いい文章を書くのはむずかしい。
いい文章を書くのはむずかしい。
そもそもいい文章ってどんなものだっけ?と考える。
リズムがあって説明的でないもの。
ユーモアがあって下品ではないもの。
そして忘れてしまった事や失ってしまったなにがしかを思い出させてくれるようなもの。
(「引き出しの中のかけら」の一節からの引用)
ちょっと不思議でかなりお洒落な本です。絵本に近いかもしれない。
文章も素敵でしたが、イラストや内部構成すべてが上質でした。
例えるなら、おいしいものを食べに行って、予想外に素敵な内装や接客といったレストラン全体のパッケージに満足した。というような感じですね。
(著者でなく作成者となっているところからも作者の拘りが見てとれます。)
こんな本が自分の書棚にあるとお洒落とは無縁の私は少しお洒落な気になれそうです。
これはいつものタイトルなら『【書評】a piece of cake 作成者 吉田 浩美』です。(笑)
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