名車トヨタ2000GTが倒木で大破という事故に思うこと
トヨタ2000GT
倒木で激レア名車が大破 「もったいない」の声、声、声… (スポニチアネックス 6月10日(火)7時1分配信)
6月8日午前9時45分ごろ、富山県南砺市菅沼の国道156号でブナの巨木が倒れて通行中の高級スポーツカー「トヨタ2000GT」を直撃した事故で、大破した車についてインターネット上で「もったいない!」などの声が相次いでいる。
運転していた奈良県大和郡山市の男性会社員(28)は、腕などに切り傷や打撲などの軽傷。富山県警南砺署によると、ブナは高さ約30メートル、直径は最も太いところで1・9メートルあり、根元付近から折れ約9メートル下の車道に落下した。偶然通り掛かったトヨタ2000GTの右後部から左前方を横切る形で直撃、車は原形をとどめていないほどひしゃげ、特徴のある丸形のライトだけが“名車”を物語るほど。強い衝撃だったことがうかがえる。事故現場写真
「トヨタ2000GT」は、67〜70年に約340台が生産されたのみで、ファンなら一度は乗ってみたい幻の名車。現存するのは数十台とみられ、自動車評論家の近田茂さんは「もはやコレクターズアイテムの部類。市場に出ることもめったにない」と指摘する。車の状態にもよるが、価格は1000万〜2500万円。昨年には米オークションで、67年式が1億2000万円で落札され、大きな話題となった。
保険料が支払われるのかが気になるところ。ある代理店担当者によると「一般的には車両保険に入っていて、保険対象者が運転していれば契約範囲内で支払われるだろう」と説明するが「(トヨタ2000GTの)保険料は市販車に比べ数倍高いでしょう」
現場近くに住む女性は「ザーっと何かがすれるような大きな音が聞こえた。木が古くなって倒れることは過去にはあったが、名車を押しつぶすことになるなんて…」と驚いていた。
世界遺産・合掌造り集落付近で倒木、男性が軽傷(読売新聞 6月8日(日)15時4分配信)
8日午前9時40分頃、世界遺産に登録されている富山県南砺市の菅沼合掌造り集落に近い国道156号で、右側斜面に生えていたブナの木(直径約1・9メートル、長さ約30メートル)が倒れ、奈良県の男性会社員(28)の乗用車に直撃した。
男性は腕や胸などに軽いけが。
南砺署によると、男性は友人2人と車2台に分乗し、同集落に観光に向かう途中だった。前を走っていた車の2人にけがはなかった。同署で原因を調べている。
現場は、合掌造り集落を見渡せる展望広場の入り口から約200メートル付近。事故当時、同集落周辺は観光客でにぎわっていた。
【ひと言】
このニュースは、非常にレアで貴重なスポーツカーであるトヨタ2000GTが被害を受けたということで、ネットでも話題となっているのであるが、私が話題としたのは、この現場に見覚えがあるからで、1か月半ほどこの樹が倒れる時期が早まれば、私が被害を受けていた可能性もあったということである。
まず、場所であるが、以下の航空写真の中心、156号線のマーク付近と思われます。
ちなみに国道156号線は、さくら道国際ネイチャーランのルートでもある。
つまり、今年の4月21日午前7時頃、私はこの上り坂を必死で駆け上っていたのである。木のことなど全く考えず、ゴールできるのか?だけを考えて進んでいたところである。さくら道完走記
ちなみに道路上の目線で見ると以下のような景色となる。写真で分かるほど上っていますね。
左手の崖下に、五箇山菅沼地区の合掌集落がある。さくら道で走っているときに撮った写真は以下のとおりである。
この場所で、このような事故が起き、その被害が名車であったゆえに、全国的に報道され、結果的に巡り合えたことは、この上もない偶然で、なんだか感慨深いものがある。
自身は軽傷を負われ、名車も大破されたことは非常に残念なことではあるが、ともかく命が助かったことを幸いと前向きにとらえて欲しいですね。
来年のさくら道では、コース説明において、注意喚起されるだろうが、倒木とか落石を注意しろと言われても、できることは不用意に立ち止まらずに、通り過ぎるしかないだろう。(笑)
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