ひざが痛い初心者ランナーへのアドバイス
「(レース後)左ひざはたまに痛みがある状態ですが、走らない方がいいのかなと悩んでいます。」と弟子からメールが来た。
スパルタな私の回答は次のとおり(笑)
膝の痛みは心配ですね。
屈伸して痛み以外に問題がない(膝として機能している)ようなら大丈夫でしょう。
おそらくランニングニーとも呼ばれる腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)だと思います。
図の部分が擦れて痛みが出ているものと思います。
医者は間違いなく安静にしろというでしょう。
安静することは間違いではありません。
さてここからは私の持論です。
今回膝が痛いのは、自己の限界を超えたためです。
安静にすれば、痛みはひきますが、また同じレベルでひざが痛むこととなるでしょう。
自己の限界を超えるためには、限界を超えるレベルの練習が必要です。
完全に痛みが引いてから練習していては、それこそ毎回週休6日になるでしょう。
レベルの向上は望めません。
痛みから故障への見極めは最初のうちは難しいですが、痛いときに練習し、体感して会得するしかありません。
つまり回復途上の痛みであれば、むしろ練習する意味が大きいと思います。
ただし走るときは痛みから逃げずに走るようにしてください。
崩れたランニングフォームで走ることは無駄であるばかりか、別の個所を故障してしまいますから。
「人類は弱肉強食の世界を二足歩行で進化した。偉大な祖先の遺伝子を持っているからには、自分の適正な体重で前進するだけのランニングでひざが壊れることはない。」(あるスパルタスロン完走者の言葉)
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かずさん、
最後の、あるスパルタスロンの完走者の言葉、が胸に響きました。
実は僕も今膝の内側が痛くて走れる状態ではありません。たぶん鵞足炎だと思います。
でもここで練習ストップしたくないので、やれる事は頑張ってやろうと思います。
投稿: takeshi | 2014年2月14日 (金) 23時30分