しかしながら、現代のネット社会において、特に韓国の反日行為を苦々しく思っているネット右翼と呼ばれる「ネトウヨ」にとって、見逃すことのできない事件であり、最近では日本の週刊誌も嗅ぎ付け記事になりつつある。
当然、アメリカはこの動きを察知しているだろうし、旧日本軍よりも歴史が浅く、関係者も多いと思われるこの事案をうまく対処するために、アメリカはさっそく動いたということであろう。
旧日本軍の慰安婦問題の落としどころを間違えば、自分たちに跳ね返ってくるから、あらかじめその落としどころを探りに入ったといったところか。(同じく尻に火がついた韓国は日本への攻勢あるのみで迷惑千万だ。)
しかも、特筆すべきは、アメリカは完全に独自に動いているということだ。それは以下の部分から推察される。
「米国側は面会する関係者のリストを韓国側には渡さず、通訳者も米国政府が用意した」
韓国関係者が入ると正確な事実の確認ができないということをすでに認識していての周到さは、さすがアメリカといったところですね。
日本で、韓国政府のとりまとめた慰安婦証言(終戦時10代前半で慰安婦でなかった可能性が高い者を含む)を信じ検証をしなかった河野談話にこのような周到さがあれば、今のような事態にはならなかったと思うと、あまりに高い代償を払ったという教訓ですな。人の良い日本と違ってアメリカは大したものだ。
追記
ただし、アメリカは単純に日本の味方ではない。国益に叶うなら韓国の捏造を利用し、日本の弱点として、いつまでも手札として握り続ける可能性が高いだろう。(実際、そうなっている。)
それに対抗するには、米軍慰安婦問題をネタにアメリカや韓国と交渉すべきなのだろうが、そういうことを潔いと思わない日本人の正直さは、外国との利害対立において、不利なのだが、それが日本の良さでもあるから、しょうがないですね。
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