ギリシャ旅行記19(世界遺産ミストラ)
2013/09/29 世界文化遺産ミストラ遺跡観光
1989年に世界文化遺産として登録。正式名は「ミストラスの考古遺跡」。東ローマ帝国(ビザンティン帝国)の中世城塞都市遺跡。現在はスパルタ市に編入
スパルタスロン246km激走の翌日でしたが、世界遺産フリークの私は山岳地帯の世界遺産ミストラに行くという暴挙を諦めきれず、試みました。
しかも世界遺産滞在1時間という無茶振りでした。(笑)
スパルタのホテルの朝食会場。地下でした。バスの出発時間を探るも誰もわからず、10時半にはホテルに居なさいという大会事務局のアナウンスを守ることにした。なのでタクシー利用してもミストラ滞在は9時から50分間だけと忙しい観光になりそうです。
ホテル前でタクシーを探します。ドライバー同士でお茶していたドライバーたちに「ミストラに行きたい」と声をかけました。先輩ドライバー達は、まだコーヒーが飲みたいのか、お前行け、見たいな感じで比較的若いドライバー(といっても40代)が行ってくれることになりました。
料金は11ユーロで、良心的なドライバーさんでしたが、あまり英語ができなくて、帰りのタクシーを下の入場口に9時50分としないで、10時と約束したのですが、果たして場所と時間を間違えないか、不安でした。
ミストラ城砦側入口に到着です。スパルタ中心街から6kmくらいか。ギリシャのタクシーは赤と黄色のふたつで、違いは良くわかりませんでした。ちゃんと10時にここでない下の入場口に迎えに来てくれるかな・・・。
まずは遺跡最上部の城砦跡を目指します。まだ50mくらいは上らないと行けなそうです。
しばらく進むと受付がありました。切符を買おうとスタッフに声かけると、今日はフリー(無料)とのこと。少しだけ得した気分です。
一般外国人観光客の後を進みます。遅くて時間の無い私は、イラッとしました。(笑)
スパルタ方向の眺めです。緑(オリーブ畑)しか見えませんね。ド田舎です。
最上部から背後のさらに高い山を望みます。元気なら1時間で登れそうだけど(笑)
時間も無いのでそろそろ城砦跡を後にし、下にある宗教施設などの建造物を見に下ります。
教会などの遺跡がいっぱいありますが、かなり下る必要がありますね。脚、大丈夫かしら?
ものすごい観光客です。クリスチャンは熱心ですし、壁などいたるところでキスしてました。
いやあ、わずか50分で世界遺産ミストラ堪能しました。約束の時間に送れそうです。
送ってもらったのとは違いましたがタクシー居ました。これまた英語が今ひとつのドライバーさんが、「チェンジしたけど、問題ない、OKだ。」とそれだけ連呼したドライバーにスパルタに送ってもらいます。行きより帰りは距離が短くなって、メーターでは10ユーロ切ったので、チップ込みで10ユーロ渡しました。
筋肉痛はそれほどではないとはいえ、脚は疲労で重く、つま先や足の甲は腫れているし、内臓はヘタっているし、時間が無い中でのサンダルでの山岳遺跡観光は、正直疲れましたね。
タクシーで10時10分にはホテルに戻り、急いでエイドから戻ってくる荷物を受け取りに向かいました。
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