【映画】アナと雪の女王
アンデルセン童話の「雪の女王」をモチーフに、触れるものを凍らせる力を持った姉エルサと、彼女を救おうとする妹アナとの愛を描いたファンタジーアニメ。アナと旅をともにする雪だるまなど、ユニークなキャラクターが多数登場するほか、トニー賞受賞のロバート・ロペスが手掛けたミュージカル・ナンバーも聞きどころだ。
【ストーリー】
姉のエルサ(声:イディナ・メンゼル)と妹のアナ(声:クリステン・ベル)は、王家の美しい姉妹。しかし、触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つエルサは、自分の意志に反して真夏の王国を冬に変えてしまう。“雪の女王”となり、行方を絶った姉と王国を救うため、山男クリストフ(声:ジョナサン・グロフ)とその相棒のトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフ(声:ジョシュ・ギャッド)と共に雪山の奥深くへ旅に出るアナ。彼女の想いは、姉の凍った心を溶かし、世界を救うことができるのか?引き裂かれた姉妹の運命は?すべての鍵を握るのは“真実の愛”……。
【作品データ】
原題 Frozen
製作年 2013年
製作国 アメリカ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
上映時間 102分
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【スタッフ】
監督 クリス・バック 、 ジェニファー・リー
脚本 ジェニファー・リー
原作 アンデルセン
原案 クリス・バック 、 ジェニファー・リー 、 シェーン・モリス
製作総指揮 ジョン・ラセター
製作 ピーター・デル・ヴェッチョ
歌曲 ロバート・ロペス 、 クリスティン・アンダーソン=ロペス
【キャスト】
アナ クリステン・ベル 神田沙也加
エルサ イディナ・メンゼル 松たか子
オラフ ジョシュ・ギャッド ピエール瀧
ハンス王子 サンティノ・フォンタナ
クリストフ ジョナサン・グロフ
【ひと言】
あまりの大ヒットに遅まきながらの鑑賞した。
さすがディズニー、さすがミュージカルの国が製作した作品。
CGといった技術の進歩と相まって、素晴らしい作品に仕上がっている。
すでに字幕の上映がなく、日本語吹替え版を見たのであるが、アニメーションの場合、字幕であっても声優の吹替えなのだから、私的には抵抗感が無い。
それにしても松田聖子の娘としか認識していなかった神田沙也加の吹替えと歌唱力の高さに驚いた。
アカデミー賞歌唱賞受賞した名曲「Let it go(ありのままに)」が、映画のわりと序盤に出てきて、早々に涙してしまったのだが、多くのものを失ってからの立ち直り、それが真実の愛という物語は、人類普遍のストーリーで素直に感動してしまいましたね。
もし機会があれば、字幕版でオリジナルの歌唱で観てみたいですね。
【ネタバレ】
雪の女王である姉エルサの氷が妹アナの心に突き刺さってしまった。氷を溶かすには、真実の愛が必要。アナはフィアンセのハンス王子のキスだと信じたアナはクリストフととなかいのスベンの背に乗って城に戻るが、ハンス王子には真実の愛がなかった。瀕死のアナを救えるのは、クリストフなのか?城を抜け出したアナとクリストフは凍った海の上で出会うが、そこで国の乗っ取りを図るハンス王子が姉エルサを背中から刺し殺そうとしているシーンに出くわす。アナはクリストフとのキス目前で身を挺して姉エルサを護るため、ハンス王子の刃を受けた。受ける瞬間、アナは凍ってしまい、ハンス王子の剣は砕け散った。姉エルサは妹アナが自らの命と引き替えにわが身を守ってくれた無償の愛に涙する。それが真実の愛となって、アナが生き返り、氷に閉ざされた王国ももとの王国によみがえった。めでたしめでたしという話でした。真実に愛は、予想外の姉妹愛でした。
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